2022年5月25日水曜日

【御礼】第7回 Pegasusの会展

2022/5/10~22に開催いたしました《第7回 Pegasusの会展》は、最終日も天候に恵まれ、
にぎやかに、無事に閉幕いたしました。





テラスの頭上をすっかり被った新緑が、少しずつ色濃くなっていくのを感じながら過ごす5月の会期。

勢いを感じるのは植物たちについてだけではありません。

作家たちの1年ぶりの「Pegasusの会展」への思いは、
会場での語らいの中で、たちまち来年に向かって転じていった様子でした。





ギャラリーの企画ではなく作家たち自らが、固定メンバーで、展覧会を毎年開催するということ、その準備の1年の重さを、改めて感じながら過ごさせていただいた、たびのそら屋では2回目となる「Pegasusの会展」。


自身や家族の状況が年々変化していく中、社会情勢も思いもよらなかったことが次々と起こる中で、見通せない1年後にまた照準を合わせて臨む、、、


その心の内は計り知れませんが、新たな一年が既にはじまっていることを感じるにつけ、

来年もまた、この御三方が元気に揃って、《Pegasusの会》ならではの展示空間が生まれる瞬間に立ち会わせていただけることを願って、たのしみに待ちたいと思います。





金内沙樹 《 集塊Ⅰ》

sold out


Instagramでのご紹介と重複しますが、こちら↑は

「花束にも見えて・・・」 
そんな言葉と共に選んでいただいた作品です。


作家が自身の「原風景」を「生活を形作る」金属の切粉を用いて描いた作品が、
お客様の目に ”花束” として映る、、、


「 ”抽象画” は難しい」と、いろんな意味で言われるのを聞きますが、
お客様の言葉に、抽象作品の味わいと、観る人の世界の豊さを学ばせていただきます。


誰かに花を贈る時、手渡す花を抱えながら、まるで自らがいただいたような、うれしい気持ちになりますが、旅立つ作品を通して、作家はこころに花束をいただくのかもしれない、、、と感じた出来事でした。





花束といえば、エントランスの義母の活け花は今回はお休みだったのですが、
なんと開幕初日に、お客様から素晴らしい百合を頂戴しました。






とても珍しい八重咲きの百合の花。
甘い香りとともに、全ての蕾を順番に開きながら、会期末まで、
見事な華やぎでお客様を迎えてくれました。






お陰様で、素晴らしい展覧会でした。
ご来場の皆様はじめ、SNS等で発信してくださいました皆様、
DMの設置にご協力くださいました事業所の皆様に、こころより感謝申し上げます。






《Pegasusの会展》は、当ギャラリーにとっては唯一、毎年開催する展覧会です。


展示作家の皆様の毎年を追いたい気持ちを抑えながら、個展では1年置きであったり、グループ展では敢えて同じ顔触れにならないように心がけてきた中、連続開催のズシリとした趣きを知った今展でした。


来年も連休明けの同じ頃合いに開催いたします。

先のことはわからないですが、
わからないからこそ悔いなきように、それぞれの日々を重ねてまいりましょう。





次回展覧会は 6/18より《 竹本悠大郎 乾漆彫刻展 》です。

詳細は近日ご案内いたします。
どうぞお楽しみに。



2022年5月20日金曜日

Pegasusの会展/猪爪彦一

年間を通して県内外で多数の展覧会活動をされる猪爪彦一さん。

その中でも、年齢の離れたメンバーとともに開催する「Pegasusの会展」は、
特別な ”挑戦” の場として位置付けておられます。

略歴とメッセージはこちら ⇒ 

(作品は全て油彩・キャンバス)





