2018年5月21日月曜日

次に向かって

5月12日~20日に開催された「内側のコト」平野照子展が
閉幕しました

お越しくださった皆様、会期中のイベントをお愉しみくださった皆様
どうもありがとうございました



すっかり青々と茂った緑を映して
心なしかこれまでよりイキイキとして感じられた
平野照子のオブジェによる表現の世界

はじめて出逢ってくださった方も多かった様子
それぞれの内側に、どんな心象が刻まれたでしょうか。。。




今回も、様々な出会いと再会と気づきをいただきました

それはこれからの展覧会でも、
作家と共に思いを尽くして取り組む限り、
予想を超えた素晴らしいものが繰り広がっていくに違いないと思うのですが

今回は今回の、
特別に感じたこと、思うことが
私にも、平野さんにも、それぞれあって

彼女と語り合えた時間、
お互いの想うところを照らし合えた時間は、
とても貴重な、いとおしいものでした




余韻はあります

でも、それはここに引き留まらせるものでなく
未来(次回)をまた愉しみに思わせてくれる展覧会を
今の平野照子を映す作品たちと共に過ごさせてもらったことへの
感謝を噛みしめる余韻です


主が変わり
赤い壁、白い壁、外の緑は変わらずとも
おのずと醸し出される空気は変わったであろうこの場所で、

また新たなものが生まれるのを
確かに感じることのできたうれしき日々でもありました




「かめもなかさんライブ」「HOSHINOさん出張カフェ」と併せて
「宵どれバー」も、とても素晴らしく愉しい時間でした

遠方からもお越しいただき、一緒に愉しんでくださいましたこと
本当にありがとうございます




次の展覧会は、「 忘れられた物語 」 猪爪彦一 展
6月19日(火)~7月1日(日) 
※21(木)、27(水)は休廊です

会期中のみオープンのたびのそら屋は、しばしのおいとまです

いくつかのメンテナンスに対応しつつ
いくつかの楽しみなイベントごとに出かけ
冬からのドタバタの日々を整えながら、次の会期に備えます

今後の展覧会やイベントのお知らせはこちらで随時、
しばらく書けなかった私的ブログ「まだまだ旅の途中vol.2」も
時々更新したいと思います

どうぞよろしくお願いいたします

maison de たびのそら屋



2018年5月17日木曜日

会期中イベント③宵いどれバー

平野照子展「内側のコト」会期中イベント③

平野照子自らカウンターに立つ「宵いどれバー」
2018.5.19(土)17:00~21:00

この日は11時より通常営業したのち、17時より、
宵いを酔いながらゆるやかに過ごすバータイムを開催します

マスター・平野照子と、作品たちとともに
愉しく、気楽に、気ままな宵どきを
お過ごしください





2018年5月16日水曜日

HOSHINO Koffee & Labo.さん

5/15(火) 出張カフェで来ていただいた
HOSHINO koffee & Labo. さん

この日のために焙煎してくださった「たびそらBREND」は

たびのそら屋で開かれる最初の個展、
「平野照子展」へのお祝いの気持ちを込めてくださった
華やかで愉しいブレンドでした



2018年5月14日月曜日

会期中イベント②出張カフェ

平野照子展「内側のコト」会期中イベント②

「 HOSHINO koffee & Labo. 」さんの出張カフェ
2018.5.15(火)11:00~17:00

沼垂に自家焙煎コーヒーのお店を構えるHOSHINOさん
平野照子さんとは宮城県出身同士の仲良しです

この日のために特別に焙煎したコーヒーを持って来て下さいます

ドリップコーヒーの他、冷たいレモンコーヒー、コーヒービールなど
喫茶室でゆっくりと、お急ぎの方にはテイクアウトで、

どうぞおたのしみください



これまでもこの場所で個展を開いてきた照子さん
冬に向かう季節に催すことが多かったとか

春の展示は異例のこと
新緑とともに作品を観れるのは貴重な機会です


ガラスのドーム越しの内側の世界
透ける緑もゆらめいて

砂糖が溶けるように
内と外の境目がぼやけていきます


2018年5月13日日曜日

会期中イベント①オープニングライブ

平野照子展「内側のコト」会期中にはイベントが3つあります


①「かめもなか」さんによるオープニングライブ
5月12日(土)14時より20~30分程度  (終了しました)

かめもなかさんは長岡在住の
うた声とアコースティックギターのユニット

夫婦で和菓子屋を営みながら、うたを唄い、ギターを奏でています。
自然な鳥の姿をうたった「鳥の歌」
皆さんの心に優しく届くような唄たちを、丁寧に演奏させていただきます。




