2026年4月1日水曜日

作家紹介③高橋理恵/momoco

2026 SPRING EXHIBITION -海辺にて-

4/6(月)~19(日)
OPEN   11~17時 ※最終日は16時まで
休廊日  4/10(金)、15(水) 
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画像は色彩を再現できていません。
ぜひ会場で実作品をおたのしみください。





《 pleasure 》

水彩紙、板、アクリル、色鉛筆、ボールペン、クレヨン、紙
660×509㎜(2024年)




高橋理恵 / momoco   :  TAKAHASHI Rie / モモコ

Instagram
@momococco888


上越市名立区出身
東海大学 教養学部 芸術学科 美術学課程 卒業

大学卒業後、関東で生活をしていましたが、息子の出産をきっかけに地元名立に帰省。
momocoという名で日々感じたことを絵や言葉にするようになりました。

子育てが落ち着いてきた4年ほど前から自分の内に向かう時間が増え、
現在は色々な表現で制作しています。


▶在廊日 4/6(月)、13(月)どちらも終日








【展示・公募展】


〈momoco〉

2010年〜2023年 (年に一回)個展 craft&gallery kukka (上越)

2013/11    グループ展「○△□展」AAAギャラリー(横浜)

2018/4      グループ展 「あらたなはじまり展」 maison de たびのそら屋(長岡)

2019/4      三人展「里山の春 三人展」景徳庵 古民家ギャラリー(徳合)

2021/12   グループ展「gift」maison de たびのそら屋(長岡)

2025/10    個展「momocoのふふふ展」LIS摂田屋(長岡)



〈高橋理恵〉

2024/10    上越市市展(洋画・版画部門)佳作

2025/9      なおえつうみまちアート「新風前夜」出展

2025/10    上越市市展(洋画・版画部門)優秀賞







《 peri-peri collage frame 》シリーズより

木製パネル、水彩紙、アクリル、色鉛筆、ペン、紙、木炭など(2026年)




「海辺にて」

私は、一面に広がる日本海のすぐ脇の崖の上で育ちました。
毎日違う夕日の景色、荒ぶる冬の日本海、ゴツゴツの岩の斜面を降りるとそこは磯で、
いのちと色とキラキラに溢れた、大好きな冒険の場所。
海は私にとって身近すぎる日常でもあり、特別でもあり。

「私にとっての海とはどんなものなのだろうなあ?」 

知りたくて、今回、幼少期からを振り返る記憶の旅に出ました。
けれど、答えを見つけようとすると分からなくなります。
それは絵を描いている時と似ているなと感じました。

見つけるものではなくて 在る ものなのかなあと。

今回の作品はそんな旅の中で制作しました。
ゆっくりとご覧いただけたら幸いです。







《 peri-peri collage frame 》シリーズより


木製パネル、水彩紙、アクリル、色鉛筆、ペン、紙、木炭など(2022年)







2021年12月の
《gift》展以来、3度目のご出展となる momoco さん、こと高橋理恵さん。
「招き猫」をお求めくださった方は覚えていらっしゃることと思います。

 2021年《gift》作家紹介
 2021年《gift》百福招き猫


にこにこ笑顔のかわいらしいキャラクターのイラストやオブジェを手掛けてきたmomocoさんとの出会いは、私が上越高田で「cafe たびのそら屋」を営んでいた時のこと。

 2021年《gift》後に書いたスピンオフ


その《gift》展の折、馴染みのある作品群の中に、
これまで拝見したことのないタイプの絵画がありました。


このたびブログを振り返ったところ、、、 なぜかその作品をアップしていなかったのは、
色彩の
再現に難があったことと、私が力尽きていたからなのでしょう(/_;)がっくり

(伝えたいことがたくさんある、にぎやかで素晴らしい会期でした。。)


改めて、ここにご紹介いたします。







参考/2021年の展覧会《gift》出展作品

《 ねむれねむれ 》

アクリルガッシュ、イラストボード
28.8×34.8㎜(2021年)







