2024年9月19日木曜日

【10月の予告】《COREs》episode2(再掲・追記あり)

8/3⇒(5/31にアップした記事を前に移動しました)
9/10⇒(前に移動しました)
9/19⇒(前に移動しました)

9月の素晴らしき展覧会《LIFE》が終わりましたが、待ったなしの怒涛の日々が続いております

まずは
10月の準備にいそしみます(9/19)

_______________


先のトピックスでは、橋本桂子さんをしのぶ一日だけのカフェイベント
「桂子の部屋」についてご紹介しました。
(6/2開催・終了)⇒


私もまた、言葉にならない思いを抱きながら、私の立場でできることを思案してきた日々で、
「桂子の部屋」のリーフレットを拝見した時は、同じように多くの方
桂子さんへの思いの行き場を探してきたのだと知り、胸いっぱいになりました。








たびのそら屋では、今年10月、
橋本桂子さんにゆかりのある作家・クリエイターによる展覧会を開催いたします。

まだ調整中の部分もあり、下記のお知らせは現段階の内容ですが、
「桂子の部屋」に集う皆様にも、たのしみにしていただきたく、
だいぶ早いですがアップいたします。

今後のインフォメーションを気にかけていただけたらうれしいです。





2024 October Exhibition
《 COREs 》episode2 


▶会期     10/8(火)~20(日)
▶Open   11:00~17:00  ※最終日は16時まで
▶Closed 10/11(金)、16(水)
_____________________
 

【出展者】 敬称略・順不同/主な出展内容、( )内は所在地

・飯塚直人    (漆/上越市)Instagram@tete7010
・木八個店    (木工/関川村)Instagram@kihachikoten
・紙漉き サトウ工房 (和紙/長岡市)Instagram@
kmsk_sato
・しおた まこ  (絵画、絵画を元に製作した服飾/三条市)
        https://siotamako.com Instagram@siotamako 

・野田英世    (水彩スケッチ/長岡市)Instagram@hideyonoda
・ひぐちキミヨ(イラスト/上越市)Instagram@kimi.hig 
・平野照子      (陶/宮城県) 
Instagram@hiranoshokokusafune
・linea / 赤木美名子(亀田縞のもんぺパンツ/上越市) https://monpeseisakusho.com/

・橋本雄一郎   (木製ハンドメイドルアー/上越市)Instagram@yuichiro.hashimoto.7 
・橋本桂子      (絵画など/上越市)

_____________________

 

【特別企画1】  

ウィズコーション・スペシャルライブ + 上映会「ミツバチの羽音と地球の回転」

▶日時 1019日(土)ライブ30分/作品時間135分
    ①14時20分~17時20分 ②17時40分~20時40分
     

▶会場 アオーレ長岡(長岡市大手通1-4-10)「シアター」

▶料金 前売り 1,000円 当日券1,200円(各回定員40席)
▶主催 長岡アジア映画祭実行委員会! http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
▶共催 ウィズコーション

▶主催者のインフォメーショントピックス⇒ 
▶問い合わせ先  nagaokatsukurukai@gmail.com 090-4520-4222

▶プレイガイド 前売り券 発売開始!
  ら・なぷう、ながおか市民協働センター(アオーレ長岡)、たびのそら屋


橋本桂子さんが生前、親交のあった社会派バンド・ウィズコーションのライブと、

桂子さんが3.11後に高田世界館で自主上映会を開催した映画
『ミツバチの羽音と地球の回転』(鎌仲ひとみ監督/2010)の上映会を開催します。


各回とも、橋本桂子さんゆかりのゲストにご登壇いただきます。
桂子さんをご存知ない方にも、ひととなりを感じていただけるのではないかと思います。

いずれも回顧ではなく、今を生きるひとにつないでいきたいメッセージです。


【特別企画2】 NEW


文化、芸術、社会、多方面に関心を寄せ、各地に脚を運び、幅広い交友関係を築いた橋本桂子さん。

ゆかりある場所や、人や、なりわいを俯瞰する地図を作ります。
新たな旅の手がかりに。


皆様からの協力金とカンパをデザイン・印刷費に充て製作いたします。
初めて出会って下さる方からのご協力や購入も大歓迎です。

 

