2026年8月23日日曜日

TRIANGLE/ 増田周一

 《 TRIANGLE  EXHIBITION 》

2026.9.8(火)~19(土)
OPEN 11:00~17:00 ※最終日は16時まで
CLOSED 9/11(金)、16(水)
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長岡造形大学で学び、金属を用いて東北を拠点に制作を続けている三人の展覧会。
作家紹介三人目は、仙台市在住の増田周一さんです。

日頃から全国各地のイベントに出展しておられます。
近年、長岡クラフトフェアで出会い、作品に魅了された方も多数いらっしゃることと思います。

このあとの出展予定も記載しています。
お近くの皆様、あるいはこころ踊る秋の旅に、どうぞお出かけください。





増田周一 / MASUSDA Syuichi

Instagram @shu1_masuda 


【略歴】

2003年 長岡造形大学 産業デザイン学科 工芸コース鋳金専攻卒業

2008年 金属工房「飾」立ち上げ

     東北現代工芸展/宮城県知事賞

        個展「story's」 スタート

2009年 日本新工芸展/奨励賞

2014年 日本ジュエリーアート展/審査員特別賞

2015年 ミラノ国際芸術/大賞
               
               NY個展

2019年 レオナルド・ダヴィンチ没後500年記念
               
               21世紀ルネッサンス芸術/大賞  他・・・


▶受賞国 フランス、イギリス、イタリア、モナコ、ネパール、カナダ、スイス、タヒチなど







【出展内容】

真鍮、ブロンズ、シルバーなどの金属を使った装身具とインテリア雑貨とアート作品






【メッセージ】

大学に入るまでは服飾と建築デザインに興味がありました。
2年生の時に体験した金属の課題でなんとなく将来は金属関係の仕事をしたいなーと思いました。

卒業後仙台の街中を歩いていた時に声をかけられたイタリア人の所でアクセサリーの制作、販売を経験してなんとなく一人でも出来るかなーと思って工房を立ち上げることにしました。

なので作品を見る時には考えすぎず、作品がポジティブで楽しいだけのモノとして見ていただきたいです。

今やっている仕事は子供の時に大好きだった図工の延長線みたいなもの。

「なんとなく」で始めた作品を時間の許す限り楽しんで頂けると嬉しいです。







▶増田周一さんの今後の出展予定

●10月2日3日 「杜の都のクラフトフェア」/宮城県

屋外イベントですが仙台の街中で開催されることもあってアーケード街を使ったイベントになります。雨などの天候でも傘なしで楽しんで頂けます。 

●10月24日25日「あづまTeshi-got市場」/福島県

屋外で紅葉のとてもきれいな時期に開催されるイベントです。会場は毎年銀杏並木が黄色くイベント全体を包み込むロケーションを楽しんで頂けます。


●10月31日11月1日 「まちなかクラフト」/山形県

年3回開催されるイベントで通常は山形駅前で開催されていますが昨年からは11月の回だけ会場が道の駅になったのでクラフト以外にも家族で楽しめる会場です。


●11月14日15日 「デザインフェスタvol.64」/東京

会場は東京ビックサイト。世界中のクリエーターが集まるイベントになっていてここ最近は特に工芸のジャンルがとてもレベルが高く1日では周り切れない量の作品に出合うことができます。


●12月2日~21日 「二人展コンコンコンvol.6」/宮城県

今年で6年目になるキャンドール作家との二人展。
翌年の新作をこっそり展示する会です。今年のテーマは「惑星旅行」





増田さんが近年、連続してご出展された長岡クラフトフェアは、
2年続けて二日間のうち1日が暴風に見舞われ開催が中止になるなど、
出展者の皆様には大変な状況がありました。

テントが風にあおられ、傷んだものもあったのではないかと案ずるのですが、
増田さんの作品については基本金属、そして何しろご本人がタフである様子!

