前回、3年前に初開催した二人展は、6月から7月にかけての夏の季節の開催で、
森島明子さんの作品は、大きな向日葵の黄色や、梅雨時を描いた水色などが印象的でした。
再びの今回は秋を選んでの開催で、
銀杏(イチョウ)、薄(ススキ)、秋桜(コスモス)、、、
この季節の景色を中心に、四季の巡りを感じる作品が寄せられています。
以下は作品部分です。
ギャラリーの作品全容は作家メッセージのページをご参照ください⇒★
《降る秋音》B2
《薄と月》SM
sold out
《秋桜》SM
彼岸花が様々な表現で、異なるタイトルで描かれているのも印象的で、
日本画と日本語の、味わいの奥行きを感じます。
銀色は雲母(きら)の煌き
《曼珠沙華》F4
《秋密》F10
あきひそか
あきひそか
明子さんは、生まれ育った京都と、現在暮らす新潟・加茂とで、
「彼岸花」への印象が大きく変化したとのこと。
「彼岸花」への印象が大きく変化したとのこと。
京都に居た時には「あの世」に近いものとともに在るイメージであったのが、
こちらでは秋になると道端にも庭先にも、至るところで朗らかに咲いていて、
平穏な日常の中にあっていい花なのだ、と思ったのだとか。
「曼殊沙華」と呼ぶときは「祈り」に近いきもちとのことですが、
慎んだ思いを寄せるだけでなく、ただただ花としての不思議な造形やうつくしさを愛でたり、
その季節ならではの心象を重ねたり、、、
慎んだ思いを寄せるだけでなく、ただただ花としての不思議な造形やうつくしさを愛でたり、
その季節ならではの心象を重ねたり、、、
それは他の草木花に寄せるまなざしと同様の、いとおしいものになったのでした。
《あの日の空》F0
《朝顔》SM
《まぶしい夏の日》F0
sold out
《夏の終り》F0
今年も残すところ、ひと月あまり。
おふたりの作品とともに、過ぎた季節をまぶしく思い返します。
街路樹の銀杏がにわかに色づき、
裏の桜とハゼノキが、色づいた葉を急速に落としていきます。
裏の桜とハゼノキが、色づいた葉を急速に落としていきます。
間もなく到来する白い季節に、この秋の日のきらめきと
あたたかな談笑の余韻を連れてまいりましょう。
《薄の中の女の子》F50
《雪椿》F0
たくさん飾られたいとおしき小品は
お選びいただけるものが残り少なになりました
お選びいただけるものが残り少なになりました
画像は色彩を再現できておりません。
会場では間近にご覧いただけるように、
額のガラスを外せたものについては、直にご覧いただけます。
会場では間近にご覧いただけるように、
額のガラスを外せたものについては、直にご覧いただけます。
作品は喫茶室にも展示しています。
奥のガラス棚まで、どうぞゆっくりとおたのしみください。
最終日11/17(日)は、作家在廊で16時にて閉幕です。
《ふたりのそら》 川田淳(写真)× 森島明子(日本画)
2024.11.6(水)~17(日)
OPEN 11:00~17:00 ※最終日は16時まで
休廊日 11/8(金)、13(水)