1. 会期中にマップの下地を掲示します。

2. 掲載にご協力くださる方、購入をご希望の方はお申し出ください。

. 協力金:つながりのある方  1,000円(地図上に氏名掲載+マップ1冊)+ 送料別途 

     カンパ:応援してくださる方 1,000円(裏面に氏名掲載+マップ1冊)+ 送料別途 

4. 年内の完成を目指し、年明けに発送いたします。

 

Map購入のみ(要予約)や、カンパのみのお申し出も大変ありがたく、

製作および企画運営に充てさせていただきます。


つながりMapについては、トピックスを改めて、込めた思いをもう少しつづりたいと思います。






展覧会タイトルの《COREs》といえば、昨年9月に開催した、野本昌宏さんを核としてつながる作家・クリエイターの皆様による展覧会《COREs/episode1》⇒ を思い出してくださる方もいらっしゃるでしょうか。野本さんはじめ、若きエネルギーに満ちた素晴らしい展覧会でした。

あのとき、タイトルに「episode1」と付けたのは、その時すでに、
「episode 2」として、桂子さんを核とした展覧会を開催したいと思い描いたからでした。


第2弾となる今回は、2020年に逝去された橋本桂子さんにゆかりのある皆様にお声がけしての企画ですが、「ep.1」と同様に ”主役” は出展作家のおひとりおひとりです。


桂子さんが関心を寄せ、親しく交流しておられた作家・クリエイターの方々それぞれの作品と、
その作家世界の核心に出会っていただきたい展覧会。

桂子さんと旧知の方々には、作家との語らいや作品を通して、桂子さんが敬愛していた世界との出会いや再会があるのではないでしょうか。

桂子さんのことをご存じない方や、出展作家の方々とも初めての出会いとなるお客様も、たくさんおられることと思います。
そんな皆様にもぜひ、お越しいただきたいです。



何かが気になり、足を運んでくださった巡り合わせの中で、
偶然に、ゆるやかに、心に残る何かと出会っていただけること、
それがいつかの、なにかにつながっていくこと、、、


そうしたことが桂子さんは好きだったのではないかと思いを巡らせます。

作品は一部を除き販売いたします。
様々な方に、おたのしみいただけますように。





多方面に活躍し、大変幅広い交流のあった桂子さんです。
夫の雄一郎さんもそのすべてを把握しておられないとのこと。
私が存じないおつながりも、本当にたくさんおありだと思います。

今回ご出展いただくのは、雄一郎さんからお聞きしたり、
たびのそら屋でつながりのあった方々で、ご賛同くださった皆様です。


お声がけできなかったゆかりある皆様方には、どうぞ失礼をお許しください。

この展覧会を機に(桂子さんを契機として)新たに出会わせていただけることを願っています。

ぜひ、「われもーーー」と、桂子さんとのお話を聞かせていただけたらうれしいです💐


******


まずは6/2(日)「桂子の部屋」で💐 …泣きますか!!😂 ⇒ 
そして10月に向けて、あらたなワクワクを🌈


(泣きました。でも気持ちを同じくする方々との出会いも、たくさんいただきました。
(全て桂子さんからの贈り物。つないでいきたいと思います。


___________________

2024.6.2(日)
Special Oneday Cafe  桂子の部屋
___________________


▶会場 新潟市北区木崎2番地(駐車場あり)

①木崎公民館(メインの展示会場)
②ギャラリー&集いのスペース「てんゆう花」(交流のカフェ) 

▶10:00~15:00

▶発起人 近美千代さん、田中しのぶさん、大橋保隆さん



2024年9月11日水曜日

旅コーヒー/ろばやさん

喫茶室では展覧会ごとに異なるお店のコーヒーを取り寄せて、
「旅コーヒー」と称して、ご紹介しながらご提供しています。


私が旅先で出会ったお店を中心に、県内各地、
あるいは出展作家からお気に入りのお店さんをご紹介いただくこともあります。

9月の展覧会《LIFE》会期中の「旅コーヒー」は、Ovejitaのしのぶさんからご紹介いただきました、
東京は国分寺の
「ろばや」さん のお豆です☕✨







しのぶさんは、ろばやさんの「ダークロースト」が大好きとのこと。

深煎りですが、名前から想像するイメージよりもやわらかく飲みやすい印象です。
しっかりとしたコクもあって、落ち着いた心持ちになる、私も好きなお味でした。


他には、珍しい「ニカラグア」と、浅煎りのブレンドを2種類ご用意しています。

ニカラグアは、目が醒めるような初めての酸味で、
エチオピアの酸ともまた違う、新しい世界との出会いがありました。


WEBショップには各、コーヒーの産地の詳細が掲載されていて⇒
ニカラグアはこんなご紹介でした ↓

________________

まろやかな酸味でフルーティーな香り。
後味にほのかな甘みが感じられるスペシャルティコーヒー。
生産者のUCPCO(生協)はFLOによるフェアトレード認証団体で、生豆は海外の有機認証を取得しています。

