《 柏田良彰 展 》
▶会期 2024年5月14日(火)~26日(日)
▶OPEN 11~17時
▶最終日は柏田さん在廊で16時にて閉幕です
《 まほろ川 》
油彩・紙
ずっと揺らめいて、泳いでいたい まほろ川
…て、何かしら?と、ずっと思いながら
尋ねないでいる
《夜のけものたち》
油彩、紙
護っていてくれるならいいかもしれない
包まれたい夜もあれば
早く明けてほしい夜も あるかもしれない
早く明けてほしい夜も あるかもしれない
《悲しい夜》
油彩、板
《封印された夜》
ミクストメディア、紙
ミクストメディア、紙
解き放つ呪文はいずこ
《薄暮の集い》
油彩、カードボード
「謎」を残した絵が”いい絵”だと思う、と話してくださったことが印象的でした。
観るひとにとっての謎、ではなく、
描くひとにとっての謎、が残る絵。
どうしたいのか、何が描きたいのか、
どうしたいのか、何が描きたいのか、
わかりきらない方がよい、と柏田さんはおっしゃいます。
《夜の相貌》
油彩、紙
こちらは、まさにそんな作品とのこと。
何をどう描きたいのか、自分でもわからないのだけれど、
何をどう描きたいのか、自分でもわからないのだけれど、
わからない「謎」のままに作品として残しておくことが、次の制作のために必要なことであると、、、
幾人かの若いお客様にお伝えしたところ、
幾人かの若いお客様にお伝えしたところ、
「(謎を残しておくことなど)考えたこともなかった…」と呟いた方もおられました。
完成を焦って、終わらせることを考えてしまう、と。
柏田さんの作品との出会いの中で、とりわけ若者たちに、
何かが拓けるような、新たな ”謎” の種が蒔かれているような。。。
何かが拓けるような、新たな ”謎” の種が蒔かれているような。。。