2023年9月27日水曜日

COREs/SOUKA

9月の展覧会《COREs》dpisode 1 
ご紹介しきれなかったいろいろを綴っています。


SOUKAのおふたりと野本昌宏さんは、「デザイン」を商品として「カタチ」にする仕事に携わっていることから、共通する苦心や、学びや、達成感への共感がおありのようでした。


野本さんは紹介文(下記掲載)の中で、彼らを「同志」だと思っていると書いておられます。


若者たちにとって、それはどんなにうれしい励ましであるかと思うと同時に、
野本さんの気持ちに応えるべく、今回の展示に臨んでくださったことを感じます。







~会場に掲示されていた野本さんからのご紹介文より~

SOUKA (松永さん、宮田さん)
ブランド立ち上げの際に、バックアップをしてもらったセレクトショップid の酒井君を通じて知り合う。
卒業に向けた展示・販売のために、商品を入れるショッパー(紙袋)の相談を受けて、二人のデザイン案を実際に商品化させてもらう素晴らしい体験をさせてもらって以来、年齢を超えた
同志だと勝手に思わせてもらっています。







2022年春に長岡造形大学を卒業した二人が在学中に立ち上げたアパレルブランド「SOUKA」。
(就職に伴い現在は活動休止中)

当時、
ふたりで綿密に打ち合わせて共同制作したアイテムと、ものつくりの会社に就職して1年半を経た「今」を込めた、単独制作のアイテムをご出展くださいました。







初めて拝見し、ふたりは、実は随分異なる志向を持っていること、
在学中は別々の先生の研究室に所属していたことなども知るにつけ、

そういう二人が、どこか通ずる(気の合う?)ところがあって、
ひとつのブランドを立ち上げていたということに、驚くとともに感動しました。


それぞれの違いと、共通して大切にしていること、卒業時の進路の選択、現場で得た経験… 
作品から様々なことを感じ、これからのこともたのしみになるような、とても印象的な展示でした。






◆松永晋弥さんのプリントTシャツ


プリントとしてデザインされた(sm)は、無形商材に使われる商標の一種「サービスマーク」を表しています。

ライダースジャケットとハートのモチーフに重ね、男性らしさや女性らしさといった目に見えない既成概念を無形商材として表現し、形のない物を商品にしようと試みた作品です。

Tシャツ本体は、プロダクトとして量産されているボディの中から、シルクスクリーンとの相性や着用時の透け感の有無などにこだわってセレクトし、自らデザインした版を、シルクスクリーンで手刷りしています。

プロダクト品の揃ったうつくしさと、ひとの手による細やかな差異のある表現、
両方を大切にしたいという、松永さんの意匠が現れた作品でした。






傍らには松永さんのシルクスクリーンTシャツの「版」も展示されていました。

同じ版を用いて、どのように異なるカスレや滲み具合に仕上げるかなど、
影響を受けたアーティストへのオマージュも込められていました。












crack hat
clown smock



◆宮田能吾さんは、本当は生地からつくりたい、とおっしゃるくらい、極力手仕事にこだわり、染めや縫製を手掛けた帽子と、道化師(clown) のスモックをイメージしたシャツコートをご出展。


このスモックは、最初のハリのある状態は、着ていくとやわらかくなる素材とのこと。
何人もの方が気に入ってくださいましたが、なにしろ身長180㎝くらい(?)の宮田さん自身の体格に合わせた上にオーバーサイズのデザインということで、なかなか体形に合う方がおらず、、、

シンデレラガール&ボーイがいらっしゃるのを待ちましたが、、、残念でした。



 


比翼仕様の前立て部分やボタンホールに施された、蛍光ピンクが混ざったような赤い糸のハンドステッチがとても素敵でした。
アンティークスモックにみられるイニシャルネームの赤糸刺繍のイメージを重ねているとのこと。






帆布に特殊な顔料をプリントし、更に塗り重ねた帽子は、漆喰が剥がれた壁をイメージしたもの。
使っていくうちに顔料が剥がれていくという、その名も「crack(亀裂・ひび) hat」。

