2020年10月14日水曜日

旅コーヒー「六月の鹿」さん

 今回の喫茶メニュー「旅コーヒー」は、
盛岡市にある自家焙煎珈琲「 六月の鹿 」さんのお豆です






かつてお訪ねしたお店の静かな佇まいと、自家焙煎の珈琲に込められたイメージが、
私の中では猪爪ワールドとぴったりに思われて

2018年6月の猪爪彦一展の折にご登場いただいて以来、
猪爪展といえば「六月の鹿」さんのコーヒーをいただきたくなります




残暑の中で過ごした9月を少し懐かしく思い出しながら、
じっくりとこころ静めて過ごしたい季節のはじまり


秋の気持ちでいただきたい4種類をご用意しました

・インドネシア/マンデリン・レイクタワール

・エチオピア/モカ・ハラール

・グアテマラ・アンティグア

オリジナルブレンド「Noir」  SOLD OUT





日ごとに季節の移ろいを感じる喫茶室からの景色とともに
味わい深い秋のひと時をお過ごしください




【ご注意】

ウットリしたい気持ちに水をさす話題で心苦しいのですが、
自然界はニンゲンにとってやさしいばかりではありませぬでして。。。

この良き季節、晴れた日にはテラス席をご用意したいところ、
このところ見かける黄色い蛾が、ちょっと困った ” どくが ” ( こわいからひらがなで~(;'∀')
であると教えていただきました

姿を見なくなれば、週末にはテーブルを出したいと思いますが、しばし様子見です

数日前の気温の高かった日に、メゾンの裏にもオモテにもおりました

そうとは知らずに、ぞんざいに窓辺から払ったり、ムクロをお掃除したせいか、
ちょっとかぶれました

体長3㎝程度の黄色い蛾を見かけましたら、近づかないようどうぞご注意ください


ココでは毎年、あらたな蟲との遭遇があります
その都度、対処にとまどいながら、
自然界にお邪魔させていただいている感、ありありで過ごしています

先月は大きい青大将が、裏のブロック塀沿いに初お目見えでした
お客様方とガラス窓越しにその体長の長いことに驚きながら、移動していくのを見学したのでした

ありがたい存在と思いつつも、突然、間近で出逢いませんように。。。



2020年10月13日火曜日

特別企画②インスタライブ

10/11に開催したインスタライブは、とてもよかったです!

企画を主導してくださった「工房このすく」のメンバーのみごとな段取りと、自身も銅版画作家である工房メンバーによる的確な解説で、作業内容も大変わかりやすく、実際に観る機会のない猪爪先生の銅版画刷りの様子は、とても貴重な映像となりました。


当日はリアルタイムで配信を見て早速ご来場くださったお客様も複数おられたのも
うれしかったこと。


( 当時YouTube画像をリンクしていましたが、現在はご覧いただけません )



