2020年3月30日月曜日

作家在廊予定

2020 SPRING EXHIBITION - izumi -
無事に開幕いたしました



この状況の中、催しとしての「アーティスト・トーク」は中止しましたが
4名の作家が在廊する中、多くのご来訪をいただき
一同大変うれしく、励まされた開幕でした

在廊はできなかった大橋絵里奈さんも、オープン前の時間にはお越しくださり、
埼玉からご来訪の岩田圭音さんと、参加メンバー全員が会えたのもうれしかったこと


会期はこれから4/12まで、2週間たっぷりと
※4/1(水)9(木)は休廊日です
OPEN  11:00~17:00 ※最終日は16時まで


換気と、いつもより少し離れた距離を心がけつつ

平日はゆったりです

どうぞぽつり、ぽつりと、お出かけください




【作家在廊】
※この情勢を鑑みて、ご本人あるいはご家族の少しの風邪でも大事をとる方向で、
予定を変更する場合もございます、どうぞご容赦ください

◆岩田圭音 28・29(各終日)
◆さいとうようこ 28・4・12(※都合により予定変更になりました)
◆中村紗央里 28・29・4・12(各終日)2・3・7・8・10(各時間未定)
◆不破妙子 28・29・4・12(各終日) 他不定・随時       
◆大橋絵里奈 4・12(各午後から)




開幕に合わせて咲いてくれたかのような "maison" 裏の桜

周辺よりもだいぶ早くに開いた花たちは、 
かわいそうに、日曜にはまさかの雪に見舞われたのですが

こういう年もあるよねと

悠々と構えているようにも見えます

寒の戻りの中でゆっくりと咲き進みながら
今、七分咲きくらいでしょうか

花びらに鳥たちを招き
窓の外にも賑わいをもたらしてくれています



この場所のすべてに感謝です




2020年3月28日土曜日

izumi 展 05 中村紗央里さん

中村紗央里 ( NAKAMURA Saori )写真




1985年 千葉県生まれ、長岡市在住
日本大学芸術学部卒業
https://www.facebook.com/saori.nakamura.39566


◆個展
2014 静かなところにきた (Gazio / 茨城)


◆グループ展
2010 コミュニケーション展 ( 明るい部屋 / 東京 )
2013 NTMY TAIPEI EXHIBITION  ( 61NOTE GALLERY / 台北 )
2013   NTMY TOKYO EXHIBITION( KATA GALLERY / 東京 )
2015 HUNGRY LIMITED EDITION( tokyoarts gallery / 東京 )
                                                  ( ozasahsvashi_project / 京都 )


◆フェア
2014 NY ART BOOK FAIR  (MoMA PS1 / ニューヨーク )





◆作家メッセージ


はじめまして。中村紗央里です。

先日搬入を終え、まっ白のそら屋さんのキャンバスにizumiの色がつき
とても鮮やかな空間になったと感じました。

私の作品は大まかに「見ることとは」「感じることとは」をテーマにしており、
写真だからこそ表現できる画を求め、日々制作をしています。
今回は写真作品を2シリーズ展示します。
それぞれのコンセプト詳細は資料にし、無料配布いたします。

そのほか、過去作品のポートフォリオも設置しております。
また、展示作品販売と併せ、今回のために制作した手作りのZINE(リトルプレス)の
販売もいたします。(過去作品のZINEも販売します)
ぜひご高覧ください。

慌ただしいご時世ですが、ここにいるときだけでも
春のさわやかな陽光のなかizumiの色に酔いしれるような時間
お過ごしいただければうれしいです。

おまちしております。




◆ギャラリーより

この度の「 izumi 展 」にインスピレーションを与え、企画の発端となってくださったのが、中村紗央里さんです

その想いはまた改めてお伝えできたらと思いますが、
作品やご本人にお会いしていただくと、きっと即座に感じていただけることと思います

会期中、たっぷりと在廊してくださいます
予定は追ってアップいたします


***

社会的状況は依然、楽観視できるものではなく、
様々な困難に見舞われている方々がいることを思うにつけても、
諸々を慎む方向に行きかけるのですが、

タフに
笑顔で
人の手が生み出す希望や、あたたかいものに近づきたいと思います

maison de たびのそら屋、3度目の春の展覧会「 izumi 」
ひんやりとした週末ですが、桜のつぼみが保ってくれると期待して
感謝を込めて本日28日、開幕いたします

