ラベル 喫茶室より の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 喫茶室より の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026年9月12日土曜日

旅コーヒー/KUBEL‘S COOFFEEさん

喫茶室では展覧会ごとに異なるお店から取り寄せたコーヒーを「旅コーヒー」と称してご紹介しています。

旅先で出会ったまた訪ねたいお店を中心に、地元のお店さん、出展作家からゆかりのお店をご紹介ただくことも。

《 TRIANGLE  EXHIBITION》会期中の旅コーヒーは、出展者の松坂渉さんからご紹介いただきました、
松坂さんのお住まいと同じく岩手県は盛岡市にある「KUBEL‘S COFFEE」さんのお豆です。

オンラインストア⇒
Instagram@kubels_coffee⇒






この界隈で「クベル」と聞けば、旅コーヒーでも何度かご登場いただいております
三条市の薪窯カンパーニュと自家焙煎コーヒーのお店「KKVEL(クベル)」さんですが、
盛岡の「KUBEL‘S COFFEE」さんも、薪をくべるのクベルさんでしょうか、、、

素敵な店主さんのお店であること間違いなし、
と感じるようなパッケージのお豆が届きました。

どうぞおたのしみに。






《 TRIANGLE  EXHIBITION 》 

2026.9.8(火)~19(土)
OPEN 11:00~17:00 
休廊日    9/11(金)、16(水)

※最終日はいつもと違って土曜日です。16時閉幕、ご注意ください。

____________________

【出展者】現時点での在廊予定

❖増田周一(宮城県仙台市)Instagram@shu1_masuda 9/8、12、13、19

❖松坂 渉(岩手県盛岡市)  Instagram@wataru_matsuzaka 9/8、19

❖ r23atelier88(山形県庄内町)Instagram@r23atelier88 9/8、12、13、19


____________________

【同時開催/喫茶室特別展示】

《  see/saw  わたなべあおい版画展 》 

❖わたなべあおい Instagram@a__.pyon 9/10、17、19(各日とも午後)




2026年7月6日月曜日

旅コーヒー/椎谷珈琲さん+夢叶屋珈琲さん

喫茶室では展覧会ごとに異なるお店から取り寄せたコーヒーを
「旅コーヒー」と称してご紹介しています。

旅先で出会ったまた訪ねたいお店を中心に、
地元のお店さん、出展作家からゆかりのお店をご紹介ただくことも。
(文末に今年上期の「旅コーヒー」をまとめました。)


今回は久々に県内のお店さん。

これまでにもご登場いただいております、猪爪彦一さんのお住まいにも近い
新潟市西区にある椎谷.coffeeさんと、お店のスタッフ(?)(曜日限定”間借りカフェ”店主)の
夢叶屋珈琲さんのお豆です。





椎谷.coffee ⇒



▶5ブレンド(中浅煎り)
周年ごとに作る記念ブレンドの中から、中浅煎りで軽やか、華やかな5周年のブレンド。


▶いわむロックブレンド2026(中煎り)
9月に岩室温泉で開催される「いわむロックフェスティバル」に向けたオリジナルブレンド。





夢叶屋珈琲 ⇒ ★Instagram@yumetoya_coffee


▶夢叶屋物語(深煎り)

夢叶屋さんといえばこちら。
インドネシア、エチオピア、コロンビア、それぞれの個性が生かされつつ、
深々と落ち着いた心持ちになる一杯。


________________


華やかさ、さわやかさ、どしりとした重厚感、そして真剣な遊び心、、、

どれを選んでも、今回の展覧会に寄り添う感じがするのが不思議です。


毎回、焙煎度や個性の異なるお豆をセレクトし、お客様の好みで選んでいただけるようにしています。

その中のひとつが、その時の展覧会イメージにぴったり、と感じることはしばしばあります。



ですがご用意した3つのブレンドそれそれが、3様に展覧会を表して感じられる…
そんなふうに意識するのは初めてかもしれません。

それくらい今展の作品に込められた要素が、ゆたかなのかもしれません。

ビターな深煎りはもちろん、浅煎りの味わいも似合う
2026年7月の「猪爪彦一展/異郷へ」、早くも折り返しです。

作品紹介、続きます。

__________________

猪爪彦一展  / 異郷へ

2026.7.1
(水)~12(日)
OPEN
 11:0017:00 ※最終日は16時まで
休廊日 7/3(金)、8(水)

▶在廊日 7/1、4、10、12  

__________________


【このあとのご案内】

▶7/8(水)は休廊日。

▶7/10(金)は猪爪先生在廊で、クローズ後には特別企画開催(満員御礼)。
喫茶室は夕方早めにラストオーダーとさせていただきます。

▶7/12(日)は猪爪先生在廊で16時にて閉幕です。


そのあとは9月の展覧会まで夏季休廊いたします。

▶休み明けの展覧会は9/8開幕。金工作家の三人展。
そろそろDMが届くのではないかと、、待っているところです。 
店頭では口頭でご案内しております。どうぞおたのしみに。