油画と銅版画の「猪爪彦一展-異郷-」は10/20(火)まで開催

※10/14(水)休廊日
※10/17(土)16:30からの古楽器演奏会(満員御礼)のため16時より設営のため閉館
※10/20(火)最終日は16時にて閉幕です


同時開催の「工房このすく」オープンスタジオは10/16(金)が最終日です


どうぞお見逃しなきよう
じっくりとご覧いただけますよう、お時間にゆとりをもってお出かけください



2020年10月10日土曜日

猪爪彦一展①開幕しました

2020.10.8~10.20
猪爪彦一 展 -異郷-

OPEN 11:00~17:00 
※10/14(水)休廊日 / 最終日は16時まで







幾分、落ち着いた心持ちで過ごせる季節の到来とともに、
始まりました「 猪爪彦一展 -異郷- 」

これまで開催させていただいた猪爪先生の個展および二人展は、2室を用いての展示だったため、
幅広い内容の、数多くの作品をご覧いただくことができましたが

この度はひと部屋が「工房このすく」になったため、
展示スペースは1室と喫茶室壁面のみになったのですが、、、





圧巻

展示空間が減ったことを感じさせない、
大変見ごたえのある展覧会となっております






2枚のキャンバスを用いた大作に

遠くても、近くても

ぐい、と掴まれます






「方舟」(部分)
117×234㎝


これまでとは異なる様相の作品

いつもであれば居るはずのひとたちの居ぬ世界



いずこより来たりて

何処へ向かうや

 はこぶね






新たな展開をみせる銅版画作品は、
従来のファンの皆さまからも大変関心を寄せていただいています






◆10/11(日)は10時半より銅版画作成のインスタライブ開催です →
 猪爪先生はそのまま終日、在廊です


◆「工房このすく」のオープンスタジオ&作品展も、引き続き16日まで開催です →
 

◆喫茶室メニューの今回の「旅コーヒー」は、3度目の登場となります
盛岡市にある自家焙煎のお店「六月の鹿」さんのお豆をご用意しています


◆喫茶室窓辺には、こちらも折々にご登場いただいています
鎚起銅器職人であり金工作家の蓑輪朋和さんの作品が、鎮座しています

いずれも改めてご紹介いたします


たいへん見どころの多い展覧会です
どうぞゆっくり、じっくり、おたのしみください


2020年10月6日火曜日

猪爪彦一展 -異郷-・開幕目前

2020.10.8~10.20
猪爪彦一 展 -異郷-
OPEN 11:00~17:00 
※10/14(水)休廊日 / 最終日は16時まで





たびのそら屋では3度目となります猪爪彦一展
今回も油絵と併せて銅版画作品も展示していただきます

「頭の中の世界のどこか」を描き続ける油彩画は、すでに馴染みのあるものとして
多くのファンの皆さまの心に刻まれていると思いますが、
その世界は絶えず、静かに、熱く、変容を試みているように感じられます


今年5月に開催した季村江里香さんとの素晴らしき二人展は → 
新型コロナ禍もあってご覧いただけなかった方も多かったと思いますが、

観る側には大変インパクトのあるもので、
惑星同士の衝突のようであり、
合わせ鏡で生まれた稀なるハーモニーのようでもありました




2020/5/11~24開催
猪爪彦一 × 季村江里香  二人展
- そこに在る物語 - 


それが猪爪先生にとって、新たな展開へつながりうるものとなったかどうか、、、
は知る由もありませんが
熱き気配を感じながら、作品が届くのを待っています


今回は特別企画も盛りだくさんです 

◆演奏会とオンライン配信について→
◆「工房このすく」オープンスタジオと作品展について→

秋のよき日に、どうぞゆっくりとご堪能ください



【作家略歴】

猪爪彦一     Hikoichi  INOTSUME

1951年  新潟市生まれ
1981年  第36回 行動美術展・行動美術賞受賞
1982年  第25回 安井賞展(~92)
1984年 安田火災美術財団奨励賞展・新作優秀賞受賞

安井賞展・昭和会展・西洋の眼現代の絵画展等に出品

油画・銅版画・オブジェ等、精力的に制作と発表を続け、
現在に至るまで東京・新潟などで個展・企画展多数出展

現在、行動美術協会会員・日本美術家連盟会員
新潟県美術家連盟常務理事・新潟市美術協会会長・県展運営委員


特別企画③このすく展のご案内

「猪爪彦一展 -異郷-」の会期中には「工房このすく」のお披露目と共に、工房メンバーの作品展「このあたりの このすく展」が開催されます。



◆作品展 10/9~11
◆オープンスタジオ ※ 10/8・12・13・15・16 

※この日は制作などの作業中ですが、展示もご覧いただけます

「工房このすく」Twitter →  https://twitter.com/nagaokaprints




OPENは「猪爪彦一展」と同じく11~17時です  ※10/14は休廊日です
たびのそら屋の入口からご入場ください

ご来場の皆さまには、緊急時対応としてご連絡先のご記帳をお願いしています

入口で手指消毒の上、ご芳名帳のご記載をお願いいたします

ご来場人数が多い場合は、ご入場をお待ちいただくことがございますが
ご協力をお願いいたします





銅版画のプレス機、その「道」を示す作品たち、研究の一端、、、

ここから生まれてくる未知なる世界に
心躍り、胸高鳴ります


猪爪彦一展と併せて
どうぞゆっくりとおたのしみください




2020年10月5日月曜日

特別企画①②のご案内

10/8から開催の猪爪彦一展では3つの特別企画があります


特別企画①展示室にて 古楽器演奏会 10/17(土)16:30開演

いにしえの音楽 中世~バロック~IMA

笠原恒則(スピネット)
白澤亨(リコーダー他 古楽器’s)


