このトピックスの写真は全て高畑杏子さんが写した《尾瀬》です。
尾瀬沼の思い出が謳われた唱歌「夏の思い出」の出だしは「夏が来れば 思い出す」ですが、
杏子さんの思い出の尾瀬は、それよりもだいぶ早い季節のようです。
2023.5
私自身はまだ尾瀬に行ったことがありません。
湿原が好きなので気になりつつも、いい季節には木道も大行列だと聞くと二の足を踏みます。
杏子さんも、そのようなハイシーズンには行ったことがないとのこと。
今回、展示されているのは、春とはいえまだ雪残る季節の光景。
2024.4
木道を感じさせる木肌の額に、山靴の響きと、風の音だけが聞こえてくるような心持ちで
未だ見ぬ地にいざなわれます。
2024.4
生き物の気配乏しく感じられる雪の池塘にも、
すでに生命の営みのあることを写した2枚。
すでに生命の営みのあることを写した2枚。
2024.4
山ごころ、旅ごころ、そわそわ。
これから先、夏が来る頃に、この展覧会を思い出すと思います。
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《 三人展 中庭 》
2024.7.9 tue ~21 sun
Open 11:00~17:00 ※最終日は16:00まで
Closed 12 fri, 17 wed
🌻加納いずみ(インスタレーション) 在廊:7/13、18、21(各日午後)
🌻高畑杏子(写真) 7/11、14(13:30~)20、21(13:00~)
🌻手塚千晴(木彫) 7/10(11:00~14:00)、14(13:00~)、21(11:00~)
🌿「中庭」のInstagram@ nakaniwa.awa