2024年12月11日水曜日

県民投票の歌 「私の歩く道は 」by.ウィズ・コーション

県民投票の歌が出来ました✨

10月の展覧会《COREs2》の特別企画としてライブを開催していただいたバンド、
ウィズ・コーションのメンバーによる作詞・作曲・演奏です。





県民投票の歌 「私の歩く道は 」
作詞•作曲 飯塚寿之 
歌・演奏:With Caution

1.県民投票 求めて 私の気持を 署名に託して
県民投票 求めて あなたの気持を 署名に託して
あなたの気持を署名に託して
原発賛成 ! 反対! 超えて
この町 未来の安心 しあわせ 誰かと一緒に考えたいだけ

2.県民投票 求めて 私の気持を 署名に託して
県民投票 求めて あなたの気持を 署名に託して
あなたの気持を署名に託して
小さなスプーンで すくった勇気で
私は私の歩く道を決めたい 心に希望の風が吹いてゆく

県民投票 求めて 私の気持を 署名に託して
県民投票 求めて あなたの気持ちを 署名に託して
あなたの気持ちを 署名に託して





《COREs2》で展示した橋本桂子さん作の木の匙


「小さなスプーンで すくった勇気で」


その歌詞に桂子さんの思いが重なります




故・橋本桂子さんは、2012年に初めて行われた、今回と同様の署名活動、
県民投票を求める「みんなで決める会」の共同代表を務めていました。

それは、暮らしや、手仕事、各地に残るうつくしき人々のなりわい…
そうしたものをいつくしむ生活者としての、思いの延長にあるものでした。


「原発賛成 ! 反対! 超えて
この町、未来の安心、 しあわせ、 誰かと一緒に考えたいだけ」


そんな気持ちで呼びかけている署名運動です。



お声がけ、していますけど、

勇気、、、要るのです、、


でも、私にとっても、アート、暮らし、なりわい、、、全て地続きのこと。

桂子さんが、大切にしていたことを思い返しながら、
現在、署名活動の実務を担ってくださる方々を灯に、
小さなひとすくいを。。。


考えは違っても、受け止めてくださる皆様、
ありがとうございます💐✨🐤

_________________


前回2012年の署名活動では、県議会に提出できる有効投票数は集まりましたが、
自民党が圧倒的多数の県議会において否決され、県民投票は実現しませんでした。

今も議会の大勢は変わりませんが、今年春に行われた新潟日報の議員アンケートでは、
元旦の能登地震の実情を受けて、再稼働に慎重な立場を示す議員が多数となっていました。

県民が共に考える場を、設けていただけることを願います。



2024年12月8日日曜日

お知らせ/県民投票で決める会(署名スポット抜粋)