___________________


【旅コーヒー2026上期アーカイブ】

2026年上期は県外のお店が続きました。
今回のように、ひとつの会期で複数軒のお店のお豆をラインナップすることも時々あります。
展覧会も盛りだくさんな内容で、とても濃密な半年でした。


▶1月《 ワタナベメイ展》 
・国立コーヒーロースター さん(東京)⇒
・珈琲実験室  COFFEA さん(東京)⇒


▶4月《海辺にて》
・さとう珈琲豆直売さん(宮城)⇒


▶5月《染め織り縫う編む》
・森彦珈琲さん(札幌)⇒


▶6月《大竹夏子展「わたし」を纏う》《喫茶室特別展示/HELLO ME》
・珈琲豆ましろさん(広島
)⇒


毎回のコーヒーも展覧会のたのしみにしてくださる皆様、ありがとうございます。

作家さんつながりで、まだ訪ねたことのないお店さんとのご縁をいただくのもうれしい旅コーヒー。
9月の出会いもたのしみです
☕✨



2026年6月18日木曜日

旅コーヒー②ひろみさん、そして井田さん

 《 大竹夏子展 「わたし」を纏う 》

2026.6.9(火)~21(日)
OPEN 11:00~17:00 ※最終日は16時まで
休廊日 6/12(金)、17(水)

《 喫茶室特別展示 / HELLO ME(ハローミー)ラグ展 》

________________

▶在廊予定

大竹夏子    :6/10以外の全日
@natsufineartessay

HELLO ME :6/11(11~14時)、13(13時~)、21(13時半頃~)
@hellome_works








喫茶室奥のガラス棚にかわいらしく鎮座しておりますのは、
HELLO MEこと多田博美さんのタフティングの技法が生かされた一輪挿しラグ。

にゃんこがいても花を飾りたい!の気持ちを叶えてくれる、もふもふ感がかわいいアイテムは
花や緑を活けずとも、愛でて、撫でていたい佇まい。


その隣の箱は、「珈琲豆ましろ」さんのダンク式コーヒーバッグ、
向島(むかいしま)の魅力が詰め込まれた「ゆるねこむかいしまコーヒー」。


今回の「旅コーヒー」を決める際に、夏子さんとひろみさんに好きなコーヒー屋さんなどをお尋ねしたところ、遠く広島は尾道に、ひろみさんがパッケージデザインを手掛けたご縁のあるこだわりのコーヒー豆屋さんがあると教えていただき、それはぜひとも、とご紹介いただきました。







本職としてはデザインやイラストの仕事を手掛けるひろみさん。
当時はパッケージデザインをするのは初めてで、勉強しながらのチャレンジだったとのこと。

広島のコーヒー屋さんが、向島をアピールする商品のパッケージデザインを、
新潟に住む、千葉県出身のひろみさんに依頼する、といういきさつも素敵で
うれしいつながりがあってのこととお聞きしました。


地元の魅力を大切にしながら、遠くの未知なるゆかりもはぐくみ、
交わり、伝播していく、、

なんと素敵な、まさに旅コーヒー。。。






メニューのお豆については先のトピックス
「旅コーヒー①」でご紹介しています⇒



ひろみさん曰く
「向島は(実際にはお訪ねできていないのですが)猫と自転車の町だそうですよ」。


そら色の自転車やカヌーに乗るにゃんこがかわいい。
オンラインショップには「ゆるねこ」のマスキングテープとセットになったアイテムもありました。

「珈琲豆ましろ」さんのWEBサイト⇒






この春のテーマ《海辺にて》 キタ(*ノωノ)
浜でくつろぐにゃんこには、星名康弘さんの 《シキヌノ》  を敷いてあげたい








喫茶室ガラス棚の下段には、
この春に観てとてもよかった「チュルリョーニス展」の展覧会カタログと並んで(私蔵版)、
広島県は呉市音戸町に逗留された故・井田英夫さんの画集。(販売品)




 



広島県も広く、音戸町がある呉(くれ)市と向島(むかいしま)のある尾道市は東西に離れているようですが、
どちらも瀬戸内海の島並を臨む、穏やかな光あふれる地域なのかな、、、 と
想いを馳せます。

________________


▶井田英夫さんのこと

井田さんの作品集は、そろそろ必要な方々に行き渡ったかなと、
お預かりしている在庫を絵屋さんにお返ししようと思っていたところの春、
久しぶりにぽつりぽつりとお求めいただけたことがうれしく、
手元にある残り数冊、今しばらく販売を継続したいと思います。


