2025 SPRING EXHIBITION 《 I am / 編む 》
会期 4月1日(火)~13(日)
OPEN 11:00~17:00 ※最終日は16時まで
休廊日 4/4(金)、9(水)
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出展者/出展内容(所在地)Instagram
加納いずみ / 絵画(柏崎市)@mitty913
石原花音 / 絵画(長岡市)@poppy.0955
勝見俊介 / ニット(阿賀野市)@shunsuke_knit_something
成田文香 / 竹編み(新潟市)
原田悠歩:原田甚助農園 / 藁編み(長岡市)@harada_jinsuke_nouen
《 列 》
コットン、藍、モノフィラメント、木製パネル、アクリル、釘、テグス
91×116cm(2025年)
◆ 勝見俊介 / KATSUMI Shunsuke
Instagram @shunsuke_knit_something
在廊予定 4/5、6、12、13 (各日とも終日)
【プロフィール】
1983年生まれ。新潟県阿賀野市在住
洋裁を学んだ後、ニット会社に入社
仕事を通してニットの面白さを知り、会社退社後、編み物教室で編み物を習う。
2019年より手編みと機械編で制作したニットによる衣類の展示を始める。
2022年よりファインアートの制作も始める。
▶展示歴
2019年 ギャラリーやまぼうし 個展 新潟市
2021年 ギャラリーやまぼうし 個展 新潟市
2022年 BAUHAUS 666 個展 新潟市
2022年 「SICF23」スパイラルホール 東京
2022年 「害蟲展」(東京、神奈川、大阪巡回) 優秀賞受賞
2022年 西脇市サムホール大賞展 入選 兵庫県 西脇市岡之山美術館
2023年 ギャラリー東京ユマニテbis 個展 東京
2024年 GALLERY DALSTON 個展 東京
【メッセージ】
ニットウェア以外の作品の展示は、新潟県では今回が初めてになります。
展示作品のほとんどは、かぎ編の連続パターンの編み地を使って制作しました。
編み地を編んだ後、パネルに取り付ける段階でそれを引っ張ったり、重量でたるませたり、逆にあまり変化をつけなかったり、いろいろ試行錯誤しながら、それぞれの編み地の持つ面白さを引き出す様なやり方で作りました。
全ての編み地は透明の糸が使われており、それがかなり重要な働き持っていて、その黒子の様な存在感も感じて頂きたいです。
画像を見ただけではわからない部分が多い作品だと思うので、
その辺りを実際に見て頂けたら嬉しいです。
この展覧会イメージが決まったのは、勝見さんの作品集がきっかけでした。
数年前に出会わせていただいた頃は、着ることのできるニットを手掛けておられたと思うのですが、
あるときInstagramに「むむ?✨👀これは一体…?」と思うような作品がアップされていて
気になっていたところ、
今はこんな作品をつくっています、と
2023年の個展の折に作成したという作品集を届けてくださいました。
「編む」というリアルな人の手ワザと、
ART、デザインが融合されたニットの世界に、衝撃。。。
、、の前に、謎深まる、の期間がありました。
どうなっているのか、実物が見たい!
皆様も今はそんなお気持ちなのではないでしょうか。
実作品との対面まで、カウントダウンです。
どうぞおたのしみに。
主宰者の高橋洋子さんが「面白い作品をつくってるコだから」、
「観てやって、応援してやってください」とおっしゃったことを、
今も印象的な出来事として覚えています。
洋子さんご自身が、まさにそんな気持ちで若い作家や学生たちの観たり、
自身のギャラリーでの展覧会を開催しておられたのだと思います。
今年1月の急逝は、ご家族様や近しい皆様にはもちろん、
私にとっても信じがたい哀しい知らせとなりました。
高橋洋子さんには2018年の開廊記念企画展と、2023年の「有元利夫銅版画展」の折、
中村玄さん企画の記念版画集でお世話になりました。
昨年6月の「第9回 Pegasusuの会展」に、お仲間と一緒にお訪ねくださり、
ウッドデッキで、たのしそうに過ごしてくださったのが、お会いした最後となりました。
まだまだその背中から教わりたいことのある、偉大な先達でした。。
この春の展覧会を、洋子さんにもご覧いただきたかったです。。