猪爪先生のリクエストを、今年も二人のスペシャルな演奏家が叶えてくださいます
従来より席数を減らし、空間を保ちながら、状況をみながらの開催です

おかげ様で、ご予約にて定員に達しました、
無事に開催できますことを願いながらのお知らせです

◆17日は16時頃より会場の設営に入ります

ご観覧の皆さまにはご不便をおかけしますが、ご協力をお願いいたします


特別企画②オンラインにて インスタライブ 10/11(日)10:30より

たびのそら屋内に新設された「工房このすく」のプレス機を用いて
猪爪先生が銅版画を刷るところを、インスタライブでご覧いただけます

「工房このすく」インスタグラム  にアクセスして
「フォロー」していただくと観ることができます

 https://www.instagram.com/kobokonosk/


◆インスタグラムはアカウントが無いと見ることができないとのことなので、
後日、たびのそら屋のブログで、どなたでも録画をご覧いただけるようにしたいと思います


初の試みは「工房このすく」のメンバーあっての企画です

新型コロナ禍でひとが集うことを避けねばならない中、
従来にも増して新たな発信や共有の仕方が模索されています

InstagramもTwitterも、私はまだ活用できていないのですが、
こうした機会をいただいて、使い方を知ったり親しんでいけるのがうれしいです

同じくアナログ気味な皆さまも、ご一緒にどうぞ~


2020年10月1日木曜日

【御礼】クラシニトモル

2020 SEPTEMBER EXHIBITION 
クラシニトモル
2020/9/10~22


華々しく開幕した4組の作家による手仕事作品の展覧会は
連日、本当にたくさんの笑顔をいただきながら、無事に閉幕しました




にっこにこ しながらマラソンしているような毎日でした

時々、マスクの下で水不足、酸素不足になっているのを感じながら
駆け抜けるほか無し!のうれしい毎日




実用のお品が並ぶ展覧会の特別な賑わいは、懐かしき昨年は7月の
「ツクルノコト」展でも経験させていただいたことですが、

今年は、コロナ禍で外出が制約されるという、かつてない状況を経てきたこともあり、



こうしてお客様がお越しくださること、
おともだちと連れ立って楽しんでくださること、
館内でゆっくりと過ごしてくださること、


それがどれだけかけがえのないことか

身に沁みて感じる毎日でした



そして再びこの日常が揺らぐ状況と
いつでも紙一重にあること




この瞬間にも厳しい決断を迫られる事業があることや、
休む間もなく喫緊に対応すべきことに携わり続けている方が大勢いらっしゃることも
忘れようもないくらいに感じながら、




だからといって、なにかに遠慮することなく



今の自分にできることを、精一杯、
させていただけていることに感謝しながらつとめた会期でした





だって、こんなに素晴らしい手仕事の数々なのだもの




ものつくりだけでなく飲食に関わることについても、
手間暇をかけてこそ生みだされる様々なことが
「コスパ」という価値基準の中で消えていく時代




これは「不要不急」のものなのだろうか、という作家の自問を聞くことが
少なからずある昨今




瞬間の真実と、時間をかけてつかむ確信とがあるとして





私は春からの展覧会のひとつひとつを経ながら
少しずつ、自らの答えの確信を強めています


それは胸の内にトモルもの

この道の先を照らすもの






それは自ら探すほかない灯りですが
ひとりだけではこころもとなく、消えてしまいそうなあかりです


遠方からも足をお運びいただき、お近くの方には会期中何度も、
一緒に楽しんでくださいました皆さま、
展覧会で自らの灯をみつけてくださいました皆さま、
本当にありがとうございました


SNSなどでご紹介してくださった皆さま、
ご案内状を設置して下さいました事業所ならびに
情報を掲載してくださいました媒体の皆さまのお力添えにも、
こころより感謝申し上げます




