2025年3月24日月曜日

成田文香/竹編み

2025 SPRING EXHIBITION 《 I am / 編む 》

会期 4月1日(火)~13(日)
OPEN 11:00~17:00 ※最終日は16時まで
休廊日 4/4(金)、9(水) _____________________________________
出展者/出展内容(所在地)Instagram
加納いずみ / 絵画(柏崎市)@mitty913 石原花音 / 絵画(長岡市)@poppy.0955 勝見俊介 / ニット(阿賀野市)@shunsuke_knit_something 成田文香 / 竹編み(新潟市) 原田悠歩:原田甚助農園 / 藁編み(長岡市)@harada_jinsuke_nouen





◆成田文香 /  NARITA Fumika

在廊予定 4/13(時間未定)

※作家個人の発信媒体はありません


【プロフィール】

1984年   宮城県生まれ

2007年  長岡造形大学産業デザイン学科工業デザインコース卒業

2010年  大分県竹工芸訓練・支援センターにて竹工芸を一年間学ぶ

2016年  新潟市西蒲区にて竹細工を始める

 

【メッセージ】

自然から得る「竹」という素材の魅力と、
それを求めてくださる方々に支えられてここまで竹細工を続けることができました。
身近にある竹という素材の魅力を少しでも伝えられたら幸いです。

 

 






様々な「編む」に出会っていただきたい、春の展覧会。

アート表現の中に「編む」を感じる加納いずみさん、石原花音さん、
デザインされた編み目に、アートと手仕事、両方の魅力が炸裂する勝見俊介さん、

そして、伝統的な技で編まれた自然素材と手仕事のうつくしさをたのしませていただきたく
ご出展いただくのは、編みの成田文香さんと、藁編みの原田悠歩さんです。


成田さんには、2018年の開廊記念企画「あらたなはじまり展」の第Ⅱ期
「クラフトの光」でご出展いただいて以来となります。

その時の作家紹介はこちら⇒


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「あらたなはじまり展」では総勢38名の作家の皆様にご出展いただきました。
「展覧会」のテの字もよくわからないままのスタートであったことに加え、
低温が続いた厳しい冬で、水道管破損という大きなトラブルもあった中、
なんとかオープンにこぎつけたのは、ひとえに出展者の皆様のおかげでした。

その展覧会は人数が多かったこともあり「アート」と「クラフト」のくくりに分けて開催しましたが、
自身はアーティストではなく職人である、と自認している方もおられれば、
アート表現のために工芸的な手法を用いている方もおられ、
むしろカテゴリーの枠を超えていきたいという方もいらして、
早速に多くを学ばせていただいた展覧会でした。

その後もわからないなりに営みながら、両方が暮らしの中にあるのが自然で、
たびのそら屋の展覧会も、そのようでありたいと思うようになるまでに、
それほど時間はかかりませんでした。

どちらかに振り切った企画をすることもありますが、とりわけ春の周年祭は、
アートと手仕事の要素を織り交ぜ、そのハーモニーをたのしみたい気持ちで企画しています。

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成田さんを再びお迎えすることで、
例年にも増して、「はじめての春」を思い出します。

その折に購入した四角い籠を、喫茶室で愛用しています。
うつくしく編まれ、キリリとしながらも、あたたかな風合の籠は、
作家の印象そのもののような存在です。

今春また、あらたなこころもちで作品と出会わせていただけることが
とてもうれしいです。







長岡での8度目の冬を無事に終えた安堵とともに
7周年の春