猪爪彦一さんと蓑輪朋和さんの二人展《この道の先には》~12/15まで
ご来場のお客様には、おふたりの世界が絶妙に交差するところを愉しんでいただいております。

併せて、館内でチラシとともにご案内しているお知らせがふたつ。


ひとつは先にアップした「サンタ・プロジェクトながおか 2024」~12/15まで⇒

もうひとつは「県民投票で決める会」主催の署名活動についてです ~12/28まで





詳細は「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」のHP をご覧ください⇒

各SNSでも発信しています⇒   リンク集

▶X  @kenmin2024
▶Instagram  @kenmintouhyou
▶Facebook   ⇒
▶YouTube  ⇒

「県民投票で決める会・長岡」のHP はコチラ


再稼働について、知事の判断を残すのみとなっている東京電力・柏崎刈羽原発。

現職の花角知事は2018年の選挙の折「脱原発の社会を目指します」
「再稼働の是非は県民に信を問います!」と新潟日報に一面広告を出し初当選を果たしました。




2018.6.9 新潟日報



それならば知事の公約を後押しするべく、信を問うていただく機会をつくりましょう☆ 

そのために「県民投票」の実現を!というのも趣旨のひとつです。


今回の署名は原発の賛否を問うものではなく、
「県民投票」を実現するため「県民投票条例」の制定を新潟県議会に求める署名です。

様々な立場・理由で、賛成・反対・保留のお気持ちがあると思います。

一番大切なことは、人任せにせず、「我がこと」として、みんなが考えること。


現地、刈羽村や柏崎市だけの問題ではありません。
ましてや「国策」で済ませられる話ではありません。

これは政治・経済の話というだけではなく、「いのちにかかわる問題」です。


福島第一原発事故やから、私たちは多くの教訓を得ました。


事故はいとも容易く「想定外」と言い逃れられます。


放射能汚染は「30㎞圏内」などという狭い同心円の中だけにとどまりません。
※長岡市は柏崎刈羽原発から30㎞圏です

だからといって国や電力会社をどんなに責めても、取り返しはつきません。

いくばくかの補償がおりても、失った命も、暮らしも、環境も、回復できません。


直接的にもっとも被害を被る私たちが、各々に考え、意見を表明する機会を求める。
そのための署名です。

ぜひ、ご参加ください。~12/28まで(一部地域によって異なります)

___________________


※柏崎刈羽原発30キロ圏内
柏崎市、刈羽村、小千谷市、上越市、燕市、十日町市、長岡市、見附市、出雲崎町など
9つの市町村、約43万2,000人が居住

※柏崎刈羽原発は7基の原子炉があり、ひとつの発電所としては世界最大級。
その電力は新潟県内ではなく東京を中心とする首都圏に送電されていますが
都知事選で原発が争点になることはありません。
事故が起きた時には、西風がそちらにも放射性物質を運ぶでしょう。
広く、我がこととして、関心と責任を共有していただけますように。






【署名できる場所】

県内各地で「請求代表者」と「受任者」に名乗りを上げた方が有権者の署名を集めています。
⇒「請求代表者」は県内すべての有権者の署名を集めることができます。
⇒「受任者」は自身と選挙区が同じ方の署名を集めることができます。
(「受任者」は今からでも、有権者であれば誰でも、なることができます)

県内どなたでも署名できるのは、県民投票で決める会の「長岡事務所
長岡市長町1丁目3-4(吉田病院ならび)10時~16時
行くとポスターがたくさん貼ってあるのでわかります。

「県民投票で決める会・長岡」のHP⇒


長岡に住民票がある方は、以下のお店が行きやすいかと思います。

かさはら菓子店(台町)10~17時/日休
・フェアトレードのお店 ら・なぷぅ(東坂之上・スタジオチャオ1F)水~土/10~17時
ギャラリー沙蔵(本町)11~17時/水・木休
・洋服店 SEZIO(大手通り)10~18時/水休
味噌 星六(摂田屋)9~18時/日休
・喫茶・陶器 DEKUNOBO(与板)8~14時/月・火休


▶たびのそら屋では「新潟市中央区」の方の署名をお預かりしています。(~12/15まで)





▶「県民投票で決める会」のHPには、
県内各地の署名ができるお店や街頭署名の予定が掲載されています⇒

街頭署名の現場には「受任者」だけでなく「請求代表者」がいらっしゃるので、
県内どこにお住まいの方でも署名できます。

このあとの予定を一部抜粋↓ (表記が無い場合は、県内全域の有権者が署名できます

<長岡市>

12月11日(水)16:00~16:30 @アオーレ長岡前 
問合せ:090-4967-8989 広井

<見附市>
12月15日(日)10~11時 @マルイ今町国道店前
問合せ:090ー3048-3549


<加茂市>
毎週土曜日 13:45~14:00 @西加茂マクドナルド交差点
問合せ:090-3643-6133  毎週土曜15分!スゴイ!!


