2021年5月6日木曜日

Pegasusの会 / 在廊予定・メッセージ・略歴

2021/5/10~23 「Pegasusの会 展」

OPEN  11~17 ※最終日は16時まで
CLOSED 5/13(木)・19(水)

開幕目前。
在廊予定と併せて、展覧会メッセージと作家略歴をご紹介いたします。







4月の「hope展」の折、満開のウッドデッキで打ち合わせをしてくださった「Pegasusの会」の御三方。

(若手メンバーがもうひとりおられるのですが、残念ながら今回はご出展叶わず。)



【在廊予定】(以下敬称略)

◆近藤 充   5/10・23 (昼頃から在廊)
◆猪爪彦一 5/10・11・
14・15 (※10⇒11、14⇒15に変更になりました・昼前から在廊)
◆金内沙樹 5/15・23(13時頃から在廊)






◆近藤 充 /  KONDO  Mitsuru

世界の時間が短くなり、未来への号令が声高になる中、古典に惹かれます。
未知なる未来の可能性にワクワクしながらも、時を経たものがいとおしい。
時間が降り積もったような気配、モノとしての存在感と儚さの相反する要素を作品にと。


【略歴】

1964年 新潟市生まれ
1987年 アリゾナ州立大学留学・中南米遊学
1990年 新潟芸術美術展  連盟大賞
1992年 伊丹大賞展  大賞(兵庫県伊丹市・伊丹市立美術ギャラリー)
           伊藤廉記念賞展(名古屋・日動画廊)
1995年 千石大賞展  大賞(新潟・千石ギャラリー)
1997年 銀座大賞展 2席(東京・正光画廊)
1999年 個展(新潟・ギャラリー小さな森)
2000年 フィレンツェ賞展  特別賞(新潟・雪梁舎美術館)
2001年 個展(新潟・羊画廊)【同 ’03・’05・’07・’09・’11 個展】
2002年 花の美術大賞展  受賞(兵庫県加西市)
2003年 新潟の洋画家6人展(弥彦コミュニティセンター)
2004年 新潟の作家100人展(新潟県立万代島美術館)【同’06出品】
          風の会選抜展(イタリア・レカナーティ)
2005年  「萬代橋十景展」(新潟日報社主催)
2009年  「記憶のかたち展」(新潟県立万代島美術館)
2010年   個展(新潟・ギャラリー万代島)【同’13個展】
2014年  「Pegasusの会展」(新潟市美術館市民ギャラリー)【同’15・’17・’18・’19開催】
2015年  「箱展」(加茂・あとりえきっか)
2016年   個展(新潟・ギャラリーあらき)【同’18・20個展】
2018年   風の会展(イタリア・フィレンツェ)
2019年  「あたらしいかたち展」(新潟市新津美術館)

新潟大学大学院修了
無所属・新潟県美術家連盟理事






◆猪爪彦一 / INOTSUME  Hikoichi

ペガススの若い仲間との展覧会は、ちょっと気持ちが楽になります。
いつもとは別のステージに立つ感覚になる。
いいかげんにしておくというのではなく、新鮮な雰囲気で作品を制作することができ、新たな表現に挑戦するきっかけになったりもする。


【略歴】

1951年 新潟市生まれ
1974年 第29回行動美術展  初入選【以後毎年出品】
1978年 第33回新潟県展  版画県展賞
1981年 第36回行動美術展  行動美術賞
1982年 第25回安井賞展【以後8回出品~’92】
      第37回行動美術展  安田火災美術財団奨励賞
1984年 第1回青年絵画展(日本橋三越)【以後5回出品】
     第3回安田火災美術財団奨励賞展  新作優秀賞
1990年 第1回西洋の眼現代絵画展(日本橋三越)【以後5回出品】
1995年 シリーズ新潟の美術 ’95(新潟県民会館ギャラリー)
             画集「かぐわしき風の中で」(新潟日報事業社刊行)
1997年 安井賞展入選作家4人展(新潟・雪梁舎美術館)
1999年 7の視点展(東京・井上画廊)【以後9回出品】
2004年 新潟の作家100人展(新潟県立万代島美術館)【同’06出品】
2005年 にいがたの美の系譜(新潟県民会館ギャラリー)
2007年 漂泊の位置展(東京・ギャラリー風)【以後毎回出品】
2009年 ドローイングフィフティーン(東京・あらかわ画廊)
      個展「猪爪彦一の世界展 ー原風景を求めて」(弥彦の丘美術館)
2010年 銅版画作品集「夜の風景」(羊画廊刊行)
     「物語の絵画」(新潟県立万代島美術館)
2011年 個展「猪爪彦一の世界 幻想の銅版画展」(弥彦の丘美術館)
     「新潟の画家たち」(新潟県立万代島美術館)
2012年  「みんなでつくるコレクション展」(新潟市美術館)
             「びじゅつのあそびば」(新潟県立近代美術館)
    「GUN 新潟に前衛があった頃」(新潟県立近代美術館)
2013年 「風ノナマエ:20展」(東京・ギャラリー風)
    「こころのかたち」(新潟市美術館)
2014年  「第17回 木の会」(東京・鈴木美術画廊)【第1回より出品】
               個展・油彩(豊栄地区公民館区民ギャラリー)
               個展・版画(柏崎・遊文舎)
             「Pegasusの会展」(新潟市美術館市民ギャラリー)【同’15・’17・’18・’19開催】
             「コレクション展 さがしてみつけて」(新潟県立近代美術館)
2017年    個展(池田記念美術館)

行動美術協会会員・新潟県美術家連盟副理事長・県展運営委員





◆金内沙樹 / KANEUCHI  Saki


初めまして。
アクリル絵の具とクレヨン、色鉛筆などを使って、動物や不思議な生き物をモチーフにした作品を展示しております。
子供の頃に心惹かれていた、幽霊や不思議な怪物たちの物語は、いつも形のない不安や孤独を包み込むような優しさを含んでいました。
今回はその物語を読んだ頃の、思い出の断片を描くような気持ちで制作しています。
お化けのような、獣のような、人間のような形を楽しんでいただけたら嬉しいです。


【略歴】

1991年 長岡市生まれ
2010年 デザインフェスタ(東京ビックサイト)【同’11参加】
2012年 「さじゅ」展(新潟・GALLERY 蔵)季刊SSイラスト掲載
2013年 「子羊画廊の羊展」(新潟・羊画廊)
2014年 「Pegasusの会展」(新潟市美術館市民ギャラリー)【同’15・’17・’18・’19開催】
2017年 新潟県美術展 入選

日本アニメ・マンガ専門学校卒業






脅威にも感じるほどの勢いで茂りゆく窓辺の植物たち。

押し寄せるみどり色の粒子がギャラリーを満たします。



得も言われぬチカラが満ちた空間に、

間もなく、チカラみなぎる作品たちがやってきます。



対峙、のち、

増幅、でしょうか。



繰り広がる光景に想像が追いつかず、

ドキドキを超えて、ゾクゾクしています。