2022/9/5~18に開催いたしました《しんぞう個展「スポンジ」》は、
三連休のなか日、にぎわいながら無事に閉幕いたしました。
《向き合うべきもの》
自らをさらけ出しながら、それは貴方や貴方の隣人であるかもしれない、
と投げかける作品が、観る人のこころと重なる様子をしばしば垣間見せていただいた展覧会でした。
”世代”や”時代”をに感じる傍らに、”一個人”の歴史が浮き上がることに、
SINZOW作品の大切な意義があるように感じました。
《おばさん》と《若者》
今回、若い方々も多数ご来訪くださったことを、喜んでおられたしんぞうさん。
これまでは自分より上の世代の文化に興味を持ってきたけれど、
子育てをする中で、下の世代(10代、20代)の文化や感性が気になりだしたとのこと。
在廊時はお客様とも、私とも、たくさん語らってくださいましたが、
日を改めた搬出日も、これまでのこと、今のこと、これからのこと、、、
おしゃべりは尽きませんでした。
《すぐ上に乗っかってくる》
社会事象に関心を持つSINZOWさんの作品世界が、
”個”から始まり、時代の空気を含んだのちにまた”個”へと戻ることに興味を抱くのは、
私自身もまた、社会に目を向けながら、
展覧会を通して出会う(自分を含めた)個々人の世界に、最も関心があるからかもしれません。
お越しくださるおひとりおひとり、そして作家という一個人。
「皆さま」と書く向こうには、できうる限りの、おひとりおひとりを思い浮かべます。
SINZOW作品世界を愉しんでくださいました皆様、
どうもありがとうございました。
SNSで発信してくださいました皆様、DM設置にご協力くださいました事業所ならびに、
ご掲載くださいました新聞社様にも、こころより御礼申し上げます。
ありがとうございました。
うつくしい色彩への自身の解放と、描くことのたのしさに加えて、
陶立体という新たな境地の始まりをみせてくださったしんぞうさん。
陶立体という新たな境地の始まりをみせてくださったしんぞうさん。
素晴らしい展覧会を、どうもありがとうございました。
すべての世代の個々人に、よき日々を
次回展覧会は10/15より
《 田中幸男 個展 》
《 田中幸男 個展 》
詳細は改めてご案内いたします。