そして、渾身の作品を寄せていただき、
素晴らしき展覧会を共に過ごしてくださいました作家の皆さま

どうもありがとうございました
厚く感謝御礼申し上げます


Special thanks for


イシヤマ ヒロコ

齋藤伸絵

vickey’72

星名泉


see you next time





笑顔の余韻もあたたかな灯に、 次なる展覧会 に向かいます


猪爪彦一展 -異郷-

2020.10.8~10.20
OPEN 11:00~17:00

※10/14(水)休廊日 / 最終日は16時まで




油絵と銅版画作品の展覧会です

会期中の古楽器演奏会は、おかげ様でご予約にて定員に達しました

特別企画の「オンライン配信」と、同時開催の「工房このすく展」については
改めてご案内いたします

どうぞおたのしみに


2020年9月21日月曜日

クラシニトモル/紡ぎと織り

気持ちよく巻いて、試して、楽しんでいただけるよう、

一日も早く厳しい残暑が去ってくれることを切望しながらの展覧会

ようやく秋色がうれしい季節が到来しました




齋藤伸絵さんの紡ぎと織りのマフラーやストールは、

季節のはざまの会期とあって、サラリとしたコットンやリネンの洗いやすいものから、

シルク、ウール、カシミアまで、幅広い素材の作品をご用意くださいました




草木染めしたシルクの手紡ぎ糸とラミー麻の
レース織りのマフラー




個性的でとても人気だったのは
ナイロンとシルクの手紡ぎマフラー


ナイロンを用いるからこそ、このうねった生地にすることができるのだとか
シルクの光沢もあり、巻いた時の華やかさはとても素敵です

天然繊維のみにこだわることなく、さまざまな素材の個性を生かす伸絵さん

それぞれの素材や、織り方による手触りや表情の違いを、
実際に巻いて感じていたきたいと願っています




麻とシルクのマフラーは、矢車で染めたごげ茶トーンのお品のみになりましたが
その落ち着いた色味は、巻いてみると印象が全く変わります

シルクの光沢からか、織りを変えてある部分はゴールドがかって見え
サラリとした麻も心地よく、ボリューム感と相まってもとても華やかです

「巻いてみないとわからない」とというのこういうこと、
と実感していただけると思います




あたたかみのある色合いの、カシミアと手紡ぎコットンのストールも
うっとりする手触りだけでなく、まとった時の包まれる感じも
お試しいただきたい1枚です




マフラーやストール以外のお品も、特筆したいものばかり




虫食い穴の手提げ(右)と焦げ穴の手提げ(中)


ナイロンとウールを手紡ぎした糸で織った布に、更にひと手間かけて仕上げてあります

布に刺繍やパッチワークなどを「足す」のでなく、
紡いで織った布からウールを「引いて」ナイロン繊維のみにした部分が
虫食いみたいな、焼け焦げみたいな模様になっている手提げです


異なる性質の繊維を紡いで用いるからこそのワザ


素材のはじまりから、仕上がりまでの伸絵さんの道は、
私には果てしなく思えます





「県産の羊毛」を使ったポットマットは
黒い羊の毛と白い羊の毛の配合を変えることで、色の濃淡を出せるとのこと

新潟県内でも羊毛の生産がされていることを初めて知りました




秋風の襟元に、お茶のひとときに、目に触れるときに
伸絵さんの笑顔みたいなあたたかさが
灯ります


◆齋藤伸絵さんは22日13時から在廊予定です



2020年9月20日日曜日

クラシニトモル/ハンドフェルトと七宝

連日、たくさんのご来訪をいただいております「クラシニトモル」展

マスクの下にたくさんの笑顔を感じるうれしい展覧会も、いよいよあと二日となりました





イシヤマ ヒロコさんの異素材の組合せが魅力のフェルトのバッグたち

革、木、銅、七宝、編み紐、刺繍・・・

頭の中に浮かんだ形やイメージをスケッチするようにして
生まれたモチーフたち

こだわりと遊びごころの手仕事の数々




七宝の土台にも用いる「銅」を打ち出して自作したボタン




様々な色に染められた「羊毛」を、絵の具のように、
色を作るように混ぜることからはじまるハンドフェルト

「赤」も「青」も
イシヤマさんがご自分で何色も混ぜて用意したもの




シルクシフォンやオーガンジーと羊毛を一体化させたストールは
ふんわり軽くて、巻いた様子がとても素敵です




七宝のブローチは、銀線を用いた伝統技法のものから
自由な世界の表現へ




フェルトのバッグの世界ともリンクする物語の躍動




思い通りにいかないことを楽しみ、挑む「窯変」は
お客様にも大変人気です




写しきれていませんが、
昨日の在廊日にはバッグと七宝を多数、補充してくださいました

最終日まで、いい出会いがありますように


( ※画像は売約済みのものも含まれています )


◆イシヤマ ヒロコさんは、22日最終日、終日在廊予定です