<新潟市中央区>
12月11日(水)12:15~12:45 @古町十字路(中央区古町通り7番町)                        
 問合せ:090-9019-5519
12月13日(金)17:30〜17:50 @新潟駅前万代口
 問合せ: 080-6676-5998 
12月14日(土) 12:30~13:30 @古町十字路
12月20日(金)17:30〜17:50 @新潟駅前万代口
 問合せ: 080-6676-5998


<上越市> いずれも問合せは、090-3690-0116片岡
12月14日(土)13:00~15:00(雨天中止)@高田図書館前
12月15日(日)14:00~16:30「避難について考える防災ワークショップ(市民検証委員会)」会場にて
上越市土橋2554 市民プラザ第2会議室
署名できる方:上越市・妙高市・糸魚川市の有権者の方



【署名期間は12/28まで
選挙の関係で署名の開始・終了日が異なる地域があります。
ご注意の上、どうぞお早めに🌈


______________


【覚え書】 最近の原発再稼働

・東北電力 女川原発2号機 10/29起動  ⇒11/4不具合で停止⇒11/13再起動
・中国電力 島根原発2号機 12/7起動 

(どちらも福島第一原発と同じ沸騰水型軽水炉)



2024年12月5日木曜日

お知らせ/サンタ・プロジェクトながおか2024

今年も始まりました「サンタ・プロジェクト」📗📘📙✨🎁

クリスマスを病院で過ごす子どもたちや、
「フードバンクながおか」で支援するひとり親家庭の子どもたち(高校生までを対象)に、
匿名で本を贈る取り組みです。



12/15まで、長岡市内の書店5か所↑ で受付中✨🎁



今年のお送り先は、長岡赤十字病院と長岡中央綜合病院の小児科病棟に加えて、
三条市に新規開設された済生会新潟県央基幹病院からもお声がかかり、
そちらに入院中の子どもさん12名にもお送りするほか、
「フードバンクながおか」さんは登録家庭が増え(子どもさんの数にして昨年より22名増)

昨年よりも、多くのサンタさんが必要とされています🎄✨🎅


より多くの方に、関心を寄せていただけますように。

________________


サンタ・プロジェクトは、
年齢と性別情報のみの、見ず知らずの子どもさんを思いながら、
そのひとのための1冊を選ぶ時間。

児童書を手に取ること、今の子たちはどんな本を喜んでくれるかと想像すること、、、
贈り物をしているようでいて、実はこちらが特別な時間をいただいていると感じます。

たびのそら屋も過去2回、受付会場をさせていただきましたが、
この町にはたくさんのサンタさんが居ることを、知る機会でもありました✨🎅

昨年のブログに、この取り組みの経緯を記載した過去のトピックスをリンクしています⇒

そちらもご参照ください。



2024年12月2日月曜日

この道の先には/蓑輪朋和

Tabinosoraya Presents ーこの道の先にはー

猪爪彦一(油絵・銅版画) 在廊予定 12/3,7,15
蓑輪朋和(金工)             在廊予定 12/7,8,14,15
______________________

2024.12.3(tue)~15(sun)
open     11:00-17:00
last day 11:00-16:00
closed   12/5(thu)、11(wed)







◆蓑輪朋和 / MINOWA Tomokazu

Instagram@ 
minowmw


猪爪さんとの出会いは20年程前になります。

グループ展でご一緒させていただいたり、お互いの作品を鑑賞するなかで、若い頃にとても励まされた思い出があります。

作品には「何か」近いものを感じていたので、今回は二人で空間を作れることを楽しみに制作しました。

たびのそら屋さんには企画していただき大変感謝しております。

それぞれのフィルターを通した世界を感じていただけると嬉しいです。







作家略歴

1979年 上越市生まれ 燕市在住
2002
年 長岡造形大学産業デザイン学科卒業
2002
年 株式会社玉川堂 入社
2003
年 新潟県美術展覧会 新潟日報美術振興賞
2011
年 個展 ギャラリーエムスタジオ(新潟市)
2013
年 個展 ギャラリーゆうむ(新潟市)
2024
年 新潟県美術展覧会 奨励賞

