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2024年6月6日木曜日

庭のいろいろ/アシナガバチのつづき

アシナガバチの生態を知って、共存を心がけようと思っていることを5月に書きました⇒


その後、比較的涼しい日が続いて、見かけないな… と思っていたところのある日、
中庭方面でヒヨ(ドリ)が騒がしいので見やると… 嗚呼っっΣ(゚д゚lll)





アシナガの古巣が落ちています!



これが前のトピックスに書いた「海水浴場にありそうなシャワーヘッドサイズの立派な巣」。


2年前に作られたもので、だいぶ風化しており、
少し前の強風の日に落ちたことも考えられますが、

おそらく今しがた姿を見せていた、このところにぎやかなヒヨペアが、
空き家と知らず守り人のいない巣をつついたのではないかと。

ヒヨドリは蜂の天敵でもあります。






と、書きながら、、、
サイズをお伝えするべく並べて撮っていた小物がどちらもトリだったということに
気がつきました。 そんなつもりでは…😂






アシナガや、、、ここはトリだらけ。。。

安全ではないかもしれないよ🐝💦🐤






そうかと思えば、裏の石垣上にすっかり茂った草を刈り始めたところ、
ブーンと飛び立ったのは(多分)スズメバチΣ( ̄ロ ̄lll)

こちらもまだ女王蜂単独で営巣中でしょうか、、、 セーフ?

桜の根元には巣をつくるのによさそうな割れ目があって、
こういう中に巣を作ったりしないのかと毎年気がかりなのですが、
去っていったところを見ると、今のところ、営巣はここではない?

もっかハゼノキが花盛りなので、そちらがお目当てなのかもしれません。

調べたら、スズメバチも、アシナガバチも、ミツバチも、
ハゼノキの花も好きらしいし ⇒知らない方の note 

ヤブガラシの花にも集まるのだそうで、、、ありますヤブガラシ!自生してます。

ハチ画像でます⇒ 都市のスズメバチ

サザンカもあるし、お隣さんのエリアにはヤツデもあります。

これはもしかして蜂たちにはうれしいエリアでしょうか?


それは鳥たちにとっても楽園🌸🐛🐝🍒✨🐦


その中に居させてもらっているという気持ちです🏡



2024年5月12日日曜日

庭のいろいろ/アシナガバチとウッドデッキの話

春の展覧会ではみごとな花景色を見せてくれた裏の眺めは、
連休の間にハゼノキと桜が勢いよく生い茂り、すでに初夏のような木陰となりました。




いい季節を謳歌するのは様々な虫たちも同様です。

川べりのグミノキが満開だった4月には、クマバチがちらほら、
気温が上がった昨日は、今シーズン初のアシナガバチも見かけました。


え、Σ(゚д゚lll)  ですよね。

私も、アシナガバチは色や顔つきが凶暴そうで、反射的に「コワっ」と思っていましたが、
最近出会ったサイトでその生態を知ったら、心持ちがすっかり変化しました。


むやみに恐れなくていい(正しく恐れる)ことを知る、というのは、なんという安心感でしょう。


たびのそら屋で遭遇するかもしれない皆さまにもご参考にしていただきたく、ご紹介いたします。






一株だけある自生のオオアマナ


山形県の安藤竜二さんのHP、ぜひご覧ください。
(蜂の画像が苦手な人はご注意ください。)


アシナガバチ畑移住普及プロジェクト→ https://ameblo.jp/asinagapj/

Xアカウント→ @asinagabee

安藤さんは、アシナガバチを農業における益虫として見直し、生態を紹介するとともに
人間の生活領域に巣ができてしまった際には「移住」させることを提案しておられます。

これまでにもいろんな媒体で紹介されているので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません⇒

HPのトップ画面に掲載されているご著書『知って楽しむ ハチ暮らし入門』(安藤竜二 著/ 農文協)は、
コメリ書房北長岡店さんの目立つところに置いてありました。





飛来した実生の植物
もふもふしてかわいいので育てていたら、
小さな花が咲きました

サギナ(アイリッシュモス)
名前はモスでも苔ではなくナデシコの仲間



安藤さんによると、5月~6月の季節に見かけるアシナガバチは「母蜂」で、掴めば刺しますが、あちらからは決して襲ってこないそうです。まだ働き蜂もいないため一人で巣作り&子育てをしている最中で、戦っている暇はないし戦って死ぬわけにもいかなくて、「逃げるが勝ち」の心境だとか。

