東京学芸大学で彫刻を学ばれたのち、
東京藝術大学大学院で文化財保存学を修了された吉村さん
脱乾漆技法という古代仏像造像技法を用いた
レリーフと立体彫刻作品をご出展くださいました
この技法や制作への想いについてはHPに丁寧に書いておられますので、
ぜひこちらをご覧ください
吉村さんの言葉に、大陸のいにしえの工人たちから伝わる技法と、
素材にも沁みていたであろう信仰の念に思いを巡らせながら、
今の世で、ひとつの技法というだけでない思いで用いておられることに惹かれます
会場では、どうぶつたちの佇まいや、質感から放たれるやわらかな存在感を
堪能していただけたらと思います
命への賛歌でしょうか
日常の中のささやかな祈りの集積を感じる作品たち
レリーフ
(作品部分)
しずかに居ります
6月28(日)それぞれの時間で
吉村浩美さん、野坂衣織さん、高木秀俊さん、外山文彦さん、在廊されます
どうぞお出かけください