2026年5月8日金曜日

喫茶室特別展示/高木秀俊 - on The Globe -

5月の第一弾展覧会《 染め 織り 縫う 編む 》5/10~17と、
第二弾《 三方舎 / ガズニン絨毯とマイマナ刺繍キリム展 》5/20~24
の会期中の喫茶室では、特別展示【 高木秀俊-on The Globe- 】を開催いたします。






《 sente 》


高木秀俊 / TAKAKI Hidetoshi

Instagram@tacobozu

▶在廊日 5/10、16、17(各日とも午後から


【略歴】

長岡市在住。
記号性や抽象性をテーマにしたシンボリックな抽象絵画を制作。
2024年に札幌で個展「タカキのカタチ」を開く。
OCTOPUS BOY名義でグラフィックデザインを行う。
趣味は短歌、ぶらっと歌会を主宰。



【メッセージ】

AIの台頭によって社会の急激な変化が起きています。
その中で自分を見失わないために、アナログで人間的なアプローチを試み、
その可能性を広げていきたいと考えるようになりました。

今回の展示では、普遍的な形「円」からイメージを膨らませていきました。

レイアウトやテクスチャによって視えてくるものを鑑賞者と共有することは可能なのか? 
手法に制限を加えながらアイデアやコンセプトを煮詰めていきました。

カフェの中に溶けこみつつも、存在をさりげなく感じさせる作品を目指しましたので、
美味しいコーヒーをゆっくり楽しみながらご鑑賞ください。






《 gote 》


高木さんの作品は、糸や布にまつわるものではありませんが、5月のふたつの展覧会をつなぐ存在として、ご出展をご依頼しました。

日頃はグラフィックデザインの仕事をしておられますが、肉筆画の絵具の質感のある作品も大変魅力的です。

たびのそら屋では外山文彦さんが主宰するアトリエZenの企画展(’18~’20)と、矢尾板克則さんの個展(’20)の喫茶室特別展示にご出展いただいて以来となります。

5年ほど前に北海道へ移住される以前は、長岡界隈で絵画やポスターデザインの仕事を拝見する機会がしばしばあり毎回をたのしみにしていたので、長岡を離れる知らせは(喜ばしいご事情ではあったのですが)残念に思う気持ちが小さくありませんでした。

その高木さんが、再び長岡暮らしになって連れ合い様と訪ねてくださった時の驚きとうれしさといったら!

この後5/20から開催する三方舎さんの絨毯展の喫茶室のイメージが、高木さんとビビッと重なったこともうれしいことでした。


三方舎の今井さんからは、展示会中の喫茶室はたびのそら屋側で企画してよいと言っていただき、異国(アフガニスタン)の絨毯のある空間(暮らし)と、やわらかく調和、あるいは響き合うことのできる色彩、、質感、、 諸々を思い巡らすにつけ、その空間に高木さんの作品がある様子に出会いたい、、、 
そんな思いにかられて、2会期を通してのご出展をご依頼させていただきました。


高木さんには《染め 織り 縫う 編む》の糸・布コンセプトでなくてよい旨と、「今」の高木さんの作品を拝見したい旨をお伝えしたのですが、さすがクライアントワークで揉まれてきたとおぼしき高木さん。
存分に意図を汲んでくださり、インテリア性を意識した構成の絵画と立体作品を制作してくださいました。


出展作以外にもいくつか、久しぶりに作品を拝見したのですが、高木さんの選ぶ色彩は相変わらず素敵!


ですが何より、作品にはこの数年の問いや模索がたっぷりと現れていること
(それこそ私が観たかったもの)、それが更にメッセージ(ことば)によって、わたしたちに向けて開かれている、
ということに、、 この間の変化を感じて、感動しています。


高木さんは、手仕事、ART、デザイン、言葉、文化、旅、、
いずれにも親和性のある作家でいらっしゃると感じています。

それらは、ひとりでもできることではあるけれど、
出会うひとと、交わり、呼応することによって、
より豊かなものを生み出しうるものである、という思いを新たにします。


「普遍的」や「共有」、「溶け込む」、、
そうしたキーワードが含まれたメッセージを、会期中に更に味わいたいと思います。







fusekiシリーズ

fuseki(布石)はもともと囲碁用語です。
囲碁から着想を得て、棋士が感じたり見えているものを想像しながらアートに置き換えていきました。
丸いポイントの位置や色が、周囲と影響し合いつつ見えない空間の形を作り出すことがテーマです。








○搬入後記

今回は、円、丸、球体… がテーマになっているとのことで、
搬入日には特別展示のタイトルが《on The Globe》と名付けられていました。


ここではひとまず《fuseki》シリーズのみ解説をご紹介しましたが、
会場には他の作品についてもそれぞれの解説をご用意くださる予定です。


絵画としての視覚的なたのしみと併せて、
絶妙なゆらぎやアンバランスを織り交ぜたデザインの奥行きと、作家性にも
触れていただけたらと思います。

高木さんと久々に再会される方も、はじめて出会われる方も、
どうぞおたのしみに〇






喫茶室には〇がいっぱ~い✨○◎○●