産地:ニカラグア北部 マドリス地区
農園:パブロ ベラスケス農園
品種:アラビカ種
精製方法:水洗式(ウォッシュド)
焙煎度:浅煎り(ミディアムロースト)
生豆認証:フェアトレード・スペシャルティ

Cooperativa(日本でいう「生協」)のコーヒー豆。このCooperativaは6つの大きな農園と契約していますが、本商品はPABLO VELASQUEZ(パブロ・ベラスケス)という農園で栽培されたコーヒー豆を使用しています。
コーヒーの栽培方法:5層方式で栽培。この農園では、環境との共存を目指した栽培方法が取り入れられています。

最上層:日陰をつくるための大木(シェードツリー)
2層目:鳥や野生の動物のための果物などの樹木
3層目:農園の家族らの生活に必要な野菜(アボカド)や柑橘系などの樹木
4層目:コーヒーの木(標高1300~1600メートル)
最下層:腐敗を妨げるよう、有機原料が与えられ、良い土壌を形成。


(ろばやさんのWEB SHOPより)





新潟の皆様にとっては「ろばや」といえば、かつて新潟市内野にあった「ギャラリーろば屋」さんを懐かしく思い浮かべる方は多いと思います。


それぞれの思いがあって、名付けられた店名。
あたたかいお名前です。


自家焙煎の「ろばや」さんは、有機栽培のコーヒーと共に、国産のお茶や自然食品、インド直輸入の紅茶などを幅広く扱っておられます。


WEBサイトには、取り扱い商品のこだわりと共に「旅行記」も綴られていて、
かなりの旅人さんなご様子にワクワクします⇒


紅茶のラベルに見覚えがあると思ったら、南魚沼の「little M.」さん⇒
で買い求めたことがありました☆


オーナー様とのメールのやり取りの中では他にもうれしいつながりのあることを知り、
いつの日かお訪ねしたい、旅の目的がまたひとつできました。







◆開催中の展覧会の様子は、まずはInstagramにアップしています⇒
インスタをご覧になれない皆様、すみません💦
というかインスタも追いついていません💦 
迷わず会場へどうぞ~☕🌿✨💐


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2024  SEPTEMBER EXHIBITION -LIFE

9.4 wed ~15 sun

closed  9/6, 11
open   11:00~17:00
last day  11:00~16:00

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《LIFE》

🌼nuunuudadada 三橋妙子/ 洋服(山梨県)9/4・5 @nuunuudadada
🌼Ovejita やざわしのぶ / ストール(千葉県)9/4・5 @ovejita_fieltro
🌼シロツメ舎 タナカマミ / ガラスビーズ装身具、コモノ(新潟市)9/15 他 @shirothume

◆表記は、ブランド名・作家名/ 出展内容(居住地)在廊予定日 @Instagram



【同時開催】喫茶室特別展示

《 中村玄コレクション展 ー 有元利夫  再発見 ー 》


◆最終日は昼から、中村玄さんとシロツメ舎のタナカマミさん在廊で
16時にて閉幕です。



《COREs2》10/19ライブ&上映会/前売券発売中

故・橋本桂子さんにつながる9人の作家にご出展いただく10月の展覧会
《COREs》episode2は、先にご案内した通り↓  大変盛りだくさんな内容です。


◆【予告】出展作家と、二つの特別企画について
 https://tabinosoraya2.blogspot.com/2024/05/10cores-episode.html

◆【ご案内】フライヤーについて
 https://tabinosoraya2.blogspot.com/2024/09/10coresepisode.html


会期末の10/19(土)には「特別企画1」として、ライブと上映会を予定しています。

このトピックスでは、この企画が生まれたいきさつをご紹介いたします。
(毎度ながら長くなりますがお付き合いください🙏💦




【特別企画1】  


ウィズコーション・スペシャルライブ + 上映会「ミツバチの羽音と地球の回転」

▶日時 1019日(土)ライブ30分/作品時間135分
    ①14時20分~17時20分 ②17時40分~20時40分
     

▶会場 アオーレ長岡(長岡市大手通1-4-10)「シアター」

▶料金 前売り 1,000円 当日券1,200円(各回定員40席)
▶主催 長岡アジア映画祭実行委員会! http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
▶共催 ウィズコーション