こちらもかなり衝撃的な作品でした。


ブリム(ツバの部分)の湾曲のラインがとても素敵だったのですが、それは
「顔料をランダムにぬることで、不規則に記事へ浸透し湾曲」していき、
なんと「芯地を使わず、立体にしてからプリントすることで、意図せず変形する」とのことでした。
(掲示された解説文より)


意図しないことが起こることを、意図して行う、、、

宮田さんの志向の一端に出会えた作品でした。





壁面にさりげなく貼られていたのは、宮田さんの世界観を伝える写真をプリントしたもの。

洗いを経る毎に、馴染み、ほぐれ、色褪せたり、剥離したり、、、(crack hatは洗濯は不可)
愛用するひとの過ごし方(扱い方)によって、しずかに変容していくアイテムの息遣いと、
その壁の景色は、確かに重なって感じられました。







fold collar shirts 

ふたりそれぞれの体格に合わせたパターンで作られた
サイズ違いの同じシャツは、テーラーへの敬意が込められた意匠
安藤光晴さんの真鍮の釦とバックルが用いられています



長くなりましたが、最後にふたりの現在について少し。
(コレが書きたかったのです! 今のこと、これからのこと!


◆学生時代にファッションデザインを学んだ松永晋弥さんは、現在は多くの方がご存知のブランドで(社名は非公表)、この春から企画部門に配属されたとのこと。

松永さんの企画が商品化された暁には、そっと教えてほしい!と願っています。


◆テキスタイルを学んだ宮田能吾さんは、「綿の栽培から染め、織り、編み、縫製、販売まで、自分たちの手で取り組み、ほぼすべてがイッテンモノ」というこだわりのあるものつくりの会社(こちらは公表可とのこと)「tamaki niime」さん (兵庫県)に勤務しておられます。


暮らしや生き方、いのちのトータルに目を向け実践している、こちらもただならぬ会社である様子。
ぜひHPをご覧ください⇒ 





それぞれの環境の中で、どんなことに出会い、どんなふうに変容していくのか、
これからのご活躍と、再会の日を、心からたのしみにしています。



2023年9月24日日曜日

COREs/安藤光晴さん

9月の展覧会《COREs》dpisode 1 
展覧会は終わりましたが、いましばし、語らいの続きを。







真鍮の釦(ボタン)をご出展くださった安藤光晴さんは、
長岡造形大学大学院、修士課程1年に在籍中。

学部生時代は金工を学び、現在はひとの感じ方の部分、
「味/趣き」について研究しておられます。







~会場に掲示されていた野本さんからのご紹介文より~

安藤光晴さん

SOUKA の服に取り付けられていた、真鍮のボタンの製作者。
カーディガンに取り付けるボタンを作ってもらうため、SOUKA のお二人に紹介してもらい、
私のデザインを彼の感性でブラッシュアップして仕上げてくれました。






コットンの黒いカーディガンは、
安藤さんの真鍮の釦と、近藤綾さんのガラスのボタンが用いられた
野本さんのブランドのオリジナルアイテム

入院時の患者としてのニーズや様々な思いが込められています




自ら設計し、旋盤や工具を駆使して、ひとつひとつ仕上げた真鍮の釦




SOUKAの二人がテーラーへの敬意を込めてデザインしたシャツに用いられた
安藤さんの真鍮の釦とバックル


 