このような表現世界もおありだったのだ、、、 と新鮮な感動を抱いていると、

「こっちの方に、向かっていきたいんです、、、 」
「この世界を、あたためて
(育てて)いきます、、 」 

というようなことを控えめに仰って、、


あれから4年、私はこの日をこころ待ちにしていました。
キャラクターを通してではない、絵画としての表現世界に出会わせていただける日を。


”にこにこ”の世界も彼女ならではの彼女にしか描けない世界で、
私を含めたくさんのひとを励まし、笑顔にしてきたと思うのですが、
私はmomocoさんが自分のために描く、更なる伸びやかな世界を観たいと思いました。


《ねむれねむれ》の上の画像は今回の出展作ですが、「2022年」と描かれています。
2021年末の《gift》展の後に、こうした作品に向かって行かれたのでしょうか、、
あるいはその時すでに、彼女の手はそちらに向かっていたのかもしれません。


2024年には上越市市展に「momoco」ではなく「高橋理恵」として画像1枚目の作品《pleasure》を出品し佳作受賞。
翌2025年《floating morning》で優秀賞を受賞。
(喫茶室に設置予定のポートフォリオをご参照ください。)

様々な画材と技法を交えた自由な作品は当時の上越市展では異色だったようで、
審査員や鑑賞者の皆さまに新たな「絵画」の魅力をもたらしたのではないかと伝え聞くにつけ、
受賞もさることながら、
ついにその道をあゆみ始められたのだ、、、 と、
私はひとり、こころを
震わせていました。





《 Landscape 》

水彩紙、アクリル、色鉛筆、パステル、インク、木炭、紙
227×320㎜(2026年)





今回の《海辺にて》は、momocoさんがきっかけでもあります。

2025年1月の《Progress2》の折に廣田勘太郎さんの絵に魅入っている様子が印象的で、
その画面から何かチカラを得ているような、、 それは刺激なのか、シンパシーなのか、、
心地よく、びりびりするような何かが生じているように見受けられて、、、

その時は、おふたりが海の間際に暮らすひとであると意識していなかったのですが、
いつかふたりの作品を同じ会場に展示できるといいなと、、 ほのかに思い、、

のちに(共通項が)海だーーー  と気づいた時の感動ったら。。


___________



今回は「絵画作品をメインに、喫茶室側にはお馴染みの小さい物も」と
贅沢なご依頼をさせていただきました。

絵画制作に際しては、たくさんの ”内なる旅” をしてくださったご様子です。

喫茶室側には絵画とともに、最近手掛けるようになったというオーブン粘土の
かわいらしいオブジェがずらりと届いております

奥のガラス棚まで、どうぞお見逃しなく。








現在、絵画作品を出品する時は本名の「高橋理恵」を用いているとのこと。

私はつい長年の癖で「モモコさん」と呼んでしまいますが、
どちらも彼女の「顔(名)」であり、大切な歴史。。。


かつて[momoco]さんの招き猫や、にこにこさんのポストカードに出会ってくださった皆様にも、
[高橋理恵]さんが同一人物であることをお伝えしたく、今展では両方の名を併記しています。



会期中は私も、りえさん、て
呼んでみようかな🌸(。-_- 。)


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【出展者】   ※下記地名は作家ゆかりの海辺です


▶下澤亮太(絵画)富山県朝日町ダイヤ海岸 @ryota_shimosawa 

▶廣田勘太郎(絵画)長岡市寺泊町 @mutya_mutya2525

▶高橋理恵 / momoco(絵画・小さなオブジェ)上越市名立区 @momococco888

▶星名 泉(ガラス)新潟市西蒲区越前浜 @izumiglassstudio

▶星名康弘 / 浜五(植物染め)新潟市西蒲区越前浜 @shokubutsuzome_ham




2026年3月29日日曜日

作家紹介②廣田勘太郎

2026 SPRING EXHIBITION -海辺にて-

4/6(月)~19(日)
OPEN   11~17時 ※最終日は16時まで
休廊日  4/10(金)、15(水) 
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《誰にも気づかれないうちに》