要注意なのは7月から9月。

「7月に働き蜂が生まれると、近づいたり、ぶつかったりすると襲ってきます。子供を守るために襲ってくるので、巣がない所で働いている蜂が人を襲ってくる事もありません。9月中頃になれば、子育てを終えて、針を持たないオス蜂と来年の母蜂だけの家族になるので、どんなに巣に蜂がいても襲ってくることはありません。」

◆「春のアシナガバチQ&A」を読むだけでもかなり安心感UP ⇒


 

休廊中はウッドデッキ修繕のためのペンキ塗りも



1年越しの懸案はウッドデッキの三角ゾーン

直線部分は少しずつ直してきたのですが(オットが)、
三角ゾーンは土台の老朽化が激しいため、大工さんのお世話になることに。

DIYするつもりで購入してあった木材を再塗装して、
黄砂で汚れたデッキを洗い清めて、翌日の作業を待つ夕暮れ。






張り替え予定の板に育ったモスとの別れは少々さびしく




救出しちゃおうかなーー 


こうした苔類・菌類がウッドデッキを朽ちさせてきたわけで
ちいさく限られた場所にあってくれればかわいい、という身勝手な思い、、、






たびのそら屋では青もみじがうつくしい中庭が、アシナガバチに人気のスポットです。

水場が近く(メダカ池)、雨がしのげて(軒下)、緑ゆたか(餌となる昆虫がいる)で、
天敵の鳥がいない。(鳥は警戒心があるので中庭までくることは稀です)
確かにこれは最高の環境でしょう。

たびのそら屋のアシナガバチ遍歴は、さかのぼること4年前。

中庭に巣ができていることに驚いて、生態のことはよく調べもせず、
駆除の方法だけを調べて、かなりかわいそうなことをしてしまったのは私たちのトラウマ。

それを踏まえて、2年目に営巣された際はオットがアシナガと何か約束を交わしたらしく、
海水浴場にありそうなシャワーヘッドサイズの立派な巣ができましたが、無事に共存。


とはいえご来訪のお客様に影響があるのは避けたいので、
3年目は営巣自体を未然に防ごうと、手元に残っていた薬剤を散布したところ、、、
大事にしている生きものに被害が及んでしまって大ショックΣ(゚д゚lll)ガーン

誰が一番凶暴かといえばワタシだ( ;∀;)
という、泣くに泣けない因果応報な事件があり、、、

それも踏まえて迎えた4年目の昨年は、前年の薬剤が効いているのか中庭には営巣せず、
エントランスの天井の鉄骨内に巣づくりしたのか、出入りするのを見かけました。

そこ(鉄骨)は真夏には熱くなるよー と言ったのは届いたかどうか、、、





昨年7月の健やかなメダカ池
毎年、田中幸男さんがご自宅の水槽から分家してくださいます


そんなふうに、蜂を怖がりながら、自分の邪悪さにたじろぎながら、
今年も悩ましい季節がやってくる… と思っていたところの安藤竜二さんとの出会いでした。


毛虫やカメムシなど、私にとってうれしくない昆虫を捕食してくれたり、
攻撃性のあるスズメバチと競合してくれるアシナガバチ。

お迎えする気持ちの準備はできています🐝🌿🐤

安藤さんが提唱するような「移住」をさせるところまではできなくても、
営巣チェックをまめにして、至近距離に巣ができかけたときには、
蜂人生のやり直しがきくナルハヤで「ココダメ」を伝え、
薬剤をつかうことなく、ほどよい距離で共存できますように。