開幕初日の在廊の折、SOUKAの二人も交えて、
安藤さんの研究テーマについて語らえたことは、とても印象的なことでした。


何に対して、どの部分に、「味」や「味わい」を感ずるのかという問いは、
とても難しいテーマです。


言葉にしきれない時や、厳定・断定を求めない時に用いる言葉でもあるかもしれません。


私は「味わう」という言葉をよく用います。

「味わい」という、対象物への考察より、
自身の行動、「味わう」ことへの意識が、強いのかもしれないと気づかされます。



瞬時に通り過ぎたくないものに対して意識的に立ち止まり、
経験した事象、出会った対象物と、もう少し過ごすこと、、、


私は、立ち止まって、茫洋と反芻したいのです。



たびのそら屋が月にひとつしか展覧会をしないことの意味の一端も、そこにあります。





とりとめなくなりましたが、こうした思いを綴るのは、
また次回、お会いできたお客様と、このことについて語らいたいからでもあります。

お越しくださった皆様と、様々な出来事を共有しながら、自問したり、気付かされたり、
時間を重ねられること、、、

それはなんと贅沢で、しあわせなことかと思います。 


件の安藤さんとの語らいの場にいた方、のちにその話題を向けてみた方、
それぞれに、思う所がおありでした。

安藤さんが、様々な方からのリサーチを通してどのようなところへ到達されるのか、
修了時のご発表を、たのしみにさせていただきたいと思います。







to be continued


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こうした”たのしみごと”との出会いが、
次回10月の展覧会でも繰り広がる予定です。

長岡造形大学の学生・大学院生8名の展覧会。
どうぞおたのしみに。

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2023 October Exhibition 《 Progress 》 

2023/10/6 fri. ~ 15 sun.
Open 11:00~17:00
Last day 11:00~16:00
Closed 10/11 wed.


【出展者】

◆大嶋周二朗 絵画/大学院 美術・工芸領域(絵画)修士2年
◆佐川和暉    鍛金/大学院 美術・工芸領域(鍛金)修士1年 
◆長井良太  彫刻/大学院 美術・工芸領域(彫刻)修士1年
◆井上結衣  金工/美術・工芸学科(彫金)3年
◆江濵陽莉  絵画/視覚デザイン学科(絵画)3年
◆小林優月  ガラス/美術・工芸学科(ガラス)3年
◆坂井優斗  写真/視覚デザイン学科(写真)3年
◆堀内路加  日本画・ミクストメディア/美術・工芸学科(絵画)3年


(氏名の後の記載は出展作、学年の前の( )内の記載は、主に学んでいる分野です)




詳細は近日アップいたします。

2023年9月22日金曜日

COREs/Asako Ogawaさん

9月の展覧会《COREs》dpisode 1  の出展者の皆様の、このあとのご出展予定を
振り返りと共にご案内しています。


東京在住のOgawa Asakoさんは、10月に新潟市での企画展に出展されます。

写真詩集『東京』や、写真歌集『待つほうじゃなくて探しにいくほうをいきていきたい浜百合 片手に』は、写真と言葉のハーモニーがとても印象的でしたが、
その共同制作者として
詩や短歌を創作した「MAIさん」もご出展。

《COREs》で出会って下さった皆様、長岡には来れなかった皆様、どうぞお出かけください。




Light 写真展
LIGHT IS YOURS 10

2023.10.7 sat. - 10.15 sun.
8:00-18:00
10日(火)店休/土日祝は9:00-18:00
会場: dab COFFEE STORE

詳細はInstagram@ _light_niigata をご参照ください。





~会場に掲示されていた野本さんからのご紹介文より~

Asako Ogawa さん

まだまだ行動範囲が狭かった退院後1 年から2 年くらいの頃、セレクトショップid で知り合う。
その後彼女の個展を見たときに衝撃を受けて、忘れていた写真の魅力を思い出す。
学生時代、スポーツ新聞の記者をしていた従兄弟からフィルム写真の手ほどきを受けて、
出版業界を目指して撮影の練習をしていたことを思い出し、少しずつ写真も再開。
avoid UV bucket hat をリリースする際に、
自分でLOOKを作ることにチャレンジするきっかけを与えてくれた方です。






野本昌宏さんつながりの《COREs》では、私とは初対面の方、4名がご出展くださいました。

SOUKAのお二人と、大学院生の安藤光晴さん、
そしてAsako Ogawaさんこと小川愛咲子さんと出会えたことは、
いずれも新鮮で、作品からも、ご当人からも、思うことが様々ありました。





