2026年3月29日日曜日

作家紹介②廣田勘太郎(絵画)

2026 SPRING EXHIBITION -海辺にて-

4/6(月)~19(日)
OPEN   11~17時 ※最終日は16時まで
休廊日  4/10(金)、15(水) 
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《誰にも気づかれないうちに》



廣田勘太郎 /  HIROTA Kantaro



2002年生まれ 長岡市寺泊出身
2025年 長岡造形大学 造形学部 美術工芸学科卒業
2025年 長岡造形大学 大学院造形研究科 修士課程入学(在籍中)
 

▶在廊日は初日と最終日のほか平日も調整中。
大学の新年度スケジュールが出たのちに改めてお知らせいたします。






《かじゅ園の夜》




【活動歴】

2024年 「直美と江津子」(なおえつ うみまちアート2024)
2025年 グループ展「Progress2」(たびのそら屋)
2025年 長岡造形大学AIR inゆいぽーと(ゆいぽーと)


 
【メッセージ】

聴こえない旋律の聴こえるような、
どこか遠くに行けるような絵を目指して描いています。

一つ一つの作品を個別に見るというよりも、
絵画の総体を見ていただければと思います。






《流される舟達》



廣田勘太郎さんの絵画は、アクリル、パステル、色鉛筆などを用い、
独自のやわらかなひかりを感じる画面が印象的です。


そこには対面するキャンバスの表面、あるいはその向こうの世界とのやり取りの結果が、
絵画として残されているのかもしれないと、、
1年ぶり2度目のご出展を前に、思いを巡らせます。


昨年1月の展覧会《Progress2》の折に、「玄関を開けると海!」な立地に暮らしておられること、
毎日、海を見ながら大学へ通い、そして海に面した家に帰ることを伺いました。




▶身近な海について

海を見ない日はないほど毎日海を見てきました。

寺泊の海というよりも海は海であって切り離すことはできず、
ただ海としてしか見ていません。

「どこにでも繋がっていて、どこまでも開かれているとても美しい景色」
として海をとらえています。



そんな存在とともに日々、暮らすことが、
その人の世界になにをかもたらさないはずがない、という思いを新たにします。


先にご紹介した下澤亮太さんとは学部1年の時に出会ってからの付き合いとのこと。
それぞれ個性は異なるけれど、作品や色彩に、どこか通ずるものを感じて、

海辺に育ったひとたちだからなのか、偶然なのか、
あるいは、実は全く違うのか、、、 わかりませんが、


なにかの感触が、次にご紹介する高橋理恵さんことmomocoさん
(同じく海の間近に住まわれています)の作品をも想起させ、、、


私の中の、わくわくするような思いと、海への渇望が交差して、
今回の企画となりました。



定期的に海が見たくなります。

このところの私は海不足。


搬入日、    ”春” とともに"海" がやってきます🏄✨ 


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【出展者】   ※下記地名は作家ゆかりの海辺です


▶下澤亮太(絵画)富山県朝日町ダイヤ海岸 @ryota_shimosawa 

▶廣田勘太郎(絵画)長岡市寺泊町 @mutya_mutya2525

▶高橋理恵 / momoco(絵画・小さなオブジェ)上越市名立区 @momococco888

▶星名 泉(ガラス)新潟市西蒲区越前浜 @izumiglassstudio

▶星名康弘 / 浜五(植物染め)新潟市西蒲区越前浜 @shokubutsuzome_ham




2026年3月26日木曜日

作家紹介①下澤亮太(絵画)

2026 SPRING EXHIBITION -海辺にて-

4/6(月)~19(日)
OPEN   11~17時 ※最終日は16時まで
休廊日  4/10(金)、15(水) 
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《パキラ》

油彩/P100/2025年



下澤亮太 /  SHIMOSAWA Ryouta

Instagram@ryota_shimosawa

富山県出身

20253月  長岡造形大学  造形学部  美術工芸学科卒業

現在、同大学院造形研究科 修士課程1年次 在籍

(4月には2年に進級予定)


▶在廊日は会期中の土日を中心に平日も調整中。
大学の新年度スケジュールが出たのちに改めてお知らせいたします。




《絵を描く人》

油彩/P100/2025年




【活動歴】

2024 8.9月 「直美と江津子」(なおえつ うみまちアート2024

2025 1       グループ展 Progress2」(maison deたびのそら屋)

2025 1    AIR」ゆいぽーと 新潟市芸術創造村・国際青少年センター



【メッセージ】

「良い絵画とは何か」を問い、「描く」行為を起点に制作する。

「描く・視る」の枠組みに収まらない多様な要素を含むものとして絵画を捉え、
自身における固有の絵画経験を探求している。

 

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▶出展者の皆さまから、それぞれのゆかりの海についてのコメントをいただきました。