《 光景 》

100×130㎜

sold out





《 夢 》

100×100㎜






《 山 》

100×100㎜

sold out





《 虹 》

100×70㎜

sold out







新たなマチエール、

新たな色彩、

とりわけ人物画の変化を、従来からのファンの方々も感じ、惹きつけられています。





《 少女 》

P6





《 旅人 》

P6

特にコメントをいただくのがこちらの作品↑

これまでの猪爪彦一さんの世界には、居なかったような。

赤い髪のそのひとは、まるで近藤充さんの世界からやって来たかのようにも思われて、

三者の作品を眺める位置に立ち、それぞれの世界を結ぶ回路のありや無しやを味わいます。






《 夜の入口  A 》

P8





《 夜への入口  B 》

P8



これまでにないグレーの色調が印象的な2作品。


《再掲・作家メッセージ》

現実のニュースが夢の中へ入り込んで

灰の色が私の画面を被いはじめると


行き場所を見うしなった鳥たちは

次々に天空へと飛び立っていった。



おそらくは多くのひとを被っているであろう「灰の色」を、
このように表すことのできる作家に、私は改めて感服します。



《 世情 》

P8



自身の頭の中の世界の何処か、を描くという猪爪彦一さんは、
これまでも生も死も、共に在るものとして描いてこられましたが、

近年、現実世界の世情を反映していることを感じながら拝見する作品は、
また殊の外、興味深く、その発する気配が心に染み入ります。





《 方舟 》

P6


かつて水平方向から沈みかけた様を描いた作品でインパクトを与えた”方舟”(2020個展)は、
今や垂直し、卵はゆるぎない直立。 


様々な思いを巡らすことの尽きない猪爪彦一作品です。

今年は11月に、たびのそら屋で個展を開催いたします。どうぞお楽しみに。 






《 日の出前 》

70×70㎜



光と影、夜と朝、生と死、、、 いずれも表裏であると仰る猪爪先生の中には、
灰の色とともに、朝焼けの茜も、紺碧の空も。





《 古都 》

SM




《 小川 》

150×100㎜



いよいよ名残り惜しき会期末。

5/21(土)は午後から、作家全員、揃って在廊。
5/22(日)は午後から、金内沙樹さん在廊で、16時にて閉幕いたします。

2022/5/10(火)~22(日) 第7回 Pegasusの会 展

OPEN  11~17 ※最終日は16時まで
CLOSED 5/13(金)・18(水)

2022年5月19日木曜日

Pegasusの会展/近藤充

かつて、アメリカ、中南米、ヨーロッパ各国を遊学した近藤充さん。

その作品は、過去の記憶の断片であるだけでなく、
心の中で繰り広げられた ”旅” の景色でもあるようです。


略歴とメッセージはこちら ⇒ 

(作品の画材は全てアクリル・岩絵具・テンペラ)





《 異邦にて 》

変形P30号





《 異邦人 》

変形10号



現実の旅には出がたい日々の中で、かつての旅を思い返すだけでなく、
「未知の遠い過去や未来の情景」を想ってイメージの中を旅するという近藤充さん。



曲がらなかった街角

開けることのなかった扉


あったかもしれない世界

流れ続ける時間。。。






《 トスカーナの朝霧 》

変形S2号





《 在りし街角 》

変形3号






《 入港の朝 》

36×15㎝






《 在りし記憶 》

変形F2号



不意に、ネパールを旅した時のことを思い出しました。

長期の一人旅。
滞在していた街で出会った幼い女の子にせがまれて、明日また来て一緒にお茶をと、
約束したのだけれど、

まるでその街角が消えてしまったかのように、
再びその女の子の家を見つけることが出来なくて、

約束を果たすことができなかったのでした、、、


あの日、ずっと待っていてくれたであろうその子のことを、
いつしか忘れていたことを、思い出しました。


私もまた、彼女の記憶の地層の底部に、すっぽりと埋もれているのでしょう。


それはさみしいことではない、と
近藤充さんの絵を観ながら思います。






《 旅の朝 》

変形S2号






《 地下鉄にて 》

変形M30号




《 雨上がりの街 》

変形M20号




《 往く(巡礼)》

変形0号




4月の展覧会のタイトルは「Journey(旅・旅程)」でしたが、5月もまた、
作家たちそれぞれの「旅」にいざなわれています。







《再掲》作家メッセージ

コロナ禍以降、旅をしなくなりました。

ただ、行かなくなったとはいえ、それは現実の旅です。

その分、イメージの中の旅は増えた様に思います。

実際に立った街角、刹那に出会った人々だけではなく、未知の遠い過去や未来の情景を想い創作する。

これ程、自由で楽しい旅はないかもしれません。

_________________________


2022/5/10(火)~22(日) 第7回 Pegasusの会 展

OPEN  11~17 ※最終日は16時まで
CLOSED 5/13(金)・18(水)