4月12日まで、2週間の長い会期です
よき日にゆっくりとお出かけいただき、ご堪能いただけましたら、
大変ありがたく存じます

maiosn de たびのそら屋


2020年3月27日金曜日

izumi 展 04 不破妙子さん

不破妙子 ( FUWA Taeko )漆器・彫刻





1988年 上越市生まれ
2011年  長岡造形大学 オブジェクティブアートコース卒業
2013年  長岡造形大学 造形研究科  彫刻 修了
2013年  塗師  赤木明登氏に師事
2017年  年季明け
2018年  独立   長岡在住


◆グループ展

2011年  「ウラニワストーリィ」 SAKuRA GALLERY(江東区)
2011年  「ONE Mart  EXPRESS  Ⅷ 〜 10人の表現」新潟市美術館市民ギャラリー(新潟市)
2012年    二人展「サングリア」  ギャラリーmu-an(長岡市)
2019年4月 「はな・みず・き」 Gallery&Cafe VUCA(新潟市)
2019年6月 二人展「-日々-」 長岡市栃尾美術館市民ギャラリー(長岡市)






◆作家メッセージ


展覧会開催が危ぶまれていましたが、全員の「とにかくやってみよう」の気持ちで
ここまで来ることができました。
作家メンバー、見守ってくださっているみなさんのおかげです。
ほんとうにありがとうございます。

izumi 展に足を運ばれたみなさんにとって、
ちょこっとでも心の窮屈がほぐれるひと時になったらいいなと思っています。
作家それぞれの、こころの色をどうぞご高覧ください。

不破






◆ギャラリーより

2年前の春、石川県輪島での修行を経て、学び舎「長岡造形大学」のある長岡市に戻り、工房を構えた不破妙子さんは、
私にとって、この町内で同じタイミングで暮らし始めた親しき「お隣さん」でもあります

職人としての厳しい心構えや技術を身に着けたのち、どう身を立てていくか、
そして本当にしたいことは何か、模索してこられた2年間だったと思います

グループ展、二人展、大学内のイベント出展等に向けて、つくり続け挑み続ける中で、
何かを掴んだご様子を感じたのは昨秋の頃のこと
ぜひ、どんどん形にし、世に送り出していただきたく、この度ご参加いただきました

***

この2年は、私にとっても模索の日々でした
にわかにギャラリーを営むことになったものの、馴染みのない環境で、お客様の方がこの場所や住まいのことを知っていて(苦笑)
自分の家ではないような、自分の店でもないような、、、いつまでも旅をしているような(それはそれで私らしいと思っていましたが)複雑な心境を過ごしてきました

「ギャラリーをやっています」と名乗るのも落ち着かず、自分でも首をかしげたくなるような心境が、少しずつ変わったのは、やはり、昨秋の頃かもしれません

私も、それはひとえに作家の皆様と、足を運んでくださるお客さま、
励まし見守ってくださる全ての方々のおかげと、心底思っています

***


「漆職人」ではなく、漆をひとつの表現の手法とした「彫刻家」でありたいという不破妙子さん
新たな境地の「彫刻」と、木と漆に愛着の湧く実用のトレーをどうぞお楽しみに

※漆のトレーは数に限りがありますが、追加でオーダーをお受けできます



2020年3月26日木曜日

izumi 展 03 大橋絵里奈さん

大橋絵里奈 ( OHASHI  Erina ) イラストレーション




1988年1月 見附市生まれ/同市在住
2010年3月 長岡造形大学 視覚デザイン学科を卒業
在学中から現在まで「夢と現実を彷徨する少女をテーマにイラストレーション」を描いています。


◇個展

2012年5月 「私たちは夢のなか」(小羊画廊/新潟市)
2013年10~11月 ミニ個展「林檎料理」(ラ・ボントーン/長岡市)
2015年7月 「メメント・モリ」(art Truth/横浜市)
2016年年11月~12月 「エーテルのしづか」(ギャラリーみつけ/見附市)


