2020年5月17日日曜日

⑫季村江里香・2020/3(めぐるつながる)

窓からの風にそよぐシャツ
赤い壁にやさしく、力強く、存在する絵




「 めぐる つながる 」

レディースのS~Mサイズくらい
(もとはメンズのXSサイズ)
リネンシャツ・刺繍糸 





2020年3月15日(日)

絵を描いたり、立体を作ったりすることができず、でもそれでもただ「作りたい」という気持ちが抑えきれずに、
手近にあった麻のシャツに無心になって糸を刺しました。






かろうじて布団の上でできた制作が、この "ちくちく” だった、
ということが驚愕です





唯一無二のかっこいいシャツです












「 春と犬 」

パネルにクラフト紙
色鉛筆・ペン・アクリル
F3(27.3×22.0





2020年4月18日(土)

1ヵ月以上、何も作れず。作っても失敗ばかりで、それでもただ作りたい、描きたいという想いは募るばかりでした。やっと描けた絵は何故か犬になりました。


                 





「 待つ犬 」

パネルにクラフト紙
色鉛筆・ペン・アクリル
F3(22.0×27.3)



2020年4月19日(日)

もう1枚犬を描きました。私の描く犬は現実には居ない犬です。先の見通せない状況の中、ただずっと何かを抱えて待っている犬、それは私自身の姿なのだと思いました。





それは霧の中のようにも見えるのですが
前を見据えて、でも力まずに、佇んでいるような


                




「 鳥 」

発砲スチロールパネルにクラフト紙
色鉛筆・ペン・油性ニス
(48.2×35.3)



2020年4月24日(金)

ずっと作りたいものを作れず、描きたいものを描けず、そんな状況でただ考えてばかりいた私に、恩師は「貴女には考えることは不要です」と断言され、吹っ切れて描きました。やっと、ずっと、描きたかった絵が描けました。



作品部分


※「鳥」は新作につき耐久性がよくわからないとのことで、
配送対応はいたしませんが、HPで見ていただきたいとご希望の作品です

季村さん自作の簡易なフレームがついていますが、取り外せるので、
アクリル板に挟むなどの額装をするとかっこいいのではないかと、仰っていました

「写真に撮るのが難しい」と言われたとおり、こちらもお伝えするのが難しい作品です





 

さて、展示作品全てではありませんが、ひとまずオンラインショップ対応作品と、
作家からのHP掲載希望作品を、全てご紹介させていただきました

この素晴らしき作品たちを、引き続き外出を自粛されている方にもご覧いただき、お求めいただけるようにと願い、
5月18日(月)より、メールでご注文をいただき、会期後に作品を発送させていただく
「オンライショップ」を期間限定で開設します

18日午前10時までに作品と価格の一覧表をアップいたします

ご注文の詳細はこちらをご参照ください ⇒「オンラインショップのご案内


お問合せをこころよりお待ちしています。

maison de たびのそら屋