5/21(土)は午後から、作家全員、揃って在廊です。
5/22(日)は午後から、金内沙樹さん在廊で、16時にて閉幕いたします。


2022年5月18日水曜日

Pegasusの会展/金内沙樹

三者三様のインパクトを発揮している《Pegasusの会展》。

今回も新たな驚きと関心を寄せていただいているのは、金内沙樹さんの作品。

略歴とメッセージはこちら ⇒ 





《 集塊 Ⅰ》

F0/ミクストメディア/2022

sold out





《 集塊 Ⅱ 》

F0/ミクストメディア/2022



昨年の具象画から一転、立体的な抽象画へと表現を大きく変化させた沙樹さん。

メンバーの猪爪彦一先生も近藤充先生も、大変驚いておられました。







《 集塊 Ⅲ 》

F0/ミクストメディア/2022






《 集塊 Ⅳ 》

F0/ミクストメディア/2022


用いた素材は、日々の仕事から生じるアルミや鉄の「切粉(きりこ)」。
明らかに金属のように見えるものや、モシャモシャとして、一見、何かわからないものも見受けられます。


作家メッセージに書かれているように、
それらは沙樹さんの「生活を形作っているもの」であるとのこと。






《 沈黙 》

21×29.7㎝/ミクストメディア/2022



絵具などの画材とともに混載されている金属片は、
脈絡なく探してきたものでなく、アートとして切り離されたものでもなく。


鋭く、不定形で、硬質な静けさの集合体は、
おそらくは火花を放ちながら、各々に雄叫びをあげて生まれてきたものたち。


「原風景を思い出すように」描いたという今展の作品。


長年の交流のある近藤先生も、改めて、
沙樹さんは「ものつくりのおうちに生まれたひと」なのだということを、
作品を通して感じ入っておられました。





《 脈動 》

F0/ミクストメディア/2022


とても静かな佇まいの沙樹さんが発する言葉は、とつとつとして、やわらかですが、
もともとは「グロテスクなもの」を描いていて、

昨年のPegasusの会展の会場での様々な語らいから、
そうしたダークなものを、再び(自由に)描いてもいいのではないかと思ったとのこと。






《 静寂 》

P3/ミクストメディア/2022



「グロテスク」志向でありながら、どこか客観視できる穏やかさを感じることを伝えると、

「ひとさじのやさしさを…」と、
 
自分でも「振り切れていないのはどうかと思うけれど… 見るひとへのやさしさを忘れないように…」
と仰いました。


それが、沙樹さんの世界なのだと思いました。






《 形骸 》 部分

M3/ミクストメディア/2022






《 浸蝕 》部分

P3/ミクストメディア/2022



昨年の沙樹さんの作品についての紹介には ⇒  
前年までのダークな色調から、作品が大きく明るく変化したことを書き記しています。

それらの作品は初めて出会うお客様にもとても好評だったので、
今年もその作風の延長で制作されるものと、関係者誰もが思って迎えた今展。


この一年に沙樹さんが思い描いていたことは、私たちの想像とは大きく異なっていました。


昨年のあの表現を(一旦であれ)手放したことに、私はシビレています。


今、一番、描きたいものは何か、

そのことに真摯に向かった一年の日々だったのだと感じます。


昨年「スピンオフ」として書いたトピックスには、近藤先生が所蔵されている、
沙樹さんの過去のグロテスク時代(?)のうつくしい作品をアップしています⇒


これから更に、彼女なりに「振り切る」時が来るのかもしれません。


誰にも遠慮することなく、描きたいものを追求していかれる姿を、
昨年にも増して、たのしみに思う今年のPegasusの会展です。







沙樹さんをイメージして、と展覧会に寄せていただいたお花。