大変素晴らしいライブでした

喫茶室より②旅コーヒー

今回、喫茶室では福島市より「珈琲舎 雅(みやび)」さんのコーヒーを
5月の「旅コーヒー」としてご用意しています

栃木県・益子の陶器市に出店されていて出逢った自家焙煎のコーヒー屋さん
その後の郡山市在住時には、福島市にあるお店を訪ねることができました

「丁寧な焙煎の新鮮な豆」が心情の、温和なマスター

店内にはコーヒーの器がいろいろ並び

月・風・仁・花… といったブレンドのネーミングには
コーヒーをいただく時の愉しさが思い描けます

焙煎するひと、営むひとが、たのしんでいる…

私はそういうひとのコーヒーが飲みたいな


近かったら通いたいコーヒー屋さん

薫風そよぐこの季節にピッタリの、きれいでやさしい二つのブレンド
「庭」(中深煎り)と「花」(中煎り)をどうぞ



豆売り用には数種類ご用意しています



お豆と一緒に届けていただいた福島情報は
入口ポーチのテーブルに

***

コーヒーの香りは
旅の香り


2018年5月12日土曜日

喫茶室より①作品展示




今回は喫茶室にも作品を展示しています




小さい箱と 小さい壺と
これまでの展覧会の作品集はこちら




作品アルバムと新聞に掲載されたエッセイも


作品に添えられている詩は
彼女にとってのスケッチ





コトバより生まれいでし
オブジェたち




新月を待ち
物語の続きを語りはじめん



◆ 5/12(土)素晴らしかった「かめもなか」さんの
オープニングライブについては
また後日ご報告したいと思います



はじまりました

「内側のコト」 平野照子展

2018.5.12(土)- 20(日)
11:00 - 17:00    ※16日(水)休廊




息を飲み

目をこらし、耳を澄ませ

たぐりよせ

こころ届くものか、、、


まどの緑のうつくしさ



**********************



平野照子の「内側のコト」

どうぞゆっくりとご堪能ください



2018年5月2日水曜日

平野照子展「内側のコト」






先日閉幕しました「あらたなはじまり展」第Ⅱ期~クラフトの光~ で、
器と小物を出品してくださった平野照子さんの
オブジェによる表現の世界


かつて「ギャラリーmu-an」を最初に訪ねたのが
「平野照子展」の時でした

初めて訪れたギャラリーで、初めて出逢った彼女の世界で、
私はどれだけの時間を過ごさせてもらったことでしょう


以来、平野照子ファン

「maison de たびのそら屋」の開廊企画は
多くの作家の皆様にお力を貸していただきお披露目しましたが
最初の「個展」は平野さんのほかになし、という熱い思いに
スケジュールをさいていただいての開催です


この場所の前身である「ギャラリーmu-an」とのつながりの
「はじまり」をくださった方

今回の個展は
ガラス越しに垣間見ることのできる「内側」
外からは見ることのできない、見せることのない「内側」

平野照子展を通して出逢えるものをたのしみに
迎えたいと思います


◆追加企画
5月12日(土)14時より (20~30分程度) 
「かめもなか」さんによるオープニングライブ

たびのそら屋がシビレた天使のうたごえ

月の間にて入場無料のアコースティックライブです
スタンディングでお聴きいただきます
演奏にご配慮のもと、出入り自由です

今回は「平野照子展」開催のお祝いであり
「maison de たびのそら屋」で開かれる最初の「個展」へのお祝いとして
開催していただきます

お時間の都合のつく皆様、どうぞお出かけください

2018年5月1日火曜日

御礼

4月6日のオープンより、2期に分けて開催してまいりました
開廊記念企画「あらたなはじまり展」が
4月30日、お陰様で盛況をいただきながら閉幕いたしました



お越しくださいました皆様
情報発信してくださった皆様
そして何より、
どうなるとも定かでない新たな場での展覧会にご参加いただき、
制作と展示にご尽力いただきました作家の皆様
本当にどうもありがとうございました

たくさんのおちからを借りながら
開催することのできた展覧会です

この春、皆様の中にもそれぞれの「あらたなはじまり」があることを
感じさせてもらいながら過ごしたうれしい日々でした




ギャラリーとしては大変未熟で、多くの課題を痛感していますが、
無知ながら未知の世界に踏み出せたことは、大変貴重なことでした

踏み出したことで、目指すものが
より確かに見えてきたように思います


ですが、先を急がずにまいります

模索こそ人生の醍醐味として
味わってまいります



みなさまに
こころより感謝と祝福を


◆次の展覧会は
平野照子展「内側のコト」
5月12日(土)~20日(日)※16日休廊
11時~17時

会期中はイベントが3つあります
ご案内は別途
さまざまに、お愉しみいただけますように


2018年4月27日金曜日

第Ⅱ期 作家紹介⑤



成田文香さん

maison de たびのそら屋には展示室が二つありますが、
この方の竹籠は、ぜひ「月の間」の
陰の映る壁で展示させていただきたいと思っていました



こんな素晴らしい技をもつ
この道を極めようと職人の道を歩む若い女性が県内に
いらっしゃるのだと知った時の感動を
ぜひお伝えしたく



すべて佐渡産の竹を用いています







長谷川由香さん

私は近年こそ磁器にも惹かれるようになったものの
作家ものを求めると言えばずっと陶器が中心だったのですが

由香さんの器だけは、ずいぶん前から好きです
白い地に青い絵付けのこの上ないすがすがしさ

程よい厚みは安心感があって使い勝手がよく、
直線すぎないふちのラインは、ぬくもりを感じさせます




今回のスープ皿なども、お料理の色がとても映えて
活躍しそうです

10月には個展を予定しています
どうぞお楽しみに





vickey’72 さん


今回もご紹介が最後になりましたのは「月の間の小部屋」
を展示してくださいましたこちら・・・

すみません、私の画像では全くお伝えできません(>_<)