買いそびれていた方、
気になってくださった方、
そしてまだご存知ない方も、どうぞお手にとってご覧ください。


5月に絨毯の展示会を開催してくださった三方舎の今井さんは、
橋本桂子さんつながりであり、井田英夫さんつながりでもある御方です。

音戸からふるさと新津へ、病身の井田さんをワゴン車で連れ帰ってくださった時のお話を
展示会の折にお聞きしました、、


_______________________________


井田さんについてはこちらもどうぞ。

▶井田英夫ウェブサイト⇒ 

▶そら屋の過去のプライベートブログ⇒ 2020年5月8日 追悼 







ひろみさんのもふもふ一輪挿しラグ

もしかして、「しまなみ」のようにも見えるでしょうか、、、


図らずも井田さんオマージュに気付いた夜更け。。。



井田さーーん 瀬戸内のケハイが届いてますよーーー


空に向かって呼びかけたら
遠くで一番カラスが鳴きました








様々な思いを呼び起こす

《 大竹夏子展 「わたし」を纏う 》と
《 喫茶室特別展示 / HELLO ME(ハローミー)ラグ展 》は名残惜しき会期末。

最終日の6/21(日)は午後にはひろみさんも来廊、
16時にて閉幕です。





旅コーヒー①珈琲豆ましろさん

喫茶室では展覧会ごとに異なるお店から取り寄せたコーヒーを
「旅コーヒー」と称してご紹介しています。

旅先で出会ったまた訪ねたいお店を中心に、地元のお店さん、
出展作家からゆかりのお店をご紹介ただくことも。


今回は、喫茶室特別展示の”HELLO ME”こと多田博美さんからのご紹介で、
広島県は尾道市向島にある「珈琲豆ましろ」さんのお豆です。

つながりの詳細については次のトピックスにて☕✨








以下、ましろさんのWEBサイトからの抜粋です。



ましろブレンド

創業当初のまっしろなこころを忘れずにつくるオリジナルブレンド

当店のブレンドの中で、最も香りが華やかなコーヒー。
軽やかな口当たりで、優しい甘みが口に広がります。
甘味と酸味のバランスを楽しむことができる、毎日飲んでも飽きの来ない珈琲です。



むかいしまブレンド

尾道向島の海ような穏やかな甘みを感じるオリジナルブレンド
甘く、香ばしく、コクがある。
キャラメルのような濃厚な甘さがあり、赤ワインを想わせる芳醇な香りが漂います。
酸味はましろブレンドより弱く、苦みはせとうちブレンドより弱く感じられます。
バランスの取れたテイストです。
そばにいるほど(飲めば飲むほど)好きになる。
まるで、むかいしまのようです。



せとうちブレンド

ダークチョコレートを想わせるコク深さのあるオリジナルブレンド
やさしいほろ苦さと切れの良い後口。
当店のブレンドの中では最も深煎りのコーヒー。
ほろ苦さを感じた後に甘さがほんのり口の中に漂う。そんな魅力的な珈琲です。


___________


お豆はいずれもスペシャルティーコーヒーです。
メニューでは上記3種類のブレンドをラインナップ。
アイスコーヒーは「せとうちブレンド」でご用意しています。









こだわりの珈琲豆を多数取り揃えておられるましろさん。
オンラインショップにはブレンド以外にも気になるお豆がたくさんありました。


終盤用のスタンバイ兼自宅用にセレクトしたのはこちらの2種類。


ブラジル スルデミナス

ブラジルを上手に焙煎できているお店は、他のコーヒーも上手に焙煎できていると当店は捉えています。
実はそれだけ焙煎するのが難しいのがブラジルだと考えます。
近年では他の産地のコーヒーのような派手なフレーバー(香味)をブラジルに求めるロースターが増えています。
しかし、当店ではブラジルにそのような派手なフレーバーは求めていません。
派手なフレーバーが無くとも、ブラジルはしっかりとした甘みを持ったコーヒーだと考えているからです。
ローストアーモンドのような香ばしさ。
ミルクチョコレートのような優しい甘さと口あたり。
どなたでも楽しめるような、上質なコーヒーをお楽しみください。
農園もののコーヒーではありませんが、非常に高品質なスペシャルティコーヒー
です。



エチオピアウォッシュト イルガチェフェ 

レモンのように華やかで爽やかな香りを持つコーヒーです。
柔らかな酸味で、甘さはオレンジを想わせるので、クセになります。
キャンディのようとも形容される、魅力的な甘さが本当にたまりません。
店主が最も愛する”甘い”コーヒーをどうぞお試しください。


_________


・・・ね☆ こんなメッセージを読んだら飲んでみたくなりませんか。


近年、驚くような華やかな香味のブラジル豆に出会った時には感動したものですが、
(そしてそういうお味も好きですが)
ましろさんのおっしゃるところの、ブラジル
本来の”しっかりとした甘味”にも出会ってみたい、、、