廣田勘太郎 /  HIROTA Kantaro



2002年生まれ 長岡市寺泊出身
2025年 長岡造形大学 造形学部 美術工芸学科卒業
2025年 長岡造形大学 大学院造形研究科 修士課程入学(在籍中)
 

▶在廊日は初日と最終日のほか平日も調整中。
大学の新年度スケジュールが出たのちに改めてお知らせいたします。






《かじゅ園の夜》




【活動歴】

2024年 「直美と江津子」(なおえつ うみまちアート2024)
2025年 グループ展「Progress2」(たびのそら屋)
2025年 長岡造形大学AIR inゆいぽーと(ゆいぽーと)


 
【メッセージ】

聴こえない旋律の聴こえるような、
どこか遠くに行けるような絵を目指して描いています。

一つ一つの作品を個別に見るというよりも、
絵画の総体を見ていただければと思います。






《流される舟達》



廣田勘太郎さんの絵画は、アクリル、パステル、色鉛筆などを用い、
独自のやわらかなひかりを感じる画面が印象的です。


そこには対面するキャンバスの表面、あるいはその向こうの世界とのやり取りの結果が、
絵画として残されているのかもしれないと、、
1年ぶり2度目のご出展を前に、思いを巡らせます。


昨年1月の展覧会《Progress2》の折に、「玄関を開けると海!」な立地に暮らしておられること、
毎日、海を見ながら大学へ通い、そして海に面した家に帰ることを伺いました。




▶身近な海について

海を見ない日はないほど毎日海を見てきました。

寺泊の海というよりも海は海であって切り離すことはできず、
ただ海としてしか見ていません。

「どこにでも繋がっていて、どこまでも開かれているとても美しい景色」
として海をとらえています。



そんな存在とともに日々、暮らすことが、
その人の世界になにをかもたらさないはずがない、という思いを新たにします。


先にご紹介した下澤亮太さんとは学部1年の時に出会ってからの付き合いとのこと。
それぞれ個性は異なるけれど、作品や色彩に、どこか通ずるものを感じて、

海辺に育ったひとたちだからなのか、偶然なのか、
あるいは、実は全く違うのか、、、 わかりませんが、


なにかの感触が、次にご紹介する高橋理恵さんことmomocoさん
(同じく海の間近に住まわれています)の作品をも想起させ、、、


私の中の、わくわくするような思いと、海への渇望が交差して、
今回の企画となりました。



定期的に海が見たくなります。

このところの私は海不足。


搬入日、    ”春” とともに"海" がやってきます🏄✨ 


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【出展者】   ※下記地名は作家ゆかりの海辺です


▶下澤亮太(絵画)富山県朝日町ダイヤ海岸 @ryota_shimosawa 

▶廣田勘太郎(絵画)長岡市寺泊町 @mutya_mutya2525

▶高橋理恵 / momoco(絵画・小さなオブジェ)上越市名立区 @momococco888

▶星名 泉(ガラス)新潟市西蒲区越前浜 @izumiglassstudio

▶星名康弘 / 浜五(植物染め)新潟市西蒲区越前浜 @shokubutsuzome_ham




2026年3月26日木曜日

作家紹介①下澤亮太

2026 SPRING EXHIBITION -海辺にて-

4/6(月)~19(日)
OPEN   11~17時 ※最終日は16時まで
休廊日  4/10(金)、15(水) 
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《パキラ》

油彩/P100/2025年



下澤亮太 /  SHIMOSAWA Ryouta

Instagram@ryota_shimosawa

富山県出身

20253月  長岡造形大学  造形学部  美術工芸学科卒業

現在、同大学院造形研究科 修士課程1年次 在籍

(4月には2年に進級予定)


▶在廊日は会期中の土日を中心に平日も調整中。
大学の新年度スケジュールが出たのちに改めてお知らせいたします。




《絵を描く人》

油彩/P100/2025年




【活動歴】

2024 8.9月 「直美と江津子」(なおえつ うみまちアート2024

2025 1       グループ展 Progress2」(maison deたびのそら屋)