´)((キリッ・´)((キリ





大工さんの作業一日目が終わった夕暮れ

浮いた板2枚と、朽ちた部分の土台が取り換えられただけで
すでに清々し✨






床が張られて仕上がるのは開幕前日の予定ですが、天気予報は雨。

しばらくこの状態でもノープロブレムのうつくしきプロのお仕事。
安心してお任せです🌈


******************


❖ 5/13 追記 ❖

週末の暑さから一転、開幕前日はなかなかの雨天になりましたが
そんな中、大工さんは予定通り、早々ときれいに仕上げてくださいました✨🙏





プロの仕事が加わって、新旧様々、パッチワークのようになっていますが、
自分たちでできることはなるべく、のDIYの苦心や、
ここで過ごしてくださったお客様たちの語らいの光景、
時折来訪する小動物たち(野鳥、迷い猫、ハクビシン、謎の金色のふわふわ、昆虫いろいろ等々)の記憶とともに、いとおしきウッドデッキの歴史です。






2021年4月7日水曜日

3周年と通算10年(長文です)

 2021年4月6日(火)
「maison de たびのそら屋」は開廊3周年を迎えました。



確かなものがないままに、手探りで始まったギャラリーでした。


始動する頃の気持ちを綴った旧ブログ →

今、読み返して、その初心を保って過ごしてこれたことに安堵と感謝。


ともかく、いろんなことが、少しずつ、でした。

ひとつひとつの展覧会を積み重ねることでしか、築けないことでした。



お陰様で、本当に文字通りのお陰様で、素晴らしき展覧会を開催してくることができ、自分なりの手ごたえを感じながら、様々な出来事をたのしめるところまでたどり着くことができました。目指すところはまだまだ遠いのですが、弥彦山でいえば3合目にたどり着いた気分。

(弥彦の表参道ルートは3合目までがつらいのです。ひと汗かいて、ひと休みして、また登り出すポイントです。)


開廊前からお力を貸してくださいました皆様、美術関係の諸先輩方、展覧会にご出展くださいました作家の皆さま、ご来訪くださいました皆様、報道関係および地域の皆様方に、こころから感謝申し上げます。

ありがとうございました。




押見くみこさんの「全力猫」にも全力で応援してもらった3年間。
洗面所でパワー4匹分に増量☆


*****

そして昨秋、「たびのそら屋」の歴史が通算10年を越えました。


◆café たびのそら屋(上越市西城町)2005年4月6日~2012年10月28(7年7ヵ月)

◆喫茶併設ギャラリー・maison de たびのそら屋(長岡市呉服町)2018年4月6日~(3年)


caféを始めた当時「10年」を目標にしていましたが、結婚と転居により7年7か月でひとまずの幕。後ろ髪ひかれることではありましたが、体力的にかなり消耗していたこともあり、10年というのは容易でないことだと感じていました。



それから数年の充電を経て、また「場」を営むことに向けて動き始めた矢先、事業内容は変われどもやりたいことの本質を保ったかたちで新たな場を持つことができ、こうして通算10年の年月を積み重ねることができたことは、本当にうれしいことです。




