2021年6月22日から7月4日に開催した
川田淳×森島明子「二人のそら展」は、無事に閉幕いたしました。
連日、本当にたくさんのご来訪をいただきました。
作家二人が暮らす加茂市から初めてお越しくださった方が多く、
ギャラリーにたどり着くまでずいぶん探していただいたり、ご足労をおかけしましたが、
在廊の森島さん・川田さんに会った瞬間の安堵感、
作品を見た途端のうれしそうな笑顔、
日常的に会える方々もおられるとのことでしたが、
帰り際の満喫されたご様子の中に、ほのかな去りがたさ、名残惜しさもあるのを感じて、
お二人のつながりの豊かさ、日々積み重ねてこられたこと、
大切にしておられることに、感じ入った会期でした。
たくさんの方と一緒に森島さんの向日葵や虹の空を見上げ、
ファインダーの向こうの川田さんが見る世界にいざなわれ
写真と日本画を、夫婦だからといって「二人展」としてやることに意味はあるのかと、
考えていた時もあったのだとか。
たびのそら屋ではこれまでも多様な作品を混ぜた展示をしてきたので、それについてはなんの違和感もなく、実際、お二人の作品は、お人柄の組み合わせと相まって、とてもいいバランスの展示になったのですが、
そのこと以上に、
グループ展ではなく川田淳さんと森島明子さんの「二人展」をやることに、
大きな意味があったのだなあと、思いを深めています。
京都から嫁いでこられた明子さん。
カラッと、あっけらかんと、パワフルな彼女ですが、
大学時代から日本画を志し、今の暮らしと画風に至るまでの紆余曲折、、、
この展覧会は、遠方にいる大切な方々への、お二人からの元気報告であったり、
今暮らす地域の方々や、ご家族への感謝であったり、、、 なのかもしれないと、、、
加茂からお越しくださったお客様には一息ついていただいて、笑顔の途切れなかった喫茶室。
たくさんの語らいからも、それぞれのプロフェッショナルを感じた日々です。
一番奥のガラス棚には、ずいぶん前におばあちゃまのために描かれた作品「たんぽぽ」。
おばあちゃまから、お母様のもとへ、
そして明子さんの手元に還ってきたという大切な一枚。
ふるさとから離れた地でも、こんなに素敵なブーケをいただくひとになっていること、
たくさんのひとを笑顔にする作家になられていること、
今展を、一緒に見守っていただけたことと思います。
お越しくださいました皆様、
広報にご協力くださいました事業所ならびに新聞各社様、
SNSでの発信につながってくださいました皆様、どうもありがとうございます。
そして近隣の事業所様方には、いつにも増して当館までの道案内のお世話になりました。
こころから感謝御礼申し上げます。
SNSでの発信につながってくださいました皆様、どうもありがとうございます。
そして近隣の事業所様方には、いつにも増して当館までの道案内のお世話になりました。
こころから感謝御礼申し上げます。
ありがとうございました。
Movin'on!
どの展覧会も、こうしてシメのお礼を綴るときは様々な想いで胸いっぱいになるのですが、
とりわけ今回は、鼻の奥がツンときます。。。
とりわけ今回は、鼻の奥がツンときます。。。
彼らの内にはもう、”次” がはじまっています。
私もお二人の作品のこれからの展開に、今からわくわくしています。
素晴らしき展覧会をありがとうございました。
次回展覧会はすぐです!
2017/7/17~27 ※7/22(木)休廊日
長谷川由香 「染付のうつわ展」
* * *
【同時開催・喫茶室特別展示】
田中秀美 日本画作品展
田中秀美 日本画作品展
「いってみたいな空の上」
磁器のうつわと併せて、喫茶室では引き続き ”日本画” をお楽しみいただきます。
詳細は改めてアップいたします。
どうぞおたのしみに。