2021/9/24(金)~10/3(日)※9/29(水)休廊日
OPEN 11~17 ※最終日は16時まで
実りの秋、13名の作家が出展する盛りだくさんの展覧会「このすく展」が近づいてきました。
「工房このすく」については既にご存知の方も多いと思いますが、ひとつ展覧会を経るごとに新たなお客様との出会いがありますので、改めてご紹介させていただきます。
【工房このすく】
Twitter → https://twitter.com/nagaokaprints
Instagram→ https://www.instagram.com/kobokonosk/
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「工房このすく」は、2020年6月に当館の一角に開設された、銅版画やシルクスクリーンの設備を備えた工房で、現在6名のメンバー(長岡造形大学の教員、大学院生、卒業生、作家)によって運営されています。
立ち上げがコロナ禍になったことでの困難もある中、銅版画などの作品制作だけでなく、文化拠点として、オンラインを活用した読書会や講演会、アーティスト・イン・レジデンスなど、さまざまな取り組みが行われてきました。
一言では説明しがたいことが「工房このすく」の魅力です。
なかったものを創り出す場所が「工房」であると、開設以来、身近に居させていただきながら、私はその実感を強めています。
今展は、開設1周年を記念して、工房の取り組みをご覧いただく機会として開催いたします。
展示は運営メンバーだけでなく、工房で制作機会のあった作家による作品も含まれます。
工房でできることを、作品や展示物を通して感じていただけたらと思います。
出展者の略歴や作品内容は改めてご紹介いたします。
「工房このすくは」、内に閉じた場ではありません。
多くの方を集められないこの状況は、メンバーにとって本当にもどかしいことと思います。
これからもゆるやかに、豊かなつながりが広がっていきますよう、お客様には、完成した作品を観るだけでない、新たな愉しみごとの手がかりにもしていただけたらと思います。
周囲ではまだ蝉が鳴いていましたが、秋、来ました。
【工房このすくについての過去のブログ記事】
◆2020/6/21 「月の間のこと・工房化のお知らせ」
展示室「月の間」のこと、「工房」になる時のこと。
◆2020/10/6 「特別企画③工房このすく展のご案内」
「猪爪彦一展-異郷-」と同時開催した「工房このすく」のお披露目のこと。
◆2020/10/13 「特別企画②インスタライブ」
コロナ禍で大勢を集められない中での工夫のひとつ。館内初のインスタライブは「このすく」からの配信で、猪爪彦一さんの銅版画印刷の様子や解説をお届けする貴重なものでした。
◆2021/8/18 「工房このすく / Artist-in-residence program 2021 」
今年8月には今年度の取り組みのひとつ「アーティスト・イン・レジデンス」の第1回目が実施されました。その報告と滞在制作をしてくださった仲森仁さんの作品も展示される予定です。