優しさの中に、力強さのあるうつくしさです。






5/18(水)休廊日を挟んで、会期は終盤へ。

5/21(土)は午後から、作家全員、揃って在廊です。
5/22(日)は午後から、金内沙樹さん在廊で、16時にて閉幕です。

どうぞお出かけください。



2022年5月13日金曜日

旅コーヒー/さかいわ珈琲さん

今展会期中の喫茶室メニュー「旅コーヒー」は
新潟市西区にある「さかいわ珈琲」さんのお豆です。⇒




今回は猪爪彦一先生がお住まいの西区界隈のお豆を、と思い、
気になっていたこちらのお店を訪ねました。

たどり着いてドアを開けるまで、ドキドキするのは旅と同じ。


女性の焙煎士さんが営んでおられました。

やわらかな心遣いと、うれしいこと、たのしいことが、そこここに感じられるお店でした。


オリジナルブレンドには様々な思いが込められています。

オンラインショップはこちら⇒  


いろんな願いや想いが、細部に宿っているのだと思います。

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今回は3種類をセレクトしました。


◆風の香ブレンド

風味豊かな味わいです。頭で考えるのではなく、目で見て、耳で聞いて、舌で味わって、肌で触って…体で感じる(五感)を大切にしながら飲んでほしいブレンド」


◆海の色ブレンド

ほどよい苦味とフルーティな後味が特徴です。
新しい時代を作り出すような力が湧いて、きもちが強くなれるようなブレンド」


◆パプアニューギニア/マウントウィルヘルム(中煎り)

「高い山の名前がついたコーヒー。
きらめくような香り。すっきりとしたバランスのとれた味わい」


私は、このパプアニューギニアがとても好みです。

香り高く、軽やかで複雑な味わいは、まさにこの季節の木漏れ日のように
きらきらとした印象です。


その日の気持ちで、どうぞお選びください。







晴れた日のウッドデッキは最高に気持ちのいい緑陰です






徒長したビオラは切り花に

花器 / 猿田千帆  



県内各地に、まだまだ訪ねたことのない自家焙煎のお店がたくさんあります。
新規オープンの話題も次々聞くので、訪ね尽くすことはできそうにありませんが、

そちら方面に行った日に、ちょうど営業日だったとか、お休みだったとか、、、 
いろんな巡り合わせを感じながら、少しずつ出会っていくのもうれしいことです。



2022年5月9日月曜日

第7回 Pegasusの会展/在廊予定・メッセージ・略歴

2022/5/10(火)~22(日) 第7回 Pegasusの会 展

OPEN  11~17 ※最終日は16時まで
CLOSED 5/13(金)・18(水)




開幕を待つ作品画像とともに、在廊予定・メッセージ・略歴をご紹介します。

【在廊予定】(以下敬称略)

◆金内沙樹 5/15・21・22(13時頃から)
◆近藤 充   5/10△・14・21(13時頃から) 
◆猪爪彦一 5/10・21(13時頃から)

※変更される場合もあり、確定し次第、追記します。






金内沙樹 《 集塊 Ⅰ》
F0/ミクストメディア/2022


◆金内沙樹 / KANEUCHI  Saki

自分の中の原風景を思い出すように作品を描きました。

作品の一部に使われているアルミや鉄の切粉(きりこ)は、私の生活を形作っているものです。

様々に変容する形を表現していきたいと思っています。





【略歴】


1991年 長岡市生まれ

2010年 デザインフェスタ(東京ビックサイト)【同’11参加】
2012年 「さじゅ」展(新潟・GALLERY 蔵)季刊SSイラスト掲載
2013年 「子羊画廊の羊展」(新潟・羊画廊)
2014年 「Pegasusの会展」(新潟市美術館市民ギャラリー)【同’15・’17・’18・’19開催】
2017年 新潟県美術展 入選