◇グループ展

2009年4月 「硝子の庭」に出展(ギャラリー創/長岡市)
2010年3月 「エックス展~若きクリエイターたちの自由表現」(gt.moo gallery/新潟市)
2011年3月 「エックス展~若きクリエイターたちの自由表現Ⅱ」(新潟市美術館市民ギャラリー/新潟市)
2012年7月 「エックス展~若きクリエイターたちの自由表現Ⅲ」(新潟市美術館市民ギャラリー/新潟市)
2013年4月 「フラワー展」(小羊画廊/新潟市)
2013年8月 「横浜奇想サーカスその4」(artmania cafe gallery yokohama/横浜市)
2013年9月 「小羊画廊の羊展」(小羊画廊/新潟市)
2014年7月 「ニイガタからの風」(art Truth/横浜市)
2016年4~5月 「animals アートな動物園展 at mitsuke 」(ギャラリーみつけ/見附市)
2016年12月 「闇を纏いしものたち」(アトリエ空白/大阪市)
2017年6月 「flowers-15人のさまざまなアーティストによる「花の表現」」(ギャラリーみつけ/見附市)
2018年1月 「思い思いのプロフィールⅡ」」(art Truth/横浜市)
2018年12月 「エックス展~若きクリエイターたちの自由表現Ⅸ」(たびのそら屋/長岡市)
2019年12月 「エックス展~若きクリエイターたちの自由表現Ⅹ」(たびのそら屋/長岡市)






◆作家メッセージ

学生時代からずっと「夢と現実を彷徨する少女」をテーマにしています。
私の日頃考えていることや、夢、素敵だと思うことを、絵の中の少女達に託す気持ちで描いています。

展覧会テーマが「izum」ということ、また冬の個人的に忙しない時期に制作していたこともあり、春を待ち焦がれる気持ちが意図せず表れているようにも思います。

画材に関して、普段はアクリル絵具ばかり使っていますが、今回は久しぶりに鉛筆でも描いてみました。
是非ご高覧いただければ幸いです。




◆ギャラリーより

当ギャラリーで開催された2018年の「エックス展Ⅸ」で出会った大橋絵里奈さん
拝見した作品の、得も言われぬ世界観と筆致は、私の中に忘れがたいインパクトを残しました

独自の描きたい世界を既に確立しておられるように感じる大橋さんですが、
2019年12月の「エックス展Ⅹ」の折、多くの作家の中で受ける刺激があると話してくださった様子は、
まさに今、湧き出る泉のように感じられ、にわかに今回のご出展を依頼しました

今後も折々に拝見したいと願っています
変化していく「今」の作品を、どうぞお楽しみに


※開幕初日には在廊くださる予定でしたが、都合がつかず不在となります
新たに在廊可能な日程が決まりましたら、告知させていただきます


2020年3月25日水曜日

izumi 展 02 岩田圭音さん


岩田圭音 ( IWATA Tamane )銅版画と装身具






1974年生まれ、埼玉県在住
多摩美術大学 絵画科油画専攻 卒業
東京都立大学大学院 人文科学研究科仏文学専攻 修士課程修了

2008年~2014年
銅版画家・作田富幸氏に師事(「版画工房インタリオ」に通う)


ブログ「水銀ノ猫」
https://le-chat-de-mercure.themedia.jp/
https://www.instagram.com/suiginnoneko/






◆出展

2011 The 10th Lessedra World Art Print Annual 2011
2012 Ⅸ International Graphic Competition for Ex Libris Gliwaice 2012
2013 日本蔵書票協会第3回公募展
2015 Ⅺth International Ex Libris Competition
2016 真鍮・洋白を使った、凹版画と装身具制作を始める
2017 まるカフェ「月の小径」展
2019 「工房からの風」出展
2020 ヒナタノオト「灯し、照らす、4人の仕事」





◆作家メッセージ


岩田圭音と申します。
この春、「izumi 展」に出品させていただけることを、とても嬉しく思います。

私は、銅版画を嗜んでいた経験から、真鍮や洋白を素材にした凹版画と、その原版を装身具(主にブローチ)に加工した作品を制作しています。

今ある作品の形は、自分の2つの体験に基づいています。
一つは、銅版画を制作している時に、腐蝕によって刻まれる金属上の繊細な線や凹凸に魅了されたこと。
もう一つは、小さなメタルに緻密な絵付けが施された、アンティークのポーセリンブローチに魅了されたこと。パターン化された紋様ではなく、絵画レベルで描き込まれている肖像画のアンティークブローチを見て、「絵」が装身具になっていることに感動したことがありました。

つまるところ、私の作品は、紙に刷った版画だけでなく、版画の原版も作品にしたい、それに加えて「絵」を装身具にしてみたい、という「思い」が「形」になったものです。
小さな画面ではありますが、ひとつひとつニードルで「描く」ことを大切にしています。
会場へお越しの際は、「版画のような装身具」に顔を近づけて、間近でご覧いただき、細部まで楽しんでいただけたら嬉しく思います。