ギャラリーの3年間は、それ単体の3年ではなく、caféの7年7ヵ月あっての3年だと思っています。

その日々が無ければ私はココにはいなかったし、仮に何かの奇跡で居たとしても、こんなふうに積み重なる日を信じてゼロから営むということは、できなかったと思います。


これまでに関わってくださった皆様に育てていただきました。


caféのスタッフとして支えてくださった皆さま、上越地域の皆さま、これまで出会ってくださったすべての皆さまに、こころから感謝申し上げます。

ありがとうございました。


そしてこれからも、どうぞよろしくお願いいたします。



新潟県の真ん中・長岡市で営むことになり、上越からも下越からもご来訪いただくようになりました。

新幹線駅があることで、県外のお客さまからも訪ねやすい立地と言っていただきます。


決して近い距離ではないと思いますが、これからも小さな旅のような、出会いや再会のある、いい時間をお過ごしいただけますように。





ここからは年月にとらわれず、気負わずに営んでいきたいと思います。
社会情勢も、家族の状況も、自身の体力も、変動することなので。


毎日が一期一会。
また会えればこの上ないしあわせ。


ひとまず今年度も、真夏と真冬を除く月にひとつの展覧会を開催しながら、来年度の準備を進めてまいります。


作家に全力を注いでいただく展覧会、それを開催できるありがたさ、かけがえのなさを、駆け抜けることなく、いとおしみ、満喫したいです。


そしてもう少し、暮らしや家族のことも。。。 

毎年持ち越される未達の目標を思いながら、結局アクセクしている4年目のはじまりですが、見える景色は、これまでとは違ってきたように思います。


皆様にもよい春でありますように。

maison de  たびのそら屋




4/1 対岸からのメゾンの桜

4/3 満開

  4/5 散り始め・ハゼの木の芽が顔を出しました

 4/6 花吹雪




4/7 散るもうつくし

天も地も一斉に芽吹きだし視界がみどりになっていきます。


開催中の春の展覧会 - hope - は
4/11(日)まで。  ※ 4/7 休




2021年3月22日月曜日

コロナ禍の一年

2021年春の展覧会が近づいてきました 。

不安いっぱいで過ごした昨春のことを思い出します。





深刻さを増していく新型コロナの報道から目が離せなくて、オロオロしながら出展作家たちと相談し、気持ちを合わせ、政府や自治体の見解をもとに開催を判断したものの、対策は何をどこまですればいいのか、マスクも消毒液も品薄で高騰し、殺伐としたニュースも聞かれる中、


お客様の気持ちは、、、

作家の気持ちは、、、



起こりうることに備えるのがつとめゆえ、答えのないことを考えて、考えて、、、
 
そして、 動揺を加速したり閉塞感を強める側にならない在り方、を模索しました。



「もしも」を思えば緊張感は途切れることなく、得も言われぬ重圧からくる緊張で疲弊した日々。

(今も解放されることなく厳しい現場に居る方々がおられることを、忘れまいと思います)


消毒液を設置した入り口、不慣れなマスクでのやり取り、それまでより詳細な連絡先を個別の用紙に書いていただいたり、作品についてお伝えする会話も控えがちに、消毒や換気はさりげなくするがいいのか、わかるようにするのがいいのか、、、


疲れました、疲れましたが結果、素晴らしき春であり、素晴らしき一年でした。



模索と緊張の日々の中でちからをくれたのは、

どんなときにもこころ惹かれるものを求めてお越しくださるお客様方と、

自らの表現の追求のために手を止めることのない作家と、

その結実であるひとつひとつの作品と、

変わらず四季の営みをみせる外の緑たち。


ここにあるもの全てでした。



なんというしあわせなことかと思います。


お客様の反応から教わること、励まされることの多さは、翻って私に「アートのチカラ」と、そこにある「希望」を感じさせてくれました。


不確実さに翻弄された一年だからこそ、そんな中でも揺らがないものに出会えたのかもしれず、特別な思いを刻んだ一年でした。



この春も様々に気の抜けない状況が続いていますが、引き続き基本的なことを心がけつつ、マスク越しのスマイルを交わしながら、この場所でできることを大切につとめます。


3月29日(月)11:00~ 春の展覧会「hope」開幕です




3/22 雨上がりの曇天

メゾン裏の桜は遠目にもわかるくらいに蕾が膨らんで、
もうほんのりと赤みを帯びてきました




3/23




もう、カウントダウンです


冬の間、荒涼としていた川べりには
青々とした下草が勢いよく芽吹きだし

柿川の春の はじまりです



2020年12月7日月曜日

「サンタ・プロジェクト」のご紹介

師走、いかがお過ごしでしょうか
たびのそら屋の年内最後の展覧会「細谷晶夫 作品展 -冬の日- 」は、
いよいよ9日から開催です




作品搬入を前に、只今終盤を迎えている素敵な企画
「サンタ・プロジェクト・ながおか2020」のご紹介を
プライベートブログにアップしました

https://tabisora4.blogspot.com/2020/12/1210.html


長岡市内の協力書店さんの店頭で、10日までの受付です



「サンタクロース」になられたお客様、
細谷晶夫作品展にご来場の折にはぜひ、選んだ本のこと、好きな絵本のことなど、
「サンタクロース」のバックヤードトーク、聞かせいただけたらうれしいです




2020年8月22日土曜日

千秋楽「THE ドラえもん展 NIIGATA 2020」等

お盆明けもますますの猛暑日が続き、コロナ対策も継続の日々、
皆さまいかがお過ごしでしょうか




いましばらく夏季休廊中のたびのそら屋ですが、
館内では以前お知らせした ⇒ 「工房このすく」の活動が始まり、
ギャラリー側は閉じていても、工房にはメンバーの出入りがあって、
新たなものを生み出すひとたちの、熱気ある息づかいが感じられます


個人的には、シゴトと暮らしとあれこれしつつ、
折々に展覧会にも出かけたので、ブログでご紹介できたらよかったのですが、
感動が大きければ大きいほど、書き出すと没入してしまうので… 
休暇中は、まずは手足を動かすことを優先させて、ブログ書きは控えて過ごしました


でもひとつだけ、
会期延長されていた新潟県立万代島美術館での「ドラえもん展」
ついに8/23(日)が最終日なのですが( ;∀;)

殊のほか、よかったです!
行くのを迷ってた方はぜひ!




