2023年12月6日水曜日

有元利夫 略歴

2023.12.6(水)~18(月)

中村玄コレクション《 有元利夫 版画展 》
同時開催 / 有元利夫オマージュ『記念版画集』刊行作品展

Open    11:00~17:00 ※最終日は16時まで
Closed  12/8(金)、14(木)  
【入場無料】





《 遊戯 》

1983/リトグラフ

 


◆有元利夫 / ARIMOTO Toshio(1946~1985)


1946
(昭和21) 
9月23日 岡山県津山市(疎開先)で四男として生まれる
生後3ヶ月で東京都台東区谷中へ

1953(昭和28)
台東区谷中小学校入学 在学中から油彩画を始める

1962(昭和37)
駒込高校入学 
美術講師の版画家中林忠良(当時東京芸大院生)と出会い絵画を志す
1965(昭和41)
駒込高校卒業 東京芸術大学を受験 4年間の浪人生活を送る
1969(昭和44)
東京芸大・美術学部デザイン科入学

1971(昭和46)
ヨーロッパ旅行 フレスコ画に興味を持つ

1972(昭和47)
東京芸大美術学部日本画科を卒業した渡辺容子と在学中に結婚
1973(昭和48)
東京芸大卒業 卒業制作作品を大学が買い上げる
電通入社 デザイナーとしての仕事をしながら作品制作

1975(昭和50)
初の個展開催

1976(昭和51)
電通退社 東京芸大の非常勤講師となる

1978(昭和53)
「花降る日」第21回安井賞特別賞受賞
初めての銅版画集 『7つの音楽』 (7葉) が77ギャラリーより刊行
1981(昭和56)
「室内楽」第24回安井賞受賞

1983(昭和58)
長男 利彦誕生
銅版画集 『8人のアルルカン』 (8葉) が彌生画廊より刊行
石版画集 『四季』 (4葉) が彌生画廊より刊行

1984(昭和59)
銅版画集『一千一秒物語』 (7葉) が彌生画廊より刊行

1985(昭和60)
2月24日 38歳で逝去







現代美術界において若手作家として期待を集める中、病によって早逝した有元利夫。
同時代の作家に多くの影響を与えながら、1985年に38歳の若さで亡くなってから38年。


今尚、根強いファンを持つ画家ですが、このたび初めて出会う方もいらっしゃることと思います。

長年の愛好家の方々だけでなく、若い人たちにも新たに親しんでいただきたいと願って開催されるコレクション展です。

私も近年になってからの一ファンにすぎず、(2013年に新潟市美術館で開催された展覧会「有元利夫展-天空の音楽-」がきっかけでした)何かを語ることのできる立場ではありません。


今展では中村玄さんとの語らいや、『記念版画集』収蔵作家の皆様のお話
、ご来場の皆様方の「眼」や感性に触れさせていただきながら、理解を深め、貴重な機会を愉しみたいと思います。


様々な角度から作品世界をおたのしみいただきたく、会期中にはトークイベントと音楽会を予定しています。それぞれのトピックスをご参照ください。

▶12/10 トークイベントについて⇒予約不要・参加無料
▶12/17  音楽会について⇒要予約・お申込み受付中







《春》

1981/リトグラフ


師走のお忙しい日々とは存じますが、この1年の労いに
歳の瀬までもうひとがんばり! の前の充電のひとときに

いつもの日常の中で、あるいは旅の途中で
どうぞお出かけください🎄✨
 

maison de たびのそら屋





展示途中、作品たちもいそいそとして…

嗚呼…

これは過去のものではなく
今尚熱き、躍動の気配です



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🎁販売品について

▶有元利夫の版画7点と、オマージュ『記念版画集』収蔵作品を販売いたします。
▶喫茶室には、有元利夫のカレンダーなど、関連グッズもございます。
▶お支払いは現金もしくは会期中のお振込みのみです。

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会期中は喫茶室を営業しています

▶展覧会ごとに取り寄せてご提供している「旅コーヒー」。
 今回は久しぶりのご登場、三条市にある薪窯カンパーニュと自家焙煎珈琲のお店
「KKVEL」(クベル)さんのお豆です⇒

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🚗斜め向かいに専用駐車場がございます。
 ご不明の際はお声がけください。 
 縦列駐車にご協力をお願いいたします。