2022/6/18(土)~6/28(火) ※6/22休廊日
《 竹本悠大郎 乾漆彫刻展 》
OPEN 11~17 ※最終日は16時半まで
◆この展覧会は、学生の作品展示を支援する 長岡造形大学校友会からの助成を受けて開催いたします。
《告ぐ》
乾漆 2022
乾漆 2022
大変たのしみな展覧会が近づいてきました。
竹本悠大郎さんは、信州大学教育学部在学時より公募展での受賞を重ね、上越教育大学大学院で修士課程修了のち、現在、長岡造形大学大学院博士課程での3年目を迎えておられます。
(文末の略歴をご参照ください)
DMに掲載された作品《告ぐ》は、先ごろの第96回国展において2年連続となる「新海賞」を受賞した作品です。
【参考】長岡造形大学のHP ⇒ ★
これらの実作品を間近に拝見できることも楽しみですが、更に、今展は竹本さんにとって博士課程の集大成に向けた研究活動の一環でもあることにも、注目していただきたいと思います。
彼の研究は、漆という素材や「脱乾漆」の技法との関りを通して感じる「素材のリズム」の探求、「制作者の思考や感覚」、言語化しにくいそれらを「伝えるということ」についての考察などが含まれます。
今展では完成された彫刻作品だけでなく、これまでに修めた論文や、ドローイングを元にした版画作品(リトグラフ)なども展示される予定で、素材の選択や ”選ばれなかった形" など、制作過程の思考にも触れていただけるのではないかと思います。
竹本悠大郎さんにとって初の個展は、たびのそら屋にとって初めての「彫刻の個展」となります。
それが完成と過程を含む、進展の途中を垣間見ることのできる展覧会であることが、私にとってはこの上なくうれしく、楽しみなことです。
それが完成と過程を含む、進展の途中を垣間見ることのできる展覧会であることが、私にとってはこの上なくうれしく、楽しみなことです。
緑を帯びた初夏の光の中で佇む作品たちを思うと、今から胸が高鳴りますが、
その想像を悠々と超えていく世界の到来を、静かに待ちたいと思います。
【作家略歴】
竹本悠大郎 / TAKEMOTO Yutaro
1995 兵庫県生まれ
2018 信州大学 教育学部 卒業
第47回 新潟県芸術美術展 新潟日報社大賞
2019 第82回 河北美術展 河北賞
第93回 国展 千野賞
2020 上越教育大学大学院 修士課程 修了
2021 第95回 国展 新海賞
2022 第83回 河北美術展 河北賞
第96回 国展 新海賞
現在 長岡造形大学大学院 造形研究科 博士(後期)課程在籍中
◆Facebook⇒ ★
◆在廊日時
・会期中の土日:終日
・会期中の平日:6/23以外、13~17時頃まで在廊予定。
◆会期中6/25(土)にワークショップが開催されます(定員6名・要予約)
詳細は別途トピックスをご覧ください⇒ ★
◆作家メッセージは後日アップいたします。