私はドラえもん自体にはそれほど思い入れがないのですが、
好きなアーティスト、気になるアーティストが幾人も参加されてましたので・・・
ミーハーごころも大満足

※館内作品は一部を除いて大半が撮影可でした




初めて生で間近に観れた村上隆作品の圧巻だったこと




奈良さんのコーナーは、ただもうずっと観ていたかったし




しりあがり寿センセイ、
ご出展は映像作品で撮影不可でしたが
すばらしきグッズのおかげで展覧会の余韻が続いています


***


ともかく現代アートの作家たちに唸らされました
東京に行けなくてもこんな素晴らしい展覧会が県内で、
「密」になることもなく、ゆっくりじっくり観れることのしあわせ




万代島美術館の次回展覧会は、10月10日からの「ルート・ブリュック」展
こちらも今から大変楽しみです
昨年、県外を巡回していると知った時、とても惹かれたけれど行けなかったのですが、
まさか新潟で観れるなんて、うれしい!


「大地の芸術祭」の里「越後妻有2020夏」は、一部はお盆で終わりましたが、
(「奴奈川キャンバス」の「風の記憶」展、とてもよかったです!)
今月末まで土日のみ開催中の「ギャラリー湯山」等、要チェックな展示はまだまだあって、
とても行ききれるものではありませんが、
行くことのできた展覧会、そしてその道中を堪能したいと思います

そうしてこの夏のアート・シーンを満喫したら、
さあ、秋を迎えに




2020 SEPTEMBER EXHIBITION 
クラシニトモル

9/10(木)~ 22 (火祝) ※16(水)休廊日
OPEN 11:00~17:00

(会期中の金・土は18時まで・最終日は16時まで)




【出展】

◆イシヤマ ヒロコ  /  ハンドフェルト・七宝

◆vickey'72  /  ランプ・真鍮のアクセサリー・植物のオブジェ

◆齋藤伸絵 / 紡ぎと織りのマフラー・ストール・バッグ

◆星名 泉  /  ガラス


来週は作家と出展作品の一部をご紹介いたします
どうぞおたのしみに


2020年6月21日日曜日

月の間のこと・工房化のお知らせ

maison de たびのそら屋には、展示室がふたつあります(ありました) そのひとつ「月の間」が、この度6名の有志の方々による「工房このすく」として、 版画等の制作や様々なアートにまつわる試みの場として活用されることになりました




2018年春の開廊の折、大きな窓のある明るくて開放的な部屋を「太陽の間」、 直射日光の入らない、静寂 を感じられる部屋を「月の間」と名付けました 「太陽の間」を褒めていただけばいただくほど、「月の間」もいいのですよ~ と、 いとおしさを込めて伝えてきた、とても好きな空間です
「月の間」は、かつてこの建物のオーナー主人が「立見整骨院」を営まれていた場所で、 事務室であったであろう可愛らしい「小部屋」には、玄間を向いた可愛らしい小窓があります

整骨院をやめられてからは「ギャラリーmu-an」の一室として使われていたその部屋を、私たちも展示室にするべく、当初のクールな感じが改まるようにイメージしながら照明を配置し直し、窓面だけ少し造作をしたのですが、
オープンに至る前に、実は大変なドラマがありました
建物の主となって、改めて大掃除をすることから始まった2018年の年明け、県内は例年にない寒波に見舞われ、まだ暖房器具なども揃っていなかった maison はあまりに寒く、私は車で20分ほどのところにある実家から通って作業を進めていたのですが、ある朝、行ってみると・・・ 

1階トイレで雨漏り・・・
2階のシンクの水道が出ない・・・ 凍結?!

