Tabinosoraya Presents
有元利夫 オマージュ展
Closed 11/10(fri.),15(wed.)
Last day 11:00-16:00
◆広沢 仁 / シルクスクリーン・木彫(東京都)
web https://www.ne.jp/asahi/hirosawa/jin/index.html Instagram @jin_hirosawa
在廊日:11/7・19
《メッセージ》
ずっとシルクスクリーン版画を作ってきましたが、コロナ禍で木彫を始めました。
主に版画でつくったイメージをもとにして遊んでいます。
▶プロフィール
1999 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
2001 武蔵野美術大学造形研究科美術専攻版画コース修了
▶おもな個展
2012 余波(アフターマス)/養清堂画廊・東京、ギャラリーDOOR・山口、画廊翠巒・群馬、Gallery M.A.P・福岡
2013 ティンブクトゥ/ギャラリー砂翁・東京、ギャラリーナカノ・山口、ART SPACE 563・台湾、ギャラリーゆう・岐阜
2014 新しい滝と古い小径/柳沢画廊・埼玉、アートスペース神楽岡・京都、ギャラリーDOOR・山口、画廊翠巒・群馬
2015 Women/天満屋広島八丁堀アートギャラリー・広島
2016 テンペスト/養清堂画廊・東京、画廊翠巒・群馬
2017 テンペスト/天満屋広島八丁堀美術画廊・広島、NEW新九郎・神奈川
2018 リヴァイアサン/養清堂画廊・東京、画廊翠巒・群馬、ART SPACE 563・台湾
2019 Decade/村越画廊・東京
リヴァイアサン/天満屋広島八丁堀アートギャラリー・広島
2020 帆船/荒地/柳沢画廊・埼玉、画廊翠巒・群馬、養清堂画廊・東京
2021 ドローイング展/Gallery M.A.P・福岡
荒地/帆船/Gallery惺SATORU・東京
2022 垂直的人間/柳沢画廊・埼玉、画廊翠巒・群馬
2023 垂直的人間/Gallery惺SATORU・東京
空気くらげ/養清堂画廊・東京
《 サバト a 》
シルクスクリーン、紙/72.5x53cm
▶おもなグループ展
2003 オープンスタジオ/未来工房他・東京(‘05、‘07、‘09、‘11、‘13)
2007 ALL IN LINE/柳沢画廊・埼玉
2008 VISIONS —増殖するイメージ—/日本橋高島屋美術画廊X・東京、新宿高島屋美術画廊・東京
2009 転位/画廊翠巒・群馬
小さい版画展/柳沢画廊・埼玉
光と影/コートギャラリー国立・東京
2010 畳べり 木村真由美、広沢仁、木村友香三人展/プラスワンオフサイドギャラリー・東京
2011 第9回アートプログラム青梅『山川の間で』/青梅市美術館・東京
今、絵画は2011—交差するいのち—/まいづる智恵蔵・京都
2012 框 木村真由美、広沢仁、木村友香三人展/アートスペース88・東京
2013 25×2525×25 Contemporary Japanese & Australian Printmaking / Japan Foundation
Gallery Sydney
Australia
2014 柳沢雑貨店/柳沢画廊・埼玉(‘15、‘16、‘17、‘18)
Artist Book 美術家がつくる本の形 —旅をよむー/アキバタマビ21•東京
版画系/文房堂ギャラリー•東京
2015 ガラスバリ 木村真由美、広沢仁、木村友香三人展/コートギャラリー国立・東京
2016 The Human Figure 2 /柳沢画廊・埼玉
韓国・中国・日本作家 ‘慶州を描く’/ラウギャラリー・韓国慶州市
Air mail/Fenderesky
Gallery・Belfast,
Ireland
當廊由縁内外作家競演展/柳沢画廊・埼玉
2017 版画のコアcore1/文房堂ギャラリー•東京
〒/柳沢画廊・埼玉
2018 Art Viewing OME/青梅市美術館・東京
広沢仁・木村真由美二人展/天満屋広島八丁堀美術画廊・広島
2019 青い屋根 木村真由美、広沢仁、木村友香三人展/画廊翠巒・群馬
ジュータン 木村真由美、広沢仁、木村友香三人展/柳沢画廊・埼玉
2019 版画のコアcore2/文房堂ギャラリー•東京
2020 もうひとつの前橋の美術Vol.2/画廊翠巒・群馬 (’23)
YAN/Taylor
Galleries・dublin,Ireland,So
Fine Arts Edition・dublin,Ireland
2021 DUB/柳沢画廊・埼玉
アートビューイング西多摩/青梅市美術館・東京
八色の森美術展/池田記念美術館・新潟(’22、‘23)
2023 KWAIDAN/小泉八雲記念館・島根
次元往来記(SI)黒須信雄、平埜佐絵子、広沢仁、山﨑豊三/Gallery SIACCA・東京
広沢仁さんには、佛淵静子さんと同様、この度、初めてご出展いただきます。
(お目にかかるのも初めて☆)
作品との出会いは昨年の『八色の森の美術展 2022-たおやかなまなざし』
(池田記念美術館/南魚沼市)にて。
2階の展示室中央、4面をガラスで覆われた箱のような世界の中で、
それぞれに物語を背負っていることを感じさせる姿が佇み、あるいは座り込み、
またあるいはワニに囚われたりしている様子に、釘付けになりました。
ふふふと、口元をほころばせかけた瞬間に、
はっと、息をのむような、こころもち。
何処から来て、何処へ向かうのか、あるいは向かわないのか、、、
その作家が元来は版画家であることを知ったのは、最後にミュージアムショップに立ち寄ってからのこと。
彫刻は2020年に工具を譲り受けたことをきっかけに、
電動工具は使わないというルールを自ら設け、ノコギリ、ノミ、彫刻刀だけで制作。
今回は、シルスクリーンの版画と木彫、両方をご出展くださいます。
有元利夫は油画、版画に加えて、ブロンズ、乾漆、木彫といった立体作品も手掛けた作家で、『有元利夫 絵を描く楽しさ』(とんぼの本・新潮社/2006)には、有元利夫が版画と立体作品について書いた文章が収録されています。
複数の技法を行き来する作家、それぞれの心情に思いを馳せます。
今回、広沢仁さんにご出展いただけることが、本当にうれしいです。
広沢さんは今年の「第7回 八色の森の美術展」(9/2~10/22)にもご出展されました。
昨年同様、ガラスを隔てた向こう側のひとびとに目を凝らしながら、
たびのそら屋で直に拝見できる日を思い、胸が高鳴りました。
広沢さんは、自ら搬入・展示にお越しくださり、開幕初日と最終日に在廊してくださいます。
どうぞおたのしみに。
(2023.9.24)
喫茶室奥の書棚には「八色の森の展覧会」図録(2019~2022)もございます。
主に抽象画と立体作品による現代アートの大規模展覧。
来年の第8回を区切りに開催を終えられることが大変惜しまれます。
【喫茶室取り扱い品】
◆広沢仁さん 作品集
◆猪爪彦一さん 画集・版画集
『井田英夫作品集』
『野田英世 スケッチ集』(残1冊)
『コイズミアヤ 組み立て/空間と量について』(残2冊)
◆2024年カレンダー
:有元利夫カレンダー(有元利夫ノベルティグッズも少々)
:山口達己カレンダー
◆お支払いは現金もしくは会期中のお振り込みのみです。
展示作品のお渡しは会期後です。