スピンオフとしてご紹介いたします。
「中庭」の手塚千晴さんは、只今新潟市内で開催中の芸術祭に出展中です。
《(仮想)みずとつちの芸術祭-新潟-2024 》
▶会期 7月13日(土)~9月23日(月祝)
▶時間 9:00~21:30(最終日は15時まで)
▶メイン会場 新潟市芸術創造村・国際青少年センター(ゆいぽーと)2階
▶サブ会場 市内7か所とヴァーチャル会場あり
関連イベント等詳細はホームページをご参照ください。
https://2024.mizutsuchi.com/about/
このたび初めて平面作品の板絵に取り組まれた千晴さん。
これまでのような立体の大作をつくるためには物理的に広い場所や、
集中できる時間的な条件も必要となるため、
子育てを大切にする今は、今の環境でできることを模索しておられます。
その制約があることで、大切にしたいもの、追求したいものが、
より鮮明にみえてくることもあるでしょうか。
こちらは《三人展 中庭》で販売されていた2冊の作品集の表紙。
ふふふと、頬がゆるむようなタイトルの文字は、
長男の樹くんがようやく文字を書き始めた頃に、頼んで書いてもらったとのこと。
ふふふと、頬がゆるむようなタイトルの文字は、
長男の樹くんがようやく文字を書き始めた頃に、頼んで書いてもらったとのこと。
漢字のことはおそらくまだ知らない、絵を描き写した絵としての文字。
ぐんぐん成長して再び戻ることのない、かけがえのない瞬間の記録であり記憶は、
極めて個人的なものといえますが、
どんなデザインされた文字より素敵に思えて、
中身もさることながら、その字に惹かれて買い求めました。
極めて個人的なものといえますが、
どんなデザインされた文字より素敵に思えて、
中身もさることながら、その字に惹かれて買い求めました。
こうして全くの他人にも特別な意味を抱かせることのできるこの文字は、
すでにひとつの Art として昇華されたものなのだと思います。
「みずつち」では、どんな作品に出会えるでしょうか。
新潟市を含む越後平野の「過去を知り、現在(いま)を考え、未来を創る」が基本理念とのこと。
これまでは行きそびれておりましたが、今年は初めて出かけたいと思います。
総勢20組以上が出展。↑はパンフレットのごく一部、
千晴さんのコメント掲載部分です。