小さなオブジェがずらりとひしめくブースは圧巻の佇まい。
お客様の人垣が途切れず、息つく隙も無いように見受けるのですが、
連れ合い様と一緒に、いつもにこやかに対応しておられるのが印象的です。


今回、たびのそら屋の空間にどんな景色を繰り広げてくださるのか、、、

屋外とはまた異なる表情をみせるであろう作品と、その世界を
じっくりとおたのしみいただけたらと思います。






学生時代から20年以上にわたり、互いの研鑽を感じてきた関係にある三人の展覧会。

その場に醸し出されるのは、気心の知れた気安さ、、ではなく
湧きたつような、ビリビリとした、、歓喜、ではないかと想像します。


そんな中で増田さんの作品には、こころが解きほぐされるような、
少し頬がゆるんでしまうような、愉快さのスパイスも混じっているような、、。



 





▶もうひとつお知らせが続きます。

展覧会のDMには記載されておりませんが、
急遽、喫茶室特別展示を同時開催いたします。

《  see/saw  わたなべあおい版画展 》

次回トピックスにてご紹介いたします。





わたなべあおい《しょぎょうむじょう》 


奇しくも増田さんからの作品画像↓と
通づるものを感じた、あおいさんの過去作画像↑






 《 TRIANGLE  EXHIBITION 》 

2026.9.8(火)~19(土)

OPEN 11:00~17:00 ※最終日は16時まで
CLOSED 9/11(金)、16(水)

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【出展者】

❖増田周一(宮城県仙台市)Instagram@shu1_masuda

❖松坂 渉(岩手県盛岡市)  Instagram@wataru_matsuzaka

❖ r23atelier88(山形県庄内町)Instagram@r23atelier88

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【同時開催/喫茶室特別展示】

《  see/saw  わたなべあおい版画展 》 

❖わたなべあおい Instagram@a__.pyon



2026年8月19日水曜日

TRIANGLE/ r23atelier88

 《 TRIANGLE  EXHIBITION 》 

2026.9.8(火)~19(土)
OPEN 11:00~17:00 ※最終日は16時まで
CLOSED 9/11(金)、16(水)

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作家紹介おふたりめは、ご夫婦でジュエリーの制作およびアトリエ兼店舗を営んでおられる阿部さん。

ブランド名「r23atelier88」(あーるにじゅうさんあとりえはちじゅうはち)として活動。

略称「 r23 (あーるにじゅうさん)」さん☆

8月8日(土)  山形県庄内町のアトリエ兼店舗をリニューアルオープンされました。

地域で100年以上、大切にされてきた土蔵を新たな拠点として、
新しいアトリエにリノベーションされたとのこと。
詳しくは下記WEBサイトをご参照ください。





r23atelier88 (あーるにじゅうさん あとりえ はちじゅうはち)


WEB https://r23atelier88.base.shop/  
Instagram @r23atelier88


【略歴】

▶阿部  竜 (あべ  りゅう)

・1978年:山形県庄内  生まれ

・2003年:長岡造形大学 造形学部 環境デザイン学科 建築デザインコース卒

・2003年:工房勤務(彫金)-東京

・2004年:単身渡伊

・2004~2005年:Scuola Orafa Perseo(西洋彫り/石留め)-フィレンツェ

・2005~2008年:Istituito Europio di design(3DCAD Rhinoceros資格取得)-ミラノ
                           ジュエリーデザインの専門的な知識と技術習得

・2008~2010年:Cristian Aiello氏に師事(デザイン/リペアの実務経験)-ミラノ

・2010~2011年:Scuola Orafa Ambrosiana(西洋彫り/透かし/西洋七宝)-ミラノ
         イタリアで学んだことを再確認するために通学

・2011年:帰国

・2012年:r23atelier88開業-山形県庄内町

・2012~2024年:主に合同展示会・受注展示会やクラフト出展を中心に活動

・2024年~現在:アトリエでの販売や受注展示会での活動中





▶阿部  絢 (あべ  あや)