2025 1    AIR」ゆいぽーと 新潟市芸術創造村・国際青少年センター



【メッセージ】

「良い絵画とは何か」を問い、「描く」行為を起点に制作する。

「描く・視る」の枠組みに収まらない多様な要素を含むものとして絵画を捉え、
自身における固有の絵画経験を探求している。

 

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▶出展者の皆さまから、それぞれのゆかりの海についてのコメントをいただきました。


下澤さんのゆかりの海は、
ふるさと 富山県朝日町の「ダイヤ海岸」 

新潟県側では糸魚川市の「ヒスイ海岸」が思い浮かびますがとお尋ねすると、、、


朝日町の中でも新潟県寄りに位置する海岸で、そこから糸魚川市まで続いています。

そのため、私が住んでいた地域の海岸も「ヒスイ海岸」に含まれますが、

地元では「ダイヤの海」と呼ばれ、「ダイヤ海岸」という称が付いています。

私自身もその呼び名に親しんできました。



新潟から北陸方面、あるいは東北方面へと向かう海岸線では、

車窓から眺めているとつい、境目なく「日本海」とひとくくりにして眺めてしまいがちですが、

降り立ってみれば、その浜辺や入江ごとに、ずいぶん異なる趣きの「海」との出会いがあります。

それぞれの海、そのひとだけの海、に出会わせていただけるうれしさ。

下澤さんのふるさとの海、「ダイヤ海岸」を訪ねたくなりました。






《坊主は楽じゃない》

油彩/S100/2025年




5名の出展者のうち
下澤亮太さんと廣田勘太郎さんは、長岡造形大学大学院修士課程に在籍中です。

2025年1月にご出展いただいた展覧会《Progress2》の作品を記憶しておられる方もおられるでしょうか。

当時は学部卒業を控えた「4年間の集大成」のタイミングでした。

あれから1年を大学院生として過ごす中で、
より一層、自身や世界と向き合いながら、どんな変化を得てきたのか、、


「作家」とご紹介するには一歩早いタイミングかもしれませんが、
”今”の彼らの作品に触れ、来たる来年2月の修了展までの変化と、
その先もますます豊かに切り拓いていくであろうそれぞれの道をたのしみに思う気持ちを込めて、


今回は学生のみの展覧会ではなく、
独自の世界を確立してこられた作家の皆様と、同じ会場にご出展いただきます。


そうした境目を取り払うことは、私にとっての新たなこころみであり、挑戦でもあります。
出展作家の皆さま方も、たのしみに思ってくださることが心強い励ましです。


学生2名には、世に放つ作品への責任と覚悟の持ち方のひとつとして、
作品の完成度への意識とともに ( 《Progress2》の時と同様に)価格をつける、
ということにも挑んでいただきます。

新たな春のはじまり。
よき出会いがありますように。






【出展者】   ※下記地名は作家ゆかりの海辺です


▶下澤亮太(絵画)富山県朝日町ダイヤ海岸 @ryota_shimosawa 

▶廣田勘太郎(絵画)長岡市寺泊町 @mutya_mutya2525

▶高橋理恵 / momoco(絵画・小さなオブジェ)上越市名立区 @momococco888

▶星名 泉(ガラス)新潟市西蒲区越前浜 @izumiglassstudio

▶星名康弘 / 浜五(植物染め)新潟市西蒲区越前浜 @shokubutsuzome_hamago




2026年3月17日火曜日

【次回】春の展覧会 -海辺にて-

裏庭の雪の塊も日ごとに小さくなり、
日差しの明るさに、大雪だった日が遠く感じられるようになりました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。


雪国暮らしでは晩秋の冬支度と春先の雪消え後にやることが多く、
刻々と春めいていく気配はうれしくも、幾分追われるような気持にもなる季節です。

この冬は樹木がだいぶダメージを受けたこともあり、庭仕事が様々控えていますが、

まずは例年のごとく確定申告の作業とともに過ぎた1年のかけがえのなさを愛おしみ、
来たる春の展覧会と、そのあとに続く新しい一年のことを思います。


8周年を迎える春の展覧会は、
海の近くに育ったひと、潮風を浴びるくらいの海の間近に暮らすひと、
山に生まれて海辺の町に居を移したひと、、、
そんな海にゆかりのある5名の皆さまにご出展いただきます。


