2024 NEW YEAR EXHIBITION -ふゆはつとめて-
1.17(水)~28(日)
Closed 1/19(金)、24(水)
◆小川沙織(ガラス・キルンキャスト)OGAWA Saori
@saori.glass
◆財田翔悟(日本画) TAKARADA Shogo
@takaradashogo
https://konekonokeito.wixsite.com/t-shogo
◆本田貴哉(日本画・水彩画)HONDA Takaya
@hontaka45
◆8BLANKS/引馬英人(雪板)HIKIUMA Hideto
@8blanks
http://8blanks.com/
◆たびのそら屋 @tabino_soraya
新年の展覧会は、お正月のいろいろがひと段落した頃合い、
1月17日(水)開幕です。
雪の具合にハラハラして過ごすこの季節。
仕事日も休日も雪かきに追われ、身体を傷めた日を思い出すにつけ、
今年は穏やかでありますように… と願いながら過ごすひとは少なくないと思います。
私も雪景色や雪道を歩くのは大好きなのですが、年々衰える筋力や、
昨年のようなドカ雪を思うと、冬の展覧会の組み立ては悩ましく、
憂鬱でさえあるのは正直なところ。
でも、そんな冬を、やっぱりたのしみたい!
だってそれは毎年やって来るのだから。
ここに暮らしているのだから。
2023.12.18 初雪
清少納言は「枕草子」の中で言いました。
「冬はつとめて。雪の降りたるは、言ふべきにもあらず。」
「ふゆは早朝がよい」ですって?!
「雪の降っている朝は言うまでもない」。。。
雪の朝は早起きをしないと雪かきが間に合いませんよ。
でもほら、白い世界が変化してゆくうつくしさをごらんなさい。
そんなご進言でしょうか。。
2023.12.23
早朝の写真はありませんよ(=゚ω゚)ノ
寒いのも早起きも苦手なのです。
(ブログ書きに興じて明け方になって寝ることは、あります)
そんな私が、
”つとめて”上等!
この冬はこれまでとは違うことをしてみましょう、
新たなたのしみをみつけましょう、
というきわめて前向きな気持ちで企画した展覧会は、
大変、こころ踊る出展者の顔触れとなりました。
新年、あらたなふゆのたのしみを。
財田翔悟さん(日本画)は、今年2023年1月の展覧会《On Your Mark》から丸1年。
前回、観たりなくて2度目のご出展をご依頼しました。
前回のご紹介はこちら⇒★
人物画の大作が印象的ですが、実は風景画も大変魅力的。
その画面を直接、しかも長岡でご覧いただくのは貴重な機会になると思います。
どうぞお見逃しなく。
本田貴哉
本田貴哉さん(日本画)も、記憶に新しい2023年4月の《BLUE》展に続いて2度目のご出展。
前回のご紹介はこちら⇒★①影 ★②空
その時は、夏の日差しを感じる「影」が印象的な作品と、晴れ晴れとした春の青空の作品をご出展くださいましたが、それらと併せて、私が初めて作品を拝見した折に魅了されたのは、この轍を描いた雪景色でした。
本田さんが描く、冬にしか出会えないうつくしい光景。
この地の宝物と、出会い直したい気持ちです。
財田さんと本田さん、それぞれの「日本画」の技法や表現に、
同時に出会えることも大きなたのしみです。
鷲尾顕一
そして初出展となる御三方。
鷲尾顕一さん(写真)は、こころを貫くような山岳写真をInstagramにアップしておられます。
こちらはもう、寒いとか眠いとか言う次元ではなく、、、
なんなら、ご来光を目指して眠らずに登ります、とのこと。
素晴らしき写真もさることながら、この景色を目指して山へと向かう、
その人、その心持ちに出会わせていただきたく、出展をご依頼しました。
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この1年は「写真」「写真家」との出会いが印象的でした。
2023年9月の《COREs/ep.1》では小川愛咲子さん⇒★
10月の《Progress》では坂井優斗さん⇒★
そのおつながりで新潟市で活動するtangoさん⇒★
などなど。。。
「写真」や「カメラ」もまた特有の世界。
作品や”撮る人”と出会いながら、その表現や関り方の多様さに親しんでいる途中です。
2024年も「写真」をめぐるうれしい流れは続きます。
どうぞお楽しみに。
8BLANKS/引馬英人
昨冬、「雪板」なる冬の愉しみがあること、
それを発信しているひとのいることを教えていただきました。
フリーフットの「雪板」は、スノーボードとは異なり専用靴が不要で、
板以外の特別な道具は要らない、比較的新しいウィンタースポーツとのこと。
引馬英人さん(雪板)は、舞台芸術の仕事も手掛けつつ、
悠久山に工房を構えて雪板の制作と普及活動などをしておられます。
Instagramにアップされている動画をぜひご覧いただきたいのですが、子どもたちがたのしそうに滑る様子に興味を惹かれつつ、板面に描かれたものにArtを感じてお話を伺ったところ、その制作や活動に込められた思いは、想像を超えたところへと広がっていました。
実際の雪原ではただただ楽しく戯れていただくとして、
もう滑走はしない年頃の私と同世代以上の皆様にも、
雪国・小千谷生まれの若者が発信する世界に、出会っていただきたいと思います。
(というか鷲尾さん同様、引馬さんについても、私が出会いたい!😊
小川沙織さん(ガラス)は、長岡造形大学卒業後、昨年度まで教務補助職員として勤務。
昨年の「教務補助職員展」(財田翔悟さんもご出展)で、壁面展示の作品をご覧になった方もおられると思います。
今回はキルンキャスト※の技法を用いた器や小物の他、「教務補助職員展」で展示されたシリーズも一部、ご出展くださる予定です。
記憶に残る素敵な作品でした。改めて拝見できることがとてもうれしいです。
※キルンキャスト/ガラスの透明感を生かした鋳造法
2022.11 長岡造形大学/教務補助職員展
小川沙織さんは、ガラスのワークショップも開催してくださいます。
雪の日になるかもしれませんが、そんな日に出かける愉しみごとにしていただきたく✨⛄
【小川沙織 WORKSHOP】 ◆1/23 定員に達し受付を終了いたしました
ステンドグラスの技法で小さなアクセサリーをつくります。
(今回は大人の方のみです)
◎30分ごと2名ずつ/ご予約優先/料金1,500円
◎開催日 1/22・25
◎時間 13:00~15:30(最終受付けは15:00)
▶お申込み
・たびのそら屋 md.tabinosoraya@gmail.com もしくは、
・小川沙織さん Instagram・ワークショップ専用アカウント @niniko___n
◎お名前・お電話番号・13時から15時までの30分刻みで、ご希望の開始時刻をお知らせください。
年明けを思い描いてウキウキしつつ、
まずはこの一年を大切に締めくくります。
仕事納めまで、私もいましばし追い込みです。
ので、今宵はまだシメのご挨拶はいたしません🌛see you✨