2025年1月9日木曜日

宮川晴香(彫刻)

2025 NEW YEAR EXHIBITION 《 Progress 2 》
Tabinosoraya Presents/Feat. 長岡造形大学学生・大学院生8名の展覧会

1月15(水)~26(日)※1/17、22休廊
OPEN 11:00~17:00 ※最終日は16時まで 





《 melting ghost 》



宮川晴香 / MIYAKAWA Haruka


【プロフィール】

2022 ⼥⼦美術⼤学芸術学部 美術学科 ⽴体アート専攻 卒業
2024 同⼤学院 博⼠前期課程 ⽴体芸術 修了
同年、⻑岡造形⼤学⼤学院 造形研究科 博⼠後期課程 ⼊学

Instagram @gomi_ya0

在廊日:1/18・19(12~17時)、26(15時~)







【コメント】

私は主に⽊を使って、「⽊の⽪を剥く」「⽊に⽳を空ける」「⽊のかたちをつくり変える」など様々なアプローチで⽴体作品を制作しています。

私の作品は⽊に⼿を加えてはいるものの、何か具体的なものをかたちづくっているわけではありません。
⽊と⾃分の⾏為から考察し、両者の間で保たれているはずの「距離」や、形態変化の中で⽴ち現れるそのものの在り様を暗⽰することを試みています。

⼤学院では彫刻の制作実践ついて研究しています。
何かをかたちづくることだけではなく、つくらないことや⼿を加えることのやめ時も彫刻の⼤切な要素であると考えています。

⽯や⽊などの「もの」をそのまま作品として提⽰する「もの派」やイタリアで興った「アルテ・ポーヴェラ」などの作品と⾃作を照応しながら、脱⼈間中⼼的な⽊彫の在り⽅を論じることについて模索しています。






《土手のむこうのクジラの気》





《Ghostly inside_Ghostly outside》





🌱画像は過去作です。
今回はその一部と併せて、昨年12月の「ゆいぽーと」(新潟市)でのAIR
(アーティスト・イン・レジデンス)で制作された新作をご出展いただく予定です。
具体的なものではないものをつくる彫刻、素材としての木へのアプローチの探求を、
どうぞおたのしみに。