海辺に育つこと、暮らすことは
そのひとの世界にどんな影響をもたらすでしょうか


手掛ける作品の色彩や放つひかりに、どこか通ずるものがあると感じた作家たちが
海辺に暮らす(あるいはかつて暮らした)ひとだと気づいた時の
押し寄せるさざなみのようなうれしさ。

9年目のはじまりに思いを巡らす私自身のこころ模様を重ねました。

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2026 SPRING EXHIBITION -海辺にて-

4/6(月)~19(日)
OPEN   11~17時 ※最終日は16時まで
休廊日  4/10(金)、15(水) 

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【出展者】   ※下記地名は作家ゆかりの海辺です


▶下澤亮太(絵画)富山県朝日町ダイヤ海岸 @ryota_shimosawa 

▶廣田勘太郎(絵画)長岡市寺泊町 @mutya_mutya2525

▶高橋理恵 / momoco(絵画・小さなオブジェ)上越市名立区 @momococco888

▶星名 泉(ガラス)新潟市西蒲区越前浜 @izumiglassstudio

▶星名康弘 / 浜五(植物染め)新潟市西蒲区越前浜 @shokubutsuzome_hamago








「 凪いでも時化ても泰然と 」


DMには憧れに近づきたい思いを記しました。


さざ波にもゆらゆらと翻弄されてしまうような性分は
簡単に変わるものではありませんが、
だからこそ時折むしょうに、大海原に対面し、潮風にこころを晒し、
遥か水平線のその向こうを臨みたくなるのだと思います。

願わくば、荒れ狂う冬の海ではなく、
穏やかで、のどけき春の海に。




折しも大津波が押し寄せた東日本大震災の日が巡り来て、
想像を絶する過酷さを改めて思うのですが、

そうした人為の及ばないことは当たり前のものとして暮らす海の人たち
(あるいは山の人たち)への憧れもまた、平野育ちの私の中にはあるようです。


作家の皆さまには特に「海」を意識した作品をリクエストしてはいません。

どのようなスタンスの作品であれ、そこに海の光を感じられるのではないか、、
そんな(勝手な)仮説をたのしむような気持でおります。

それぞれの海との関わりや思いをしたためていただきました
このあと略歴と在廊日のご案内とともに順次、ご紹介していきます。



DMの仕上りとともに「春キタ🌱✨」なキモチになりましたが、
各作家からのメッセージをいただいただいたら(作品と対面する前に)もう
「海キタ🌅✨」なキモチです。


どうぞおたのしみに。



2026年2月2日月曜日

御礼と雪の日のあれこれ

2026.1.14~25に開催いたしました《 ワタナベメイ展     透ける風景 》は
後半、本格的に雪が降り出した会期でしたが、なんとか無事に閉幕いたしました。


最終日は比較的、晴れ間もある空模様となり、長岡地域の皆さまをはじめ、
遠方からも駆けつけていただき、毎回ながら語らいの尽きない、にぎやかな閉幕となりました。


どんな日にもお越しくださる皆様、ありがとうございます。

来たい気持ちを抑えて、無理をせずにいてくださった皆様も、ありがとうございます。







2026.1.24



1年のはじまりに、そしてたびのそら屋8年目の締めくくりに、
白い窓の景色とともに、メイさんの《透ける風景》を、
視覚的にも感覚的にも味わわせていただけたことは、
本当にしあわせな、またとない特別な時間でした。

四季折々の景色がうつくしいたびのそら屋のギャラリー窓辺ですが、
12月のヒラタヒロヒコ展の陰影ある白い世界と、
1月のワタナベメイ展の白と黒と透明の世界は、

作品として鑑賞すべき点が多々あることは言うまでもありませんが、
またひとつ、その景色の中で生まれるものがあることを感じさせてくれた、
印象的な会期となりました。


この展覧会は(「作品は」ではなく、作家が個展として練り上げ、創りあげた渾身の空間は)
今、この時、完成されたと幾度思ったことでしょう。


________

ヒラタさんもメイさんも展示自体に、飽くなき追求と造形作家としての技が発揮されていたこともあると思います。

1月の展覧会はグループ展を企画することが多く、私にとってはいずれも思い入れが深いのですが、個展ではガラスの近藤綾さんの個展(2021年)もまた素晴らしいものでした。彼女にとって節目の気持ちが込められた個展であったと思います。様々な挑戦の気持ちでがんばられて、閉幕後には心底、よかったーーーと、涙混じりの笑顔をくれたことと、その会期の様子は忘れがたいです。

