2026年7月9日木曜日

猪爪彦一/生きもの

 猪爪彦一展  / 異郷へ

2026.7.1(水)~12(日)
OPEN
 11:0017:00 ※最終日は16時まで
休廊日 7/3(金)、8(水)

▶在廊日 7/1、4、10、12  


様々な青が用いられた作品が複数ある中、
赤い川が流れる黄金色の世界は、従来からの猪爪作品の代表的な世界。







《 岸辺の風景/F4 》

sold out



近年は少し減ったかもしれない描き込みの多い作品《岸辺の風景》。

5月の三方舎/絨毯展で人気だったターコイズブルーの絨毯を思わせるモチーフがあったり
気になる存在が点在していて、謎は尽きません。


常に加筆され、世界が動き続ける猪爪作品は、お客様にお迎えいただく時が完成の時。


今展に向けて、あらたな”動物”の登場で仕上げられた作品の
旅立ちは新たな物語のはじまり。











《 種の舟/M20 》






動物をテーマにしたことで様々な”生き物”を模索された中、

馬(らしきもの/ユニコーンやペガススなど)はお馴染みのモチーフ。




《 ユニコーン/SM 》





《 キリン/10×8㎝ 》


初登場のキリン

先生の世界に居たのでしょうか。。。




《 夕ぐれ/SM 》


でも本当は、もっと違う、、 こんな生きものたちが、

その世界には
居るようなのです、、、








参考作品《異族》2025年

たびのそら屋 所蔵



昨年開催した「第10回 Pegasusの会展」では、「象」のモチーフの初登場に驚くとともに、
もうひとつ、銅版画で展開してこられた「異族」が、初めて油画としても登場したことが印象的でした。


ドローイングから立ち上がる銅版画の「異族」とはまた異なる成り立ちであるらしい
油彩の「異族」。

キャンバスではなくパネルに直に描かれ、額装されていない状態であったのも珍しいこと。


作家の新たな展開を感じたことと併せて、
とてもそら屋好みの風体で、お迎えさせていただきました。


昨年の「象」のモチーフは、インド風味の「特別企画」の開催へ、
油彩の「異族」は、更なる”生きもの”たちを探る挑戦へと展開した今展。


思うように描ききれなかった、という感触をメッセージにしたためてくださった猪爪彦一さんからは、

「この続きをぜひ、また此処で」と仰っていただいております。


塔の中、、 あるいは物陰に、、
それともたまごの中に、、、 居るのでしょうか。。
 

今展を味わいながら、この道の続きを、
作家の世界にいきいきと活動する生きものたちが画面に姿を見せるのを、

たのしみに待つうれしさ。






《 夜の道/20×10㎝ 》