2023 October Exhibition 《Progress》10/6 fri.-15 sun
Tabinosoraya Presents / Feat.長岡造形大学学生・大学院生8名の展覧会
出展者を順次ご紹介しています。
▷氏名(敬称略)
出展作品/所属 ( )は主に学んでいること
在廊日(記載なしは未定)/略歴/メッセージ
SAGAWA Kazuki
【略歴】
2022年 第50回 伝統工芸 日本金工展 21+部門 入選
2023年 第51回 伝統工芸 日本金工展 入選 ⇒ 受賞・入選作品画像一覧 ★
素材、銅、黄銅、屋久杉
サイズ、Φ118×H91mm
第50回記念 伝統工芸 日本金工展 21+部門 入選
「以前から興味を持っていた木目金という技法に初めて挑戦した作品」
【 木目金花器「春蕾」】
素材、銅、黄銅、四分一、銀、赤銅、金箔
サイズ、Φ235×h245㎜
第51回 伝統工芸 日本金工展 入選
「大学の卒業研究で制作。四季の器をテーマとし
「春」のイメージから木目金で花器を制作」
【メッセージ】
木目金と呼ばれる、複数種類の金属を重ね合わせ、上面から層を削り出し、
叩き延ばすことで独特の紋様を生み出す技法で制作を行っています。
木目金という技法、素材から導かれる造形や表現について大学院で研究しています。
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佐川さんは、2022年6月、大学の先輩・竹本悠大郎さん(当時博士課程在籍)の乾漆彫刻展や、同年7月の企画展《ヤマノヨブコエ》に蓑輪朋和さん(現在は鎚起銅器職人として活躍中)がご出展とあって、ご来訪くださいました。
その後、長岡クラフトフェアのブースで拝見した鎚起銅器の器やユニークな植栽用の鉢も興味深かったですが、なんといっても今年2月の卒研で拝見した、画像3枚目の【 木目金花器「春蕾」】の、みごと。
技術はこれからも追求する道の尽きないことと思いますが、
今、溢れる感性、エネルギー、関東生まれの若者が雪国で思う春のイメージ、、、
そうした発せられるものの瑞々しさを、
重々しいものとして受け止めがちな銅の伝統工芸作品に感じることへの驚きや
新鮮な感動がありました。
「春蕾」は卒研で優秀賞を受賞⇒★
長岡造形大学のサイトから卒研時のレジュメもご覧いただけます⇒ ★
制作過程の記述と併せて、佐川さんが魅了された「木目金」についての解説がとても興味深いです。
佐川さんのInstagramには、作品の中側や底面の画像もアップされています。
インスタアカウントのある方は、実作品との対面を待ちながら、そちらもご参照ください。
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2023 October Exhibition 《Progress》
10/6 fri.-15 sun
▶Open 11:00-17:00
▶Last day 11:00-16:00
▶Closed 10/11wed.