2023年5月14日日曜日

旅コーヒー/旅のお土産

喫茶室では「旅コーヒー」と称して、毎回異なるお店のコーヒーをご紹介しながらご提供しています。

旅先で出会ったまた訪ねたいお店を中心に、地元界隈のお店や、出展作家からのご紹介で初めてお取り寄せさせていただくこともあります。

今回はGWに出かけた先のお土産あれこれ。
リアル「旅コーヒー」をどうぞ。

※少量ずつ多種類を購入したため、店頭のメニュー表には全てを書いておりません。
無くなったところから順次、入れ替えていきます。






  珈琲舎 雅(みやび)   ⇒ 


これまでにもご登場いただいています。

福島市内に店舗があり、例年、栃木県・益子の陶器市の期間中は、うつわのお店「もえぎ 城内坂」店に出店しておられ、今回はそちらに伺いました。




◆雅ブレンド(中深煎り)

「深煎りパプアニューギニアをベースに4種のブレンド。コンセプトは「雅コレクション」という平安王朝文化を楽しむイベントに合わせた和菓子に合うブレンド。個性の強い豆を組み合わせることで、コーヒーのエッセンスが濃縮されたような香味」



萌黄ブレンド(深煎り)5月の限定ブレンド (完売)

「マンデリンと深煎りエチオピア・モカのナチュラルをブレンドした、深煎りの強さを持ちながら、後味はすっきりとした珈琲豆です。益子の陶器市でカフェを担当している「もえぎ場内坂店」との縁で生まれた「土ブレンド」のアレンジなので「萌黄-moegi-」と名付けました。新緑の美しい季節の中にも大地の力強さと爽やかな風が通り抜ける季節をイメージしています」


花百珈(はなもか)ブレンド(中煎り)4月の限定ブレンド 

「ブラジルをベースにエチオピア・モカの「ナチュラル」を使った中煎りのブレンドです。ナチュラルの独特な風味が花開く春らしいブレンドになりました。桜や様々な花がたくさん咲き始める季節をイメージして「花百珈(はなもか)」と名付けました。雅では普段は焙煎していない「ナチュラル」の豆をお楽しみください。」


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  珈琲焙煎 香楽(からく)    ⇒ 

以前、いわき市に行った折に気になったお店。今回初めて伺うことができました。

かつて金物問屋だったという築100年の蔵は、通りでひときわ目をひきます。
香楽さんは、まん中の石張りの蔵。両サイドには美容室とBARが営まれています。





4種類を購入してきましたが、特筆したいのは

アニバーサリーブレンド

「5月3日に丸17年を迎えることができました。開店17周年のアニバーサリーブレンドはエチオピアモカとブラジル・カルモの2つのナチュラルの豆を使って、華やかさ、まろやかさ、甘さにフォーカスしてブレンドしました。」


ブログには「開業する前にサラリーマンを17年していたので、やっと並んだのかと個人的には感慨深いものがあります」とも書かれています。


おめでとうございます。


親しい方はお気づきかもしれませんが、、、
「香楽」さんのメモリアルデーと、私の誕生日、一緒です☆( ´艸`)


華やかさ、まろやかさ、甘さ、、、 憧れをカタチにしたような、とても好きなお味でした。






この他、3種類のお豆をご用意しています。


味わいブレンド(中深煎り)

香楽さんのメインブレンド。
「香りがよくて、コーヒー本来のコクと甘みをバランスよく楽しんで頂けます。豆の状態により配合を変えながら、1年を通じて安定した香味を提供することに最善の注意を払っています。いつ飲んでも飽きることのない自分が一番飲みたいコーヒーをイメージして作っています」


コスタリカ/ラ・カーサ農園(中深煎り)

「少しだけ深く煎っているので、上品さだけではなく、まろやかでクリーミーな味わいを強調しました。余韻の甘さが印象的で次のひと口を誘います」


グアテマラ/アンティグア地方・アゾテア農園(中深煎り)

お取り扱いが今年で10年目になるという産地のお豆。
「華やかな香り、上品な酸とまろやかなコクがあり、甘い余韻が魅力の美味しいコーヒーです」






GWに出かけた先々のことを何も書かぬまま展覧会に突入しましたが、
Pegasusの会の作品が、いずれも異空間にいざなわれるような作風であるためか、
はたまた窓辺の緑が一気に茂って景色を変えたからか、

旅の余韻は薄れるどころか増幅されて、
今はいずこか、異なる次元にいるような不思議な心持ちで過ごしています。




話のついでに少しだけ。

連休は水戸~笠間~益子~いわき~新潟を訪ねました。


いわきのメインはこちら。




「クレパス画 名画作展」
いわき市立美術館(4/15~6/4)





近代の巨匠から現代の作家まで、というのがよかった。
クレパス画をこんなに見るの、知るの、初めてでした。






なんといっても鴻池朋子さんの作品が素敵でした。

ポスターではぜんっぜん伝わらないのですが、、、


支持体は革です。

革であらわす、ケモノ、植物、いきもの、生命の存在感。

繕いの意味、なぜ画材がクレパスなのか、、、
額装されていなかったら、反りもあるでしょうし、革特有の臭いもしたかもしれません。


知りたいことがいろいろありました。


観て、訪ねて、終わりでない。

ARTも旅も同じですね。





1階ロビーで同時開催されていた森口美樹展もとてもよかった。


書きたいことたくさんですが、ひとまずこれにて。


見附・長岡界隈、見応えのある展覧会が開催中です。

《第8回Pegasusの会展》と併せて、旅する時間を、どうぞお楽しみください。