・1978年:茨城県茨城町出身

・1999年:聖徳大学 聖徳短期大学部 保育科卒

・1999~2012年:保育士として勤務

・2014年~現在:r23atelier88 クラフトマンとして従事





【出展内容】

プラチナ・k18YG(18金)・k10YG(10金)・シルバーを使用したジュエリー

いずれも装身具としてのジュエリーです。
その中でもイタリアの伝統技法である透かしや西洋彫りを施したものや
(画像1~3枚目参照)、蝶をモチーフにしたリングを中心に展示します。


どの商品も性別問わず、お客様のサイズに合わせて制作しています。
そのため、細かな要望も自由にカスタムもしていただけます。





【メッセージ】

▶三人展について

今回三人展を開催しようとしたきっかけは、共通部分がある中でもそれぞれの生み出す作品や商品の違いを見てもらいたいと思ったことです。

それをより強く思った日は、2019/10/4・5に行われた、杜の都のクラフトフェア(宮城県仙台市)に初めて三人それぞれが出展したときでした。

また日々制作に追われる中で、自分たちでも気づいていない部分を含めて、訪れる方たちに発見し、感じとってもらえるような空間になればいいなとも思っています。






▶r23atelier88として

西洋彫りはまだまだ知られていない世界ですので、これを機に様々なジャンルの方に知っていただければと思います。

この機会に、ぜひ手に取ってご覧いただけましたら嬉しい限りです。
















阿部さん夫妻は一度、会場を確認しにお越しくださいましたが、
作品を直接拝見するのは、お三人の中では唯一初めて。

松坂渉さんのジュエリーとはまた異なる緊張感をもってお迎えします。


このあと三人目のご紹介となる増田周一さんのInstagram@shu1_masuda によれば、
増田さんと阿部竜さんは「学科違いの同級生」とのこと。


阿部さんのことを、

「建築の学科からハイジュエリーの世界へ。0.1㍉以下のとても繊細な仕事と精度…
建築科卒ということもあってデザインとコンセプトはもうお手上げです。
(展示タイトルのトライアングルも彼の案です)」

と紹介しておられました。


西洋彫りを施した本格的なジュエリーを、
作り手を感じながら、ある意味では親しみも感じながら
お手にとって御覧いただける貴重な機会にもなるかと思います。

どきどきしながら、私も一緒にたのしませていただきたいと思います。



2026年8月7日金曜日

TRIANGLE/ 松坂 渉

 《 TRIANGLE  EXHIBITION 》

2026.9.8(火)~19(土)
OPEN 11:00~17:00 ※最終日は16時まで
CLOSED 9/11(金)、16(水)
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3名の出展者を順次ご紹介いたします。

・略歴
・出展内容
・展覧会メッセージ
・今後の出展
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おひとりめは、盛岡市在住の松坂渉さん。

たびのそら屋では、前身の「ギャラリー・mu₋an」さんからのご縁で、
これまでに2度、ご出展いただいています。

今回、3人の学び舎のある長岡で「三人展」を開催するにあたり、
この場をよく知る松坂さんが中心になって取りまとめてくださいました。


三条市の諏訪田製作所さん勤務を経て、ふるさと盛岡市へ戻り、工房を構えておられますが、
こうして長岡とのつながりを大切にあたため続けていてくださることが、
とてもうれしく、ありがたいことと思っています。