事前にメールではやり取りしていましたが、その全容は定かには見えず、
ドキドキしながら、お会いできる日をたのしみにしていました。

会ったからといって、すぐに何がわかるということでもないのですが、
対面することに勝るものはないと、改めて思います。



空間を共にし、過ごす中で、私との対話だけでなく、他の方との語らいを通しても、
私はしばしば、ハッとさせられていました。

直接的な語らいが、作品の見え方や、ときに世界の見え方に影響をもたらすことは、
日頃も感じていることですが、何より、あさこさんの存在に、ハッとしていた気がします。



毎日細胞が生まれ変わるのと同じように、
私たちは有形、無形な出会いのひとつひとつで、日々、変化しているのだと思います。

野本さんにとっても、あさこさんとの出会いが特別なものであったこと、
今は共感するような気持ちで感じています。



8月にアップしたAsakoさんのプロフィールには、
「”あなた”との対話のための手段として主に写真を用いて表現活動をしている」
と書かれています。

その続きを、お聞かせくださいました。


「ここで言う”あなた”は、人だけでなくものや事柄、時間など・・・

どちらかといえば人以外のもの、曖昧なもの、空気、間など、目にみえないものという意味合いが強いです。

それらは見ることはできなくて、想像することしかできません。
それでも知ること/知ろうとすることから、対話は始まります。
私にとっての知る/知ろうとすることの具現化が写真を撮るという行為でした。
そこのなにかが写っている気がして、なにかがこちらをみている気がして。
ちいさな声を聞きたくて。

そして写されたなにかは私も含めて、見ている”わたし”に委ねてくれます。

わたしの中の”わたし”や”あなた”を繋げてもくれます。

写真は本来そういうやさしくてあたたかいメディアなのだと信じています」





作品集が世に出て、遠方での個展も開催されるようになるにつれ、
作品と、自分と、”あなた”との関係性を自問することもあるようで、

「悩んでたどり着いた答えの一つ」が、インスタントフィルムで日常を撮った、
「自己開示」のシリーズ。
「特にテーマはなく、生活そのものと撮ってみる」ということをした作品。


対話の手段としてのAsakoさんの写真は、
自らを開いていくところから、また新たな展開を経て、
更に広がり、深まっていくのかもしれません。




出展者それぞれの作品がそれぞれの世界観を放つ中で、
「わたし」に問いかけてくるのがAsakoさんの写真のコーナーでした。



COREs/近藤綾さん

9月の展覧会《COREs》dpisode 1  の出展者の皆様の活躍はこのあとも続きます。
振り返りと共にご案内いたします。

近藤綾さんは「とちびまつり」にご出展。






とちびまつり

9/30 sat. - 10/1 sun. 10:00-16:00
会場|長岡市栃尾美術館 アトリエギャラリー

とちびまつり に関するお問合せはこちら
▶︎長岡市栃尾美術館
▶︎TEL 0258・53・6300

詳細は、大変充実してうつくしいInstagramをご覧ください。
@tochibimatsuri







~会場に掲示されていた野本さんからのご紹介文より~


Aya Kondo(近藤綾)さん

ブランド立ち上げ直後、たまたま私のデザインを見つけて気に入ってくれて、Instagram でフォローしてくれたことがきっかけで、たびのそら屋での展示の際にお話をするようになる。
実は共通の知り合いが多く、面識ができるのが遅すぎるくらいだったということが後で分かる。
ガラスで作るボタンに私が一目ぼれして、カーディガンに取り付けるガラスボタンをお願いしました。







~たびのそら屋のInstagramより再掲~


ただただウットリ。
近藤綾さんのパートドヴェールのガラスのうつわ。


2021年1月に、たびのそら屋で開催してくださった個展を折々に思い出します。
綾さんにとっての節目の気持ちも込められた、気迫に満ちた展覧会でした。
広い会場をひとりで埋めるのは大変なことだったと思います。