大雪の経験は少なからずあるのですが、”凍結”というのは大人になってから経験したことがなく、 事前に備える、ということに思い至れませんでした さあ、どうしたものか・・・ と思った翌日、

ふと月の間を覗いたら・・・ なぜ水たまり??
そして小部屋内、水浸し!!! Σ(゚д゚lll)ガーン
2階につながる給水管のどこかが破損したのでした 今、小部屋の天井が無いのはこの事件の名残りです また漏れるかもしれないからと、様子見で天井の張り直しはしなかったのでした

それからひと月は、本当にたいへんでした
市内・県内各地で凍結による断水がおき、業者さんもてんてこ舞いな中、かろうじて義父の知人が力を貸してくださり、コンクリ壁内の断水箇所を探し新たに配管し直すという大変な工事を手配してくださいました

その間、全館断水を続けねばならず、内部の清掃作業などは中断、 いろんなスケジュールが遅れていきました

開廊記念企画展は4月6日に開幕予定、第二期に渡り総勢38組の作家に依頼済みでしたが、 果たして無事にオープンを迎えられるのか、不安しかありませんでした
その頃の私にできること(というか急務)は、こんもりと積もった屋根と雁木の雪を少しでも降ろすこと、ガレージ前に除雪車が残していった雪は消雪パイプの水が凍みてガチガチに氷っており、私のスコップではどうすることもできず、ガレージを使うのは諦めましたが、斜め向かいの駐車場については地下水を汲み出せることが救いでした その冬は、ご近所の方々にも本当にお世話になり、新たな地での心強さをいただいたことも、とてもありがたく励まされたことでした

業者さんのご尽力で徐々に見通しが立つにつれ、今が展覧会でなかったこと、今ここに作品をお預かりしていなかったことに、何度も何度も、この身のさいわいを思いました

そうしてなんとか4月を迎え、展覧会の作品搬入と並行して、月の間をよりギャラリーらしくするために白く塗った板で窓をふさぐという、夫によるDIYが残ったのですが、大した道具もなく苦戦していたところ、手持ちの丸鋸持参で協力してくださったのが、この時の出展者であり、我々を見るに見かねた近隣在住の作家・コイズミアヤ&岡谷敦魚夫妻でした



手伝えることが無いので写真など撮っていました(。-_-。)
ご披露する日が来るなんて

この度の「工房このすく」は、このお二人も主導メンバーとなっており、工房化構想については、実は開廊前にも打診されていました
が、使いもしないうちに手放すことは到底考えられず、結果的にこれまで「月の間」で開催していただいた催しすべてがこの空間あってこそ実現した素晴らしいもので、展示室としての「月の間」は今もって私にとってとても大切な空間です
それでも再度この場所を使わせてほしいとのお話をいただいた時、改めて彼らにとって「この場所」であることの意味をお聞きし、私たちにとって「この建物」でできることを思案し、新たな試みを(それぞれの立場で)共に始めてみようと思いました
「様々な表現の場でありたい」と願って始めたギャラリーです

この建物が展示作品やアーティストと出会う場であるだけでなく、作品が生まれる場所にもしていただけるのは、とてもうれしいこと
この場所に新たな風を迎え、空間が活かされていく成り行きにゆだねてみようと思いました




「工房このすく」は、建物は同じですが出入り口と内部は独立しており、maison de たびのそら屋とは連動せずに独自に活動をしていきます
その展開を私もお客様方と同じように、外側から楽しみにさせていただく立場ですが、お伝えできることがありましたときにはこのHPでもご案内させていただきます
どうぞおたのしみに





2019年12月7日土曜日

展覧会備忘録①

休廊期間中は、美術館やギャラリーに行くのがシゴト、と称した楽しみです
その世界に触れるほどに気が遠くなることもしばしばですが
すべてのインパクトは糧となり灯となり、見える景色が変わっていくうれしさも感じます

11月下旬から12月上旬の展覧会備忘録
◆ギリギリ会期末の展覧会いくつか ↓



平野照子陶展 「異形者(いぎょうのもの)たち」

新潟絵屋さんで12/10(火)17時まで

2019年12月6日金曜日

展覧会備忘録②

美術館の展覧会でとりわけ楽しみにしていたのがこちら



式場庶謳子(しきばしょうこ) 展