balancing toy



松坂 渉   / MATSUZAKA  Wataru

WEB   https://c-p-w.jimdofree.com/
Instagram   @wataru_matsuzaka


【略歴】

1976年 岩手県盛岡市生まれ

2000年 長岡造形大学 造形学部 産業デザイン学科 工芸デザインコース 鋳金 卒業

2002年 長岡造形大学大学院 造形研究科 修了

2003~2004年 長岡造形大学 工房職員として勤務

2005~2013年 株式会社 諏訪田製作所 に勤務

2014年 Craft Production WATARU にて制作活動を始める

現在、岩手県盛岡市在住

アジア鋳造技術史学会 会員

日本鋳金家協会 会員






【出展内容】

シルバー用いた装身具類、真鍮や錫合金
響銅(さはり)を用いたスプーンや鈴などの小物類
真鍮やブロンズ、鉄を用いた鋳造によるオーナメントやモビール等

※指輪は基本的に9号~17号を制作。
 一部サイズ欠品がある場合も。サイズオーダー可。
















【メッセージ】

今回展示する三人は、長岡造形大学で共に学び、卒業後は各々の過程を経ながらも
金属を用いた制作活動を行ってきました。

2019年に仙台で開催されたイベントにて再会。

いつの日か三人での展示を、、、という経緯です。

金属という同一の素材を用いながらも三人三様の表現。
作品を発表する上での思考やステージも三人三様。
もちろん辿ってきた道筋も三人三様。

それらを全て含めつつご高覧戴ければ幸いです。


















▶松坂渉さん 8月の出展予定


「夏の暮らし展」

8/8(土)~8/17(月)  -うつわと岩手の工芸-  

営業時間 10:00〜18:00    定休日 (火)(水)

会場 せき宮 

〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉字坂下39-29

TEL&FAX:0191-46-2070  https://hiraizumi-sekimiya.com/







余談になりますが。。。

上記「せき宮」さんといえば、新潟の陶芸家・長谷川由香さんも定期的にご出展される
うつわと工芸のお店さん。

気になるお品がいっぱいです。
夏休みに岩手・平泉方面に行かれる皆様、ぜひたのしんでいらしてください。


長谷川由香さんは11月に、たびのそら屋にて個展を開催いただく予定です。
染付の磁器のうつわたち、じっくりと作陶中。
こちらもどうぞおたのしみに。



2026年8月1日土曜日

【次回9月のご案内】TRIANGLE EXHIBITION/金工作家三人展


各地の災害級の暑さや、尋常でない災害に見舞われた皆様、ご関係者の皆様に、
心よりお見舞いを申し上げます。

たびのそら屋は7月の展覧会を終え、夏季休廊に入りました。
次回展覧会は9月8日開幕です。


新たな風の到来。

それは越し方、行く先、そして今在る足元、、
全てから放出される熱を包んだ風であるような。






 《 TRIANGLE  EXHIBITION 》 

2026.9.8(火)~19(土)

OPEN 11:00~17:00 ※最終日は16時まで
CLOSED 9/11(金)、16(水)

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長岡造形大学で学んだのち、金属を用いて東北を拠点に制作を続けている金工作家の3人展。

それぞれが手がけるものについては、まずはInstagramをご参照ください。
出展内容の詳細や略歴、メッセージ等は順次、ご紹介していきます。


【出展者】

❖増田周一(宮城県仙台市)Instagram@shu1_masuda

❖松坂 渉(岩手県盛岡市)  Instagram@wataru_matsuzaka

❖ r23atelier88(山形県庄内町)Instagram@r23atelier88








初めてご出展いただく方を含む県外在住の三人展とあって、
幾分、緊張しながら、新たな試みも交えつつお迎えする準備を進めてまいります。

どうぞおたのしみに。



2026年7月19日日曜日

御礼《猪爪彦一展/異郷へ》と特別企画《シタールとバラタナティヤムの夕べ》

7/1から12日まで開催いたしました《 猪爪彦一展/異郷へ 》は
夏に向かう熱気の高まりとともに、味わいを深めながら無事に閉幕いたしました。






淡々と、けれど消えぬ灯を内包しながら、

作家のみならず、お客様との語らいの中にも、

いくつもの「迷い」や「次回」や「これから」が発露し、交差した展覧会でした。






《 迷い人 》

1/30    sold out



展覧会に合わせて開催した特別企画「シタールとバラタナティヤムの夕べ」は、
早々と満席のご予約をいただき、
演者のおふたりのつながりの豊かさと関心の高さを感じながら当日を迎えました。


直前にキャンセルが出たものの、最終的に定員を上回るご来場をいただけたことは、
大変励まされることであり、多くの方に特別なひとときをおたのしみいただけて、
大変安堵しました。





