2025年3月17日月曜日

加納いずみ/絵画

2025 SPRING EXHIBITION 《 I am / 編む 》

会期 4月1日(火)~13(日)
OPEN 11:00~17:00 ※最終日は16時まで
休廊日 4/4(金)、9(水) _______________ 3月はいつも、なるべくゆっくり春になってほしいと願います。 寒の戻りに少し安堵しながら、
桜の枝先を眺めつつ、 間もなく到来する作品に思いを巡らせます。

春の展覧会の5名の作家のプロフィールとメッセージを順次ご紹介いたします。



◆ 加納いずみ / KANO Izumi Instagram @mitty913 在廊予定 4/6、13(各日午後)


【プロフィール】

1987年新潟県生まれ、柏崎市在住

▶これまでの展示

2020年 三人展「中庭Vol.1」:新潟市医学町ビル

2021年 二人展「交点」:新潟市医学町ビル

2021年 三人展「中庭Vol.2」:新潟市医学町ビル

2022年 二人展「コントラスト」:新潟市医学町ビル

2022年 三人展「中庭Vol.3」:新潟市医学町ビル

2023年 三人展「中庭」:燕市TokoToko

2024年 個展「天井生活」:長岡市somewhere

2024年 三人展「中庭」:maison de たびのそら屋



【メッセージ】

普段は、時間の堆積をテーマにした作品を制作することが多いです。

ひたすら線を引いたり、丸を書いたり、繋げたり…。

作業を繰り返すことで見えてくる形や見え方の変化に惹かれ制作しています。

機械のような正確さを目指して作業をしても、人間の手作業故、

どうしても表出してしまう線の揺らぎやインクのにじみに魅力を感じています。







2024.7 「三人展 中庭」より

(以下の作品画像も同様)


2024年7月に開催した「三人展 中庭」で、初めてご出展いただいた加納いずみさん。

その折にはコンセプチュアルなインスタレーション作品を展開してくださったのですが、
なんと気の遠くなるような作品を手掛ける方だろうか、、、 と、

私はただただ嘆息し、時の蓄積が見せるうつくしさに感服したのでした。






また何かの折に出展をお願いしたいと思っておりましたところの、「編む」。。。


展覧会のテーマに思いを巡らせたとき、
嗚呼、いずみさんの作品は、彼女の時間や世界が編まれたものなのだ、、、 と、
私の中でイメージが重なりました。

ご本人は、自身の制作をそのように思ってはおられないと思いますが、
つくり手と鑑賞者の間に作用するものを、
たのしんでいただいているのではないかと思っています。

今回は「絵画」としての作品をご出展くださる予定です。

制作過程を「作業」に落とし込むのが好き、といういずみさん。


冬の日々の中で、ひたすらに、なにを編み上げてくださったのか、、、
たのしみに待っています。





◆2024「三人展 中庭」の時のご紹介トピックス

作家紹介⇒
作品紹介①⇒時の可視化
作品紹介②⇒行為の蓄積


あのうつくしきペン画も再登場。 今回は販売してくださる予定です。



2025 SPRING EXHIBITION 《 I am / 編む 》

会期 4月1日(火)~13(日)
OPEN 11:00~17:00 ※最終日は16時まで
休廊日 4/4(金)、9(水)

▶出展者/出展内容(所在地)Instagram
加納いずみ / 絵画(柏崎市)@mitty913
石原花音 / 絵画(長岡市)@poppy.0955
勝見俊介 / ニット(阿賀野市)@shunsuke_knit_something
成田文香 / 竹編み(新潟市)

原田悠歩:原田甚助農園 / 藁編み(長岡市)@harada_jinsuke_nouen