冬景色の中でみるやさしい色彩のガラスに、
来たる春を重ねて想った方もたくさんおられたと思います。

とても印象的な展覧会でした。







あれから2年半。
日々、とどまらない変化を感じさせてくださいます。

これからもますますに魅力的な作品を手掛けていかれることと思いますが、
先頃、新たな転機を迎えた綾さんの「今」の作品を、お手元にどうぞ。








2023 September




2023年9月21日木曜日

COREs/たかだみつみさん

9月の展覧会《COREs》dpisode 1 の出展者の皆様の、このあとのご予定を、
振り返りと共にご案内いたします。


たかだみつみさんは、ご自身のアトリエで、田中秀美さんとの二人展を企画開催。





田中秀美×たかだみつみ 二人展
小国和紙に描く新潟の植物たち

2023年9月28日(木)- 10月9日(月・祝)
10:00-17:00 休み:3日(火)入場無料
会場:atelier m


詳細はみつみさんのウェブサイト・SNSをご覧ください

https://mitsumitakada.com/
Instagram @ mi_tsu_mi_t




~会場に掲示されていた野本さんからのご紹介文より~


たかだみつみさん

白血病の闘病が始まる前、旧LIS の展示の際にお話しするようになる。
たまたま母校が同じで、私の会社のある同じ宮内エリアで活動しているという共通点だけで、勝手に親近感を持った。個人で作家活動をして、作品を発表していることに感銘を受けたのが一番で、いつか自分もと思った、ブランド立ち上げのきっかけを与えてくれた人の一人で、私なりのアート作品を作り始めるきっかけの人です。







讃岐旅《仁尾町》




讃岐旅《MIMOCA》



~たびのそら屋のInstagramより加筆・再掲~


みつみさんは、初めて赤い壁に展示してみて「作品がイキイキしてみえる」と言ってくださいました。
私はこころの中で「さすが、この赤に負けることなき、みつみさんの世界」と思っています。

極めてやわらかい色彩でありながら、きりりとした印象を与えるのは、
浮世絵の技法を伝承する伝統木版画を学ばれたみつみさんならではでしょうか。

(色彩については、独学で試行錯誤の部分もあるとのこと。)


赤い壁に、清々しさがより一層際立って、
旅ごころを誘う作品たちが、過去に、今に、未来に… 
やさしい光を放っているように感じます。






讃岐旅《香川県庁舎東館》






《ルビック通り54番地》



奥のガラス棚に飾られているのは、みつみさんのデザインのお仕事のひとつ。
長岡市は摂田屋にある鏝絵蔵(こてえぐら)を描いた木版画の原画と、それがラベルになったお酒。
青いボトルや白いキャップも、みつみさんがセレクトされたとのこと。

みつみさんのホームタウン、長岡市は摂田屋の「米蔵」でお求めいただけます。







展覧会の様子は、一番にはブログにしっかりと綴りたいのですが、
出展内容や顔ぶれによってはInstagramのアップを優先しています。

そうしますと、画像選びだけで目がショボショボでして、、、(*_*;
PCからは編集できなくなったのもキビシく。

今回は、ブログとインスタ、両方の更新は断念しました。
すみません。

実作品、大変素敵でした。

冒頭の二人展は、みつみさんのアトリエにお邪魔できる貴重な機会でもあります。
ぜひお出かけください。





2023年9月20日水曜日

【御礼と次回のご案内】

2023/9/6~17に開催いたしました
「September Exhibition 《COREs》 episode 1」は無事に閉幕いたしました。





野本昌宏 
《 back of the envelope 》


闘病中のサバイバーの必需品を描いた作品
こういった補助食品で命をつなぐ時もあったとのこと…
「健康的な食事」を当たり前に食べられることの尊さを痛感


画材にも自分ならではを追求し、本業で扱う段ボールを使用
シルクスクリーンにアクリル絵の具で彩色



9月になっても真夏日が続いて暑い長岡でしたが、
展覧会もアツかったです!