グループ展 多数





《 らしさ 》




今年、11年ぶりに県展に出展し奨励賞を受賞した作品。


二人展のための制作に取り組む中で、
ひとつの節目として位置付けた出品であったとのこと。


職人としての仕事と並行して作家としての制作をするにあたり
逃げられぬ期限を設け、第三者の評価軸も意識しながら、完成度を追求し、仕上げていく。。。


そんなふうに臨んでくださったのだとお聞きすると、うれしくも
蓑輪さんの厳しき日々を垣間見る思いですが、


すくっと誇らしげな様子でありながら、
どこかユーモラスで、観るひとによって、いろんな物語がありそうな、、、


鍛金の様々な技巧に魅入りながらも、
おおらかな気持ちにさせてくれるやわらかさを感じます。






たびのそら屋で前回ご出展いただいたのは、2022年7月の企画展《ヤマノヨブコエ》でした。
この時は「山道具」を意識した実用のお品をご出展。

ヤマノヨブコエ⇒
ヤマニヨバレテイル⇒


今回は喫茶室奥のガラス棚に、勤務先の玉川堂さんで手掛けておられる
コーヒーポットとドリップポットを参考作品として展示していただいたほか、

最初の在廊日12/7(土)には、オリジナルのコーヒー用のメジャースプーンを
追加納品してくださる予定です。
(開幕冒頭にご来場の皆様にはご覧いただけなくてすみません)





こちら2点は玉川堂さんでお求めいただけます
お気軽にお手に取ってご覧ください




今回の喫茶メニュー「旅コーヒー」は、蓑輪さんからのご紹介で、
軽井沢で珈琲焙煎所を営む「NAKAJI」さんのお豆です ⇒

13年前に玉川堂さんに見学にいらした際に蓑輪さんがご案内したのがご縁で、
当時、開発を担当することになったドリップポットについて相談させていただいて以来のお付き合いとのこと。

そんなこともあって今回はコーヒーアイテムを展示していただいたり、
もうひとつのうれしいコラボがもたらされている展覧会《この道の先には》。


週末からは荒れ模様の天気予報ですが、来し方、行く先を思いながら、
師走のひととき、どうぞゆっくりとおたのしみください。







猪爪彦一《異族》

蓑輪朋和《アンテナ》




2024年12月1日日曜日

この道の先には/猪爪彦一

Tabinosoraya Presents ーこの道の先にはー

猪爪彦一(油絵・銅版画) 在廊予定 12/3,7,15
蓑輪朋和(金工)             在廊予定 12/7,8,14,15
__________________

2024.12.3(tue)~15(sun)
open     11:00-17:00
last day 11:00-16:00
closed   12/5(thu)、11(wed)
__________________

作家メッセージとプロフィールを順次、ご紹介いたします。






《異郷》

F50×2 作品部分(2024)


◆猪爪彦一 / INOTSUME Hikoichi

蓑輪朋和氏とはいつか2人展ができたらと思っていました。

彼の作品にはいつも心惹かれています。
同じ空間に展示することにより、それぞれがまた新たな発見ができ
次のステップに挑戦するきっかけになればと思っています。

これからまだまだ旅は続いていくようです。






手前/蓑輪朋和 《心を観る》






《 夜 》 F4

 

猪爪彦一  /  INOTSUME Hikoichi

1951
年 新潟市生まれ
行動美術協会会員・新潟県美術家連盟理事・県展運営委員・新潟市美術協会参事

1974年 第29回行動美術展  初入選【以後毎年出品】
1978
年 第33回新潟県展  版画県展賞

1981年 第36回行動美術展  行動美術賞
1982
年 第25回安井賞展【以後8回出品~’92
     第37回行動美術展  安田火災美術財団奨励賞
1984
年 第1回青年絵画展(日本橋三越)【以後5回出品】
              第3回安田火災美術財団奨励賞展  新作優秀賞

1990年 第1回西洋の眼現代絵画展(日本橋三越)【以後5回出品】
1995   シリーズ新潟の美術 ’95(新潟県民会館ギャラリー)
             画集「かぐわしき風の中で」(新潟日報事業社刊行)
1997年 安井賞展入選作家4人展(新潟・雪梁舎美術館)
1999年 7の視点展(東京・井上画廊)【以後9回出品】

