月が変わった途端に肌寒いくらいの涼しさになりましたが、「田中あかり個展」開催中の館内は、色彩と生命力で華やいでいます。
◆先日のインスタライブでの作品解説のコメントを、一部抜粋してご紹介します。
(色文字のところがあかりさんの言葉です)
「花束の形」(部分)
紙・パネル・アクリル・M30(2020)
野の花を花束の形に見立てて植えたように書いた作品です。
知らない町や初めて訪れる街を歩くのが好きです。その中でふと道端に咲いた花が目に飛び込んできて、その色彩に高揚感を感じる感覚がすきです。
絵を見る人に、わっというこの感覚が伝わるように、そんな想いで描いた一枚です。
知らない町や初めて訪れる街を歩くのが好きです。その中でふと道端に咲いた花が目に飛び込んできて、その色彩に高揚感を感じる感覚がすきです。
絵を見る人に、わっというこの感覚が伝わるように、そんな想いで描いた一枚です。
「道に花」
紙・パネル・ペン・アクリル・F50(2019)
「色の畑」
紙・パネル・アクリル・F10(2021)
畑の片隅にグッと集まるように咲いていた花を描いた作品です。
かたまって咲いているのが、なんだか集まっている人のようでもあり、
集う、ということがかけがえのないことだったと感じる中で、妙に気になって描いた作品です。
集う、ということがかけがえのないことだったと感じる中で、妙に気になって描いた作品です。
「grow」
sold out
紙・パネル・アクリル・M12(2021)
太陽に向かってぐん、と伸びる植物の生命力、背景から飛び込んでくる光の色、
地をはうように咲いているのに色はまるで今にも飛び出しそうな色合いを持つ花、
どこが主役なのか、どこにピントがあっているか、
見る方にとって目線は彷徨うのにどこか力が伝わるように・・・そういう想いで描きました。
見る方にとって目線は彷徨うのにどこか力が伝わるように・・・そういう想いで描きました。
喫茶室にも展示しています
折しも新潟県では「特別警報」が全市町村に発令され、飲食店には営業時間の短縮要請、県立施設は9/3~16まで休館が決まり、長岡市でも「不特定多数の人が集まる市有施設」は休館や利用制限がされることになりました。
妥当、と思うか、過剰、と思うか、、、
大事なことは医療体制のひっ迫を防ぐこと= 各自の心身を健やかに保つこと。
各方面(ご自身も)いたわりながら、元気にいきましょう。
絵の前では自由に、こころ躍らせるひとときを過ごしていただけますことを願って、
残りの会期をつとめます。
道中、よき風と、よき新秋の景色がありますように。
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田中あかり 個展 「はなに て」
2021/8/26(木)~9/5(日)
OPEN 11~17 ※8/30休廊日
◆作家在廊予定 8/26、29,31,9/3,4