野本昌宏さんにつながるクリエイター、6組7名による展覧会。
それぞれのパワーに満ちた、素晴らしい展覧会でした。


大変情報量の多い内容で、ご紹介したいことはたくさんありながら、
ブログでも店頭でも、追いつかなかった感があります。

目の前の作品と、会場での語らいと、繰り広がることを堪能し、
発せられるものを感じ取りたいと思いならがら過ごさせていただきました。


作品や会場の様子はInstagramで発信しておりました。
@tabino_soraya


野本さんがそれぞれのつながりについても詳しく書いておられますので、
こちらもぜひご覧ください。
g.m.design&art works





放射線治療を受ける直前の自身を描いた作品
迫り来る生命の気迫

作品は、物質的には軽量であるはずの段ボールなのですが
観る側の印象は、ずしりと、圧を感じるものでした



準備期間から、会期中を通して、何より、野本さんのパワーを感じた展覧会でした。

会期直前には検査入院が長引いて、思うように準備が進まなかった部分もおありだったのですが、尋常じゃないパワーだと思いました。


そのちからの源は、ご家族や自社社員の皆様、近しいご友人をはじめ、野本さんが活動を通して出逢った皆様からの励ましや、たのしい時間の中にあることを、感じました。


出展者全員が揃う日はありませんでしたが、それぞれの在廊日に野本さんと過ごし、
県外からの出展者にとっては1年ぶりの再会だったりもして、、、


出逢った当時のことや、それぞれの今、そしてこれからを語らう様子に、
今回の企画展《COREs》に私が思い描いたことが繰り広がっていることを垣間見たり、
新たに芽生えている何かがある様子をうれしく、眩しく、眺めていました。




ご来訪くださいました皆様、
広報にご協力くださいました事業ならびに新潟日報紙様、
あたたかい励ましを、たくさん、どうもありがとうございました。


いずれもこれからにつながっていくこと。

出会いの起点に触れることのできた今回を機に、
出展者たちそれぞれの今後の活躍にご注目いただけたらと思います。


このあとすぐに次の出展予定がある方もおられます。
順次、振り返りと共にご紹介したいと思います。




Life goes on.


__________________________


The next



2023 October Exhibition

- Progress -






10月は更なる若者たちの展覧会。
長岡造形大学の学生・大学院生8名にご出展いただきます。
詳細は近日、ご案内いたします。どうぞおたのしみに。


2023 October Exhibition 《 Progress 》 

2023/10/6 fri. ~ 15 sun.
Open 11:00~17:00
Last day 11:00~16:00
Closed 10/11 wed.


【出展者】

◆大嶋周二朗 絵画/大学院 美術・工芸領域(絵画)修士2年
◆佐川和暉    鍛金/大学院 美術・工芸領域(鍛金)修士1年 
◆長井良太  彫刻/大学院 美術・工芸領域(彫刻)修士1年
◆井上結衣  金工/美術・工芸学科(彫金)3年
◆江濵陽莉  絵画/視覚デザイン学科(絵画)3年
◆小林優月  ガラス/美術・工芸学科(ガラス)3年
◆坂井優斗  写真/視覚デザイン学科(写真)3年
◆堀内路加  日本画・ミクストメディア/美術・工芸学科(絵画)3年


(氏名の後の記載は出展作、学年の前の( )内の記載は、主に学んでいる分野です)



2023年9月9日土曜日

旅コーヒー/Whassup coffee club さん

喫茶室では、展覧会ごとに異なるお店から取り寄せたコーの豆を、「旅コーヒー」と称してご紹介しています。

私が旅先で出会った、また訪ねたいお店を中心に、出展作家からご紹介いただくこともあります。

今回は、出展者の野本昌宏さんからご紹介いただいた、
新潟市の「Whassup coffee club」さん。

イベントに出展しながら、来年に向けて開業準備をしておられます。


Instagram @whassup_coffee_club note  https://note.com/imtatsuki/





今回ご用意くださったのは2種類のブレンドです。


WHASSUP BLEND    中煎り(コロンビア×エチオピア)