エチオピアも、とかく果実味豊かなナチュラル精製を選んでしまいがちですが、
ましろさんが「最も愛する”甘い”コーヒー」とは、、、

ウォッシュト精製の新たな地平に辿り着いてみたくなりました。


会期終盤、ブレンドの残りが少なくなりました際には
これらのシングルお豆も登場します。






四角い箱は、珈琲豆ましろさんのダンク式コーヒーバッグ。
”HELLO ME”こと多田博美さんとのゆかりのお話に続きます☕✨


《 大竹夏子展 「わたし」を纏う 》

2026.6.9(火)~21(日)
OPEN 11:00~17:00 ※最終日は16時まで
休廊日 6/12(金)、17(水)

《 喫茶室特別展示 / HELLO ME(ハローミー)ラグ展 》

________________

▶在廊予定

大竹夏子    :6/10以外の全日
@natsufineartessay

HELLO ME :6/11(11~14時)、13(13時~)、21(13時半頃~)
@hellome_works


2026年5月8日金曜日

喫茶室特別展示/高木秀俊 - on The Globe -

5月の第一弾展覧会《 染め 織り 縫う 編む 》5/10~17と、
第二弾《 三方舎 / ガズニン絨毯とマイマナ刺繍キリム展 》5/20~24
の会期中の喫茶室では、特別展示【 高木秀俊-on The Globe- 】を開催いたします。






《 sente 》


高木秀俊 / TAKAKI Hidetoshi

Instagram@tacobozu

▶在廊日 5/10、16、17(各日とも午後から


【略歴】

長岡市在住。
記号性や抽象性をテーマにしたシンボリックな抽象絵画を制作。
2024年に札幌で個展「タカキのカタチ」を開く。
OCTOPUS BOY名義でグラフィックデザインを行う。
趣味は短歌、ぶらっと歌会を主宰。



【メッセージ】

AIの台頭によって社会の急激な変化が起きています。
その中で自分を見失わないために、アナログで人間的なアプローチを試み、
その可能性を広げていきたいと考えるようになりました。

今回の展示では、普遍的な形「円」からイメージを膨らませていきました。

レイアウトやテクスチャによって視えてくるものを鑑賞者と共有することは可能なのか? 
手法に制限を加えながらアイデアやコンセプトを煮詰めていきました。

カフェの中に溶けこみつつも、存在をさりげなく感じさせる作品を目指しましたので、
美味しいコーヒーをゆっくり楽しみながらご鑑賞ください。






《 gote 》


高木さんの作品は、糸や布にまつわるものではありませんが、5月のふたつの展覧会をつなぐ存在として、ご出展をご依頼しました。

日頃はグラフィックデザインの仕事をしておられますが、肉筆画の絵具の質感のある作品も大変魅力的です。

たびのそら屋では外山文彦さんが主宰するアトリエZenの企画展(’18~’20)と、矢尾板克則さんの個展(’20)の喫茶室特別展示にご出展いただいて以来となります。

5年ほど前に北海道へ移住される以前は、長岡界隈で絵画やポスターデザインの仕事を拝見する機会がしばしばあり毎回をたのしみにしていたので、長岡を離れる知らせは(喜ばしいご事情ではあったのですが)残念に思う気持ちが小さくありませんでした。

その高木さんが、再び長岡暮らしになって連れ合い様と訪ねてくださった時の驚きとうれしさといったら!

この後5/20から開催する三方舎さんの絨毯展の喫茶室のイメージが、高木さんとビビッと重なったこともうれしいことでした。


三方舎の今井さんからは、展示会中の喫茶室はたびのそら屋側で企画してよいと言っていただき、異国(アフガニスタン)の絨毯のある空間(暮らし)と、やわらかく調和、あるいは響き合うことのできる色彩、、質感、、 諸々を思い巡らすにつけ、その空間に高木さんの作品がある様子に出会いたい、、、 
そんな思いにかられて、2会期を通してのご出展をご依頼させていただきました。


高木さんには《染め 織り 縫う 編む》の糸・布コンセプトでなくてよい旨と、「今」の高木さんの作品を拝見したい旨をお伝えしたのですが、さすがクライアントワークで揉まれてきたとおぼしき高木さん。
存分に意図を汲んでくださり、インテリア性を意識した構成の絵画と立体作品を制作してくださいました。


出展作以外にもいくつか、久しぶりに作品を拝見したのですが、高木さんの選ぶ色彩は相変わらず素敵!


