2020年5月15日金曜日

③二人展であること

どこか通じているように思える二人の世界を交差させてみたい、
その交わる時にみえるものを感じたい、と願って企画した二人展

二人の展示場所を分けるのでなく、織り交ぜて展示しましょう、ということは
最初の打ち合わせの段階で一致していたことでした




お二人とも平面と立体、両方で表現されますが、今回の猪爪先生はオブジェは「くるみ」を用いた一作品のみに抑え、
主には季村さんが配置したのに合わせて猪爪先生が作品を置いていかれました




こちらの「赤い靴」については、季村さんが
猪爪先生がDMに用いた作品の「赤い部分と合いますね!」と
この配置をご提案


その素敵で効果的な様を、
気づいて、コメントしてくださるお客様がいらっしゃる
うれしさ


一点一点が素晴らしいのですが
「二人展」であることの魅力も満載です





猪爪彦一

「 夕暮れのトルソ 」

油彩・キャンバス・F30




作品部分





季村江里香

「 赤い靴 」

靴・フェルト・スタイロフォーム・ワイヤー
H38×W28×D15







2020年5月4日(月)

4月1日から始めていたのですが、途中で中断してしまい、梱包が終わってから再開したため、完成後に箱に入れる気力が起こらず困りました。(中略)技法としては赤いフェルト(手芸用のふつうのものです)をひたすら手ぬいして造形しただけです。複雑な単純さを求めてみました。