9/4からの展覧会 《 LIFE 》の会期中、喫茶室では特別展示として
中村玄コレクション展《 ー 有元利夫 再発見 ー》を開催します。
「有元利夫全作品」より
今回のような立体作品のみの会期では、
メインの展覧会のイメージを踏まえた「喫茶室特別展示」を同時開催しています。
今回は、昨年12月に開催した素晴らしきコレクション展が記憶に新しい、
中村玄さんに再度の展示をご依頼しました。
12月に初お披露目した県内作家6名の有元オマージュ作品の版画と共に、
玄さんのコレクションから4点の有元利夫の版画を展示販売いたします。
いずれも前回展示した作品ですが、またがらりと雰囲気が異なる館内。
12月にはお越しいただけなかったお客様にも、既にご覧いただいている皆様にも、
おたのしみいただけたらと思います。
2023年12月の関連ブログはたくさんアップしているので、よかったら辿ってご覧ください。
有元利夫の版画とともに、県内在住の6名の作家による有元オマージュ作品を展示します。
6名それぞれの考え方・技法による、有元世界の「再発見」。
どうぞおたのしみください。
中村 玄
※6名の作家作品と、玄さんのコメントは後日アップいたします。
撮ってみたら全然伝わらないけど、いいの
9月のメインである服飾の三人展のタイトル【LIFE】は、
生命であり、人生であり、暮らしをイメージしています。
中村玄さんがコレクションする有元利夫は、既に鬼籍に入られた方ですが、
コレクターや愛好家の中で生き続けている、と感じる作家でもあります。
有元にまつわる玄さんのお話をお聞きしていると、有元作品を今の世に伝えながら、
玄さん自身がにこころ豊かに生きておられること、玄さんのお人柄や輝きが伝わってきます。
有限の(長いとも限らない)人生の中で、
どこで、誰と、何をして生きるのか、
何が(意図せずとも)遺るのか、
後に生きるひとは、それらとどうかかわるのか、かかわらないのか、
折しも10月の展覧会《COREs2》の準備をしながら、そんなことを考える日々です。
特別展示のタイトル「再発見」は、玄さんが付けてくださったものです。
「再発見」は、生きているひとが、生み出すことのできる愉しみ事。
彼岸のひとを思いながら、此岸の友と語らう、尊い時間。
そんなことを思いながら、故・有元利夫作品と、現役で活躍中の6名の作家作品を
改めて味わいたいと思います。
《再発見》
それは語らいのつづき
《LIFE》
思いきりたのしみましょう
2024.9.4 wed 〜9.15 sun
open 11:00〜17:00
(6,11日は休廊、最終日は16時まで)
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2024 SEPTEMBER EXHBITION 《 LIFE 》
◆nuunuudadada 三橋妙子(洋服/山梨県)9/4・5在廊
◆Ovejita やざわしのぶ(ストール/千葉県)9/4・5在廊
◆シロツメ舎 タナカマミ(ガラスビーズ装身具、コモノ/新潟市)9/15在廊
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同時開催 喫茶室特別展示
《中村玄コレクション展 ー 有元利夫 再発見 ー》
◆中村玄さんの在廊予定 9/8(日)12~17時