ですが何より、作品にはこの数年の問いや模索がたっぷりと現れていること
(それこそ私が観たかったもの)、それが更にメッセージ(ことば)によって、わたしたちに向けて開かれている、
ということに、、 この間の変化を感じて、感動しています。


高木さんは、手仕事、ART、デザイン、言葉、文化、旅、、
いずれにも親和性のある作家でいらっしゃると感じています。

それらは、ひとりでもできることではあるけれど、
出会うひとと、交わり、呼応することによって、
より豊かなものを生み出しうるものである、という思いを新たにします。


「普遍的」や「共有」、「溶け込む」、、
そうしたキーワードが含まれたメッセージを、会期中に更に味わいたいと思います。







fusekiシリーズ

fuseki(布石)はもともと囲碁用語です。
囲碁から着想を得て、棋士が感じたり見えているものを想像しながらアートに置き換えていきました。
丸いポイントの位置や色が、周囲と影響し合いつつ見えない空間の形を作り出すことがテーマです。








○搬入後記

今回は、円、丸、球体… がテーマになっているとのことで、
搬入日には特別展示のタイトルが《on The Globe》と名付けられていました。


ここではひとまず《fuseki》シリーズのみ解説をご紹介しましたが、
会場には他の作品についてもそれぞれの解説をご用意くださる予定です。


絵画としての視覚的なたのしみと併せて、
絶妙なゆらぎやアンバランスを織り交ぜたデザインの奥行きと、作家性にも
触れていただけたらと思います。

高木さんと久々に再会される方も、はじめて出会われる方も、
どうぞおたのしみに〇






喫茶室には〇がいっぱ~い✨○◎○● 



机の上のポートフォリオには2007年からの作品記録が収められています。
ぜひご覧ください。




2026年4月9日木曜日

旅コーヒー/さとう珈琲豆直売さん:地図とメッセージ

 喫茶室では展覧会ごとに異なるお店から取り寄せたコーヒーを
「旅コーヒー」と称してご紹介しています。

旅先で出会ったまた訪ねたいお店を中心に、地元のお店さん、
出展作家からゆかりのお店をご紹介ただくことも。


今回は2軒のお店さんから4種類のブレンドをご用意しています。


ひとつは
昨年9月の《しんぞう個展》以来、再びご登場いただきました、
宮城県は宮古市にある「さとう衣料店 珈琲豆直売」さん


《海辺にて》ということで、イメージの重なるお店がいくつか思い浮びましたが、
未知の地ではなく、また訪ねたい場所があるように、
春先の時節柄もあってか、こころは三陸の海へ。。






まだ訪ねたことがないお店さんなのにすっかりファンであることは
昨年のブログにしたためています⇒

一年前の春のスペシャルな出会いと、いくつかの縁を辿る夏の旅の記憶。。。

ショップカードなどの「印刷物」を同封してくださるようリクエストしたところ、
今回はオリジナルの「みやこ食地図」を入れてくださいました。(大好物😆✨







スキャンデータでは肝心の地図ラインが映りませんでした
想像力を働かせて現地で答え合わせを
( *´艸`)

いえ、お要りような方はお声がけください☆

いつかの旅の手がかりに






もう1軒は1月の「ワタナベメイ展」でもご紹介いたしました、
東京は国立市にある「国立コーヒーロースター」さんの春の味「さくらブレンド」。

国立は秋は銀杏、春は桜が街並みを彩ります。
秋冬の「いちょうブレンド」が美味しかった記憶が冷めやらぬうちに出会った
春のブレンドも
美味しくて、皆様にもご賞味いただきたく。
こちらは「リアル旅」コーヒー。


さとう珈琲豆直売さんの海風味とともに
国立コーヒーロースターさんの春風味をおたのしみください。
(桜の葉や桜の風味は入っておりません)






パプアニューギニアは会期後半に登場する予定



海にゆかりのある作家にご出展いただいております展覧会《海辺にて》。
出展者の皆さまにも伺いましたが、三陸は宮古のさとうさんからも、
馴染みの海についてのメッセージを頂戴しました。


おいそれとは伺えない気持ちもあったのですが、

オリジナルブレンドのネーミングや、ラベルに書かれたコメントなどを読むにつけ、
どれだけ大切なふるさとであるか、、、

言葉で表す(伝える、語らう)ことも大切にしていらっしゃる方なのではないかと
ブログなどからも感じるにつけ、、、


触れないのでなく、
聞かせてほしい、、


まるごとのふるさと、まるごとの人生だもの、、


_______________________


私にとっての海は

 

いつも目の前にあるので特に思い入れもなかったものですが、

あの津波を体験して、

よくこんな場所で住んでいたな、

よく酒飲んでゆっくり寝ていられたな、

よくあんなに無防備で大切な家族と暮らしていたな、

と思う存在です。

 

では、海がある暮らしから離れられるかとなると、

とても無理です。

 