▶主催者のインフォメーショントピックス⇒ 
▶問い合わせ先  nagaokatsukurukai@gmail.com 090-4520-4222

▶プレイガイド 前売り券 発売中!
  ら・なぷう、ながおか市民協働センター(アオーレ長岡)、たびのそら屋

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橋本桂子さんが生前、親交のあった社会派バンド・ウィズコーションのライブと、

桂子さんが3.11後に高田世界館で自主上映会を開催した映画
『ミツバチの羽音と地球の回転』(鎌仲ひとみ監督/2010)の上映会を開催します。


各回とも桂子さんゆかりのゲストにご登壇いただき、ひとことご挨拶をいただきます。
(①は映画監督の小林茂さん、②は桂子さんと親交のあった小木曽茂子さんを予定)

桂子さんをご存知ない方にも、お話を通してひととなりを感じていただけるのではないかと思います。

いずれも回顧ではなく、今を生きるひとにつないでいきたいメッセージです。





◆企画がうまれたいきさつについて

さまざまなことに関心をもち、直接足運び、交流範囲がとても広かった橋本桂子さん。
上越地域と下越地域については、私も共通の知人・友人がいることから親しかった方のごく一部を存じていたのですが、長岡地域にもこの展覧会に関わっていただけるような方がおられるのかどうか、知りたいと思っていました。


それが今年の3月、偶然にもその糸口に出会うきっかけになったのが「長岡アジア映画祭実行委員会!」が主催する上映会の中での演奏会であり、主宰者・菅野さんのブログでした ↓


2024/3/24 アオーレ長岡で開催された上映会。
映画「ラジオ下神白」(小森はるか監督/2023)
https://ao-re.jp/event/42113



上映前に、長岡界隈に拠点を置く3組の演奏があったのですが、そのトリをつとめたのが5人のバンド
「ウィズコーション」でした。

のちに菅野さんら身内は「おじさんバンド」と称していることを知るのですが、なんのなんの、ステージに横並びの(女性1名を含む)5人のメンバーそれぞれが個性を放っていて、なんてかっこいいバンドだろう✨ と思いながら耳も目も釘付けになりました。

3組の演奏で気持ちがあたたまったところで、”音楽” の力を感じさせるストーリーのドキュメンタリー映画を観る、という企画も素晴らしいと思いました。


帰宅後、どういうバンドなのかと調べたところ、まず出てきたのが菅野さんによる「長岡アジア映画祭実行委員会!」のブログでした↓

長岡にも桂子さんの足跡がありました!✨
菅野さんも桂子さんとつながっていたし、桂子さんも、ウィズコーションが好きだった!!!

◆2020年3月当時に書かれた橋本桂子さんへの追悼文⇒①  

◆桂子さんとウィズコーションのメンバーの関わりや、彼らの追悼の思いにも触れた記事⇒② 


このブログを読んで、《COREs2》にはぜひ菅野さんと、ウィズコーションの皆様にも関わっていただきたいと思い、まずは菅野さんにご依頼、ウィズコーションの皆様にもご快諾いただき、ライブ&上映会の主催・運営をお引き受けいただいた次第です。


10/19当日は、午後から2回の演奏&上映会で、メンバーの皆様にはかなりのご負担になり申し訳ないのですが、第2部は、たびのそら屋のクローズアフターの時間に設定していただきました。
今からたのしみです✨🙌


各回、定員40席です。
前売り券をどうぞお求めください。


菅野さん曰く、バンドマスターの若井さん夫妻は、長岡地域でもっとも桂子さんと親交のあった方ではないか、とのこと。


実はたびのそら屋の前身である「ギャラリーmu-an」の迪子さんのことも、桂子さんは大好きでした。


まさかその場所を私が受け継ぎ、桂子さんが早々と旅立ち(それが一番の想定外!😭
ここでこんな企画をすることになるなんて、 誰が想像したでしょうか。。。





《COREs2》は、桂子さんを知る人が、懐かしむだけの会ではありません。

途切れていたものが、また新たなかたちで、新たなひとと、
出会い、新たな思いでつながっていく、、、 

そんな、うれしいはじまりにもなりますように🌈

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2024 October Exhibition
《 COREs 》episode2 