________


今年も雪にハラハラした会期でしたが、振り返ってみれば一番のピンチは、
搬入日にメイさんが窓に羽目板をしたいと仰った時であったかと。
(ギャラリーは白い板で窓を完全に塞ぐこともできます)

あら、、、この雪景色が1月の展覧会の醍醐味なのに、、、 と内心残念に思っていると


やはり窓の雪景色に見惚れてくださったメイさん、吟味しながらプラン変更~!😆🙌

数多くご用意くださった平面作品は、羽目板を使わずとも無事、壁面にいい具合に配置され、
かくして雪景色と一体になった最高の会場が生まれたのでした。





2026.1.31



…などと、書き出せば様々を振り返りたくなるのですが、

いかんせん、長岡は過酷な大雪になっています。

最終日前日の除雪時に膝を痛め、かばったアバラ付近を痛め、
(結果的に除雪作業には膝よりもアバラの痛みがダメージ大という、一体何をやっているのか、、)


満身創痍ですが私がやらねば誰がやる、 ということで機動性激落ちの中、
諸々対処することの尽きない1週間が過ぎ、
更にあと1週間ほど、仮にフルパワーであっても苦戦するであろう日々が続く予定です。


これ以上のトラブルが生じないことを願うばかりなのですが、
昨日から車がちょっと、、、 異音(-_-;) 

とはいえ乗らないわけにいかない事情あり。 
今日はディーラーお休みです。なんとかもってほしい。。


更なる豪雪地域の皆さまの日々は、どんなことになっているだろうかと
なんの慰めも思いつかない心境です。

ただ安全を願って、目の前の山をひたすら減らしていくのみ。

減らせる地域はまださいわいと思わなくては。。

濡れた雪がどんなに重かろうとも、水の出ているところに押しやれば消えてくれます。
メゾンは除雪範囲が広いので大変なだけ、、、

消雪パイプも、流雪溝も無く、ただ人力で積み上げるしかないエリアは、
無理、、 身長を超えてるよ?無理ーーー🤣


休めるひとは休みながら、

休めないひとも、体をこわさないように、疲れたら手も足も止めて
(自分に言い聞かせています)

がんばりましょう🌸 




これから進学や就職、あるいは年齢の節目で新たな生活に向かう方も多いことと思います。

我が家も、まさに新たな旅路がはじまろうとしているところ。

どなた様にも、善き旅、善き日々でありますように。





末筆になりましたが、素晴らしい展覧会を開催してくださいました作家の皆さま、
遠路からも折々に、あるいは毎回、ご来訪くださいました皆様、
再会、一期一会の出会い、どうもありがとうございました。


DMの設置やSNS、紙面等で広報にご協力くださいました皆様も、
この一年もどうもありがとうございました。

2025年度の感謝御礼を申し上げますとともに、
来たる2026年度も、どうぞよろしくお願いいたします。

▶次回展覧会は4月6日開幕です。
 後日改めてご案内いたします。


2026年1月24日土曜日

透ける風景/空白の部屋

   ワタナベメイ展     透ける風景    


2026.1.14(水)~25(日)
OPEN   11:00~17:00
CLOSED 1/16(金)・21(水)
___________________________


▶最終日は午後からメイさん在廊で16時にて閉幕です。


▶駐車場のご案内

長岡は雪が降り続いています。
そら屋前の歩道は24日14時時点で積雪80㎝くらい。
そろっと雁木と下屋の雪下ろしの算段もせねばなりません。


駐車場は、
ひとまず数台は停められる状態になっていますが、
雪山で入り口が見えにくくなっていたり、
雪の降り方によっては路面の雪が溶けきれずに、荒れているときもあります。

