2023年10月1日日曜日

出展者紹介③長井良太さん

2023 October Exhibition 《Progress》10/6 fri.-15 sun

Tabinosoraya Presents / Feat.長岡造形大学学生・大学院生8名の展覧会



▷以下の作品画像は卒研出展作で、今回の出展作品ではありません。


▷氏名(敬称略)
 出展作品/所属 ( )は主に学んでいること
 在廊日(記載なしは未定)/略歴/メッセージ







NAGAI Ryota



長井良太

彫刻/大学院 美術・工芸領域(彫刻)修士1年


【メッセージ】

何を懐かしいと感じるのか
私的な体験をもとに
どこにでもある景色に落とし込んだ








《 いつか忘れる 》

2022年度卒業修了研究展
優秀賞




今年2月の卒業修了研究展(卒研)で、とても印象的だったのが長井良太さんのこちらの作品です。


1室を丸ごと用いた鉄線の造形物によるインスタレーション展示は、
4日間の会期中、日ごとに作者の手によって「変容」していくというものでした。


その様子は、長岡造形大学のアーカイブでご覧いただくことができます⇒ 

長井さんの作品も、先にご紹介した佐川和暉さんとともに優秀賞を受賞しました⇒ 



とても興味深くて、私は二日間、拝見したのですが、
(卒研全体が大変ボリュームがあり、素晴らしくて、一回では見きれなかったのです)

展示室で僅かに解説をしてくれた長井さんと、今、改めて語らうことができ、
新たな作品を拝見できることがとてもうれしいです。


彫刻を学ぶ長井さんは、素材として「金属」に興味があるのかと思いきや、
そういうわけでもないそうで、
今回は素材を大きく変えて(つまり技法も新たに)試みの作品に挑んでくださっています。


新たな展開を、どうぞおたのしみに。





長井さんが日頃制作している場所は、この春に博士課程を修了された竹本悠大郎さん(2022年6月にたびのそら屋で乾漆彫刻展を開催)が使用していた大学内のアトリエ。


脈々と、若者たちの日々が刻まれて、旅立っていく場所。



2023.7