◆有元利夫オマージュ『記念版画集』
【収蔵作家】
猪爪彦一、岡谷敦魚、佐藤妙子、高橋洋子、玉川勝之、ワタナベメイ
協賛:中林忠良
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作品と作家略歴、中村玄さんからの問い★への答えをご紹介いたします。
★玄さんからの問い 「画家・有元利夫とは?」
有元をどのように捉え制作したか、背景などについてコメントをいただきました。
岡谷敦魚 / OKANOYA Atsuwo
《Who is ARIMOTO》
銅版画/リトグラフ、シルクスクリーン、雲母チタン
130㎜×90㎜(台紙を含む 295㎜×210㎜)
銅版画/リトグラフ、シルクスクリーン、雲母チタン
130㎜×90㎜(台紙を含む 295㎜×210㎜)
【作家略歴】
1971 東京都生まれ
武蔵野美術大学油絵画科版画コース銅版画専攻卒
武蔵野美術大学油絵画科版画コース銅版画専攻卒
東京藝術大学大学院美術研究科造形学美術教育修了
[個展] 多数
1999 岡谷敦魚版画展 (ギャラリー21+葉ANNEX、銀座)
2001 岡谷敦魚版画展 (楓画廊、新潟市)
2006 岡谷敦魚版画展 (画廊 編、大阪)
2013 岡谷敦魚版画展 (新潟絵屋、新潟市)
2022 岡谷敦魚”Printerly” 拡張する版画 (游文舎、柏崎市)
[グループ展 等] 多数
1999 第4回高知国際版画トリエンナーレ (高知)
2011 かかわりに距離を経て (ギャラリー mu・an、長岡市)
2015 第22回新潟銅版画展 (新潟県民会館展示コーナー、新潟市) 以後毎年出品
2018 旅路 岡谷敦魚×ヤマクラコウジ (kaede Gallery+full moon、新潟市)
2020 このあたりのこのすく展 (工房このすく、長岡市)
2022 美術・工芸学科教員展 (長岡造形大学展示館 「MàRoùの杜」、長岡市)
現在、長岡造形大学 美術・工芸学科准教授
【画家・有元利夫とは?】
「有元利夫を知っている」とはどういうことだろう。
僕は有元を「知っている」と言えるのだろうか?
もちろん名前は知っているし、作品も見ている。
しかし、だからといって自分が有元のオマージュ作品をつくれる作家であるとはとても思えなかった。
そこで、有元を「知らない」作家としてオマージュ作品をつくることにした。
作品を作るに当たり、まずChatGPTに「WHO IS ARIMOTO?」と入力してみた。
するとAIはありもしない有元利夫像を語り出した。
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岡谷敦魚さんは、工房このすくの発起人であり運営メンバーでいらっしゃいます。
長岡造形大学で後進を育みながら作家活動をする傍ら、地域に制作環境を整備し、
年齢問わず版画や創作活動に親しむ場を広げる活動にもご尽力されています。