不安のある方は、近隣の駐車場をご利用いただいた方が安心かもしれません。
駅方面から、たびのそら屋最寄りの「ササキ菓子店」さんの交差点までは
歩道にも水が出ているので、そこまでは歩きやすいかと思います。
(問題はその交差点を渡ってからの、ほんの数軒分の雁木の無い歩道)

降雪時は、歩道と道路の間は消雪パイプの水で「川」状態になります。
駐車場から横断歩道を渡ってたびのそら屋にお越しいただく際の歩道も、
除雪が十分ではない場所や時間帯があります。


降雪期の長岡は長靴がおすすめです。
足元がバッチリだったら雪の小道の異世界感も、きっとたのしんでいただけると思います。

このあと晴れたら最高です
⛄✨🌈

どなた様も、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。






主にはギャラリー側に展示された、様々な技法による版が重ねられた1点ものの版画作品と
3Dプリンターによる立体作品について、
たくさん語らい、たのしんでいただいておりますが、

(重ねられた版についての参考資料もぜひご覧ください↓)





さりげないながら、共に過ごす時間の楽しみが多いであろうと思われるこちらも、
特筆してお伝えしたい作品です。





《 blank-room_d 》


技法/シルクスクリーン、顔料、鉛筆
素材/油性インク、顔料、紙

2025年(H30.0×W30.0cm)





ポートフォリオに収められた《 ghost-room_d 》と一連のシリーズ






【blank / 白・空白】と名付けられた作品ですが
(メイさん的な意味合いは「空白、からっぽ」)

赤い壁面の喫茶室に展示されているので、ほんのりピンク。

銀色のドット部分も、観る角度によって赤を反映しています。





それを窓辺で見ると、外の白を映してことのほかうつくしく、

今日のような雪の日には、
もさもさと舞い降りてすべてを包む ”ぼたん雪”のようにも感じられます。

そんなふうにこの作品は、”白い部屋” であるからこそ、
春は桜色を、夏は緑を、うつくしい夕暮れ時には空を染める茜色を、映すことでしょう。





場を営むことは、新たな到来を迎えることであり、
移ろいゆくものを、定点で観測するようなことでもあります。


刻々とした変化を、いつにも増して感じられる冬の会期。










メイさんの作品は、記号のような、不変に思われるアイコンが多用されながら、

そこには時の経過や状況の変化、やわらかく、つかみどころのない、
日々の暮らしを構成する、いとおしきケハイが込められていたことを知った展覧会、
《透ける風景》。


一瞬前の私と一瞬後の私が、変化していることと同じように、
並べて見比べなければわからないくらいの違いが、主張することなく描かれているシリーズは、

作品として完成されたことで、その世界は固定されたものと思いきや、
実はその作品と出会うひと、共に過ごすひとと、その都度、これからも
違う景色を見せるという変容を、続けていくのかもしれない、

そんな在りようを象徴するような作品が《blank-room_d》 であるように感じられます。



▶窓辺でご覧になりたい方は、どうぞお声がけください。

▶最終日は16時にて閉幕です。

限られた時間ではありますが、ゆっくりとおたのしみいただけますように。





(以下、余談です)


そう、昼までの私と今の私は、同じひとではあるけれど大きく違っています。

朝から昼までは、激しく雪をかいていた。投げ飛ばしていた。踏み固めていた。。。

でも今は、、


膝を痛めて困ったひとですーー😂

バシャバシャした雪に足を取られ、疲れて踏ん張れなかったのでしょう、
滑ってをこらえたら膝がぐきっと。


あの瞬間まで時間よ戻れ、とどんなに願えども叶うことなし。



今晩のうちに雁木の雪庇を落としたいけれど、、、

今の私は前の私とは違う。


いえ、メイさんの作品はそんな例え話ではなく、
自分に置き換えすぎですが、

角度を変えれば見え方は変わる、ということで、

とりあえず今日は休め、明日も走るな、
ということかと。



ぴかぴかの最終日に! なんて簡単に飛躍したりはしない。

明日もきっと雪は降る。

明日も膝が痛いままで困るかもしれない。



でも、うれしいこともたくさんあるに違いないと、

本当は既にからっぽになっているブランケットの向こう側を、

「なにもないかもしれない」などとは思わずに、

確信をもって思い描くのです⛄🌈🐥




2026年1月21日水曜日

透ける風景/座標

    ワタナベメイ展     透ける風景    


2026.1.14(水)~25(日)
OPEN   11:00~17:00
CLOSED 1/16(金)・21(水)
___________________________

