2026年9月1日火曜日

【喫茶室特別展示】わたなべあおい版画展 see/saw

9/8開幕の金工作家3人展《 TRIANGLE  EXHIBITION 》 の会期中の喫茶室では、
長岡造形大学大学院 修士(前期)1年の渡邉葵さんの版画作品を特別展示いたします。 

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《 TRIANGLE  EXHIBITION 》 

2026.9.8(火)~19(土)
OPEN 11:00~17:00 
休廊日    9/11(金)、16(水)

※最終日はいつもと違って土曜日です。16時閉幕、ご注意ください。

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【出展者】現時点での在廊予定

❖増田周一(宮城県仙台市)Instagram@shu1_masuda 9/8、19

❖松坂 渉(岩手県盛岡市)  Instagram@wataru_matsuzaka 9/8、19

❖ r23atelier88(山形県庄内町)Instagram@r23atelier88 9/8、12、13、19

※初日と最終日は三人とも在廊、他の日は変更になる可能性もあります。

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【同時開催/喫茶室特別展示】

《  see/saw  わたなべあおい版画展 》 

❖わたなべあおい Instagram@a__.pyon 9/10、12、13、17、19(各日とも午後)




《しょぎょうむじょう》


わたなべあおい /  WATANABE Aoi 


【略歴】


2003年 北海道江別市⽣まれ

2026年 秋⽥公⽴美術⼤学 美術学部 美術学科 ビジュアルアーツ専攻卒業
同年、⻑岡造形⼤学⼤学院 造形研究科 修⼠課程⼊学


学部時代は主に現代アートについて広く学んできました。
中でも、最も興味を持った版画制作について独⾃で制作を進めてきました。

北海道、秋⽥、そして⻑岡と雪の降る地域を転々としています。
⼀⾔で「雪」と⾔っても、⽬にするもの、想像するものは全て違います。

違う地域に出たからこそ感じる、⾃然の美しさと⾃⾝の制作の軸である「諸⾏無常」
を掛け合わせた作品を制作しています。





【メッセージ】

みなさま、はじめまして。
このような機会をいただけたことを⼤変嬉しく思います。

私は⾃⾝の作品のことを、諸⾏無常における「縁」であると考えています。
「縁」とは、諸⾏無常の中で⼀時的に⽣じる因果関係のことを指します。
作品を⾒てくださったみなさまに、作品を通して何かを感じられるような
⼩さなきっかけをお渡しすることができたら幸いです。






《願掛け》



上の画像は過去作で、今回の展示に向けては喫茶室のロケーションや
金属工芸の展覧会であることも念頭に置きながら、あらたな作品を制作しておられます。

下に掲載する画像は、大学の工房をお訪ねした時の制作途中の様子です。






新潟から北海道へと帰省する船の上で感じたことがベースになったシリーズは、

絵の具を用いた再現性のない色模様の下地に、
シルクスクリーンの技法ならではの、画材のタッチをみせる版を刷り重ね(イマココ)
このあと更に、なんらかのレイヤーを重ねて仕上げられるとのことでした。

このほかに、木彫作品を制作しておられるとのこと。





いくつもの重なりを描いていく中に、彼女の様々な記憶が折り重ねられているのを感じます。

「ひとは食べたものでできている」とはよく聞く言葉ですが、

「ひとは見、聞き、出会ったことと想像・創造力でできている」と

改めて思えてくる葵さんとの語らい。





展示タイトルについてお尋ねしたところ、このように教えてくださいました。


「seesawは公園等にあるシーソーを英語にしたものです。

多数ある語源の中に、シーソーは上がったり下がったりする際に、相手のことが見えたり見えなかったりするというものがあるそうです。

私も作品の中で、『当たり前』というそこにあるのに意識しなければ感じられないものをテーマにすることが多いです。

この見えたり見えなくなったりする『当たり前』とシーソーが似ていると思ったことからこのタイトルにしました。

間の / は、seesawをシーソーに乗る人と見た時に、
間にあるとシーソーそのものに見えるな~と思い、少しひねりを加えてみました。」

 


 


シルクスクリーンの2版目を刷るところ










記号のスラッシュ「 / 」は、その両サイドを(併記するためとはいえ)「区切る」役割
のもの
と思っておりましたが、、

ここでは、つなぐもの、共有するもの、でもあることに、ハッとさせられます。


あおいさんには在廊時の状況によってギャラリー側の対応にもご協力いただきます。

喫茶とギャラリー、作品とお客様の間で、「つなぐ」立場も担っていただく会期を通して、
どんなことを感じていただけるでしょうか、、






協力をお願いする気持ちとはまた別に、

大学院生の方々が関わってくださることを通して、
出会わせていただくであろうあれこれも、たのしみに思っています。


それは、「刷りあがったら、どんな景色がみえるだろう」、、、

そんな気持ちと似ているでしょうか、、、