宮古市は海岸線の町で大きな道路がないので、

大企業チェーン店が増えて日本どこも同じような風景になることもなく、

まさに「陸の孤島」のようです。

私たち夫婦はいつも海をみてから出勤します。

若い人はあれが欲しいこれが欲しいと言っていますが

ほかに何もいらない、海だけあればいいんです。

 

海のレジャーにも興味がありません。

年に一度、お盆明けの監視員のいない海水場で

ぬるくなった海水に妻と浸かるだけです。

冬は地元民も観光客もいない観光地をただ歩くだけ。

それが私たちの海との付き合い方です。

言うまでもないことですが、津波には心のどこかでいつも備えています。

 

東北の海は、暗い海です。

青森から岩手、秋田の海には、東北の風景があります。

つまり、まだ日本が残っています。

東北の海を眺めるとそれを感じられることが、私にとって大切です。


(さとう珈琲豆直売店主様より)


______________________


たいせつな たからもののこと

かけがえのない 日々のこと


聞かせてくださり

ありがとうございます。


______________________

2026 SPRING EXHIBITION -海辺にて-

4/6(月)~19(日)
OPEN   11~17時 ※最終日は16時まで
休廊日  4/10(金)、15(水) 

_______________________

【出展者】   ※下記地名は作家ゆかりの海辺です


▶下澤亮太(絵画)富山県朝日町ダイヤ海岸 @ryota_shimosawa 

▶廣田勘太郎(絵画)長岡市寺泊町 @mutya_mutya2525

▶高橋理恵 / momoco(絵画・小さなオブジェ)上越市名立区 @momococco888

▶星名 泉(ガラス)新潟市西蒲区越前浜 @izumiglassstudio

▶星名康弘 / 浜五(植物染め)新潟市西蒲区越前浜 @shokubutsuzome_ham




2025年9月13日土曜日

旅コーヒー/さとう珈琲豆直売さん

 喫茶室では展覧会ごとに異なるお店から取り寄せたコーヒーを
「旅コーヒー」と称してご紹介しています。

旅先で出会ったまた訪ねたいお店を中心に、地元のお店さんのこともあれば、
出展作家にゆかりのお店をご紹介いただくこともあります。

今回は、この夏の東北旅の続きのような気持ちのセレクトで、
「旅コーヒー」としては初めて、縁もゆかりもないお店、

岩手県は宮古市にある「さとう珈琲豆直売 」さんのお豆です。
https://satocoffeebeans.ocnk.net/









まだ訪ねたこともなく、お味見もしていない状態で、パッケージデザインとHPから発信されるものに心惹かれて、確信をもってお取り寄せしました。


いつものように、「いつかの旅の手がかり」としてショップカードを同封してくださるようお願いしたところ、「ショップカードは無いので何か印刷物を同封します」とお返事くださり、届いたのがこちら↓





大好きーーー ☆





会ったことも行ったこともない、薦められたわけでもないのに
お味見する前からファンになり

早くお客様にお伝えしたい!と思うようなお店は
そうそうあるものではありません





だって「毒見珈琲」とか😆


そら屋のお客様、一緒に愉しんでくださるからうれしい!💕

(しっかり真面目に焙煎されたコーヒーです☕✨





ギフトで入れてくださったドリップパックのパッケージも
どれも見ていただきたい





カラスだもの、くまだもの







「さとう」さんは衣料店でもあり、ネットから垣間見るにつけ気になるものがたくさん。

いつかお訪ねしたいお店です。

この夏の印象的な旅路と、いつかの旅と、夕日が沈まない宮古の海を思いながら。






昨年から、来年こそは宮城丸森に居を移して3年になる平野照子さんを訪ねようと思っていたところ、
春に富川岳さんに出会ったことから岩手遠野も訪ねることにして、
往路は仙台からまっすぐ遠野へ。
帰路は三陸方面、陸前高田から沿岸に出て石巻経由で帰ってきました。


行く先々、要所要所で、未だに残る各種災害の傷跡を目の当たりにしながら、
それぞれの地に暮らすひとの生業や、未来への模索を垣間見たり、
その土地ならではのものをいただき、はじめての景色に目を奪われ続け、
立ち寄ったお店で地元の方と語らえたのがうれしかったり、
言葉にならない複雑な思いの一端に触れさせてもらいながら、

みんな一生懸命に生きていて

どの地に暮らすひとにも幸あれと、願うような旅でした。



***



そして思いました


津波も洪水も本当に大変なこと。

逃げ遅れを繰り返さないために、伝えていかねばならないこと。

三陸では2か所の津波の伝承館に立ち寄ることができ、本当に胸の詰まる思いになりました。
能登地震では上越でも津波被害があり、地元の方は本当に恐しかったことと思います。



そんなことを思うほど、だから尚更、

新潟に、長岡に、暮らす私たちは、福島から、もっと学んだ方がいい と、

思わずにはいられません。


「その時」何が起こるか、 起こったか、

少なくとも諸々の「人災」を回避するために、
できること、すべきことは何か、、、


福島原発事故を総括し、まだ終わっていないことを伝える場所に、
私は行ったことがありません。 (あるのでしょうか?)