2004年 新潟の作家100人展(新潟県立万代島美術館)【同’06出品】
2005
年 にいがたの美の系譜(新潟県民会館ギャラリー)
2007
年 漂泊の位置展(東京・ギャラリー風)【以後毎回出品】
2009
年 ドローイングフィフティーン(東京・あらかわ画廊)
     個展「猪爪彦一の世界展 ー原風景を求めて」(弥彦の丘美術館)

2010年 銅版画作品集「夜の風景」(羊画廊刊行)
    「物語の絵画」(新潟県立万代島美術館)
2011
年 個展「猪爪彦一の世界 幻想の銅版画展」(弥彦の丘美術館)
      「新潟の画家たち」(新潟県立万代島美術館)
2012  「みんなでつくるコレクション展」(新潟市美術館)
      「びじゅつのあそびば」(新潟県立近代美術館)
            GUN 新潟に前衛があった頃」(新潟県立近代美術館)

2013年 「風ノナマエ:20展」(東京・ギャラリー風)
    「こころのかたち」(新潟市美術館)

2014  「第17回 木の会」(東京・鈴木美術画廊)【第1回より出品】
             個展・油彩(豊栄地区公民館区民ギャラリー)
             個展・版画(柏崎・遊文舎)
           Pegasusの会展」(新潟市美術館市民ギャラリー)【同’15・’17・’18・’19開催】
           「コレクション展 さがしてみつけて」(新潟県立近代美術館)

2017   個展(池田記念美術館)

2021年 「LOVELIFE コレクションより愛をこめて」(新潟市美術館)
 「Pegasusの会展」(maison de たびのそら屋)【同’22・’23・’24開催】

2023年 「美術と考古でみる、ここらへんの生活。」(新潟市新津美術館)

2024  個展「異郷」(東京・日本画廊)











猪爪彦一さんはギャラリーに油絵、喫茶室に銅版画を展示しています。
立体作品はすべて蓑輪朋和さんの作品です。
色彩は実作品を再現できていません。

ぜひ会場で、お二人の作品が織り成すケハイや空間、丸ごとおたのしみください。



2024年11月25日月曜日

【次回】この道の先には

2024.12.3(tue)~15(sun)

Tabinosoraya Presents 

ーこの道の先にはー

猪爪彦一(油絵・銅版画
蓑輪朋和(金工)
______________

open     11:00-17:00
last day 11:00-16:00
closed   12/5(thu)、11(wed)




◆猪爪彦一 /  INOTSUME Hikoichi 

1951年新潟市生まれ
行動美術協会会員
新潟県美術家連盟理事
県展運営委員
日本美術協会会員


蓑輪朋和 / MINOWA Tomokazu

1979年上越市生まれ
鎚起銅器の職人として従事する傍ら
作家としての活動も行う


※それぞれ詳細のプロフィールは別途、作家紹介のトピックスに掲載いたします






12月はたびのそら屋の企画による二人展。
猪爪彦一さんの油絵・銅版画と、蓑輪朋和さんの銅の立体作品が空間を共にします。


猪爪彦一さんは、年間を通して個展およびグループ展で精力的に活動しておられます。
多くのファンの皆様同様にその世界に魅了されている当ギャラリーでは、継続開催中の《Pegasusの会展》のほか、企画展にもしばしばご出展いただいています。


蓑輪朋和さんは、鎚起銅器の職人として燕市にある「玉川堂」さんに勤務する傍ら、個人としての制作にも力を注ぎ、伝統工芸家たちの展覧会では次の時代を担う作家として鎚起銅器の大作を出品するとともに、自由な立体造形も追求。たびのそら屋で折々にお披露目くださる作品は、時にユーモラスで、金属でありながらあたたかく、その独自の表現から目が離せない存在です。


今回の企画は、そんなスペシャルなお二人が喫茶室で居合わせたことがきっかけでした。







70代、ベテランの猪爪彦一さんは、異年齢のメンバーで構成された「Pegasusの会」をたのしんでおられることにも表れているように、常々、若い作家の作品に関心を寄せ、年齢や経歴に関係なく、刺激を受け合う対等な存在であるとおっしゃいます。