◆ギャラリーより

出逢ってからまだわずか数年ですが、ぜひお招きしたいと願っていた作家さんです

ご出展作品は、凹版画と装身具(ブローチ)に加工した原版のセット、
上記メッセージにしたためられた通り、その両方が彼女の表現したい世界です

1点、1点、極細のニードルで「手描き」された、草花をまとった高貴な"猫爵”たちの他、
鹿、兎、水鳥、そして人物が描かれた作品も大変素敵です

私と同じく近年の「三条クラフトフェア」や「長岡クフラフトフェア」で圭音さんに出逢い、
作品とお人柄に魅了された方も多いと思います

屋外の会場とはまた異なる静かな会場で、改めて、その世界にじっくりと触れていただけたらと思います

圭音さんは開幕冒頭の二日間、遠方より在廊してくださいます
たくさんの方に特別な出逢いとなりますように


2020年3月24日火曜日

izumi 展 01 さいとうようこさん

3月28日開幕の、春の展覧会・通称「izumi 展」
作家の皆様から寄せていただいたメッセージを、プロフィールと併せて順次ご紹介いたします(敬称略)

※うつくしい掲載画像は作家提供です
今回の出展作品とは異なるものも含まれますのでご了承ください

*****************


さいとうようこ ( SAITO Yoko ) ミクストメディア

1967年 新潟生まれ
1987年 女子美術短期大学造形科卒業
1989年~東京、神奈川、新潟、台湾などでグループ展に参加
1997年 東京、大阪、新潟、台湾などで個展を開催  

ブログ「砂浜さんぽ」
https://blog.goo.ne.jp/saito-yoko
https://www.facebook.com/yoko.oleo
https://www.instagram.com/yoko_saito_artwoks/




◆個展

2001 羊画廊(新潟市)
2005・2007・2011 ギャラリー十三代目長兵衛(柏崎市)
2005 曽我平澤記念館(新潟市)
2005~2010 羊画廊(新潟市)
2005・2008 ピガ画廊(東京・南青山)
2006 ギャラリー五風(大阪・茨木)
2019 ニカイgallery(新潟市)
2019 BAUHAUS666(新潟市)





◆作家メッセージ


izumi展に寄せて

* * *

描くこと、作ることが、年々楽しくなっています。

そして、ガラスの瓶に入れて流した手紙のように、
誰かに届きますようにと願って発表を続けています。

私の作ったものが、
誰かの心の胃袋を満腹にはできなくても、
小腹が空いた時のチョコレートくらいになれたらうれしいです。

* * *

「maison de たびのそら屋」には初出品となります。
今回の展覧会は、それぞれの技法をひと捻りした作家たちの作品が面白いです。

* * *

不要不急の外出を避けたほうが良いこの春です。
お越し下さる皆様も、ご無理なさいませんように。

* * *

さいとうようこ




◆ギャラリーより

ここが「ギャラリーmu-an」だった当時から、私以上に長い年月
柿川べりのこの場所をご存知のさいとうようこさん

2年前の開廊企画展にもご参加いただきたかった作家さんのおひとりです
この度、念願叶ってのご出展作品たちは、いずれも愛らしいのに貫禄たっぷり

どんなときにも、大丈夫、と笑顔をくれるような作品たち


静かに開く時を待っているかと思いきや・・・




もう駆けまわって、にぎにぎです!!



2020年3月23日月曜日

3/22 搬入そして開花

かつてない様相となった冬から春への日々、
皆さま、いかがお過ごしでしょうか

3月22日
たびのそら屋では28日からの展覧会に向けて、作品の搬入・展示作業が行われた一方、
窓の外では桜が開花し(てしまい)ました!(早いです!)




内にも外にもとどまることのない勢いが溢れています

素晴らしい作品が集いました!




