2023年12月8日金曜日

『記念版画集』④高橋洋子

◆有元利夫オマージュ『記念版画集』

【収蔵作家】
猪爪彦一、岡谷敦魚、佐藤妙子、高橋洋子、玉川勝之、ワタナベメイ
協賛:中林忠良
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作品と作家略歴、中村玄さんからの問いへの答えをご紹介いたします。

玄さんからの問い 「画家・有元利夫とは?」
有元をどのように捉え制作したか、背景などについてコメントをいただきました。





高橋洋子/TAKAHASHI Youko


《 Noah's 花舟 》


銅版画 / エッチング・アクアチント・デカルコマニー
ハーネミューレ、2版刷り / 150mm×100mm 



【作家略歴】

1949 宇都宮市生まれ
女子美術短期大学造形科グラフィックデザイン専攻
新潟県美術家連盟 常務理事
新潟市美術協会運営委員 理事・監事
銅版画個展 2008~2023  多数開催   
 ギャラリー万代島/新潟市 しろがねギャラリー/三鷹  その他
 2022「神々のさざめき」 NSG美術館/新潟市 

二人展(×8)
 代表開催「既視から末視へ」池田美術館記念/南魚沼市

その他の個展 2009~2023 日本画 ガラス絵 造形作品 陶 ウォータレスリトグラフ

グループ展  2010~2023 多数参加 
 企画代表展覧会 第1回毒立記念日
 NSG美術館/新潟市  画廊るたん/東京・銀座  ギャラリー風 /東京・銀座
 ART WAVE 選抜6人展 ×画廊/東京・銀座
 銅版画展 タロットカード展 天空散歩 ワインBOX展 ギャルリ志門/東京・銀座
 「文学と版画」展 毒立記念日五人展 ギャルリ志門/東京・銀座

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【画家・有元利夫とは?】

ピエロ・デッラ・フランチェスカや有元利夫の詩的な静寂の世界感が
作品制作する上でいつも私を支配しています。 有元作品に憧れをもち傾倒している画家は今でも沢山います。 一貫して森羅万象をテーマを作品制作しているわたしには、
どこかその共通性のある世界感に更なる畏敬の念を抱いています。

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高橋洋子さんは、精力的な作家活動と併せて新潟市西蒲区にあるギャラリー「BAUHAUS666」を主宰していらっしゃいます。

猪爪彦一さんと同様、有元利夫と同時代を過ごしてこられた御方。
森羅万象をテーマとしているという作品には、いつもスケールの悠久を感じます。

魂の行方、生きた証、見届けし者の目線、、、
誰もがいつか不在となったとしても、花捧げるものの在りや、なしや、、、

様々な思いを巡らせます。

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2023.12.6(水)~18(月)

中村玄コレクション《 有元利夫 版画展 》
同時開催 / 有元利夫オマージュ『記念版画集』刊行作品展

Open    11:00~17:00 ※最終日は16時まで
Closed  12/8(金)、14(木)  【入場無料