2023年10月15日日曜日

作品紹介/佐川和暉

2023 October Exhibition 《Progress》
Tabinosoraya Presents / Feat.長岡造形大学学生・大学院生8名の展覧会

10/6 fri.-15 sun
▶Open   11:00-17:00  
▶Last day 11:00-16:00 

▶会期末の在廊予定
10/14   坂井・佐川
10/15   江濵・井上・小林・佐川・坂井・長井・堀内
最終日は16時にて閉幕です

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出展者8名の作品紹介、最後は修士課程1年の佐川和暉さん。

素晴らしい作品を出展いただきました。

佐川さんのInstagramもご参照ください。
Instagram @lignum___vitae





佐川和暉 / SAGAWA Kazuki





《 秋水 》

銅、四分一、銀/Φ173×h105㎜(2023)








《 春蕾 》

銅、黄銅、四分一、銀、赤銅、金箔
Φ235×h245㎜(2023)





《 杢合 》

銅、黄銅、屋久杉/Φ118×h91㎜(2022)











《 Fibonacci 》

黄銅、銅/d145×165×463㎜(2023)




今回の作品の中で何が愉しかったって、、、フィボナッチ!!

ご存知でしたか?「フィボナッチ数列」。


それは佐川さんの発想のひとつの起点となったものですが、
自然界の摂理を表した数列の永遠に続く螺旋は、

図らずも、今回の展覧会で感じたかったことの様々についても、表しているように感じます。
言葉にするのに、もう少しあたためたいと思います。


新たな展開が導き出されるときのひとつのカタチ。

装飾技法であった「木目金」という伝統工芸の一端に、新たな造形の世界が生まれる瞬間
に出会わせていただいているように感じます。







窓辺の4作品は非売品です












販売済みのものも写っています
一部オーダー可










《 鍛銅ロウ流し花挿し「蕾」》

銅、銀ロウ、金箔/Φ95×h102㎜(2022)





佐川さんは今回のキーマンとも言える方。

綴りたいことはたくさんありますが、
エネルギーのあるものを言葉にするのは、こちらも大変、エネルギーを要します。

いましばし、あたためたいと思います。


8名それぞれの、今の「問い」を注いだ《Progress》。


各所でイベント盛りだくさんの秋ですが、どうぞお出かけ下さい。

最終日10/15(日)は16時にて閉幕です。