まだ作業途中で全容をお見せすることはできませんが
うれしさも溢れて少しだけ・・・




2020 SPRING EXHIBITION - izumi -

3月28日(土)~4月12日(日)
※4/1(水)9(木)休廊日

OPEN  11:00~17:00 
※最終日は16時まで




開幕初日に予定していた「アーティスト・トーク」は
先のお知らせの通り 中止 といたしますが

初日は作家5名全員、元気に在廊してくださる予定です

(会期中の在廊予定は後日改めてアップいたします)




地に足をつけ、惜しみなく手を動かし、心は無限にはばたける「泉」たち

その作品の発する力に
触れていただきたい展覧会です


ご堪能いただける平穏が、皆さまの元にありますことを願って


開幕までのカウントダウン





◆新型コロナウイルス対策について

現段階では、換気、対話時の適切な距離、「咳エチケット」 ※厚労省サイト参照→
そして目・鼻・口を触れる時の自身の手の衛生管理(手洗い)を基本と考えます


・ギャラリーでは、館内換気と出入口ドアノブの清掃に努めます

・お客様の手指のアルコール消毒は必須といたしません
 必要に応じて遠慮なく、ハンドソープのある洗面所をご使用ください
 (手拭き用ペーパーのご用意はありません、各自のハンカチをご使用ください)

・触れていただける作品については、ぜひお手に取っていただき、
 質感など細部にわたる作家たちの技巧をおたのしみください

・喫茶室は通常通り、お飲み物のみの提供で営業いたします
 従来通り、基本的な衛生管理に努め、体調不良の場合は喫茶営業を休止します






メゾン裏の桜は、柿川にせり出した枝先から開花しました

日当たりの違いで、対岸の大樹たちはまだまだの様子

ギャラリーの窓に近い枝先も、今しばし待ってくれるように思われます

咲き出したら1週間、と言われますが
閉幕まで僅かでも咲き残ってくれるでしょうか…


いつもより外の観察に熱心になる季節です


いつもより深呼吸しながら


長岡で3度目の春を迎えます






2020年3月4日水曜日

「アーティスト・トーク」 のみ 中止のお知らせ

2020/3/4
春の展覧会について、今日現在での変更をお知らせさせていただきます

①3/28からの「izumi展」は、
予定通りの開催を目指して準備を進めています


②3/28に予定していたアーティスト・トークについては、
残念ながら中止とさせていただきます

※各作家の在廊予定は、直前になると思いますが、
決まり次第、こちらでお知らせいたします


③喫茶室でのお飲み物の提供については、
中止も視野に入れつつ、状況を冷静に判断しながら対応していきます




2020/3/28~4/12
SPRING EXHIBITION - izumi -



【当ギャラリーの判断について】

各地のイベント中止や美術館等の休館、主催者や事業体の苦渋の決断が報じられる中、
当ギャラリーでも、5名の出展作家の皆様のお気持ち・ご意見を伺いながら、
対応を検討いたしました

結果、今展覧会の内容と、通常のご来場規模と、換気のできる館内環境をふまえて、
現段階では「現状程度であれば展覧会自体は予定通り開催」というのが
現段階での、全員一致するところの判断です

アーティスト・トークについては ※
ここ数日で改めて注意喚起がなされているのを受け、
「長時間の密閉空間の共有」となりうると考え、本日、中止を決断いたしました

※配布済みのDMには記載されていますが、どうぞご注意ください


状況の変化によって更なる変更の必要が生じた際には、
また速やかにお知らせさせていただきます

事態の収束を願いながら、まずは感染防止のために呼びかけられている

①きちんとした手洗い・手指の消毒
②長時間の密閉空間共有の回避

平素のこれらを心がけ、今なすべきことにつとめたいと思います




それにしても、

ここから先を一番お伝えしたいのですが、

当方、作家陣の肝の据わっていること!!


先行きのわからないこの状況の中、開催について相談したところ

それぞれに異なる家族構成や日頃の仕事・暮らしの中で、
同じように不安や、判断に迷うところはありながら、

なすべきことは制作に向かうのみ、と


細部の思いに個々の違いはあれど、
開催に向けての揃ったお気持ちを頂戴しました


世のどの作家・クリエイターの皆さまも手を休めてはいないと思いますし、
会場を運営する皆さまの苦悩も、本当に他人事と思えない気持ちで
その決断のひとつひとつを受け止めているのですが

こうして立場上、身近なところで、
作家の方々の力強さを改めて感じさせていただけることが、
私には本当にありがたく、しあわせなことだと思い、
ここでお伝えせずにはいられません



静かに、こんこんと、湧き出ずる泉たち

彼女たちの指先、まなざしから生み出されるものたちと
出会っていただける春を願って

皆さまもどうぞ健康にご留意のほど
元気に再会できますように


2020/3/4
maison de たびのそら屋