日本アニメ・マンガ専門学校卒業





◆近藤 充 /  KONDO  Mitsuru

コロナ禍以降、旅をしなくなりました。

ただ、行かなくなったとはいえ、それは現実の旅です。

その分、イメージの中の旅は増えた様に思います。

実際に立った街角、刹那に出会った人々だけではなく、未知の遠い過去や未来の情景を想い創作する。

これ程、自由で楽しい旅はないかもしれません。





【略歴】


1964年 新潟市生まれ
1987年 アリゾナ州立大学留学・中南米遊学
1990年 新潟芸術美術展  連盟大賞
1992年 伊丹大賞展  大賞(兵庫県伊丹市・伊丹市立美術ギャラリー)
           伊藤廉記念賞展(名古屋・日動画廊)
1995年 千石大賞展  大賞(新潟・千石ギャラリー)
1997年 銀座大賞展 2席(東京・正光画廊)
1999年 個展(新潟・ギャラリー小さな森)
2000年 フィレンツェ賞展  特別賞(新潟・雪梁舎美術館)
2001年 個展(新潟・羊画廊)【同 ’03・’05・’07・’09・’11 個展】
2002年 花の美術大賞展  受賞(兵庫県加西市)
2003年 新潟の洋画家6人展(弥彦コミュニティセンター)
2004年 新潟の作家100人展(新潟県立万代島美術館)【同’06出品】
          風の会選抜展(イタリア・レカナーティ)
2005年  「萬代橋十景展」(新潟日報社主催)
2009年  「記憶のかたち展」(新潟県立万代島美術館)
2010年   個展(新潟・ギャラリー万代島)【同’13個展】
2014年  「Pegasusの会展」(新潟市美術館市民ギャラリー)【同’15・’17・’18・’19開催】
2015年  「箱展」(加茂・あとりえきっか)
2016年   個展(新潟・ギャラリーあらき)【同’18・20個展】
2018年   風の会展(イタリア・フィレンツェ)
2019年  「あたらしいかたち展」(新潟市新津美術館)
2021年 「Pegasusの会展」(長岡・maison de たびのそら屋)

新潟大学大学院修了
無所属・新潟県美術家連盟理事   







◆猪爪彦一 / INOTSUME  Hikoichi


現実のニュースが夢の中へ入り込んで

灰の色が私の画面を被いはじめると



行き場所を見うしなった鳥たちは

次々に天空へと飛び立っていった。



今回の作品たちは「LIBERA」(ボーイソプラノのユニット)
のCDを聞きながら制作していました。






猪爪彦一《 日の出前 》
70×70㎜/油彩



【略歴】

1951年 新潟市生まれ
1974年 第29回行動美術展  初入選【以後毎年出品】
1978年 第33回新潟県展  版画県展賞
1981年 第36回行動美術展  行動美術賞
1982年 第25回安井賞展【以後8回出品~’92】
      第37回行動美術展  安田火災美術財団奨励賞
1984年 第1回青年絵画展(日本橋三越)【以後5回出品】
     第3回安田火災美術財団奨励賞展  新作優秀賞
1990年 第1回西洋の眼現代絵画展(日本橋三越)【以後5回出品】
1995年 シリーズ新潟の美術 ’95(新潟県民会館ギャラリー)
             画集「かぐわしき風の中で」(新潟日報事業社刊行)
1997年 安井賞展入選作家4人展(新潟・雪梁舎美術館)
1999年 7の視点展(東京・井上画廊)【以後9回出品】
2004年 新潟の作家100人展(新潟県立万代島美術館)【同’06出品】
2005年 にいがたの美の系譜(新潟県民会館ギャラリー)
2007年 漂泊の位置展(東京・ギャラリー風)【以後毎回出品】
2009年 ドローイングフィフティーン(東京・あらかわ画廊)
      個展「猪爪彦一の世界展 ー原風景を求めて」(弥彦の丘美術館)
2010年 銅版画作品集「夜の風景」(羊画廊刊行)
     「物語の絵画」(新潟県立万代島美術館)
2011年 個展「猪爪彦一の世界 幻想の銅版画展」(弥彦の丘美術館)
     「新潟の画家たち」(新潟県立万代島美術館)
2012年  「みんなでつくるコレクション展」(新潟市美術館)
             「びじゅつのあそびば」(新潟県立近代美術館)
    「GUN 新潟に前衛があった頃」(新潟県立近代美術館)
2013年 「風ノナマエ:20展」(東京・ギャラリー風)
    「こころのかたち」(新潟市美術館)
2014年  「第17回 木の会」(東京・鈴木美術画廊)【第1回より出品】
               個展・油彩(豊栄地区公民館区民ギャラリー)
               個展・版画(柏崎・遊文舎)
             「Pegasusの会展」(新潟市美術館市民ギャラリー)【同’15・’17・’18・’19開催】
             「コレクション展 さがしてみつけて」(新潟県立近代美術館)
2017年    個展(池田記念美術館)
2021年 「LOVE&LIFE コレクションより愛をこめて」(新潟市美術館)


行動美術協会会員・新潟県美術家連盟副理事長・県展運営委員・新潟市美術協会会長





喫茶室にも展示しています




それぞれに日々を重ね、1年に1度、作品を持って集まるという「Pegasusの会」。

三者三様のまなざしと、彼らの「今」を感じる作品が揃いました。


全体にダークカラーなのは結成当初からとのこと。

”黒”の向こう、”灰”の向こう、記憶の向こうに、作家たちの追うものを感じたいと思います。






剪定した もみじ越しに 夕暮れの月