2025 NEW YEAR EXHIBITION 《 Progress 2 》
Tabinosoraya Presents/Feat. 長岡造形大学学生・大学院生8名の展覧会
1月15(水)~26(日)※1/17、22休廊
OPEN 11:00~17:00 ※最終日は16時まで
《ちびっ子達》
三条市在住 鋳⾦作品を作る⼤学院⽣
Instagram @taka_noka
在廊予定:1/15,21,26
【プロフィール】
2024年3月 長岡造形大学 造形学部 美術・工芸学科 卒業
同年、長岡造形大学大学院 造形研究科 入学
2024年3⽉ ガラス・⾦⼯ ⼆⼈展「春の雪原にて」 アトリエきっか
【コメント】
ブロンズ/φ250×H350㎜(2024)
雪梁舎 ⼯芸2024「次代を担う若⼿作家展」審査員賞受賞
研究作品のため非買品
▶「慈⾬」
「物」の存在を視覚以外で捉えることもできるのかという問いから⽣まれた作品です。
私たちは⽬で⾒ること以外にも聴覚、触覚、味覚、嗅覚を使いものを感じます。
「慈⾬」は肌で⾵を感じ、⽿で⾬を聴くような感覚で「物」に出会うための実験的な表現として制作を⾏いました。
ブロンズ/W204×H80×D405mm(2025)
▶「⾵景」
「慈⾬」の制作後、物と⼈を取り巻く⾵景に興味を持ちました。
この「⾵景」は鋳造物という「物」であり、その中に「物」と空間で構成された「⾵景」があります。
この「物」と「⾵景」が層のように重なるときに、核となるものは何かを考えるために作品を制作しました。
一部売約済み
▶⼩品 「きつね」 「ちびっ⼦達」
私は「物と⼈の関係性」を探求する際に、「動物」の形を重要なモチーフだと考えて制作し
ています。
「きつね」と「ちびっ⼦達」は、物に内在する「動物の形」を模索する中で⽣まれた作品です。
「きつね」は⾃⾝の「動物型の物」に関する幼少期の記憶を元に制作をしました。
「ちびっ⼦達」は、線で描かれた動物を⽴体にした作品です。
⾃⾝のドローイングを元に制作しています。
特に、⿃獣⼈物戯画や葛飾北斎の動物画、鍬形蕙斎の『⿃獣略画式』などに影響を受けています。
《ちびっ子達》
ブロンズ/約W70×H100×D50㎜(2024,2025)
🌱造形過程における思考を丁寧にご紹介くださいました。
大学HPでは卒業制作の作品をご覧いただけます⇒★
「慈雨」は大学院進学後に手掛けた渾身の作で、工芸展への出展後は少し放心気味だったとのこと。
そこからの新たな展開が、たのしみです。