2020年5月に開催した季村江里香さんとの素晴らしき二人展《そこに在る物語》⇒
は、そんなお気持ちをお聞きして立ち上げた企画でした。
会場の様子は2020年5月のブログにたくさんアップしています⇒


(それはちょうどコロナ禍の真っ只中で、長岡市では緊急事態宣言が出されており、開催自体をためらう中、猪爪先生が「こういう場所は(どんな時でも、お客が来ても来なくても)開いていた方がいいでしょう」と言ってくださったことは忘れがたい出来事です。そのことで覚悟が定まったような、その後もこころの支えになり続けている言葉でした。
またその折から「対策」の有効性を十分に調べるようになったことも、お客様に非科学的で過剰な対応をお願いすることを早々に改めつつ、自らも安心して営む上で重要なことでした。)



猪爪先生から、このような若い作家との展覧会がまたできることを願ってくださるお気持ちをいただいていた私は、猪爪ワールドとのこころ踊る組み合わせを、いつも探すような気持ちでおりました。


そんな猪爪さんが、蓑輪さんの作品をとてもお好きであると、
蓑輪さんも、猪爪さんの世界がとてもお好きであると、、、


傍で聞いていてこそばゆいような会話が目の前で繰り広げられたのは、
誰の計らいだったでしょうか、、、


とはいえ、好き同士であればいい、というものでもないのです。。。


おふたりの作品世界が、私の中で、ここちよく、交差するのを感じたことが重要でした。


二人展やグループ展には、個展にはない、思いがけないハーモニーを聴くようなたのしみがあります。


江里香さんと猪爪さんの二人展では、幾人もの方から「意外な組み合わせと思ったが、とてもよかった」とお褒めいただきましたが、私の中ではお二人の世界にどこか通ずるところを感じていました。


今回も、蓑輪さんの作品と猪爪彦一さんの世界には、重なるものがあるように感じるとともに、
私の精一杯の想像をはるかに超えた世界を、観たい、と思いました。


皆様にも、異色とも思えるこのお二人ならではの光景を、自由におたのしみいただけたらうれしいです。

___________


奇しくも、季村絵里香さんと猪爪彦一さんの二人展《そこに在る物語》の際、
喫茶室奥のガラス棚には蓑輪朋和さんの立体作品を展示していました。

これは展覧会とのコラボというより別立てでの展示でしたが、「閉塞感やるせない世の中に向けて作り出された作品」とブログにしたためた《OPEN》は、私の中で特別な印象を刻むものでした


今回はどんな作品に出会わせていただけるのか、対面の時をドキドキしながら待っています。








2024年の締めくくりの展覧会です。

今年も、いろんなことがあったと思います。
うれしいことだけでなく、かなしいことも、
継続中の困難の中にあるかたも、おられるかもしれません。


こころ静かに、ただ佇めるひとときにもなりますように。


____________________


以下、二つの展覧会のご案内です。


▶季村江里香さんは持病と付き合いながらご自身のペースで制作を継続。
只今、池田記念美術館(南魚沼市)で開催中の企画展にご出展中です ⇒





※クリックすると大きく表示されます。


県内作家作品と、美術館所蔵作品、そしてコレクター所有の名だたる作品を、美術を学ぶ高校生たちが先入観なく、やわらかな感性で展示した展覧会。

個々の作品の素晴らしさもさることながら、並べ方、配置の仕方による新たな発見もあるのではないかと思います。ぜひお出かけください。




 





池田記念美術館内より

出かけた日は残念ながら雨天。
しばし雲間から見えた八海山は、薄っすらと雪化粧していました。


屋外にも作品が展示されています。
とても気持ちのよい美術館です。



▶今年6月にご覧いただいた猪爪彦一さん属する《Pegasusの会》の金内沙樹さんは、
楓画廊さん(新潟市)で11/30から開催されるグループ展に初出展されます。(~12/15)