▶会期     10/8(火)~20(日)
▶Open   11:00~17:00  ※最終日は16時まで
▶Closed 10/11(金)、16(水)



2024年9月6日金曜日

【10月のご案内】《COREs》episode2/フライヤー

早々と【予告】をしておりました⇒
10月の展覧会《COREs》episode2.  ※通称《COREs2》

素晴らしいフライヤーが完成し、たびのそら屋の店頭ではお客様への配布をスタートしました。






関係者の皆様や、いつもDMを設置していただいている美術館やギャラリー、図書館などへの発送はこれからですが、予告の通り、展示も企画も盛りだくさん。まずは画像データをこちらにアップいたします。










▶出展者情報と、会期中の二つの特別企画の内容は、
冒頭にもリンクしました【10月の予告】にも掲載しています⇒


▶「特別企画1」のウィズコーション・スペシャルライブ&上映会は、前売り券の発売がスタートしました。たびのそら屋含め、市内3カ所でお取り扱いしています。


▶「特別企画1」を主催してくださる「長岡アジア映画祭実行委員会!」のブログには、
バンド「ウィズコーション」と、映画「ミツバチの羽音と地球の回転」の詳細が掲載されています⇒


▶「特別企画1」(ライブ&上映会)のいきさつは、次のトピックスで改めてご紹介いたします。


▶「特別企画2」(つながりMap)についても準備を進めています。
今後のご案内にご注目ください。






◆10月のフライヤーについて


6月に開催された「桂子の部屋」⇒  のフライヤー(↑左/実物はもっと淡い黄色)
がとても素敵で、今回はそれと「対(つい)」になる案内状を作りたいと思いました。


「桂子の部屋」と《COREs2》は全く別々に生まれたものですが、同じ時期を、同じように、
橋本桂子さんを思いながら過ごしてきたひとが、たくさんいることを知って胸が熱くなりました。


懐かしんで、振り返ってオワリ、にしないこと、
集って出会えたひとが、新たにつながったり、これからも交流できること、
続いていくものがあるといいなと思っています。



フライヤーの制作は、当初は「桂子の部屋」のフライヤーを担当された桾沢厚子さんにご依頼したのですが、タイミングなどの諸事情あって、最終的には、いつも企画展のDMをお願いしているコイズミアヤさんに、お引き受けいただきました。







アヤさんにはとてもたくさんのテキストを、
綺麗に盛り込んでいただきました/
↑右


桾沢さんのデザインをベースに、
アヤさんに改めてデザインしていただいた特別なフライヤー


お二人に心から感謝いたします💐💐








表紙に掲載した写真は、連れ合いの雄一郎さんから送っていただいた写真の中から、
自作の「鍵」モチーフのスプーンを乗せた、桂子さんの掌。


DIYも得意だった桂子さん。
私が出会った頃は、木彫のカトラリーをライフワークとして作っておられたようでした。


「匙」も「鍵」なるものも、お好きだったとのこと。


差し出されたこの鍵は、何処を開く、あるいは閉じる、鍵でしょうか。。。








「匙」は多分、 何かを抄いあげ、救うのでしょうね。。。 


山火事を消そうと水を運ぶミツバチの、ひとすくいみたいな、
ほんのわずかな、ひと匙の積み重ねで🍀🐝✨






8月末から9月は、このフライヤーが届いたり、《LIFE》の作品が届いたり、
旅コーヒーも、ワイヤーのトルソーも、わっさわっさとWelcome!


 










9月の会期中の「旅コーヒー」は
Ovejitaのしのぶさんからご紹介いただきました
東京は国分寺市にある「ろばや」さんのお豆です。


10月の旅コーヒーもおたのしみに☕✨


【開催中】

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2024  SEPTEMBER EXHIBITION -LIFE-
9.4 wed ~15 sun
open 11:00〜17:00
(6,11日は休廊、最終日は16時まで)