2年前の秋に誕生したという「秋の赤みを感じるような味」のブレンド。  

エチオピアの香り高さと元気な明るさが、今回の展覧会イメージにもピッタリでした。


JAZZZ BLEND   深煎り(ブラジル×コロンビア)

朝ドラ「カムカムエブリバディ」をみていて、ストーリーと、劇中に流れるルイ・アームストロングの『On the Sunny Side of the Street』を聴いて、「こんな感じの重厚さと優しさを備えたコーヒーが飲みたい!」と感じたところから生まれたというブレンド。

決して重くはなく、若々しさもありつつ、
人生のいろいろが積み重なっているのを感じるようなJAZZYな印象です。





g.m.design & art works / 野本昌宏さんの展示コーナーでは、様々なオリジナルアイテムを展示販売していますが、その中に「Whassup」コーヒーさんのドリップバックがセットされた「コーヒーボックス」もあります。



~野本さんからのご紹介~


<オリジナルコーヒーボックス>

ポップアップイベントに一緒に出てくれ、私の活動を応援してくれているお2 人に、オリジナルのコーヒードリップバックを用意してもらい、オリジナルケースを設計・デザインしてご用意しました。それぞれが用意してくださったコーヒーを各1 袋ずつ、4 袋入り1 ケースです。

WhassupCoffeeClub 片岡樹 <コーヒーや開業準備中の青年・バリスタ>

この方との出会いもセレクトショップid です。私が作ったzine を気に入ってくれて、
自分で何かを作り表現することの面白さを互いに話すうちに仲良くなりました。
ファッションやアート、本や雑誌などにも造詣が深く、今回の企画にはぜひお願いしようと決めていました。
長岡でも頻繁にコーヒーをサーブしているので、ぜひチェックしてみてください。


VIDA COFFEE ROASTERS 小林徹 <コーヒー焙煎士>

VIDA の小林さんは、私と同じ急性骨髄性白血病のサバイバーです。
新潟市の沼垂テラス商店街のイベント出店時に、たまたま隣になったことがきっかけでお話をするようになりました。
同じ病気で、病気きっかけで好きなことを仕事にしようというのは、大きな病気を患った人の理由として、もしかしたら多いのかもしれません。



2023年9月8日金曜日

開幕しました/COREs

6組7名のクリエイターによる展覧会《COREs》episode 1




企画の成り立ちは先にご紹介しましたが、
かつてないくらい、情報いっぱい、作品いっぱい

エネルギー溢れる、盛りだくさんな展覧会がはじまりました。





それぞれの作品に込められたものがたくさんあって







それらが放つものは、どんなに淡く、やさしい色であっても、

力強く感じられ








言葉にするには、まだまだ消化できていないのですが、






まずは手に取ったり、佇んだり、





うつろう光の中で、きらめきと陰影を感じたりしています。








土日がお休みの皆様、お待たせしました!

どうぞお出かけください。

_______________


◆専用駐車場がございます。縦列駐車にご協力ください。
◆お支払いは、現金もしくは会期中のお振込みのみです。
◆平面作品のお渡しは会期後です。
◆野本昌宏さんのアイテムは受注制作のものが多数ございます。お尋ねください。








【このあとの作家在廊予定】 ※急きょ変更になる場合もございます

9/9(土)  野本さん(14時半頃~)
9/10(日)
野本さん(なるべく長く)・たかださん(14時頃~)
9/14(木)たかださん(14時頃~

9/16(土)SOUKA/松永さん(終日)・Ogawaさん(もしかしたら夕方)
9/17(日)SOUKA/松永さん(終日)・野本さん・Ogawaさん

※最終日は16時にて閉幕です。
クローズギリギリに、たかだみつみさん・近藤綾さん駆けつけていただけそうです。







2023  September Exhibition 

《COREs》 episode 1 ー

9/6(wed)~9/17(sun)
open 11:00 ~17:00
closed  9/8(fri)9/13(wed)
last day  11:00~16:00


出展者情報は前のトピックスをご参照ください⇒