沙樹さんにとっての新たな挑戦。どうぞお出かけください。









2024年11月20日水曜日

【御礼】ふたりのそら

2024.11/6~17に開催いたしました川田淳さんと森島明子さんご夫妻の二人展、
《ふたりのそら》は、最終日もにぎわいながら無事に閉幕いたしました。


ご来訪の皆様、発信にご協力くださいました皆様に、こころより御礼申し上げます。
どうもありがとうございました。

感謝とともに会期中に綴りきれなかったことを、続く余韻の中でしたためたいと思います。





会期中は比較的好天に恵まれたとはいえ、雨模様の日もあったと思うのですが、
日暮れが早くなったことも気にならないくらい、きらめいて、あたたかく、たのしかった✨🍁 

そんな余韻の残る展覧会でした。





空間を印象付けるのは、まずは作品の力であることは言うまでもありませんが、
そこに満たされるケハイは、作家在廊時には作家とともに、
多くはご来訪のお客様方によってつくられると、常々感じています。




県内外から、作家のお二人を慕う方々が多数ご来訪くださり、
穏やかに、朗らかに、探求心に満ちたまなざしで作品を堪能しながら、
ゆっくりと語らいながら過ごしてくださるご様子からは、
川田・森島ご夫妻が日頃大切にしているものが、ありありと伝わってくるようでした。





それは多方面から届いたお花からも感じられることでした。

作品にあらわれた飽くなき追求と併せて、
それを届けたい方々のリアルな存在と、伝えたい感謝の思いがそこここに。







祝花といえば、お名前を見て誰もが驚くような方からも頂戴しました。






竜雷太さん。

目に留めた皆さま一同に、「アノ?」「ホンモノの?」と半信半疑でお尋ねくださいましたが、受け取った私も、ご本人なのか、同姓同名の御方なのか、関西人の明子さんのお知り合いなら洒落もありうるだろうか、、、、

でも、もしかしたら京都太秦でご縁があったのかしらと、答えをお聞きするまでどきどきワクワク。。。


確かに、俳優の竜雷太さん、ご本人様からのお祝いでした💐✨





力強さと、華やかさと、あたたかさと
人生の年輪を感じるような、見事なお花





竜雷太さんの祝花をご手配くださり、自らもお送りくださったのは「出口高司(たかし)」さん。
川田さんの大学時代のご友人であり、竜雷太さんと同じ事務所の俳優でいらっしゃいます。


そんなご縁から、川田さん森島さんは撮影で来越された竜雷太さんにお会いする機会があり、
川田さんのお母様が茹でた枝豆を差し入れにお届けしたところ、
その美味しさに大変感激してくださったのだとか。


そのようなご縁のお花であることを思うにつけ、、、

それぞれの想いがいくつも行き交う会場の、あたたかさと言ったら、、、 

伝わりますでしょうか✨💐

お贈りくださいました皆様、どうもありがとうございました。




もうひとつ驚きだったのは、明子さんのお姉様から届いたお花に
「グロリオサ」が活けられていたこと。




喫茶室に飾られた2枚の白黒写真のうち片方が、
まさに「グロリオサ」を写した作品でした。




川田 淳《グロリオサ》Pigment print



川田淳さんは、初の試みとなったCyanotype(サイアノタイプ/青焼)をメインに、
カラー作品を2点と、白黒を2点、展示してくださり、それぞれのコントラストの違いや
写真で表現することの奥深さを垣間見せてくださいました。

従来から手掛けてきたカラーと白黒写真においては、既に定評のある川田さん。
今しばし Cyanotype を追求するとのことです。

今回の作品で最もご好評いただいたのは、こちら↓ のカラー作品だったのですが、
作家本人は、ここでは味わえないものを、 Cyanotype の制作に感じておられるのかもしれません。

次なる展開を、たのしみに待ちたいと思います。





川田 淳《きづき》Pigment print






明子さんは、二人展に寄せたメッセージに

絵を描くということと写真を撮るということは遠くのようですが近くでもあります

と、したためておられました。


被写体のその向こうを見る、という、おふたりに相通ずるところを思いながら、
明子さんが描く秋の景色、過ぎた夏の景色、、、
岩絵具の煌きと色彩の世界を堪能させていただきました。


