得も言われぬ余韻が残りました
Photo by KIMURA Erika
日ごとにいとおしさを感じていく江里香さんの立体作品。
ぜひとも、こころつながる方と出会っていただきたく、オンライン販売対応をいたしますが、
いずれも角度によって随分表情が変わるので、つたない画像ではとてもお伝えできないと感じています。
実物に会いにきていただきたい作品たちです
◆サイズ表記は目安です:単位は㎝
「 おてんきやのかお 」
リネン・木・ブリキ・ビーズ・羊毛・リネン糸 等
コーヒー・アクリル・ニス・ペン
(H36×W7×D7)
ずっと、テキスタイルで人形を作りたいと考えていたのですが、なかなか良い方法が浮かばす、ある日ふと思い立って購入した羊毛フェルトのキットを使って芯を作ったところ、思いの他よい表情の顔が作れて嬉しかったことを覚えています。
設置上、展示室ではご覧いただけないのですが
実は背中に温度計を背負っています
「お天気屋」ですから
「いじわるなかお」
リネン・木・ブリキ・ビーズ・羊毛・リネン糸 等
コーヒー・アクリル・ニス・ペン
(H41×W6×D6)
こちらの後ろ姿も、展示室ではご覧いただけないのですが、
なんとも哀愁漂う佇まいです
江里香さんの解説は、よく出来た感触からか、軽やかです
2019年12月15日(日)
「おてんきやのかお」と同じ手法でもう1体作ってみました。「おてんきや」の方が個人的に好きなのですが、見た方に聞くと、案外こちらが人気です。やはりユーモラスな表情がいいのでしょうか。明るく楽しく、ちょっと毒がある。そんな作品が作れたかもしれません。ブリキは柏崎の coil4 さんに頂いたものです。ありがとうございました。
「 手 」
リネン・流木・ハンガー・羊毛・ワイヤー・リネン糸 等
コーヒー・ニス
(H12×W16×D7)
2019年12月15日(日)
「いじわるなかお」を作った日の夜、眠れずに作りました。母との約束で、夜は作業をしてはいけないので、これを読んだらたぶん怒られます。手法は前の二つと同じく羊毛・フェルトですがワイヤーを芯にしています。人形の手を粘土で作るかわりに羊毛で肉付けした感じです。
「 トルソ 」
リネン・流木・ワイヤー・羊毛・糸 等
コーヒー・ニス
コーヒー・ニス
(H26×W6×D5)
2019年12月17日(火)
手が出来たので身体を、と思い制作しました。「おてんきやのかお」以来、着色にはコーヒーを使っています。環境にも身体にもいい、というか、ものを作ることはゴミをつくるかのように感じていたので、せめて負担はかけない方法で、と。