田中あかり個展「はなに て」は週末を残すのみとなりました。
◆4(土)は終日、5(日)は15時以降、作家在廊予定です。
◆先日のインスタライブでの作品解説のコメントを、一部抜粋してご紹介しています。
「愛しい花」
sold out
紙・パネル・アクリル・A4size(2021)
今回一番多い質問が、ポピーが好きなんですか? です。
ポピー、チューリップ、芍薬といった、パッと目につく色彩とふんわりとした形の花に、少し妖艶な雰囲気さえする茎のラインを持つ花を描くのが好きです。
ポピー、チューリップ、芍薬といった、パッと目につく色彩とふんわりとした形の花に、少し妖艶な雰囲気さえする茎のラインを持つ花を描くのが好きです。
昨年、あかりさんから初めて作品を見せていただいた時に印象的だった一枚。
まずは作品にですが、そうして自ら踏み出す明確な意思にも惹かれてはじまった今展です。
「poppy」
sold out
紙・水彩・アクリル・H14×W95㎜(2021)
花瓶にあつらえたポピーの絵です。
いくつか用意したポストカードの中の、原画の1枚です。
誰のために咲いているのかもわからないような、そんな花が人を癒す瞬間、
誰かのために用意されたとっておきの存在、
花がいろんな形で人のこころに届くように、作品もそうであるように、
そんな想いを込めて描いた作品たちです。
「春のはじまり」
紙・パネル・ペン・アクリル・B3 size(2020)
新潟に住んでいくつかの季節を越えて、冬から春の明確さに毎年圧倒されています。
空も地も、真っ白に世界が覆われて、色という感覚が少しもなくなる世界から、一斉に青空が見えるとともに色づきだす植物。
春が始まる不思議な感覚を描いた作品です。
「 poppy 1 」 「 poppy 2 」
sold out
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アクリル板・アクリル絵の具・H180×W320㎜(2021)
アクリル板に描くという初めての試みを、連作として行ってみた作品です。
アクリル板に描くと、その線が透過されて影として映り込む・・・
線の連なりが面白く、ギャラリーの白い壁に映えると思い、作った作品です。
二人のお客様のもとへ1枚ずつ旅立ちます。
片方はそのままの状態で、もう片方は額装してからのお渡し。
片方はそのままの状態で、もう片方は額装してからのお渡し。
それぞれの飾り方をたのしんでいただけることと思います。
ウェディングの会場で客席にアクリル板の間仕切りを設置するという、これまでにないことを経験する中で、遮る存在のアクリル板を通した光の影の美しさを見つけたり、そこに花があったなら、と思い描いて生まれた作品とのこと。
壁に写るポピーの茎の影、アクリル板の断面に反射した花の色彩、お求めくださったお客様それぞれの想い、、、
あかりさんの新しいチャレンジは、様々な出会いと発見につながっていきます。