▶作家在廊予定  
1/14(水)11時~
1/15、17、18、24、25(各日午後)
←24(土)の在廊は無くなりました







雪のことを思いながら過ごすのが常の1月の展覧会。

搬入前日に降った雪が徐々に消えていき、まるで冬のおわりの3月のようにも思えた会期前半、
たくさんのご来訪をいただいたのは、寒波襲来の予報が轟いていたからでもあったことと思います。






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お客様の道中に影響が無いうちに、なるべく早くお越しいただけますようにと願う私。

雪が消えていくのを少しばかり惜しんで、開幕時のうつくしき白の世界よ再び、、、と願うメイさん。


心配せずとも会期末には白くなりますとも! と苦笑いを返した翌日の、白。








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やったね






先のトピックスに掲載したメッセージの加筆版↑が、ギャラリー入口に掲示されています。



いくつもの版を重ねて構成された版画作品






繰り返し描かれるモチーフ





3Dプリンターで出力された [token](しるし、象徴)と名付けられた車、家、山





同じ銅版画の元版から制作された、異素材のボードゲーム様のベース






平面作品から、実在となって立ち現れた胸像


台座となるアクリル板に刻まれたグリッド、、、



それらの作品すべてが、メイさんの中の「座標」に縦横無尽に点在し、
つながっていることを知る手がかりのキャプションです。






カウンターで戯れる過去作の《UNICO》と《アクリルのべこ》もまた、
メイさんの制作における移動や軌跡
を標す、いとおしきポイントのひとつ、ひとつ。


作家には作家の通ってきた道のりがあり、
所有する私には私の出会いの物語があり、
作品はそれらがクロスする座標軸、とも言えるでしょうか



異なる日常の旅路をゆくすべてのひとたちが、例えば今日、出会った作品を軸に
視線を交わらせ、あらたな思い出の記憶が、ひとつのポイントとして発生していくことの、いとおしさ、、、


そんな新たな視点に、目先が拓けるような感覚を抱く一方で、

視覚的には巧みな仕掛けに惑わされ、

タイトルの”透ける風景”は、単に視覚的に「透けている」というだけではないことにも
ハッとさせられながら、



掴めそうで掴めない、(透明なだけに)

わかりそうで、わかりきらない、



版画展でも、彫刻展でもない、

お客様の仰るところの 、まさしく  ”《ワタナベメイ》というジャンル”  の


うつくしくここちよい世界を堪能するに、

これ以上にふさわしい季節
(と会場)があるでしょうか。



件のお客様が、この展覧会が終わることを惜しみ、
「いつかワタナベメイ美術館(!)ができた暁にはこの空間を再現してほしい」
とまで仰ってくださったことに背中を押していただき。。。

名残惜しき会期末、雪模様とは思われますが、
(くれぐれも安全にご留意のほど)どうぞお出かけください。





▶1/23 加筆

と、、御高覧いただきたいキモチとは裏腹に、

長岡の雪、降りすぎ!!!!


今日はお勧めしません(泣)






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うつくしいです。

非常にうつくしいですが、キビシイです。。

(除雪さえ無ければ、、、、)





駐車場は、ひとまず数台は停められる状態にはなっておりますが、
入り口や路面は荒れています。

道路と歩道の間は消雪パイプの水でシャバシャバです。

お越しの際は、長靴で、くれぐれも安全第一でお気をつけてどうぞ。


さて、駐車場の見通しがたったら、次はメゾン側の除雪をいたします⛄🐥💨