ぜひ、直接ご覧になりに、お越しください



アンティークのパーツを生かし、
電気コードをみずから撚ってつくられた
味わいある佇まいの灯りたち

この小部屋に展示していただきたく、ご依頼したのです


それが冬の水道管破損でこの部屋も水浸しとなり、
天井を落とさざるを得なくなり、
修復はオープンに間に合わず。。。

小部屋は閉じて別の場所で展示してもらうほかなし、と一時は覚悟したのを
第Ⅰ期のコイズミアヤさんが、梁丸見えのままに、
照明をつけて素敵に活かしてくださったのは前に書いた通りです


お客様からもむしろ好評をいただいているこの天井
vickey’72さんもご快諾くださって、今回の展示が実現しました

こんな贅沢な部屋があるでしょうか

ヒヤシンスの花がらのオブジェも素敵です

やわらかい灯りが映す陰影の中で
ひとときをお過ごしください




「あらたなはじまり展」第Ⅱ期~クラフトの光~
4月30日(月)までです

11時~17時 ※最終日は16時半まで

◆4月29日(日)は
上越より「ひぐらしコーヒー」さんの出張カフェを
どうぞおたのしみに


第Ⅱ期 作家紹介④


Ojn Handmade Hut さん

暮らしにまつわる全般を手がけられます
木のぬくもりと、遊びごころが、そこここに見えるお品が多いのですが
家具やボックスなど、精密さを要する仕事がまた、うつくしいのです

この方のにこやかさを思うと
そのお品があれば、やっぱりにこやかになってしまいます


壁際に写っているハンガーラックは
晴れやかな日に、うきうきと旅立ちました



平野照子さん

粗めの土の質感と動物たちの織り成す絵柄がたまりません

喫茶室では照子さんの豆皿がしばしば登場しますが
マグや盃、いずれも手に取るたびにうれしい気持ちになります




釉薬に用いる灰を取るという
恐ろしく気の遠くなることもなさいます




今回は箱とうつわ、小物でのご参加ですが
5月12日より開催予定の個展「内側のコト」ではオブジェでの表現が主体です
また違う世界を、存分にお愉しみいただきたいと思います

※展覧会のお知らせはまた後日
DMは館内および各所で配布中です





岡﨑宗男さん

クラフトイベントでお会いした岡﨑さん
屋外での販売もするけれども、本来、ギャラリー的な空間で・・・と
おっしゃっていたのがよくわかる展示となりました

器に加えて「掛け花」が、とても素敵な空間を醸し出してくれています

いずれも水止めをしてあるので、そのまま水を入れられます
長いものは壁にかけても横にしても、水を入れて活けることができます




マグは安心感のある持ち手
半磁土を用いているので丈夫でもあります

暮らしの器をつくり続けてきたひとならではの確かな技と
使うシーンへのこまやかな気配りが伝わってきます



柳を活けてくれたのは夫のおかあさん
お花のせんせいなのです

エントランスの活け花も
お願いしています


2018年4月26日木曜日

アートとクラフト


開廊記念企画「あらたなはじまり展」は、
「アートの風」「クラフトの光」というサブタイトルでⅡ期に分けての開催ですが、
作家たちの志すところは必ずしもアート(美術)クラフト(手工芸)
どちらか一方に集約されるものではありません


私自身がその分かち難さへの理解が不十分な中、準備してきたことで、
どちらの会期にご参加いただくかについて、こちらのリクエストに対して、
寛容にご協力くださった作家の皆様にはとても感謝しています


第Ⅱ期「クラフトの光」では、
手仕事から生み出されたうつくしい暮らしの道具たちが並ぶ中、
磨かれた手仕事による作品でありながら、その技は
アート表現のための手段のひとつとして位置づけられている作品もあります

例えば赤穂恵美子さん、蓑輪朋和さんの作品は
第Ⅰ期でご紹介する方がふさわしかったと考えることもできますが


「アート」と「クラフト」、両者をまたぐ作品は、
ジャンルを「越えて」というより、ジャンルを「つないで」
くれているのではないかと、今回、印象を新たにしています


「太陽の間」には赤穂さんの作品、「月の間」には蓑輪さんの作品が
Ⅰ期とⅡ期をつないでくれる存在であり、

「maison de たびのそら屋」という新たな場の可能性を、
やわらかに示唆してくれているように感じています


抽象的ですみません


さらに深く学ばなくてはと思いますが
テーマのはじまりに立てた気がします


アートとクラフト、それを生み出す作家、職人、作品、製品から
風を受け、光を感じ
すぐには言葉に置き換えきれない何かが
皆様の中でも、はじまってはいるのではないでしょうか。。。


そんな展覧会になっていたら
とてもうれしいです




桜の葉が勢いよく茂り出し
こかげが壁に映るようになりました