2023 October Exhibition 《Progress》10/6 fri.-15 sun
Tabinosoraya Presents / Feat.長岡造形大学学生・大学院生8名の展覧会
▷氏名(敬称略)
出展作品/所属 ( )は主に学んでいること
在廊日(記載なしは未定)/略歴/メッセージ
◆江濵陽莉
絵画/視覚デザイン学科(絵画)3年
Instagram @hyo_5002
【略歴】
2002年 長崎県生まれ。
2021年 長崎県立波佐見高等学校
美術・工芸科 卒業
長岡造形大学 視覚デザイン学科 入学
2023年8月 地元長崎県の古民家喫茶で初個展「日記」を開催
【メッセージ】
生活の中で度々訪れる、ふっと力が抜ける瞬間。
そんな、柔らかくて温かい一瞬を切り取った絵画作品を集めました。
人の心を弾ませる何かは、意外とその人のすぐそばにあるものなのかもしれません。
初めてお会いしたのは昨年、同期のお友達と3人で展覧会を観に来てくれて、
2度目の来訪時だったか、展示するにはどうしたらよいですか、と尋ねてくれました。
作家活動をしいる方から、そうしたお話をいただくことは時折ありますが、
学生の方から希望を寄せていただくのは久しぶりのことで、まずはうれしく、
2年次から大学外部で展示するイメージを抱いていることにも感心して、
どんな作品をつくっているのか、どんな展示をしたいのか、
後日、プレゼンをしてくださるようにお願いしました。
結果、自分たちがやりたいことが見えていなかったということで、その話は流れたのですが、
その時にひよりさんが見せてくださったハガキサイズの作品が個人的にとても好ましく、
その3人とも、何を創る、どんなひとになっていくだろうかと、たのしみに思う気持ちが残りました。
《Progress》の企画が立ち上がった折、ひよりさんの今の作品を拝見したいと思いました。
久しぶりに連絡を取った彼女は、夏休みにふるさとで個展を開くようなひとになっていました。
坂井優斗さんの紹介トピックスで話題にした「アーティストの最新作」という課題は視覚デザイン学科の授業の一環だそうで、同じく視覚デザイン学科の江濵陽莉さんは「ローマン・シグナーの最新作」という題で制作したとのこと。送ってくださった展示風景を、ご承諾を得てご紹介いたします。
「ローマンの作品は、自然エネルギーをテーマにしているものが多いと感じたので、風で揺れる木が描いた絵を元に、5つの絵画作品を制作しました。展示では、その5つをポスターに印刷して展示しました」
右側が、風で揺れる木が描いたもの。
左側は、その線からイメージしたポーズが描かれています。なんて素敵なイメージ力☆
この課題の展示が始まる頃に、用あって大学を訪れていた私。
展示途中の作品が館内に散見される中に「もしかして、ひよりさん??」と思う作品が目に留まったのですが、まだキャプションが付いておらず作者名を確認できなかったという出来事がありました。
半ば答え合わせのように、展示したかどうかをお尋ねしたところ、、、
階段の壁面に展示した写真が送られてきて、やはり、ひよりさんの作品だったことがわかったのがうれしかったこと。
《Progress》では、ひよりさんが日々のライフワークにしてきた「暦」シリーズを含め、
こころ癒されるものや情景を描いた作品をご出展くださいました。
部屋の壁の一角をイメージした展示になっています。
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◆個人的参考:「ローマン・シグナー」についての手掛かりの覚え書き
Roman Signer(ローマン・シグネール)スイス
地球の歩き方web⇒★
画像検索すると、衝撃のアクションやインスタレーションがたくさん出てきますが、、、
その心髄は、、、 ユーモア?
ひよりさんが制作した「最新作」は、爆発や放水は起きないけれど、
いい具合にそれを含んでいるように感じました。