9/4からはじまる展覧会 《 LIFE 》と同時開催の喫茶室特別展示、
中村玄コレクション展 《ー 有元利夫 再発見 ー》。
中村玄さんの有元コレクションから4点と⇒★
県内作家6名による有元オマージュ作品を展示・販売いたします。
県内作家6名による有元オマージュ作品を展示・販売いたします。
現役作家6名の作品は、昨年12月(たびのそら屋会場)と今年6月(新潟市・楓画廊会場)で
開催された中村玄コレクション《有元利夫 版画展》に際して、玄さんが企画した「有元利夫オマージュ『記念版画集』」のために制作された作品です。
詳細は昨年12月のブログをご参照ください⇒★ 『記念版画集』作品
こちらのトピックスから各作家・作品紹介のページに飛ぶことができます。
こちらのトピックスから各作家・作品紹介のページに飛ぶことができます。
作家それぞれのページには、「画家・有元利夫とは?」という玄さんからの問いに対して、
有元をどのように捉え制作したか、背景などについていただいたコメントも掲載しています。
ぜひご参照ください。
ぜひご参照ください。
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今回の《有元利夫 再発見》では、2会場での盛大なるコレクション展開催を終えた玄さんから、
今の心境での各オマージュ作品へのコメントをいただきましたので作品と共にご紹介いたします。
以下は中村玄さんのコメントです。
猪爪彦一《夜空》
「有元利夫 オマージュ版画展」の企画を応援してくれた猪爪さん。
売れっ子画家・有元を良く見て、影響を受けて育った作家。
当時、有元から大きな影響を受けてしまって潰れてしまった作家もいたとか。
当時、有元から大きな影響を受けてしまって潰れてしまった作家もいたとか。
「浮遊感」が今回制作の大きなテーマでした。
岡谷敦魚 《Who is ARIMOTO》
有元利夫へのオマージュ作品の制作を依頼されて困った作家・岡谷(おかのや)さん。
有元作品を知っているけど、有元を「知らない」作家として、チャットGPTに「WHO IS ARIMOTO?」を入力した。
有元作品の要素、花弁、アルルカン衣装、梯子などが出てきて、それを基にしてオマージュ作品を作ってくれた。
有元作品の要素、花弁、アルルカン衣装、梯子などが出てきて、それを基にしてオマージュ作品を作ってくれた。
佐藤妙子 《無重力な住処》
「浮遊感」・「生命感」につながったタイトルでした。
有元作品には「音楽」が大きな要素でしたので、楽器を作品にはめて出来た作品。
リコーダーは有元も良く演奏したリコーダー。
楽器には、リコーダー、チェンバロ、リュートでなくてヴァイオリンが脳裏に浮かんだとか。
リコーダーは有元も良く演奏したリコーダー。
楽器には、リコーダー、チェンバロ、リュートでなくてヴァイオリンが脳裏に浮かんだとか。
高橋洋子 《Noah’s 花舟》
有元利夫の「詩的な静寂の世界感」をとても大切にしていた高橋さん。
オマージュ作品は、6名作家に「下絵図」を提出していただきました。
(版画集を作る時、各作家との調整が必要だった)
高橋さんの作品要素は、雲、花、蓮の花、海、そしてその中心にいる「女神」だった。
しかし、最終作品は大きく変化しました。宗教的、抽象的な作品が「出現」しました。
高橋さんの作品要素は、雲、花、蓮の花、海、そしてその中心にいる「女神」だった。
しかし、最終作品は大きく変化しました。宗教的、抽象的な作品が「出現」しました。
あの「女神」は何処に行ったのだろうか? 高橋さんに聞きたい。
玉川勝之 《有元のオトシモノ》
有元利夫オマージュ作品展を企画した時、問題が有りました。
「版画集」or「作品集」か? ということでした。
「版画集」or「作品集」か? ということでした。
有元はタブロー、版画、立体、素描など多彩な作品を作っています。
玉川さんと数回にわたる打合せをする中で、
「銅板押し出し」を利用した「版画的」な作品を作る事に決めました。
試作経過を見ると、新しい「版画作品の型」となりました。
玉川さんと数回にわたる打合せをする中で、
「銅板押し出し」を利用した「版画的」な作品を作る事に決めました。
試作経過を見ると、新しい「版画作品の型」となりました。
タイトルを玉川さんと検討しましたが、最終的には「版画集」となりました。
ワタナベメイ 《空間-部屋》
有元利夫の制作活動を「知らない」、若い世代のワタナベメイさんが、オマージュ作品展に参加してくれてとても嬉しく思ました。
メイさんは最初、薄い立体作品も考えた様ですが、最終的にはシルクスクリーン版画作品としました。
有元作品の「空間感」に興味があって、舞台装置に雲、空、山、川、椅子などの要素を加えて3DCG作品を作ってくれました。
メイさんは最初、薄い立体作品も考えた様ですが、最終的にはシルクスクリーン版画作品としました。
有元作品の「空間感」に興味があって、舞台装置に雲、空、山、川、椅子などの要素を加えて3DCG作品を作ってくれました。
玄さんのコメントによって、有元作品について、そして6名の作家作品について、
また新たな角度から知ることができたような気持ちです。
それぞれのオマージュが込められた作品を、改めて堪能したいと思います。
また新たな角度から知ることができたような気持ちです。
それぞれのオマージュが込められた作品を、改めて堪能したいと思います。
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6名のオマージュ作品は、数量限定の版画作品です。
(玉川勝之さんの作品のみ、1点ずつ仕上がりの異なる銅板打ち出しの作品です)
バラでの販売もしているため、『版画集』としての6枚セットは残り僅かです。
(玉川勝之さんの作品のみ、1点ずつ仕上がりの異なる銅板打ち出しの作品です)
バラでの販売もしているため、『版画集』としての6枚セットは残り僅かです。
『版画集』は価格的にも大変お得です。
ご希望の方はお早めにお声がけください。
有元利夫の関連グッズのコーナーに、『版画集』に関する資料も置いています。
6名の作家略歴や製作時の写真など、ファイルをご覧ください。
◆中村玄さんは 9/7(土) 12~17時在廊予定です
⇒在廊日が 9/8(日)12~17時に変更になりました。
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2024 SEPTEMBER EXHIBITION -LIFE-
9.4 wed ~15 sun
closed 9/6, 11
open 11:00~17:00
last day 11:00~16:00
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