===================*=

🌼nuunuudadada 三橋妙子/ 洋服(山梨県)
9/4・5  @nuunuudadada

🌼Ovejita やざわしのぶ / ストール(千葉県)
9/4・5  @ovejita_fieltro

🌼シロツメ舎 タナカマミ / ガラスビーズ装身具、コモノ(新潟市)
9/15  @shirothume

◆表記は、ブランド名・作家名/ 出展内容(居住地)在廊予定日

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【同時開催】喫茶室特別展示

中村玄コレクション展 《  有元利夫  再発見  》

◆玄さんは9/8(日)・15(日)12~17時在廊予定です ←
変更&追加になりました



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2024年9月3日火曜日

【同時開催】中村玄コレクション展 / 有元利夫 再発見 ②オマージュ作品

 9/4からはじまる展覧会 《 LIFE 》と同時開催の喫茶室特別展示、
中村玄コレクション展 《ー 有元利夫  再発見 ー》。






中村玄さんの有元コレクションから4点と⇒
県内作家6名による有元オマージュ作品を展示・販売いたします。


現役作家6名の作品は、昨年12月(たびのそら屋会場)と今年6月(新潟市・楓画廊会場)で
開催された中村玄コレクション《有元利夫 版画展》に際して、玄さんが企画した「有元利夫オマージュ『記念版画集』」のために制作された作品です。


詳細は昨年12月のブログをご参照ください⇒ 『記念版画集』作品
こちらのトピックスから各作家・作品紹介のページに飛ぶことができます。

作家それぞれのページには、「画家・有元利夫とは?」という玄さんからの問いに対して、
有元をどのように捉え制作したか、背景などについていただいたコメントも掲載しています。
ぜひご参照ください。

________________


今回の《有元利夫 再発見》では、2会場での盛大なるコレクション展開催を終えた玄さんから、
今の心境での各オマージュ作品へのコメントをいただきましたので作品と共にご紹介いたします。

以下は中村玄さんのコメントです。





猪爪彦一《夜空》



「有元利夫 オマージュ版画展」の企画を応援してくれた猪爪さん。
売れっ子画家・有元を良く見て、影響を受けて育った作家。
当時、有元から大きな影響を受けてしまって潰れてしまった作家もいたとか。
「浮遊感」が今回制作の大きなテーマでした。






岡谷敦魚 《Who is ARIMOTO



有元利夫へのオマージュ作品の制作を依頼されて困った作家・岡谷(おかのや)さん。
有元作品を知っているけど、有元を「知らない」作家として、チャットGPTに「WHO IS ARIMOTO?」を入力した。
有元作品の要素、花弁、アルルカン衣装、梯子などが出てきて、それを基にしてオマージュ作品を作ってくれた。




佐藤妙子 《無重力な住処》



「浮遊感」・「生命感」につながったタイトルでした。
有元作品には「音楽」が大きな要素でしたので、楽器を作品にはめて出来た作品。
リコーダーは有元も良く演奏したリコーダー。
楽器には、リコーダー、チェンバロ、リュートでなくてヴァイオリンが脳裏に浮かんだとか。






高橋洋子 《Noah’s 花舟》



有元利夫の「詩的な静寂の世界感」をとても大切にしていた高橋さん。
オマージュ作品は、6名作家に「下絵図」を提出していただきました。
(版画集を作る時、各作家との調整が必要だった)
高橋さんの作品要素は、雲、花、蓮の花、海、そしてその中心にいる「女神」だった。
しかし、最終作品は大きく変化しました。宗教的、抽象的な作品が「出現」しました。

あの「女神」は何処に行ったのだろうか? 高橋さんに聞きたい。






玉川勝之 《有元のオトシモノ》



有元利夫オマージュ作品展を企画した時、問題が有りました。
「版画集」or「作品集」か? ということでした。
有元はタブロー、版画、立体、素描など多彩な作品を作っています。
玉川さんと数回にわたる打合せをする中で、
「銅板押し出し」を利用した「版画的」な作品を作る事に決めました。

試作経過を見ると、新しい「版画作品の型」となりました。
タイトルを玉川さんと検討しましたが、最終的には「版画集」となりました。






ワタナベメイ 《空間-部屋》


有元利夫の制作活動を「知らない」、若い世代のワタナベメイさんが、オマージュ作品展に参加してくれてとても嬉しく思ました。
メイさんは最初、薄い立体作品も考えた様ですが、最終的にはシルクスクリーン版画作品としました。
有元作品の「空間感」に興味があって、舞台装置に雲、空、山、川、椅子などの要素を加えて3DCG作品を作ってくれました。