再びの素晴らしき展覧会を開催してくださいましたお二人に、改めて感謝御礼申し上げます。
どうもありがとうございました。





森島明子《彼岸花》F20




川田 淳《リコリス》Pigment print




スピンオフ的にもうひとつ。





川田 淳《そこに在ること》2021



カウンター横に展示していた作品は、たびのそら屋所蔵の前回の出展作。
こちらもよくお褒めいただきました。

赤い壁だけでなく、白い壁にも大変素敵な作品です。






10月の展覧会アフター、11月の作品を待つギャラリーに、
返却前の木八個店さんの白と黒の花器とともに幾日か飾っていました。

我が maison は基本的に年代を感じる色彩で、単色でクールなゾーンはありません。
色彩がそぎ落とされたシルエットと陰影だけが見せるうつくしさは、非日常の光景です。

やわらかな画面や、手仕事の曲線のフォルムの対比はほどよくおだやかで、
白黒だけど、ここちよいぬくもりを感じながらしばし見入っていました。








さあ、素晴らしき秋のぬくもりとともに、師走に向かって走ります!

次回展覧会は12/3開幕。
どうぞおたのしみに。





Tabinosoraya Presents

ーこの道の先にはー

猪爪彦一 × 蓑輪朋和


12.3~15 / closed 5,11

open     11:00-17:00
last day 11:00-16:00








2024年11月15日金曜日

森島明子/いとおしき日々

前回、3年前に初開催した二人展は、6月から7月にかけての夏の季節の開催で、
森島明子さんの作品は、大きな向日葵の黄色や、梅雨時を描いた水色などが印象的でした。


再びの今回は秋を選んでの開催で、
銀杏(イチョウ)、薄(ススキ)、秋桜(コスモス)、、、
この季節の景色を中心に、四季の巡りを感じる作品が寄せられています。


以下は作品部分です。
ギャラリーの作品全容は作家メッセージのページをご参照ください⇒





《降る秋音》B2





《薄と月》SM

sold out




《秋桜》SM



彼岸花が様々な表現で、異なるタイトルで描かれているのも印象的で、
日本画と日本語の、味わいの奥行きを感じます。






《彼岸花》F20





銀色は雲母(きら)の煌き





《曼珠沙華》F4








《秋密》F10
あきひそか





明子さんは、生まれ育った京都と、現在暮らす新潟・加茂とで、
「彼岸花」への印象が大きく変化したとのこと。

京都に居た時には「あの世」に近いものとともに在るイメージであったのが、
こちらでは秋になると道端にも庭先にも、至るところで朗らかに咲いていて、
平穏な日常の中にあっていい花なのだ、と思ったのだとか。


「曼殊沙華」と呼ぶときは「祈り」に近いきもちとのことですが、
慎んだ思いを寄せるだけでなく、ただただ花としての不思議な造形やうつくしさを愛でたり、
その季節ならではの心象を重ねたり、、、

それは他の草木花に寄せるまなざしと同様の、いとおしいものになったのでした。






《あの日の空》F0




《朝顔》SM






《まぶしい夏の日》F0

sold out




《夏の終り》F0




今年も残すところ、ひと月あまり。
おふたりの作品とともに、過ぎた季節をまぶしく思い返します。

街路樹の銀杏がにわかに色づき、
裏の桜とハゼノキが、色づいた葉を急速に落としていきます。


間もなく到来する白い季節に、この秋の日のきらめきと
あたたかな談笑の余韻を連れてまいりましょう。





《薄の中の女の子》F50





《雪椿》F0






たくさん飾られたいとおしき小品は
お選びいただけるものが残り少なになりました







画像は色彩を再現できておりません。
会場では間近にご覧いただけるように、
額のガラスを外せたものについては、直にご覧いただけます。

作品は喫茶室にも展示しています。
奥のガラス棚まで、どうぞゆっくりとおたのしみください。

最終日11/17(日)は、作家在廊で16時にて閉幕です。







《ふたりのそら》  川田淳(写真)× 森島明子(日本画)

2024.11.6(水)~17(日)
OPEN 11:00~17:00  ※最終日は16時まで
休廊日 11/8(金)、13(水)