休廊期間中は、美術館やギャラリーに行くのがシゴト、と称した楽しみです
その世界に触れるほどに気が遠くなることもしばしばですが
すべてのインパクトは糧となり灯となり、見える景色が変わっていくうれしさも感じます
◆ギリギリ会期末の展覧会いくつか ↓
平野照子陶展 「異形者(いぎょうのもの)たち」
新潟絵屋さんで12/10(火)17時まで
とても難しいテーマに挑まれたと思うのですが
時間をかけて心惹かれるものを学び、自分なりの解釈をカタチに現わせること、
このような姿に表わされたことに
嘆息
彼らが語りだすのをじっと待ちたい、
こそりと動くのを見逃したくない、、、
照子さんのこの次の展開は想像もつかなくて
でもそれを越えて新たに魅せてくださるであろうことに確信をもち
今から胸の奥で感服してしまうという、、、
毎度ながら特別な展覧会でした
心惹かれるといえば上越高田で出逢った斎藤真一の
瞽女(ごぜ)作品シリーズがあります
こちらでは銅版画の瞽女作品、昭和ロマンシリーズに加えて
素描作品を拝見できたのも貴重でした
「斎藤真一展」
あらきギャラリーさんで12/9(月)まで
新潟までは行けないけれど、
観たい(買いたい)お客様がおられましたら
「長岡までお持ちします」とお声掛けいただきました
ガレリアチェレステ大橋さんか、たびのそら屋までご一報ください
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ちなみに平野照子さんが表した瞽女さんはこちら
「瞽女たち」
ノ縞屋さんでは12/15(日)まで
ひと葉さんのお正月飾りの受注会を開催中
吉祥の願いが込められた清々しさと、自然の植物の持つ力強さ
目に見えるカタチの向こうに、
見えない願いや、放つ力を感じます
ノ縞屋さんは新潟市の消えゆく景色・長屋の小路にあるお店
北欧の食器や手編みのミトンなど
暮らしをあたたかくする雑貨たちが常設販売されています
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◆閉幕した展覧会↓
拝見できてよかったです
それぞれの余韻があります
星野貴代 絵と陶の作品展 「繧繝に棲むひと」
さいとう ようこ 展
星名 泉 展
Kanicco Ceramics 展
「わたしたちがいつしよにそだつてきたあひだ」
それぞれへの敬意は増すばかり