見えないもの、語りにくいもののことを、どう伝えているかな、、、


って、、、 



私はさとう珈琲豆さんみたいな
ど直球真剣なユーモアがほしい!



2025年6月15日日曜日

旅コーヒーのこと/ラインハイトさん、ブランケットカフェさん、ブラジル屋さん

たびのそら屋の喫茶室では、展覧会ごとに異なるお店から取り寄せたお豆を
「旅コーヒー」と称してご紹介しています。

旅先で出会ったまた訪ねたいお店をはじめ、
県内・地元、作家の方々から好きなお店をご紹介いただくこともあります。


今回は、出展者の崎元美日さんから教えていただいた、
金沢市内の自家焙煎珈琲のお店の中から、いずこも気になりながら、
タイミングのあった3店のお豆をご用意しました。






館内には6名の作家による多種多様な版画の表現世界が豊かに繰り広げられていますが、
喫茶メニュー「旅コーヒー」もまた、
店主の方がお豆に込めたイメージの味わいに、それぞれの個性と奥行きが感じられて、
コーヒーの展覧会さながら、いつにも増して贅沢な喫茶室です。

以下、お店とお豆のご紹介です。
お豆の解説は各店のサイトより引用しています。




自家焙煎珈琲 Reinheit(ラインハイト)⇒    金沢市田上さくら2丁目87

・ラインハイトブレンド(中深煎り)
    コクと甘み、バランスの整った、お店の顔的なブレンド

・ニカラグア サンタ アナ農園(中煎り)
    柑橘系のさわやかな香り、さっぱりとしていながらほのかな甘みも合わせ持つ

・マラウイAA(深煎り)
    香ばしさと軽やかな苦みが秀逸な一級品





オンラインショップから注文せさせていただいたのですが、

お豆と一緒にお店の写真を同封してくださり、
丁寧なメールには長岡に旅させるお豆たちへのエールも☕✨

展覧会に寄せてくださるお気持ちと併せて、なんともうれしい交流をいただきました。

お店では手作りケーキもご提供されているとのこと。
そこにはきっと特別な、うれしい時間が流れているにちがいないと、
いつかの旅に思いを巡らせます。









写っているミニアチュールは
うさぎのモチーフが人気の崎元美日さんの作品

《 flower crown 》Etching






自家焙煎珈琲 blanket cafe (ブランケットカフェ) ⇒  金沢市尾山町12−2


・オリジナルブレンド(中深煎り)
   モカが香る飽きのこない、こだわりのブレンド
(ブレンド内容:エチオピア、グァテマラ、エルサルバドル)

・グアテマラ カフェインレス(深煎り)
   グァテマラの生豆を使ったカフェインレスコーヒー(デカフェ)。
   加工場所のメキシコの天然水を使ってデカフェ処理をしています。
   ウォータープロセス処理でカフェインレスにしています。






オンラインショップもおありですが、私の注文のタイミングが遅くなり、
崎元さんのお言葉に甘えて、直々に買ってきていただきました。

観光地のど真ん中にある尾山神社の真下にありながら、
落ち着いた雰囲気でコーヒーも焼き菓子も美味しい、と崎元さん。

確かに、やわらかいお味のブレンドもさることながら、
差し入れてくださったビスコッティの美味しかったこと✨

お店の様子がわかるようにと、写真をFacebookにアップしてくださっています。
素敵なスマイルのマスター✨ 会わずともファン☕✨ 

崎元さんのFacebook(6月6日をご参照ください)
https://www.facebook.com/mika.sakimoto10


いつかお訪ねできた暁には、ショップカードに描かれた店名の由来とおぼしき
異国情緒のある「ブランケット」のこともお聞きしてみたいです。







版(スタンプ)が押された豆袋

「版画展」の中で出会うと味わいもひとしおです








▶ハッピーコーヒー  ブラジル屋 ⇒  石川県金沢市寺町1-6-40

・セラード スペシャルブレンド
ほどよい風味と上品な味わい、くせのないまろやかさを持っています。


・お店のおすすめ/ ニカラグア ブエノスアイレス・マラカトゥーラ
バニラのような甘味とコク、クリーミーな飲み心地、
地区独特の気候がコーヒーチェリーの発育を遅らせ糖度の熟成を助けています。


