会期半ばの5/13
金内沙樹さんが追加作品を届けてくださいました。
金内沙樹「幼な子の夢」
( 透明水彩・色鉛筆/25.5×20.3㎝ )
DM掲載作品ですが、一旦、展示を見送られました。
DM画像として提出したのち、「これではない」と感じて、
現在ギャラリーに展示しているシリーズを新たに制作されたとのこと。
「第8回」の出展作を生んだ大切なきっかけとなった1枚は、
親しめる絵柄、と思わせつつ、謎めいた作家世界に触れることのできる作品です。
今回、こちらの「くま」のようなスタンスのシリーズにしなかった決断と、
彼女の中に見出された新たな確信を、感じていただけたらと思います。
同じくこの日、持参してくださった専門学校の修了卒業制作作品も素晴らしくて、
ギャラリー入口に展示しました。
今回は、この制作の頃のマチエールや、具象と抽象の狭間にうつくしき”あわい” を描くスタンス
(のように感じられますが真意はどうでしょうか…)に立ち返ろうと試みられたご様子。
(のように感じられますが真意はどうでしょうか…)に立ち返ろうと試みられたご様子。
修了作品に、沙樹さんのルーツを垣間見るような気持ちです。
ぜひご覧ください。
「双耳峰」
(和紙、アクリル絵具、岩絵具/2012)
沙樹さんの10年前の卒業制作時に師として立ち会われたのが、近藤充さんです。
この絵を観ながら、沙樹さんに描き続けてほしいと思われた先生のお気持ちを、
改めて感じています。
それぞれのキャリアの中での、各々の挑戦を持ち寄る「Pegasusの会」展は、
会期後半に向かいます。
改めて感じています。
それぞれのキャリアの中での、各々の挑戦を持ち寄る「Pegasusの会」展は、
会期後半に向かいます。
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第8回 Pegasusの会展
2023.5.9(火)~21(日)
OPEN 11:00~17:00 ※最終日は16:00まで
CLOSED 12(金)・18(木)
◆猪爪彦一/油彩(5/9・21在廊)
◆金内沙樹/透明水彩・アクリル(5/13・21在廊)
◆近藤充/アクリル・テンペラ・岩絵具(5/13・21在廊)