玄さんのコメントによって、有元作品について、そして6名の作家作品について、
また新たな角度から知ることができたような気持ちです。

それぞれのオマージュが込められた作品を、改めて堪能したいと思います。


_________


6名のオマージュ作品は、数量限定の版画作品です。
(玉川勝之さんの作品のみ、1点ずつ仕上がりの異なる銅板打ち出しの作品です)

バラでの販売もしているため、『版画集』としての6枚セットは残り僅かです。

『版画集』は価格的にも大変お得です。
ご希望の方はお早めにお声がけください。







有元利夫の関連グッズのコーナーに、『版画集』に関する資料も置いています。
6名の作家略歴や製作時の写真など、ファイルをご覧ください。

◆中村玄さんは 9/7(土) 12~17時在廊予定です

⇒在廊日が 9/8(日)12~17時に変更になりました。

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2024  SEPTEMBER EXHIBITION -LIFE-
9.4 wed ~15 sun

closed  9/6, 11
open   11:00~17:00
last day  11:00~16:00

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2024年9月1日日曜日

【同時開催】中村玄コレクション展 / 有元利夫 再発見 ①有元作品

9/4からの展覧会 《 LIFE 》の会期中、喫茶室では特別展示として
中村玄コレクション展《 ー 有元利夫  再発見 ー》を開催します。



「有元利夫全作品」より



今回のような立体作品のみの会期では、
メインの展覧会のイメージを踏まえた「喫茶室特別展示」を同時開催しています。

今回は、昨年12月に開催した素晴らしきコレクション展が記憶に新しい、
中村玄さんに再度の展示をご依頼しました。

12月に初お披露目した県内作家6名の有元オマージュ作品の版画と共に、
玄さんのコレクションから4点の有元利夫の版画を展示販売いたします。

いずれも前回展示した作品ですが、またがらりと雰囲気が異なる館内。
12月にはお越しいただけなかったお客様にも、既にご覧いただいている皆様にも、
おたのしみいただけたらと思います。


2023年12月の関連ブログはたくさんアップしているので、よかったら辿ってご覧ください。

開幕⇒
販売作品⇒
ほか




有元利夫「雲の誕生 #21」



有元利夫の版画とともに、県内在住の6名の作家による有元オマージュ作品を展示します。

6名それぞれの考え方・技法による、有元世界の「再発見」。

どうぞおたのしみください。 

中村 玄


※6名の作家作品と、玄さんのコメントは後日アップいたします。




有元の雲みたいと思った空
撮ってみたら全然伝わらないけど、いいの
この空を描けるひとの尊さを思う夕暮れ



9月のメインである服飾の三人展のタイトル【LIFE】は、
生命であり、人生であり、暮らしをイメージしています。


中村玄さんがコレクションする有元利夫は、既に鬼籍に入られた方ですが、
コレクターや愛好家の中で生き続けている、と感じる作家でもあります。


有元にまつわる玄さんのお話をお聞きしていると、有元作品を今の世に伝えながら、
玄さん自身がにこころ豊かに生きておられること、玄さんのお人柄や輝きが伝わってきます。


有限の(長いとも限らない)人生の中で、
どこで、誰と、何をして生きるのか、
何が(意図せずとも)遺るのか、


後に生きるひとは、それらとどうかかわるのか、かかわらないのか、


折しも10月の展覧会《COREs2》の準備をしながら、そんなことを考える日々です。


特別展示のタイトル「再発見」は、玄さんが付けてくださったものです。

「再発見」は、生きているひとが、生み出すことのできる愉しみ事。


彼岸のひとを思いながら、此岸の友と語らう、尊い時間。


そんなことを思いながら、故・有元利夫作品と、現役で活躍中の6名の作家作品を
改めて味わいたいと思います。



《再発見》

それは語らいのつづき


《LIFE》

思いきりたのしみましょう





 2024.9.4 wed 〜9.15 sun 

open 11:00〜17:00
(6,11日は休廊、最終日は16時まで)

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2024 SEPTEMBER EXHBITION 《 LIFE 》

◆nuunuudadada 三橋妙子(洋服/山梨県)9/4・5在廊

◆Ovejita やざわしのぶ(ストール/千葉県)9/4・5在廊

◆シロツメ舎 タナカマミ(ガラスビーズ装身具、コモノ/新潟市)9/15在廊


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 同時開催     喫茶室特別展示

《中村玄コレクション展 ー 有元利夫  再発見 ー》

◆中村玄さんの在廊予定  9/8(日)12~17時