・崎元さんのお気に入り/ イタリアン・ロースト 







ハッピーコーヒー・ブラジル屋さんは、金沢市内で一番古い自家焙煎珈琲のお店さんとのこと。

オンラインショップは、現在は稼働されていないようでしたので、
崎元さんにイメージのリクエストを託して、買って来ていただきました。


「お店のメインとなるブレンド」のリクエストには、セラードスペシャルブレンドを、

「季節のおすすめか、崎元さんのおすすめを」のリクエストには、
店主さんが選んでくださった、(暑くなってきたので)すっきりさもあるニカラグア※   
 

その他に、崎元さんがずっと愛飲していたという照りっ照りに焙煎されたイタリアンローストも差し入れてくださいました。


※奇しくもラインハイトさんのニカラグア(農園違い)と飲み比べができる贅沢✨
私には馴染みのないニカラグアでしたがどちらも好印象。うれしい出会いとなりました✨




以下は崎元さんがFacebook(6月6日)に書いてくださった
ブラジル屋さん紹介のコメントからの引用です。
https://www.facebook.com/mika.sakimoto10


私にとってコーヒーは、音楽や絵画と同じようにいつも傍らにあって、芳醇な香りで元気が出たり、手の中のカップの温もりに慰められたりする存在です。

旅というワードから、ただ美味しいだけではなく、道行となってくれるコーヒー店を紹介したいと思いました。

その一つ、ブラジル屋さんは特に思い入れのある店です。お付き合いは40年以上、最近は伺う頻度が減ってしまいましたが、変わりない店構えと味にホッとします。初代の店主は102歳、奥様共々お元気でいらっしゃるとのこと。まさにコーヒーパワー。

このご依頼のお陰で久しぶりにお店に伺うことができて、美味しいコーヒーをいただけます。





実はこの他にも、追加で別のお店さんのお豆もいただきまして、、、
メニューに載せきれないほど、ぜいたくに金沢コーヒーの味比べをさせていただいている会期です。


崎元さんが名前を挙げてくださった自家焙煎珈琲のお店さんは他にもあり、
今後のたのしみを、たくさんいただきました。




以下、長い余談混じりになります。


今回は、ほとんど初対面の崎元さんのご厚意に甘えて、あれこれと買ってきていただきましたが、
実は、こうしたことこそが、たびのそら屋の「旅コーヒー」のはじまりでした。



高田でカフェを営んでいた頃(2005~2012)、かつてのように旅に出る時間は無くなり、
休日は疲れ切って、近隣市町村でさえ足を延ばすことが無くなった、、、

そんな店主に、出掛けてきたからとコーヒー豆をお土産にくださるお客様がしばしばいらして、
居合わせた親しいお客様方と一緒に味わわせていただいていたのですが、


あるとき、それをちゃんとメニューにして、もっと多くの方に飲んでいただけたらいいなと思い立ち、
お客様が自宅用の豆を買いに行くときに声を掛けてもらって、
たびのそら屋の分も一緒にお願いするようになりました。

今ではオンラインショップも増えましたが、当時はまだまだ。

もともと、はるか遠く、海の向こうから旅してくるコーヒー豆を、
こだわりをもって丁寧に自家焙煎するお店が全国各地にあって、
旅したひとが、手から手へと、運び、もたらす、、

そこには道中の語らいや、様々な思い出も刻まれているに違いなく、、


それが、たびのそら屋の「旅コーヒー」。


カフェを一旦、閉じてからの数年間は、連れ合いと共にたくさん旅する時間を持てました。
何処に行くにも、自家焙煎珈琲のお店と地酒屋さんはチェックしてから出かけました。

また訪ねたい、心に残るお店がいくつかできたころ、喫茶併設ギャラリーを営むことになった折、

定番のコーヒーは定めずに、いろんなお店のお豆を用意して「旅コーヒー」としてご紹介することは、
何の準備よりも早くに決めてわくわくしていたことでした。


こうした多くをお伝えしたわけではなかったのですが、
崎元さんが「美味しいだけでなく、道行となってくれるコーヒー店を紹介したい」
と思ってくださったお気持ちが、とてもうれしいです。







《peekaboo》崎元美日/Etching




旅コーヒーを取り寄せるときは、いつも、ショップカードを少し、
同封してくださるようにお願いしています。

多くの情報をオンラインで得ることのできる時代ですが、手元の紙片をきっかけに、
あるときふと思い出すことが、旅のはじまりになるかもしれません。


お客様にとって、私にとって、いつかの旅の手がかりに。


(ブラジル屋さんは該当する媒体が無いとのことでしたので、
乱筆で恥ずかしながら、HPの情報を書き写したものを添えさせていただきました)






金沢の旅気分満載の《Kanazawa Printmakers /  版画展Ⅵ 》

いつもとは少し違う寂しさもこみあげてくる会期末。

6/18(水)岩瀬さん、崎元さん午後来廊で、16時にて閉幕です。
平日ですが、ご都合のつきます方はどうぞ、お出かけください🌈