ご来訪の皆様から、今年も大変関心を寄せていただいている金内沙樹さんの作品。
たびのそら屋で拝見させていただくのは3年目ですが、毎年、随分変化します。
記載の無いものはタイトル無題、
画材はパネルにキャンバス、透明水彩とアクリル絵具使用。
先にアップした「追加作品」のトピックスで
10年前の卒業制作《双耳峰》をご紹介しました⇒★
《双耳峰》作品部分
(和紙、アクリル絵具、岩絵具/2012)
(和紙、アクリル絵具、岩絵具/2012)
あの頃のマチエールにもう一度取り組みたい
と思って臨まれた今回の出展作。
作品の色の再現は難しく、
今回、最もお伝えできていないと感じるのがこちら。
今回、最もお伝えできていないと感じるのがこちら。
《花》
引きで撮ると暗く写り、近くで撮ると明るくなってしまいます。
実際は、もう少し深くグレーがかった、とてもいい緑です。
か細き茎は、もやがかってかすれていますが、
くっきりと描かれた花は、確かな光をたたえている様子。
種のような
こぼれ落ちながら生まれていくような
こぼれ落ちながら生まれていくような
sold out
変容していくなにかを掴まえんと
あるいは、押し寄せ、湧き上がる勢いに身をゆだねて、、、
否、ゆだねていても作品は生まれないので、
やはりどれだけの衝動があったことかと圧倒される大作。
今尚、動いているように感じられます。
先にご紹介したように、DM掲載作品は、仕上げたものの「これではない」と感じて一旦は出展を見送られた くま。
この作品あっての今回の展開だと思うと、愛おしさ増し増し。
子どものころの大切なものは、
歩む道をずっと、照らしてくれるのかもしれません。
子どものころの大切なものは、
歩む道をずっと、照らしてくれるのかもしれません。
《幼な子の夢》
(紙・透明水彩・色鉛筆)
(紙・透明水彩・色鉛筆)