猪爪彦一さんの昨年の作品を発端に芽生えたこの企画であったことは、こちらのトピックスでご紹介いたしました⇒


猪爪彦一さんは若かりし頃、稼業の修行のために、まさにたびのそら屋に隣接するお宅に短期間、暮らしておられたというゆかりがあることは、折々に話題になることですが、


実はシタール奏者の斉藤勇さんにも、長岡とのゆかりがおありだったことが、この度語られ、

静岡県出身の羽倉美和さんが今、長岡にいらっしゃることと併せて、
思いもよらないつながりの交差にシビレた夏の日の夕べ。







美和さんが舞ってくださった2つの演目は、
瞬きする間も惜しいような、うつくしさと迫力に圧倒されるものでした。


ひとつひとつのしぐさに意味があることなど、解説を挟みながら舞ってくださったあと、
息も整いきらないうちに、会場からのご質問にお答えいただいている間、
斉藤さんが演台を自ら設営。


1曲が30~40分かけて奏でられるというシタールの曲の中で、この日、演奏されたのは、
長岡空襲への鎮魂の思いも重ねた、平和への祈りが込められたものでした。





斎藤さんはご挨拶の際、眠くなったら眠ってくださいとおっしゃったのですが、
その弦がつま弾かれるやいなや、体中の細胞が瞬時に目覚めていくのを感じました。


次第に速さを増す旋律に身をゆだねながら、
斉藤さんの手元から壁面の猪爪作品世界へと視線を移します。

いずこへといざなわれたのか、、 なつかしくも未知なる世界を彷徨ったのち、

今在る、厳しくも愛おしき世界へと、戻ってきたような心持ちでした。





《  踊り人 Ⅰ 》




会場からの惜しみない拍手が鳴りやまぬ中、応えるように美和さんが再び登場し、
うれしいことに、お二人のコラボレーションで、もう1曲が披露されました。


斉藤さんのシタールに合わせて美和さんが舞うのは、初めてくらいの稀なことだそうで、
今回のために予めお二人で練ってくださった、皆様への感謝が込められたプログラムでした。


美和さんが創作されたこのセッションのための振り付けの中には、
この企画の発端となった猪爪先生の《象のいる丘》の「小象」も織り込まれていたということを、
閉会後の語らいの中でお聞きしました。



音響や設営・受付のために、音楽仲間の方々にもご協力を依頼してくださるなど、
この会場で開催するにあたり、おふたりが心づくしで「特別企画」に臨んでくださいましたことに、
感謝の気持ちでいっぱいです。


ご来訪くださいましたお客様はじめ、ご協力くださいました皆様、
本当にありがとうございました。




奇しくもこの日、75歳の誕生日を迎えられた猪爪彦一さん。

初の試みであった「個展の中のインド音楽と舞踊」について、
この組み合わせも(案外)いいですね、と言っていただけたことも、とてもうれしいことでした。


もともとシタールの音色もお好きで、よくCDでお聴きになっていたそうですが、
生の演奏やインド舞踊を目の当たりにするのは初めてとのこと。

お二人が醸し出す世界から、今展では描ききれなかったとおっしゃる ”生きもの” や、
新たな登場人物のインスピレーションも豊かに湧いてきたご様子。

今回の作品の”続き”をお届けできる折には、また、、、
とリクエストを頂戴したことは、演者のお二人にもお伝えさせていただきました。


美和さんも、斉藤さんも、お仲間たちとともに精力的に活動しておられるので
別の(広い)会場でも拝見したいと思っておりますが、
この会場でまた、再びの機会を頂戴できることを願いながら
余韻の中にいる展覧会アフターです。




