学生時代から、世界各地を旅してこられた近藤充さん。
独自のテンペラ混合技法を用いて、過ぎし日の追想を描かれます。
「描くことは旅をするようなもの」とおっしゃいます。
今年の《Pegasusの会展》では、イタリアの 丘の上の街・オルビエートの旅路です。
作家紹介のトピックスに記載した作家コメントもご参照ください⇒★
《 オルビエート 遠望 》
24.0×66.0㎝
・作品はいずれも、アクリル・岩絵具・テンペラ混合技法
・色彩は再現できていません。質感や佇まいなど、ぜひ実作品をご覧ください
《古絵-福音者》
いにしえ ふくいんしゃ
いにしえ ふくいんしゃ
23.5×17.5㎝
今回、新たに注目を集めているのは、作品が収められたお手製の額。
絵画と同じく、いくつもの手数を注ぎ、時を経た風合いに仕上げられています。
《 言祝ぐ 》
ことほぐ
ことほぐ
18.8×12.6㎝
《 戴冠 》
22.5×16.8㎝
sold out
22.5×16.8㎝
sold out
《 ピエタ 》
16.8×11.3㎝
作品にはテンペラならではの堅牢さがあるので、額装せずにそのまま飾っていただいてもよいし、
万が一落としても、案外、丈夫です、とおっしゃる近藤充さん。
万が一落としても、案外、丈夫です、とおっしゃる近藤充さん。
逆に、この味わいを生かせる額をあつらえるのは、なかなか大変なことではないかと思うにつけ、
今回の額装は、作品の世界がさらに完成されたような、うれしい仕様です。
今回の額装は、作品の世界がさらに完成されたような、うれしい仕様です。
しかも「オルビエート 大聖堂」を画像で検索していただくと、、、
額のフォルムには、そのイメージがデザインされていることがわかります。
中の絵は、額の内寸に合わせて後から描かれたとのことで、制作上の都合もあったご様子ですが、
まず、かの大聖堂を思いながら額を形づくることから、この追想の旅は始まったのでした。
額は絵画を引き立たせる装飾の役割のみならず、
これもまたオルビエートの追想から生まれた ”作品” であり、
絵画と一体となって意味を成す、特別な存在であることに思い至ります。
これもまたオルビエートの追想から生まれた ”作品” であり、
絵画と一体となって意味を成す、特別な存在であることに思い至ります。
今回の近藤充さんの作品はこれまでになくウキっとします。
ご覧くださる方、お選びくださる方々も、たのしそうなこと✨😊
これまでに拝見してきた、しっとりとした心象が現れた作品群とはまた異なる様相は、
オルビエートの旅が、よほど心躍るものであったことの現れでしょうか。。
オルビエートの旅が、よほど心躍るものであったことの現れでしょうか。。
《 窓辺 Ⅱ 》
28.8×16.5㎝
sold out
先の作家紹介の文末でも書きましたが⇒★
「弥彦の丘美術館」では只今、「近藤 充 展-追想の旅」を開催中です⇒★(~7/28)
あちらをご覧になった後にお越しくださったり、
後日、弥彦も拝見します、とおっしゃるお客様も多数いらっしゃり、
いつにも増して、ファンの皆様の熱気を感じています。
弥彦の個展はまだまだ続きますが、
たびのそら屋での《Pegasusの会展》は終盤です。(~6/30まで)
近藤充さんは、6/29・30の午後から、金内沙樹さんと共に在廊予定。
6/30(日)最終日は、お三方在廊で16時にて閉幕です。
どうぞおでかけください🌈