下澤さんのゆかりの海は、
ふるさと 富山県朝日町の「ダイヤ海岸」 

新潟県側では糸魚川市の「ヒスイ海岸」が思い浮かびますがとお尋ねすると、、、


朝日町の中でも新潟県寄りに位置する海岸で、そこから糸魚川市まで続いています。

そのため、私が住んでいた地域の海岸も「ヒスイ海岸」に含まれますが、

地元では「ダイヤの海」と呼ばれ、「ダイヤ海岸」という称が付いています。

私自身もその呼び名に親しんできました。



新潟から北陸方面、あるいは東北方面へと向かう海岸線では、

車窓から眺めているとつい、境目なく「日本海」とひとくくりにして眺めてしまいがちですが、

降り立ってみれば、その浜辺や入江ごとに、ずいぶん異なる趣きの「海」との出会いがあります。

それぞれの海、そのひとだけの海、に出会わせていただけるうれしさ。

下澤さんのふるさとの海、「ダイヤ海岸」を訪ねたくなりました。






《坊主は楽じゃない》

油彩/S100/2025年




5名の出展者のうち
下澤亮太さんと廣田勘太郎さんは、長岡造形大学大学院修士課程に在籍中です。

2025年1月にご出展いただいた展覧会《Progress2》の作品を記憶しておられる方もおられるでしょうか。

当時は学部卒業を控えた「4年間の集大成」のタイミングでした。

あれから1年を大学院生として過ごす中で、
より一層、自身や世界と向き合いながら、どんな変化を得てきたのか、、


「作家」とご紹介するには一歩早いタイミングかもしれませんが、
”今”の彼らの作品に触れ、来たる来年2月の修了展までの変化と、
その先もますます豊かに切り拓いていくであろうそれぞれの道をたのしみに思う気持ちを込めて、


今回は学生のみの展覧会ではなく、
独自の世界を確立してこられた作家の皆様と、同じ会場にご出展いただきます。


そうした境目を取り払うことは、私にとっての新たなこころみであり、挑戦でもあります。
出展作家の皆さま方も、たのしみに思ってくださることが心強い励ましです。


学生2名には、世に放つ作品への責任と覚悟の持ち方のひとつとして、
作品の完成度への意識とともに ( 《Progress2》の時と同様に)価格をつける、
ということにも挑んでいただきます。

新たな春のはじまり。
よき出会いがありますように。






【出展者】   ※下記地名は作家ゆかりの海辺です


▶下澤亮太(絵画)富山県朝日町ダイヤ海岸 @ryota_shimosawa 

▶廣田勘太郎(絵画)長岡市寺泊町 @mutya_mutya2525

▶高橋理恵 / momoco(絵画・小さなオブジェ)上越市名立区 @momococco888

▶星名 泉(ガラス)新潟市西蒲区越前浜 @izumiglassstudio

▶星名康弘 / 浜五(植物染め)新潟市西蒲区越前浜 @shokubutsuzome_hamago




2026年3月17日火曜日

【次回】春の展覧会 -海辺にて-

裏庭の雪の塊も日ごとに小さくなり、
日差しの明るさに、大雪だった日が遠く感じられるようになりました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。


雪国暮らしでは晩秋の冬支度と春先の雪消え後にやることが多く、
刻々と春めいていく気配はうれしくも、幾分追われるような気持にもなる季節です。

この冬は樹木がだいぶダメージを受けたこともあり、庭仕事が様々控えていますが、

まずは例年のごとく確定申告の作業とともに過ぎた1年のかけがえのなさを愛おしみ、
来たる春の展覧会と、そのあとに続く新しい一年のことを思います。


8周年を迎える春の展覧会は、
海の近くに育ったひと、潮風を浴びるくらいの海の間近に暮らすひと、
山に生まれて海辺の町に居を移したひと、、、
そんな海にゆかりのある5名の皆さまにご出展いただきます。


海辺に育つこと、暮らすことは
そのひとの世界にどんな影響をもたらすでしょうか


手掛ける作品の色彩や放つひかりに、どこか通ずるものがあると感じた作家たちが
海辺に暮らす(あるいはかつて暮らした)ひとだと気づいた時の
押し寄せるさざなみのようなうれしさ。

9年目のはじまりに思いを巡らす私自身のこころ模様を重ねました。

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2026 SPRING EXHIBITION -海辺にて-

4/6(月)~19(日)
OPEN   11~17時 ※最終日は16時まで
休廊日  4/10(金)、15(水) 

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【出展者】   ※下記地名は作家ゆかりの海辺です


▶下澤亮太(絵画)富山県朝日町ダイヤ海岸 @ryota_shimosawa 

▶廣田勘太郎(絵画)長岡市寺泊町 @mutya_mutya2525

▶高橋理恵 / momoco(絵画・小さなオブジェ)上越市名立区 @momococco888

▶星名 泉(ガラス)新潟市西蒲区越前浜 @izumiglassstudio

▶星名康弘 / 浜五(植物染め)新潟市西蒲区越前浜 @shokubutsuzome_hamago








「 凪いでも時化ても泰然と 」


DMには憧れに近づきたい思いを記しました。


さざ波にもゆらゆらと翻弄されてしまうような性分は
簡単に変わるものではありませんが、
だからこそ時折むしょうに、大海原に対面し、潮風にこころを晒し、
遥か水平線のその向こうを臨みたくなるのだと思います。

願わくば、荒れ狂う冬の海ではなく、
穏やかで、のどけき春の海に。




折しも大津波が押し寄せた東日本大震災の日が巡り来て、
想像を絶する過酷さを改めて思うのですが、

そうした人為の及ばないことは当たり前のものとして暮らす海の人たち
(あるいは山の人たち)への憧れもまた、平野育ちの私の中にはあるようです。


作家の皆さまには特に「海」を意識した作品をリクエストしてはいません。

どのようなスタンスの作品であれ、そこに海の光を感じられるのではないか、、
そんな(勝手な)仮説をたのしむような気持でおります。

それぞれの海との関わりや思いをしたためていただきました
このあと略歴と在廊日のご案内とともに順次、ご紹介していきます。



DMの仕上りとともに「春キタ🌱✨」なキモチになりましたが、
各作家からのメッセージをいただいただいたら(作品と対面する前に)もう
「海キタ🌅✨」なキモチです。


どうぞおたのしみに。