《 異族  2026-1 》



目の前で繰り広がることを堪能したのちに、
またこれからのことをたのしみに思い描く、、、

展覧会はいつも、そうした心持ちになりますが、

今回は、いつになく力強い未来が、手を伸ばせば届きそうなところに
光を放っているように感じます。


道の先にあるものは定かでなくとも、志として確たるところを目指して行く、、

作家、演者のみならず、お客様方からも、そんな熱気に触れさせていただいた、
印象的な《猪爪彦一展/異郷へ》でした。






ご来訪くださいました皆様、ありがとうございました。

DMの設置やSNS等で発信にご協力くださいました皆様、ならびに新潟日報社様、
いつもありがとうございます。

今回、ご覧いただけた皆様も、都合のつかなかった皆様も、
また次回をたのしみにしていただけますように。






《 異族  2026 》

sold out



たびのそら屋は閉幕とともに夏季休廊に入りました。

春から、大変盛りだくさんな日々でした。
ペースを整えながら、このあとに向けての準備を進めてまいります。


次回展覧会は、9月8日開幕。
東北在住の金工作家3名の展覧会です。

詳細は後日アップいたします。

まずは各地とも大変厳しい暑さとなっております。
皆さまくれぐれもご自愛のほど、よい夏をお過ごしください。









《 TRIANGLE  EXHIBITION 》

2026.9.8(火)~19(土)
OPEN   11:00~17:00  ※最終日は16時まで
CLOSED  9/11(金)、16(水)
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長岡造形大学で学び、金属を用いて東北を拠点に制作を続けている金工作家の3人展。
ジュエリーや小物、独自の世界を表すオブジェなど。

❖ 増田周一(宮城県仙台市) 
❖ 松坂 渉   (岩手県盛岡市)
❖  r23atelier88(山形県庄内町)


 会期の曜日設定がいつもとは異なります。ご注意ください。
(火曜始まり、最終日は土曜です)








2026年7月9日木曜日

猪爪彦一/生きもの

 猪爪彦一展  / 異郷へ

2026.7.1(水)~12(日)
OPEN
 11:0017:00 ※最終日は16時まで
休廊日 7/3(金)、8(水)

▶在廊日 7/1、4、10、12  


様々な青が用いられた作品が複数ある中、
赤い川が流れる黄金色の世界は、従来からの猪爪作品の代表的な世界。







《 岸辺の風景/F4 》

sold out



近年は少し減ったかもしれない描き込みの多い作品《岸辺の風景》。

5月の三方舎/絨毯展で人気だったターコイズブルーの絨毯を思わせるモチーフがあったり
気になる存在が点在していて、謎は尽きません。


常に加筆され、世界が動き続ける猪爪作品は、お客様にお迎えいただく時が完成の時。


今展に向けて、あらたな”動物”の登場で仕上げられた作品の
旅立ちは新たな物語のはじまり。











《 種の舟/M20 》






動物をテーマにしたことで様々な”生き物”を模索された中、

馬(らしきもの/ユニコーンやペガススなど)はお馴染みのモチーフ。




《 ユニコーン/SM 》





《 キリン/10×8㎝ 》


初登場のキリン

先生の世界に居たのでしょうか。。。




《 夕ぐれ/SM 》


でも本当は、もっと違う、、 こんな生きものたちが、

その世界には
居るようなのです、、、








参考作品《異族》2025年

たびのそら屋 所蔵



昨年開催した「第10回 Pegasusの会展」では、「象」のモチーフの初登場に驚くとともに、
もうひとつ、銅版画で展開してこられた「異族」が、初めて油画としても登場したことが印象的でした。


ドローイングから立ち上がる銅版画の「異族」とはまた異なる成り立ちであるらしい
油彩の「異族」。

キャンバスではなくパネルに直に描かれ、額装されていない状態であったのも珍しいこと。


作家の新たな展開を感じたことと併せて、
とてもそら屋好みの風体で、お迎えさせていただきました。


昨年の「象」のモチーフは、インド風味の「特別企画」の開催へ、
油彩の「異族」は、更なる”生きもの”たちを探る挑戦へと展開した今展。


思うように描ききれなかった、という感触をメッセージにしたためてくださった猪爪彦一さんからは、

「この続きをぜひ、また此処で」と仰っていただいております。


塔の中、、 あるいは物陰に、、
それともたまごの中に、、、 居るのでしょうか。。
 

今展を味わいながら、この道の続きを、
作家の世界にいきいきと活動する生きものたちが画面に姿を見せるのを、

たのしみに待つうれしさ。






《 夜の道/20×10㎝ 》